三島由紀夫の「豊饒の海」を語ろう★

1吾輩は名無しである2011/01/18(火) 20:34:18
『豊饒の海』(ほうじょうのうみ)は、三島由紀夫の長編小説。
「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の4部からなり、「浜松中納言物語」に題材をとる。
1965年から1970年にかけ、月刊の文芸雑誌『新潮』に連載された。
概要
「夢と転生」がテーマ。20歳で死ぬ青年が、次の巻の主人公に生まれ変わっていく。
仏教の唯識思想、神道の一霊四魂説、能の「シテ」「ワキ」、春夏秋冬、など様々な東洋の伝統を踏まえて書かれている。
なお第一巻は和魂を、第二巻は荒魂、第三巻は奇魂、第四巻は幸魂を表すと三島は述べている。第四部「天人五衰」の入稿日に三島は、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺した(三島事件)。
「豊饒の海」とは、月の海の一つである「Mare Foecunditatis」の訳語。
創作ノートからは、当初とは全く違った構想だったことがうかがえる。

572吾輩は名無しである2017/04/24(月) 21:33:46.93ID:435spMnT
何もない庭は、すべてを生み出す庭でもある。
『天人五衰』の聡子は『春の雪』の老門跡であり、『天人五衰』の御附弟は『春の雪』の聡子である。
こうして新たな『豊饒の海』が始まるのであった・・

573吾輩は名無しである2017/04/25(火) 02:12:44.98ID:jxE3LvCh
又、会うぜ。きっと会う。滝の下で。

滝でしかばねになっていた黒い犬。

門跡に回向してもらった果報者。

奔馬でも槙子の家の庭に犬があらわれる。

本田は黒い犬の生まれ変わり。

犬が語る近代日本。

犬も食わないどっちらけた国。

確かにアホな顔したチワワやプードルであふれている。

なんだか、みんな犬に見えてきた。。

574吾輩は名無しである2017/04/25(火) 05:16:16.84ID:v7UDC4et
「きわめて小さな三つの黒子が、あたかも唐鋤星のように」(『春の雪』五)
「昴を思わせる三つのきわめて小さな黒子」(『暁の寺』四十四)
「三つの黒子が昴の星のように」(『天人五衰』六)
三つの黒子は唐鋤星(オリオンの三つ星)にはふさわしいが、昴(すばる)は六つの星でふさわしくない。
三島は意識して書き分けているのではないか。
ジン・ジャンに無いはずの黒子が見えたのは双子の姉が入れ替わったためであり
安永(本多)透が天人ではあっても清顕の転生ではないことを暗示しているのではないか。

575吾輩は名無しである2017/04/25(火) 06:07:36.05ID:v7UDC4et
ジン・ジャンに黒子が無かったというのは本多の観察不足で
実は反対側の脇腹にあったのかもしれない。
現実的ではないが、小説の文章上は有り得る。

576吾輩は名無しである2017/04/25(火) 07:28:22.55ID:v7UDC4et
>>574
考え直して、これは違うように思った。三島はそういう意味で書き分けてはいない。
『春の雪』三十二と『奔馬』五では三つの黒子は「集まっている」と表現されている。
オリオンの三つ星のように一直線に並んでいるなら違う表現になりそうだ。
おそらく、黒子の数は三つ星と同じ三個だが、形(並び方)はスバルに似ているということだろう。

577吾輩は名無しである2017/04/25(火) 11:02:11.04ID:v7UDC4et
>>573
本多は『春の雪』の初めに現れる「黒い犬」の転生なのかな?
「黒い犬」の転生は、『天人五衰』に二度現れる「黒いベレー帽」の老人ではないかと思います。年齢が六十代で符合します。
老人は前世の仏縁により、本多とその養子(透)、聡子とその御附弟の人生に関わったのではないでしょうか。

