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中国文学総合スレ
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0001吾輩は名無しである
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2012/01/05(木) 17:28:27.77
たててみた
0802吾輩は名無しである
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2022/11/20(日) 10:36:28.63ID:lISphVnh
苻堅と王猛: 不世出の名君と臥竜の軍師 (祥伝社文庫) 2012/4/12
小前 亮 (著)
文芸評論家・縄田一男氏、感動に茫然自失! ? 「読了してから一時間あまり、涙が流れるままになっていた」 中国史上最大・淝水の戦いと伝説の名帝と軍師の実像に迫る! 四世紀半ば、
諸民族が覇を競う五胡十六国時代の中国で、氐(てい)族の青年・苻堅は全民族が平等に暮らせる統一国家建設を志していた。氐族の秦と鮮卑族の燕が中原を二分、
江南には中華の正統を継ぐ漢族の東晋が盤踞する中、臥竜の軍師・王猛を得た苻堅は秦の皇帝となり燕を併呑、ついに東晋に挑むが……。史上初、民族融和の壮図を目指した不世出の名君を描く歴史巨編!

覇帝フビライ 世界支配の野望 (講談社文庫) 文庫 – 2015/8/12小前 亮 (著)
「欠点よりも長所を、失敗よりも功績を見よ」。この信条に基づきフビライは漢族、ウイグル人、ムスリムまで異なる民族を能力重視で登用、
史上最大の帝国を築く。歴代皇帝が制圧できなかった南宋を慎重かつ果断に攻める戦略は圧巻!ユーラシアの陸と海の道を統合、世界を支配した覇帝の生涯を壮快に描く歴史長編。

天涯の戦旗 タラス河畔の戦い 2011/10/7小前 亮 (著)
唐の西域遠征軍を率いる将軍・高仙芝(こうせんし)は、不可能と言われたパミール高原踏破をなしとげ、
名将の誉れ高い人物だったが、遠征中にある国で虐殺事件を起こす。上官の突然の蛮行に疑念をいだく副将の李嗣業(りしぎょう)だったが、軍はさらに西へと版図を広げ、勃興するイスラム帝国と衝突の時を迎える――。

朱元璋 皇帝の貌 (講談社文庫) 2014/01/15
中国皇帝伝 歴史を動かした28人の光と影 (講談社文庫) 2012/08/10
唐玄宗紀 (講談社文庫) 2016/08/10
宋の太祖 趙匡胤 (講談社文庫) 2009/07/15
0803吾輩は名無しである
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2022/11/20(日) 19:42:31.89ID:lISphVnh
白狼伝 – 2010/9/28宮崎 学 (著)
張 安楽(ちょう あんらく、ジャン・アンル、1948年3月13日 - )、別名白狼 ( バイラン、)は、
台湾の政治家、実業家。台湾最大の黒社会組織(暴力団)である竹聯幇の元総護法(理事長)。
中華人民共和国主導の中国統一を掲げる中華統一促進党の設立者
2015年10月、張安楽は台湾の事業家十人を引き連れ、沖縄の那覇を訪れ、沖縄最大の指定暴力団「旭琉会」と各地を見て回った。
目的は旭琉会とのマフィア・ネットワークを利用し沖縄に中国系企業を進出させ、沖縄を中国に取り込むことだとされている
琉球独立運動の支援者であり、2020年7月には、「琉球と中国の関係は歴史的に密接な関係にあり、
日本から琉球を離脱させる。これは中国人としての責任である。」と述べた

陳啓礼(ちん けいれい)は、台湾黒社会の構成員。竹聯幇初代幇主(幇主=台湾暴力団の組長、会長の意味
江南事件
米国籍の台湾人ジャーナリスト江南氏(本名・劉宜良)が一九八四年十月、ロサンゼルスの自宅ガレージで、台湾最大の暴力団組織の手で暗殺された事件。
同氏は蒋経国氏の経歴を暴露した「蒋経国伝」を出版したばかりだった。
米政府は射殺犯と台湾当局間の電話録音テープを入手。米政府、連邦議会は態度を硬化し、台湾に武器を供与しない方針などを示して、台湾当局に民主化への圧力をかけたとされる。
0804吾輩は名無しである
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2022/11/30(水) 20:59:41.99ID:X6GF5RQh
緑の歌 - 収集群風 - 上
著者 高 妍

