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【老人と海】ヘミングウェイ【武器よさらば】
0690吾輩は名無しである垢版2021/11/10(水) 08:57:35.88ID:SYpfPMKS
>>663
ヘミングウェイとは関係ないけど漱石、荷風、谷崎じゃないのが興味深い
そういう時代だったのかね
0691吾輩は名無しである垢版2021/11/10(水) 16:19:57.08ID:4/lFsTfR
福田はヘミングウェイの「老人と海」の解説で
現代ヨーロッパ文学は旧弊な慣習と相互監視によって各個人が心理的に逼迫した結果、
内面的・実験的作風に行き着いたが、自由で社会制約の少ない現代アメリカ文学はそうではない、
といったことを述べていたわけだけど、

この考え方では
江戸以来の隣組制度が形を変えて残存する日本の伝統社会でヨーロッパ風の内面観照的な作品が出てこなかったのは何故なのか?
という問いに対する答えは出てこない。

いわゆる文学的内面性というのはもっと別のところから生まれると思う。
例えば福田よりも上の世代に属す坂口安吾あたりは
内面性を支える自我というものを問題にしているわけであって。
これは社会慣習や相互監視という環境的負荷から自然発生的に生じるものじゃないでしょう。
0692吾輩は名無しである垢版2021/11/10(水) 17:00:52.18ID:h0F5vSfz
>>691
私はヨーロッパ文学には無知なので、見当違いな質問かもしれないのだが、福田の言う「内面的、実験的な作品」とはゾラ、フローベールの作品群のようないわゆる「自然主義文学」のことを指しているのかな?
0693吾輩は名無しである垢版2021/11/10(水) 17:02:58.31ID:h0F5vSfz
それともドストエフスキーのような観念小説のことを指しているのか?
0694吾輩は名無しである垢版2021/11/11(木) 07:26:11.49ID:Z3iw5CYy
Marcel Proust
James Joyce
Virginia Woolf


意識の流れとか。そーいうのじゃないのか??
0695吾輩は名無しである垢版2021/11/11(木) 18:07:36.63ID:O4z9fusA
意識の流れはフォークナーがいるからなあ
まあ一から生み出したわけではないから福田の主張は的をいているのか
0696吾輩は名無しである垢版2021/11/25(木) 21:46:14.70ID:NRWR4W05
最近はやはり第一次世界大戦についてもっと勉強しないとなと痛感してる
0697吾輩は名無しである垢版2021/11/26(金) 08:41:15.04ID:GwCLZRx3
>>691
ヨーロッパ的な心理小説は日本でも書かれた
たとえば、伊藤整『氾濫』がそうで、1950年代に出版された当時
ベストセラーになり、文芸評論家からも絶賛された
しかし、今や読む人はおらず、絶版のまま忘れられている
0698吾輩は名無しである垢版2021/11/28(日) 10:03:49.44ID:X99h5YPv
アメリカ出身のヘンリー・ジェイムズはアメリカだと小説を書きにくいと
イギリスに移住して厖大な心理小説を書き、晩年は帰化してしまった
0699吾輩は名無しである垢版2021/12/12(日) 20:00:22.68ID:2/2kRbfv
451: 吾輩は名無しである [] 2021/12/11(土) 11:04:18 ID:OJhKBUJj

第一次世界大戦でそれまでのヨーロッパ的価値観が崩壊して不安の中に放り出された塹壕世代を象徴する小説家がセリーヌとヘミングウェイ

塹壕世代からシュルレアリズムとムッソリーニのファシズムとヒトラー&ナチスも生じた

彼らはみな同世代


455: 田中淳 ◆/UoR7yuSDM [sage] 2021/12/11(土) 22:18:58 ID:AmbVafFe

>>451
てゆうかヘミングウェイなんて三流のエンタメ冒険小説作家とセリーヌを並べるなよw
アメリカの作家ならそこはフォークナーだろ
戦地には赴いてないけどな

http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1284103780/455
0700吾輩は名無しである垢版2021/12/13(月) 13:30:07.73ID:uck3VxY/
700
0701吾輩は名無しである垢版2022/03/01(火) 21:51:06.30ID:7Cmjhiny
ウクライナ戦争でなんでヘミングウェイが第一次世界大戦やスペイン内戦でわざわざ外国の戦争にのこのこ出かけたか感覚的に分かった

これは死の恐怖を飛び越えて好奇心が勝るし血湧き肉踊る感じになりますわ

行ったら結局惨憺たる経験になるだろうと分かっていてもねw
0702吾輩は名無しである垢版2022/03/08(火) 23:07:22.73ID:YOnowOzM
「日はまた昇る」はそれほどの傑作ではないと思う。
ヒロイン以外の登場人物に魅力がないし、スペインに行ってからのストーリーが退屈。
0704吾輩は名無しである垢版2022/03/11(金) 17:56:53.24ID:MTgQMcKi
>>702