578吾輩は名無しである2017/04/25(火) 12:43:52.67ID:v7UDC4et
清顕と勲の死は詳しく書かれていますが、ジン・ジャンの死はごく簡潔に書かれているだけです。
ジン・ジャンが庭で一人で笑っているので侍女は不審に思います。それは「澄んだ幼ならしい笑い声」でした。
おそらくジン・ジャンは子供の頃に持っていた前世の記憶を取り戻し、コブラに話しかけていたのでしょう。
「私を日本へ連れていって」と。
コブラに咬まれて死んだ後、ジン・ジャンの魂は孔雀となって、日本に飛んだことでしょう。

579吾輩は名無しである2017/04/25(火) 13:02:36.71ID:0nG5leZU
>>577

そこまでの考えなしに、ぱっと思いつきで黒い犬がもしやと思ったんです。
でも、転生は清顕だけじゃなくてもいいんですものね。いきとしいけるものぜんぶ。
そうすると、蓼科の転生が絹江なんてこともありうるわけですね。ベナレスで本田を見た聖牛が蔵原武介の転生なんてことも、、。でも、生まれ変わりの諸条件と全然合わないか。。
脱線しましたが、大長編なうえに、作者の生活の舵もふれまくりながらの執筆で、混沌、錯綜してしまったけど、それも深追いできる魅力として加味されてますね。

580吾輩は名無しである2017/04/25(火) 18:18:10.12ID:v7UDC4et
蓼科は何歳まで生きたのでしょうね笑
聡子が清顕を知らないと言ったのは、唯識哲学からすればその通りで、本多が作品中でしばしば考えていたことと同じだし
『春の雪』で将来すべてを忘れる決心がついていると言ったこととも整合しますが
救いが無いような気もします。それがこの作品の真実かもしれませんが。
清顕から勲、勲からジン・ジャンと死者の意志、妄念が次の転生を決めたことを考えると
ジン・ジャンの最後の意志は「日本に帰る」ことと推測され、男に戻りたいとは思っていないようなので
日本の女性に転生するのが自然な流れだと思うのです。

581吾輩は名無しである2017/04/25(火) 19:58:26.83ID:J7fpmd9e
いま、ふと思い出して、河出文庫の「感情の源泉」という三島由紀夫の対談集を引っ張り出してきました。
そのなかの武田泰淳との対談で三島本人から少し豊饒の海の話を聞けるのですが、

難儀している。
空観を書くにもそもそも空観は情熱では語れない。
でも、やる。
唯識は自分のなかの戦後と合致している。
実と空をリンクさせられれば、いいのだが。

しかし、それは不可能なんだよなぁ。

みたいなことを言ってるらしいけども、私には半分もわからないので、語れない。けど、あなた、気が向いたら読んでみて。おもしろいかも。

御附弟が清顕の生まれ変わり。は、最後、庭に行くとき門跡聡子の手を引いく御附弟=清顕。の場面、すごい感動的です。最強かも。

582吾輩は名無しである2017/04/25(火) 20:35:24.33ID:v7UDC4et
>>581
お教え下さり、ありがとうございますm(_ _)m
その本、探して読んでみようと思います。
「御附弟が清顕から4番目の転生」て、有名な人で誰も考えた人はいないのかな。
お釈迦様は母親の右の脇腹から生まれたという伝説がありますから
左の脇腹の黒子は「解脱できず、輪廻を続ける運命」を表すとも考えられる。
御附弟は右の脇腹に黒子があるのかもしれない。

583吾輩は名無しである2017/04/25(火) 21:57:39.39ID:v7UDC4et
>>581
対談集は『源泉の感情』ですね(^ー^)

584吾輩は名無しである2017/04/25(火) 22:26:30.70ID:wN5qEqP4
>>582

ああ、いえいえ、そんな、とんでもないです。

はい。誰も考えた人いないと思います。

もう私のなかでは、あの清顕と聡子と繁邦(あの清様と聡子がっ!松枝と本田のあの友情がっ!)が最後の最後で再会(さんにんとも、とんでもないところまで来てしまった。または行ってしまったがっ!)することで、壮大な叙事詩と転生しましたから。
ほんとずいぶん豊饒の海の印象かわりました。ありがとう。

