少年をだまし性器切除で少女化 売春や物乞いも強制した男らを逮捕へ – ニュースサイトしらべぇ
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今から約3年前、当時13歳だった少年が、インドのデリーで開催されたダンスイベントを訪れた。

すると、ある男が少年に接近。声をかけ親しくなるなり「ダンスを教えてあげる」「お金も稼げるよう手配しよう」などと約束し、別の土地に誘い出したという。

しばらくは平穏な日々が続き、少年はいくつかのダンスイベントに華々しく登場。いくらかの報酬を得るようになったが、男は少年をしだいに所有物のように扱い、支配し始めた。

「お前はこれからもダンスを続けて、お金を稼げ」。そう命じられた少年は、男とその仲間たちに薬物を与えられるように。2018年には、家族に会うことも許されなくなった。

その翌年には病院に連れて行かれ、去勢手術を受けさせられた。性器を切除することで、男として生きる人生を奪ってもなお男たちは満足せず、少年に女性ホルモンを投与。それにより、少年は外見も女性的に変化していったという。

あたかも少女のような外見になった少年を、男たちは繰り返し強姦。さらには売春や物乞いまで強い、「逆らったらひどい目に遭わせる」「家族にも危害を加えてやるからな」などと脅したという。

転機が訪れたのは、2020年。新型コロナウイルスの感染拡大でロックダウン状態になったとき、少年は隙を見て逃走。母親のもとに逃げ帰ったが、男たちに気づかれ再び拉致されてしまった。

悪夢のような日々がまたしても始まったが、少年は再び脱出。デリーの駅にたどり着き隠れていたところを、ようやく保護された。痛みと悲しみに満ちた日々を経て、少年はやっと自由の身に。警察の捜査も進んでおり、複数いる容疑者のうち2名が身柄を確保されたという。

去勢された少年は現在16歳で、自身については「男の子でも女の子でもない」と語っているという。あまりにも悲惨な目に遭った少年が、早く落ち着いた暮らしを取り戻せるよう願うばかりだ。