ねえ「細野」さん、ぼくらの歌が異国の少女の「イヤフォン」を通して、繊細な「孤独」を抱きしめたら。それって「素敵」だよね?
ーー松本隆(作詞家)
“好き”の気持ちに、国境はない。はっぴいえんど『風をあつめて』。
村上春樹『海辺のカフカ』『ノルウェイの森』。
岩井俊二『リリイ・シュシュのすべて』。
ゆらゆら帝国『バンドをやってる友達』。
台湾・台北で暮らす少女・緑(リュ)は、日本の文化を通じて新しい世界と出逢う。
見たことのない景色。初めての感情。そして不思議な少年と夢に。まるで、風に吹かれるように。
これは音楽を愛し、物語に救われたひとりの少女と、あなたの物語
文化への渇望、そして“バンドをやってる友達”・南峻(ナンジュン)の後押しを受けて、
初めての海外、日本・東京を訪れた少女・緑(リュ)。
レコードショップで手に入れた、はっぴいえんど『風街ろまん』と細野晴臣『HOSONO HOUSE』を握り締めて、
台湾に帰国した緑(リュ)は、音楽と物語への想いを、そして心に芽生えた南峻(ナンジュン)への恋心を、
一層募らせていく。
そんななか、敬愛する細野晴臣の台湾・台北でのコンサートツアーが決定して……。

高妍(ガオイェン)さんの絵を初めて見たとき、何か強く心を惹かれるものがあって、この人の絵を是非使ってみたいと思った。そして僕の『猫を棄てる』という本のための挿絵を何枚も描いてもらった。
おかげでそれはずいぶん素敵な本になった。高妍さんの絵には物語を広げていくための、自然な空気の通り道のようなものがあって、それが見る人の心に心地よい、そしてどこか懐かしい共感を呼び起こす。
ーー村上春樹(作家)
0805吾輩は名無しである
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2022/12/02(金) 21:01:35.11ID:ufof+CUT
派兵
高橋治の処女小説。シベリア出兵をテーマとし、
「シベリア出兵」「シベリアの虹」「雪と吹雪と」「凍土の孤影」の4部からなる。
「朝日ジャーナル」誌に連載、単行本は昭和48年(1973)に刊行開始。
0806吾輩は名無しである
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2022/12/06(火) 12:18:34.34ID:haRivLIu
満州国の首都計画 (ちくま学芸文庫) 文庫 2002/7/1
越沢 明 (著)
20世紀前半、日本の統治下にあった満州、朝鮮、台湾の主要都市では、いずれも計画的な街づくりが実施された。中でも、満州国の首都、新京=長春では、先進的な都市計画の理念と社会資本整備の技術が全面的に適用された。
豊かな緑とオープンスペース、公園的な並木道、人工湖など、日本国内では実現していない、美観とゆとりを重視した理想的な都市計画が出現した。今日、長春は中国有数の「森の都」となっている。1945年当時、
進駐した米国ウェデマイヤー将軍が「傑作」と激賞した都市計画が、なぜ、東京では実現してこなかったのか。戦後半世紀にわたって封印されてきた壮大なスケールの都市計画の全容がいま甦る。土木学会賞受賞。

東京都市計画物語 (ちくま学芸文庫) 2001/3/1越沢 明 (著)
大都市にふさわしいインフラと、品格のある魅力的な景観を持つ「東京」の実現のために、情熱をかたむけ奔走した人々がいた。
幻の帝都復興計画の立役者・後藤新平、外苑の並木道や隅田公園を作り上げた折下吉延、井荻地区の区画整理を推進した内田秀五郎など

東京の都市計画 (岩波新書) 新書 – 1991/12/20越沢 明 (著)

