うそ電話詐欺 500万円被害10/13 18:21nhk
息子を名乗る男からうその電話を受けた防府市の70代の女性が現金500万円をだまし取られ、警察が詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、今月6日、防府市に住む70代の女性に長男を名乗る男が電話をかけ、「のどにポリープができ声が変わった。小切手などが入っているカバンをなくしたので、見つかったら実家に電話がかかってくる」と話しました。
今月10日になって東京駅の落とし物の係だと名乗る男から「かばんが見つかった」という連絡が入り、このあと、長男を名乗る男から再び電話があり、「上司に立て替えてもらっていた500万円を貸してほしい」と要求され、
信用した女性は金融機関から現金500万円を引き出したうえで、自宅付近まで取りに来た若い男にキャッシュカードとともに手渡したということです。
女性は、同じ日の夜に長女に電話で話し、詐欺だと気づいたということで、警察が詐欺事件として捜査しています。
警察は、家族を名乗る人物から電話で現金を要求されたら、本人かどうか確認するとともに、すぐ警察に連絡するよう呼びかけています。