まさにその通りなんだけど、ヘミングウェイの長編では一番ましじゃない。
0705吾輩は名無しである垢版2022/03/12(土) 00:07:40.36ID:oM8ZIaga
>>704
長編は、日はまた昇る、武器よさらば、老人と海しか読んでいない。
どれも同じくらいそれほどでもないと思う。
0706吾輩は名無しである垢版2022/03/12(土) 00:35:17.50ID:sIj0e5/D
長編では、持つと持たぬと、誰がために鐘は鳴る、河を渡って木立の中へ、
エデンの園、海流の中の島々も読まないといけない
0707吾輩は名無しである垢版2022/03/19(土) 23:42:36.87ID:OQrdq6gs
ヘミングウェイの長編はマジで武器よさらばと日はまた昇るだけでいい
他はこの2編の劣化版かもしくは単純な虚無だから
0708吾輩は名無しである垢版2022/03/20(日) 10:18:00.17ID:kkZYZ6rn
文庫 名編集者パーキンズ 上 (草思社文庫) 文庫 2015/6/2
A.スコット バーグ (著
ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、トマス・ウルフ――
アメリカの文学史に名を残すことになる若き作家たちを発掘し、
その才能を引き出した伝説の編集者パーキンズの評伝。
作家に寄り添う編集者として、時にはカウンセラーとなり、恋愛相談役となり、
マネージャー、金貸しの役割まで果たした。
その熱意溢れる仕事ぶりを支えたのは「この世に書物ほど大切なものはない」
という信念だった。全米図書賞受賞作。
0712吾輩は名無しである垢版2022/08/15(月) 16:17:14.80ID:fAUSxau5
中学生のころに一度「武器よさらば」を読んだが、
久方ぶりに再読してみた。
主人公は酒を飲んでばかりだったんだなw
俺はミラノ、マッジョーレ湖、マン湖、ローザンヌへ行ったことがあるので、
場面のイメージがしやすくて、後半は楽しめたぜ。
キャサリン・バークリー嬢も可愛らしかったしな。
なんか好きな小説だった。
0713吾輩は名無しである垢版2022/08/15(月) 19:53:59.50ID:ouViKZtv
>>710
『日はまた昇る』は数年前ハヤカワ文庫の土屋訳で読んだが、他の人には勧めない
『武器よさらば』は昔読んだが、イタリアの自然描写がよかったと思う
『老人と海』は短いのであっという間に読めるが、映画を小説にしたような印象を持った
0714吾輩は名無しである垢版2022/08/15(月) 20:56:11.98ID:Af4TT+QB
>>710

俺は新潮文庫の高見訳で読んだ。訳の好き嫌いは置いといて内容的にはそこそこ。次に読んだ『武器よさらば』が全く面白くなかったので、『誰がために鐘が鳴る』には手が出なかった。『老人と海』はずっと前に読んでピンとこなかった。『海流の中の島々』は未読。とりあえずの結論。ヘミングウェイは短編の作家。
0715吾輩は名無しである垢版2022/08/16(火) 21:21:11.81ID:0GhjRsN/
文庫になっていない長編を全集で読むべし
持つと持たぬと、河を渡って木立の中へ
0716吾輩は名無しである垢版2022/08/17(水) 08:26:08.25ID:Kaxtd/pF
『武器よさらば』の主人公は何故あんなに金回りが良かったのですか?
彼の財布から金が勝手にどんどん沸いてきたのですか?
0717吾輩は名無しである垢版2022/08/18(木) 08:42:02.83ID:y9/xngEd
>>715

ありがと。でも多分読まない(読めない)な。俺の読み込み方が足りないのだからだと思うが、ヘミングウェイには、例えばディケンズの様な物語性も、ドフトエフスキーのような人間観察もないような気がする。自分も年なので優先順位をつけて本を読んでいくしかないのだが、ヘミングウェイの他に読みたいものが多い。あえて次に読むなら『移動祝祭日』かな。
0718吾輩は名無しである垢版2022/08/18(木) 13:32:10.80ID:KSkGPMQu
>>717
それでいいんじゃない。
優先順位は必要。
ヘミングウェイつうかアメリカ文学の優先順位は普通は低いと思う
アメリカよりも、フランスやドイツやロシアの方が文学的に上だろう。
「誰がために鐘は鳴る」とか「怒りの葡萄」は映画見とけば十分だと思う
0719吾輩は名無しである垢版2022/08/18(木) 14:36:47.71ID:y9/xngEd
フィッツジェラルド、カポーティはまだまだ読んでみたいな。あと一冊も読んだことないので、フォークナーも。もう少し読むのが早ければいいのに、と思う。
0720吾輩は名無しである垢版2022/08/19(金) 08:36:50.17ID:FaPQ/Ioq
>>718
バカなヤツだ
映画を見るのと小説を読むのは異なる体験なのに
ストーリーさえ分かればいいと勘違いしている
こんなヤツでも文学に開眼することはあるのだろうか
0721吾輩は名無しである垢版2022/08/23(火) 12:11:47.61ID:8Pp+oF1c
ないと断言できる
0722吾輩は名無しである垢版2022/08/31(水) 09:21:52.32ID:2idpwhU7
参考にはなるし。息抜きは大切。
0723吾輩は名無しである垢版2022/08/31(水) 11:19:02.38ID:YRpxkG8Q
『殺人者たち』みたいな例もあるし。
0724吾輩は名無しである垢版2022/09/15(木) 18:05:26.58ID:utXxqn8R
事実を事実の儘完全に再現する事は如何に面白可笑しい架空の物語を生みだすよりも遥かに困難である
0725吾輩は名無しである垢版2023/06/29(木) 02:27:02.26ID:CizI5BKf
●『グレート・ギャツビー』
In my younger and more vulnerable years my father gave me some advice that I’ve been turning over in my mind ever since.