1989年に後藤新平の帝都復興計画原図を66年ぶりに発見した。東京の都市形成・都市計画史、東京オリンピック、災害復興計画、歴史・景観まちづくりに関する研究の第一人者である。
主な著書は、『東京の都市計画』(岩波新書1991年)、『東京都市計画物語』(日本経済評論社1991年、ちくま学芸文庫2001年)は、東京の都市形成・都市計画の歴史、関東大震災の帝都復興に関する基本図書として、
今なお読み続けられている。両書は日本都市計画学会石川賞(大賞に相当)を39歳の最年少で受賞。『満州国の首都計画』(日本経済評論社1988年、ちくま学芸文庫2002年、土木学会著作賞)、
『哈爾浜の都市計画』(総和社1989年、ちくま学芸文庫2002年)、『復興計画』(中公新書1995年、日本都市学会奥井賞)、
『後藤新平:大震災と帝都復興』(ちくま新書2011年、都市住宅学会著作賞)、『大災害と復旧・復興計画』(叢書震災と社会、岩波書店2012年)、『東京都市計画の遺産:防災・復興・オリンピック』(ちくま新書2014年)など。
0807吾輩は名無しである
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2022/12/15(木) 00:32:49.85ID:PR6N3Ba7
世界史のなかの台湾植民地支配 岩波書店 (2015/10/16)
台南長老教中学校からの視座

諸帝国の暴力と対峙した台南長老教中学校の軌跡を追い,日本による台湾支配を世界史的な脈絡で問い直す
一八八五年,英国の宣教師が台湾に設立した台南長老教中学校は,複数の帝国間の角逐のなかで折り重なる暴力にさらされながら,「台湾人」という集合的主体のよりどころとなっていく.
自治をもとめて帝国主義と幾重にも対峙したその軌跡をたどり,帝国日本による台湾植民地支配の歴史的意味を世界史的な脈絡において問い直す.

 台湾人による,台湾人のための学校という夢…….「打倒日本帝国主義」という課題に比するならば,ささやかとも思える願いでありながらも,その実現は分厚い壁に阻まれ続けた.キリスト教宣教の手がかりとして台南長老教中学校を創設した英国人宣教師,
植民地統治者として教育制度の骨格を形作った日本人,戦後に「祖国光復」の担い手として登場した中国国民党と
「西側陣営」の盟主としてこれを支える米国人,それぞれの国家を後ろ盾としてもつ人びとは,時には夢の実現に向けての伴走者であるかのように振る舞いながら,決定的な局面で裏切り,願いを踏みしだく.諸帝国が複雑に交錯しながら折り重なるように暴力を行使する事態において,
植民地とは……,人種主義とは,同化とは……,自治とは……,全体主義とは……,という問題群が浮かび上がる.これらの問題群を,帝国日本の歴史をめぐる具体性に即して,しかも世界史に通じる普遍性を持つものとして〈定義〉し直すこと.
あるいは,「台湾人の学校」という夢の中核的な担い手であった林茂生(1887-1947)自身が,諸帝国と対峙する経験のなかで自らおこなった〈定義〉を浮かび上がらせること.本書は,日本史・東洋史・西洋史という制度や,批判的文化理論と「実証的」歴史研究とのあいだの垣根を横断しながら,この〈定義〉をめぐる困難な課題に取り組もうとした記録である.
0808吾輩は名無しである
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2022/12/15(木) 16:21:50.39ID:PR6N3Ba7
サントリー学芸賞 政治・経済 2012年受賞
『鮎川義介と経済的国際主義 ―― 満洲問題から戦後日米関係へ』(名古屋大学出版会)

 鮎川は、明治13(1880)年、山口県に生まれ、昭和42(1967)年、没した。大叔父が井上馨、義弟が久原房之助、岸信介、佐藤栄作も親戚という濃密な長州人脈を背景に、卓抜な経営の才覚を発揮