585吾輩は名無しである2017/04/25(火) 22:29:50.12ID:wN5qEqP4
>>583

ありゃ、逆でしたか。失礼しました。

586吾輩は名無しである2017/04/26(水) 08:24:21.88ID:hfO0qul/
>>584
誰もいませんか。ちょっと不安になりますが・・
『天人五衰』の最後は門跡(聡子)も背景に退いて、御附弟と本多だけになるんですね。そして「何もない庭」。
『春の雪』冒頭の清顕と本多の会話、セピアいろの写真と対応するように思います。
あと、幼いジン・ジャンは『暁の寺』十一で本多と別れる前、自らの死を予見するような発言をしています。
私は体だけをこのスナンター妃から受けついだの。心は日本から来たのですから、本当なら、体をここへ残してゆき、心だけ日本へ戻ればよいと思う。でも、そのためには死ななければならないでしょう。

587吾輩は名無しである2017/04/27(木) 05:41:24.71ID:g4fhXyhT
『天人五衰』十四より
「透は、ふとして、この微笑を父親からでも母親からでもない、幼時にどこかで会った見知らぬ女から受け継いだのではないかと思うことがある」
「幼時」が前世の暗示なら、ジン・ジャンと断定できなくても、透の前世は女なのかもしれない。
文字通り幼時なら、ジン・ジャンの転生女性に会っていたのかもしれない。

588吾輩は名無しである2017/04/27(木) 07:48:14.99ID:CQ3wd5FR
文字通り幼児なら透もジンジャンみたいに双子だと、なんらかの事情で生き別れになった双子の妹か姉が御附弟になったとも考えられますね。
ただそのような記述はなかったと記憶しています。ただ、読み込めばあるかもしれません。いや、ないかな。。

本田が母のホットケーキを食べるところ(ここはおそらく三島の実体験で、つまらないことと断りを入れ、なおかつ短い記述ですが、非常に胸に迫るものがあり、感傷的なものを嫌う作者でしたが全編通して忘れられない場面になってると思いマス)
を読みたくて拾い読みしたのですが、
その場面のあとに、聡子は本田の地獄を看破るとあるので、やっぱり、聡子にはなにかしら意の含むところあっての最後の発言ですね。本田を本田とわかってる。

ところで、あなた、「解説:豊饒の海」いま、甦る50年目の真実。そのあまりに重層的な作者のくわだてにより、多くの謎を残し失敗したとまでささやかれたこの問題作の全貌を解き明かす!!
とかなにか書いてみてはどうでしょうか?

589吾輩は名無しである2017/04/27(木) 08:17:49.09ID:o5p4Hx4f
本田じゃなくて本多な

590吾輩は名無しである2017/04/27(木) 09:29:28.86ID:g4fhXyhT
>>588
『天人五衰』三では「この孤児は・・貨物船の船長をしていた父が海で死に、その後間もなく母が死んでから、貧しい伯父の家へ引き取られた」とあります。
双子とは書いてないが、複雑な事情があったことは想像できます。いとこ同士かもしれません。
本を書けなんて(笑)そこまで言って下さってありがとうございますm(_ _)m
私は三島由紀夫に詳しいわけではありません。他の作品はほとんど知らないです。
きちんと読んだのは『美しい星』『サド侯爵夫人・我が友ヒットラー』ぐらいです。
ただ『豊饒の海』は遺作でもあり、手塚治虫の漫画『火の鳥』と並んでハマっていました。手塚と並べられると三島ファンは怒りそうですね。
謎が多いところが大作なのかもしれませんね。

591吾輩は名無しである2017/04/27(木) 15:57:55.74ID:g4fhXyhT
『天人五衰』二十八
「歴史は・・あのカルカッタのカリー女神のように、片っ端から、口辺に血を滴らせて喰べてしまうのであった。・・
本多は・・人生の最後のねがいとして、自分の不味な認識の小骨で、喰いついてきた者の口腔を刺してやろうと狙うのだが、この企図も亦、必ず全的に失敗するのだ。」
本多は聡子をカリーと見ていたのか・・?