●野崎孝訳
ぼくがまだ年若く、いまよりもっと傷つきやすい心を持っていた時分に、父がある忠告を与えてくれたけれど、爾来ぼくは、その忠告を、心の中でくりかえし反芻してきた。

●小川高義訳
まだ大人になりきれていなかった私が父に言われて、ずっと心の中で思い返していることがある。

●『老人と海』
He was an old man who fished alone in a skiff in the Gulf Stream and he had gone eighty-four days now without taking a fish.

●福田恆存訳
かれは年をとっていた。メキシコ湾流に小舟を浮かべ、ひとりで魚をとって日をおくっていたが、一匹も釣れない日が八十四日もつづいた。

●小川高義訳
老人は一人で小舟に乗ってメキシコ湾流へ漁に出る。このところ八十四日間、一匹も釣れていなかった。
0726亀吉垢版2023/07/07(金) 15:48:11.29ID:zcjFctvk
新潮の100冊に入っている老人と海から読み始めてるけど
ヘミングウェイって、なんだか面白そうだな
先ずは老人と海、あと50ページだ
0727吾輩は名無しである垢版2023/07/07(金) 15:54:58.27ID:9tdaavTQ
はひふへヘミング
0728吾輩は名無しである垢版2024/04/08(月) 02:41:39.39ID:BNWZHbLv
「売ります。赤ん坊の靴。未使用」(うります あかんぼうのくつ みしよう、For sale: baby shoes,
never worn)は、英語で6単語からなる短編小説の全文である。このシックスワード・ノベルは、
フラッシュフィクション、サドゥンフィクションの極端な例でもある。アーネスト・ヘミングウェイの
作品とされることが多いが、ヘミングウェイへの帰属は確かなものではなく、同じような趣向の小話は
古くから存在する。
0729吾輩は名無しである垢版2024/04/08(月) 09:33:28.78ID:jSkKYEDP
>>725
両方とも小川って人の方が日本語として読みやすい
しかし原文の文体は無視されている
0730吾輩は名無しである垢版2024/04/12(金) 09:11:43.75ID:hejqXwvU
>>729
で結局は誰の翻訳が一番いい?
0731吾輩は名無しである垢版2024/04/12(金) 20:35:27.46ID:8LyJflwX
どれ訳してもたぶん小川って人の文体になるから翻訳調の方かな
0732吾輩は名無しである垢版2024/04/12(金) 22:34:47.75ID:hejqXwvU
じゃ村上春樹にお願いすればいい。多分引き受けないだろうが
0733吾輩は名無しである垢版2024/04/13(土) 20:00:10.91ID:iujU6C1E
>>730
スタンダードなのは新潮の高見浩訳だろうね
俺自身は大久保康雄の新潮旧訳の方が好きなんだが
0734吾輩は名無しである垢版2024/04/13(土) 22:08:15.18ID:zao2lKzM
>>733
俺も高見訳がダメな口なんで。大久保訳はちと古くさく感じる
0735吾輩は名無しである垢版2024/04/14(日) 22:59:48.94ID:aygXT5jG
佐々木彰一訳『日はまた昇る』は名訳だね
0736吾輩は名無しである垢版2024/04/14(日) 23:01:59.28ID:aygXT5jG
間違えた
佐伯彰一だった
0737吾輩は名無しである垢版2024/04/17(水) 13:57:56.70ID:FhFpWIb9
ヘミングウェイはいいねえ〜
0738吾輩は名無しである垢版2024/04/18(木) 17:38:06.65ID:TIZWQa3s
谷口陸男訳はいいよ
0739吾輩は名無しである垢版2024/04/18(木) 20:55:49.31ID:Ol6SHm/+
>>738
俺も好きだな
『日はまた昇る』のブレットのセリフを男口調で訳したのが最高
惹かれ合いながらも、性的不能のジェイクとは結ばれない二人の
同性同士のような友人関係を浮かび上がらせる
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