満州が日本に対する資源供給においては成功していても、産業の高度化という点では失敗し、対ソ安全保障能力の強化という目的においても失敗していたことを把握していた。
0809吾輩は名無しである
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2022/12/17(土) 22:04:51.08ID:YDGxNZnh
13冊(7・12巻は未刊)岩波書店
リー・クアンユー―西洋とアジアのはざまで (現代アジアの肖像 15
ラーマンとマハティール―ブミプトラの挑戦 (現代アジアの肖像 14)
アウン・サン―封印された独立ビルマの夢 (現代アジアの肖像 13
スカルノとスハルト―偉大なるインドネシアをめざして (現代アジアの肖像 11
ホー・チ・ミン―民族解放とドイモイ (現代アジアの肖像 10)
ピブーン―独立タイ王国の立憲革命 (現代アジアの肖像 9
ガンディー―反近代の実験 (現代アジアの肖像 8)
金日成と金正日―革命神話と主体思想 (現代アジアの肖像 6)
蒋経国と李登輝―「大陸国家」からの離陸? (現代アジアの肖像 5)
トウ小平― 「富強中国」への模索 (現代アジアの肖像 4)
張学良―日中の覇権と「満洲」 (現代アジアの肖像 3) ハードカバー 1996/5/7
蒋介石と毛沢東―世界戦争のなかの革命 (現代アジアの肖像 2) 単行本 1997/4/16
孫文と袁世凱―中華統合の夢 (現代アジアの肖像 1) 単行本
0810吾輩は名無しである
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2022/12/19(月) 18:50:25.25ID:1FRD89sE
ピューリッツァー賞
失敗したアメリカの中国政策―ビルマ戦線のスティルウェル将軍 単行本 1996/2/1
バーバラ・W. タックマン (著)
ルーズヴェルトと蒋介石の思惑と相互軽視、アイゼンハワー、マッカーサーの陰に潰された将軍の悲劇―
日中戦争末期に、蒋介石軍の軍事顧問を務めた米将軍スティルウェルの波乱に満ちた軍歴を軸にして、
20世紀の米中関係を俯瞰する。「愚行の世界史」他で著名な米歴史家が、自国のアジア政策の底流を徹底検証した問題作。

著者のタックマンは「アメリカのアジアへの関与の悲劇」を見る。スティルウェルは、あくまで「純粋に」アメリカと中国の共通の敵=日本に勝つことだけを考えていた。アメリカは欧州でドイツと戦っており、大軍をアジアに振り向ける余裕はなかった。そこで彼は善良で実直な中国兵をアメリカの方式で鍛え上げ、アメリカの武器を供給すれば日本に勝利できると考えた。
しかし、蒋介石はそうは考えなかった。蒋介石の国内権力基盤は極めて脆弱だった。蒋介石を取り巻く親族は腐敗しきっており、中国一般民衆はもちろん、中上流層からも敵視されていた。そうした中で下手にアメリカが中国兵を訓練し強大な軍隊を編成すれば、この軍隊が何時クーデターを起こしても不思議でないと蒋介石は考えた。
アメリカと異なり「国民の軍隊」が存在しない中国において、軍隊とは常に諸刃の剣なのである。だから蒋介石は「有能」な人物を軍隊の中で登用することはなく、登用されるのは凡庸で権力欲が無く、金銭と引き換えに蒋介石に忠誠を誓う人物に限られていた。つまり、蒋介石が欲したのは、有能で強い軍隊ではなく凡庸で弱くても忠実な軍隊だった。
蒋介石の目的は体制の護持だった。それ故、アメリカがヒマラヤ山脈を越えるというかなりリスキーなルートを通じて、莫大な犠牲を払いながら中国への武器援助を続けたが、蒋介石はこの援助物資を使うことなくひたすら死蔵した。来るべき毛沢東との内戦に備える為である。
0811吾輩は名無しである
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2022/12/19(月) 18:54:40.43ID:1FRD89sE
アメリカの戦争目的は「ファシストを滅ぼし、自由と民主主義の世の中を回復する」
というイデオロギー的なものだったが、英国の戦争目的は「失われた植民地の回復」「衰退しつつあった大英帝国の復活」という具体的なものであった。
英国のアジアにおける帝国の核はシンガポールでありマレーシアで、その次が香港だった。スティルウェルはビルマ経由の中国大陸侵攻を構想したが、英国はシンガポールの奪還を最優先し、次いでマレーシアを解放し、
海から香港を奪還する作戦を考えていた。大英帝国を維持し続けるためには、香港が中国人によって解放されてはならなかった。その為、英国はスティルウェルからのビルマ増援要請を無視し続ける。
この英国の逡巡を打ち砕き、英国軍をビルマに向かわせたのが牟田口廉也将軍によるインパール作戦だったとは驚きだ。日本軍による奇襲攻撃でインパール方面にいた英国軍は壊走。
このままでは日本はインパール経由インドまで攻め込んできかねない状態になる。それでようやく英国軍は重い腰を上げ、ビルマへの兵力投入に踏み切った。
0812吾輩は名無しである
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2022/12/21(水) 14:27:30.73ID:XkuWL2/8
草原のラーゲリ定価:2,724円(税込)
発売日:2007年03月28日