592吾輩は名無しである2017/04/28(金) 11:44:33.52ID:6NIUttAL
>>576 の考え直しは不要で、
>>574 が正しいように思えてきた。
『暁の寺』十で、幼いジン・ジャンに「三つ星の黒子がなかった」とある。
ジン・ジャンの直前は勲だから、勲には三つ星の黒子があったわけだ。
清顕は唐鋤星で、これもオリオン座の三つ星をいう。
双子の姉は「昴を思わせる」黒子で、透の黒子も「昴の星のよう」
昴と三つ星は有名な星で、昴を三つの星と思う人はいないであろうから
三島は不自然な比喩でニセモノを暗示したと見るのが正しそう。

593吾輩は名無しである2017/04/28(金) 16:07:59.79ID:6NIUttAL
>>592
決定的な文章を見つけてしまった。
『天人五衰』二十七で慶子が透にかける言葉。
「実に簡単なことよ。あなたの左の脇に三つ並んだ黒子のためだわ」
三つ並んだという表現は多分ここだけだが、決定的。『春の雪』や『奔馬』では
集まっているという曖昧な表現しかなかったが唐鋤星という喩えで一列と分かる。
三島のイメージでは透の三つの黒子も一列に並んでいるが、これを昴のようと表現したのは
ニセモノの暗示か、三島の星座に関する無知のためか、よく分からない。

594吾輩は名無しである2017/04/30(日) 13:10:56.37ID:NZUhqxwg
>>593
やはり、三島に限って無知ということはないだろう。
調べれば分かること。
不適切な比喩を使って偽物を示していると思う。

595吾輩は名無しである2017/05/02(火) 12:23:28.43ID:nFihQEzH
家庭教師の古沢が透に話す猫と鼠の話。
透の自殺未遂の伏線のように思える。

596吾輩は名無しである2017/05/08(月) 18:45:53.30ID:aJVNj8y3
本多が最後に聡子(と清顕?)に会うだけで涅槃に入るというのは、ちょっと虫が良すぎるんじゃないか。
透と絹江の子供に転生し、さらに苦しんだほうが良いような気がするね。

597吾輩は名無しである2017/05/09(火) 01:21:32.55ID:bAWKTYAS
暁の寺の空襲に焼かれた松枝邸の印象がつよいままに、また春の雪を読み始めたけど、

598吾輩は名無しである2017/05/10(水) 17:41:54.06ID:oN2GQuo4
>>597
どうでした?

599吾輩は名無しである2017/05/17(水) 18:18:54.41ID:J7RRSCAJ
天人五衰には、三島が楯の会を率いて登場している。
ちょっと分かりにくいが。

600吾輩は名無しである2017/05/18(木) 20:28:12.13ID:CLBAhA3l
>>599
人間ではなく、積乱雲として出てくる。
逞しい筋肉をもった積乱雲。

601吾輩は名無しである2017/05/19(金) 11:23:35.61ID:2/1pg8jw
逞しい筋肉の積乱雲に続く「埴輪の兵士の群のよう」な積雲たち。
市ヶ谷決起の三カ月前の場面ですね。

602吾輩は名無しである2017/05/20(土) 20:47:34.99ID:uOWTTPdR
ウィキぺディアを見ると、三島はヒッチコック監督のように自分自身を「天人五衰」に登場させていて、それが「黒いベレー帽の老人」だと言うが、三島はヒッチコックとは違う。
積乱雲の神として登場させるほうが、三島らしい気がします。

603吾輩は名無しである2017/05/26(金) 10:34:17.20ID:ynVBn/jn
なんか、透は鬼頭槇子の転生のような気がする。
内面が本多に似ていて、慶子と気が合わないところとか。
なぜか本多は慶子と仲がいいんだが。

604吾輩は名無しである2017/05/27(土) 09:59:29.83ID:Fl+d6HT0
でも、本多と慶子は最後は絶交するんだよね。

605吾輩は名無しである2017/05/27(土) 11:10:29.98ID:P5y+avsq
豊饒の海に出てきた人物の中で、最後あんなことになるまでの透が
個人的には一番魅力的に感じる
あの透の最後の変遷は、ちょっと安っぽいテレビドラマのキャラみたいでちょっとなあと

