この辺の話はドンが詳しいのだろうけど。

風俗嬢として稼げるのはクラスで何番目にかわいい女の子までか――『日本の風俗嬢』(8)
https://web.archive.org/web/20141204044208/http://www.gruri.jp/article/2014/11181630/

 さて、それでは現在、競争が厳しいとされている風俗業界の場合、どのくらいの容姿の女性までが「就労可」
なのだろうか。『日本の風俗嬢』(中村淳彦・著)には、「2014年版各種性風俗採用の難易度と給与」という表が
掲載されている。
 この表によると、クラスで1番かわいいくらいの女性ならば、「単体AV女優」になることも可能で、その場合の
ギャラは1本40万〜100万円。それよりも少し劣ると「企画単体AV女優」(1日12万〜25万)「高級デリバリー
ヘルス」(60分2万円以上)となる。
 では、ごく普通のルックスの場合はどうか。
「一般的な見た目、無駄な肉のないカラダ、胸がBカップ〜Cカップという場合、就職できるのは、地方のファッション
ヘルスあたりです」(中村さん)
 この場合は40分5000円くらいの収入となる。ちなみに、わざわざ「地方」と限定しているのは、都市部と採用
基準やギャラが異なるからだ。
「時給5000円以上なら大もうけじゃないか」なんて思うのは早とちりというもの。実際には、ひっきりなしに客が
つくわけではなく、また肉体的にもそうたくさん数をこなすこともできないので、このクラスの仕事となると、週4日
勤務で月収は20万円台でもおかしくないのだ。
「風俗は荒稼ぎできる仕事」というのは、もはや幻想で、中村さんによれば1990年代までの話。その頃と比べると、
現在風俗嬢の収入は半減しているという。
 つまり、結論として、「ごくごく普通の子」でも風俗で働いて生活費くらいを稼ぐことは不可能ではない。が、決して
濡れ手に粟とはいかないという厳しい現状なのである。


世知辛い世の中よのう。