幽閉生活35年、ハルピン学院卒の老・内モンゴル人が語る知られざる戦後史
満州帝国官吏から外モンゴルへの留学が落し穴だった! 中共へ引き渡された主人公は、内陸への漢人浸透と迫害をつぶさに見た
本書の主人公、ソヨルジャブさんは1925年、大興安嶺の西ホロンバイルの地に生を享けた内モンゴル人。秀才の誉れ高く、ハルピン学院を卒業して興安北省庁に勤め始めたところから物語が動きだす。45年8月9日、ソ連・モンゴル連合軍が満洲に侵攻したのだ。
日本人に代わって内モンゴルの地を支配するのはソ連、外モンゴル、中華民国、中共それとも自治政府か。激変する情勢の中で主人公がたどる運命は?日本人が知ることが出来なかった大陸最奥の地の歴史が、今語られる!
0813吾輩は名無しである
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2022/12/25(日) 14:15:56.23ID:1qZJLm9Q
第70回「毎日出版文化賞」
第38回「サントリー学芸賞」
第38回「角川源義賞」 トリプル受賞! !
越境者の政治史―アジア太平洋における日本人の移民と植民 2015/10/5塩出 浩之 (著)
北海道・樺太へ、ハワイ・満洲・南北アメリカへ――明治期からの国民統合の過程と並行し、大量に送り出された日本人移民たち。近代史から見落とされてきた彼らの政治統合は、
日本およびアジア太平洋地域の秩序にどのようなインパクトをもたらしたのか。移民史・政治史の盲点を克服し、一貫した視点で新たな全体像を描き出す。
0814吾輩は名無しである
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2022/12/25(日) 14:16:44.11ID:1qZJLm9Q
毎日出版文化賞企画部門(全集、講座、辞典、事典など)
決定版 正伝 後藤新平 全8分冊・別巻1藤原書店
医療・交通・通信・都市計画等の内政から、対ユーラシア及び新大陸の世界政策まで、百年先を見据えた先駆的な構想を次々に打ち出し、同時代人の度肝を抜いた男、後藤新平。その知られざる業績の全貌を初めて明らかにする

総督児玉源太郎に抜擢された後藤新平は、1898年、民政局長として台湾に上陸した(のち民政長官)。炎熱と熱帯病の貧しい地、複雑な人種と種々の異言語、土匪の横行する“水滸伝”的世界において、後藤の“無方針の方針”による統治とはいかなるものだったのか

日露戦後のポーツマス条約で、日本は東清鉄道や撫順炭鉱など満洲(清朝東三省)の権益を獲得、その運用のため南満洲鉄道株式会社(満鉄)を設立する。1906年、その初代総裁に任命されたのが後藤新平であった
後藤の眼は常に世界情勢に向けられていた。「文装的武備」を旗印に満洲ひいては清国・アジアの安定を模索する一方、勃興著しい新大陸アメリカを、ユーラシアの連繋により牽制する
「新旧大陸対峙論」を打ち出す。その実現への熱意は、当時韓国統監であった元勲伊藤博文を動かすことになる。1909年10月、ロシア蔵相との会談にハルビンを訪れた伊藤は、会談を終えた後、凶弾に倒れるのであった。