606吾輩は名無しである2017/07/25(火) 22:13:04.48ID:nG14l0xf
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆

607吾輩は名無しである2017/08/01(火) 17:27:54.25ID:RIe8MiV2
三島の分身みたいな本田が、実は主役よね。本田の壮大な夢物語だと思う。

608吾輩は名無しである2017/08/02(水) 09:02:35.58ID:6YmcyM2v
奔馬に奈良の百合祭りの記述があり、
最も優雅で美しい神事とあったので、
わざわざ見に行ったが、大変な
混雑でかつ暑いし何も見えず帰って来た、
早く行って前の席をとらなければならない、

609吾輩は名無しである2017/08/12(土) 18:15:08.50ID:EAv+GUVK
春の雪は豊饒の海の中ではドラマチックで一番面白いね

610ツェリードニヒ2017/08/12(土) 22:56:49.33ID:/7uowT63
三島先生は何者にも越えられぬ
だが俺様はあの方に並ぶ

新時代の文学に村上春樹など必要ないのだよ
三島先生をルーツに平成を描ける俺様こそがノーベル文学賞に相応しい

611吾輩は名無しである2017/08/12(土) 23:55:56.83ID:k30H5MoX
うれしいこというねえ

612吾輩は名無しである2017/09/09(土) 18:51:15.95ID:Nc6MMTBR
三島オタが沢山居るから、あんまり大きな声で言えないけど、最高傑作だよな。

613吾輩は名無しである2017/09/22(金) 16:52:54.66ID:kSiYNj9D
南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage

横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。

横浜市立南が丘中学校OB会

614吾輩は名無しである2017/11/05(日) 11:16:44.47ID:JC2FAVs3
最高傑作とは言い難いな

最好傑作ってとこじゃない?

615吾輩は名無しである2017/11/24(金) 18:19:52.65ID:dw3lXb68
(__)

616吾輩は名無しである2017/12/11(月) 10:08:13.43ID:HSRfxwtB
春の雪の聡子と清顕の結末は、源氏物語の女三宮と柏木みたいだと思った
髪を下ろして世を捨てる女と恋に病んで殉じる男
もちろんただのモチーフ
聡子は三宮みたいな空っぽな女じゃないし、舞台が近代なだけあって子供は産まずに始末されたし
近代能楽集の「卒塔婆小町」で少将という官位が平安時代にも明治時代にも存在したことによって、「小野小町と深草少将の伝説」の時代を超えた換骨奪胎が可能になったように、春の雪にはそれと同じものを感じる
大正時代が王朝時代のロマネスクを再現できる最後の時代だったのかも

617吾輩は名無しである2017/12/11(月) 10:34:40.89ID:HSRfxwtB
転生がテーマだから”薫”(聡子と清顕の子)の存在は必要なかった、と

618吾輩は名無しである2017/12/11(月) 17:23:07.65ID:n0bw9Uol
三島由紀夫の傑作は‘金閣寺‘のみ!

619吾輩は名無しである2017/12/12(火) 07:17:23.38ID:WhWlru5y
其の金閣寺も、 水上勉の「金閣焼亡」が出て
ケチがついてるしな、

620吾輩は名無しである2017/12/12(火) 14:16:12.80ID:NQM/hWeR
嫌な想像なんだけど、本多の覗き癖の最初って清顕と聡子の逢引だったりして…

いや、でもその後に車の中で2人の行く末について重要な事を話し合ってるし、そんなアレな雰囲気はなかったよね
堕落する前の本多だから、そんなキモい癖を持つとは到底思えない第1巻目の本多だからこそ、聡子が捨てる靴の砂の音がとても艶めかしく読めるわけで…

621吾輩は名無しである2018/09/15(土) 19:30:13.32ID:k+JtvqD7

622吾輩は名無しである2018/10/16(火) 22:24:13.43ID:EEVbOiII
阪神タイガースの『北条、能見』

新着レスの表示
レスを投稿する