ゴールドマンサックスは統一された韓国の2050年、
国内総生産(GDP)規模がフランス、ドイツ、日本を上回るものと見通した。

ゴールドマンサックス、クォン・グフン・エコノミストは21日
「統合韓国、北朝鮮リスクを再評価する」という報告書で
「南北統一が実現すれば、ドル貨幤換算GDPが30〜40年後、米国を除いたG7と同じ水準か、これより高い」と明らかにした。
同氏が見通した統一後の韓国の2050年・実質GDPは6兆560億ドルで、
昨年の韓国GDP(8630億ドル)の7倍に達する。

同氏は北朝鮮の成長潜在力が南韓の技術・資金力と結合してシナジー効果を出すものと見通した。
また「北朝鮮は豊かな人的資源と大規模の鉱物資源をもっている」と説明
する。
北朝鮮は0〜14歳の人口の割合が韓国(18%)より高い23%で、若い人口が多
い方だ。
また北朝鮮に埋蔵されている鉱物資源の価値は昨年の北朝鮮GDPの140倍に達する。
毎年鉱物の97%を輸入する状況で、統一すれば北朝鮮で生産される物量でこれを相当部分充当できるだろうという見通しだ。

同氏は「韓国の統一はドイツ式よりは中国−香港式の漸進的統合方式で行われる」とし
「適切な政策が用意されれば統一費用も減らすことができる」としている。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=120751&;servcode=300§code=300