後藤新平と、有力な実業家たちとの密接な関係ができたのは、台湾銀行・台湾製糖の創立にかかわるものである。渋沢栄一(1840-1931)、大倉喜八郎(1837-1928)、そして益田孝(1848-1938)の三人が最初のグループである。
■銀行家の安田善次郎(1838-1921)が後藤新平に近づいたのは、大正時代になってから、後藤新平が次々に雄大な都市計画の構想を打ち出してからのことである。
浅野総一郎(1848-1930)は「大ぼら吹き」と称されたから、後藤の「大風呂敷」の政治家とは相通ずるところがあった
0815吾輩は名無しである
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2022/12/25(日) 14:38:37.55ID:1qZJLm9Q
第10回出光音楽賞
大宅壮一ノンフィクション賞候補
王道楽土の交響楽―満洲―知られざる音楽史 1999/10/1岩野 裕一 (著)
第二次世界大戦末期、日本国内では音楽など論外だった時局のなかで、日本人、ロシア人、ユダヤ人、中国人、朝鮮人
などが入り乱れて音楽文化をつくっていた満洲とはどんな場所だったのか──。
N響をはじめとする日本のオーケストラのルーツがじつはハルビンにあったこと、そしてさらに、終戦後、中国や朝鮮へと散っていったオーケストラのメンバーたちが、
それぞれの地で音楽文化を育てていったことなど、知られざる事実が次々と明らかになっていきます

満洲の大地に帝政ロシアが築いた植民都市・ハルビン。日本のオーケストラ史は、この地の音楽家の力を借りて幕を開けた。そして「満洲国」の時代、
オーケストラは文化国家建設の象徴となり、パトロン・甘粕正彦と関東軍の庇護の下、李香蘭、山田耕筰、朝比奈隆、巌本真理などによって彩られていく―
0816吾輩は名無しである
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2022/12/26(月) 14:37:51.44ID:3M8lZ/lu
第37回大佛次郎賞(2010年度)
黒船前夜 ~ロシア・アイヌ・日本の三国志 2010/2/2
渡辺 京二 (著)
名著『逝きし世の面影』から十余年……。いま漸く、その続編が書き継がれた!
ロシア・日本・アイヌの三者の関係をとおして、北方におけるセカンド・コンタクトの開始を世界史的視点で捉える。
――異文化との接触で生じる食い違いなどエピソードに満ちたこれこそ人間の歴史! 渡辺史学の達成点を示す待望の書、遂に刊行

!『北一輝』(ちくま学芸文庫、毎日出版文化賞受賞)、『逝きし世の面影』(平凡社ライブラリー、和辻哲郎文化賞受賞)
評伝 宮崎滔天
バテレンの世紀』第70回読売文学賞(2018年度
日本とヨーロッパの「ファースト・コンタクト」。『逝きし世の面影』『黒船前夜』に続く待望の書、刊行! 大航海時代、日本もまたグローバルプレーヤーだった。
世界が海で繫がった世紀を、ポルトガル海上帝国の構築、イエズス会の積極的布教、信長・秀吉・家康や諸大名ら権力者の反応、個性的な宣教師、禁教、弾圧、島原の乱、鎖国というキリスト教伝来をめぐる出来事を軸に、壮大な文明史的視点で振り返る「渡辺史学」の到達点
0817吾輩は名無しである
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2023/01/06(金) 20:29:56.72ID:gpBoQ64g
戦雲アジアの女王1957年公開 95分 カラー・シネスコ
楳本捨三の『或る女の終幕』を映像化。
黎明を告げるアジアの動乱期に、安国軍三千の鉄騎を率いて満蒙の大広原を駆け抜けた、
東洋のジャンヌダルク川島芳子を描く。
清朝の王族の第十四王女として生れた芳子は、幼少時を日本人の川島浪速(江川宇礼雄)の養女として育てられた。
養父や関東軍参謀板倉大佐(古川緑波)は、美しく成人した芳子(高倉みゆき)を
蒙古王子カンチェルチャと政治結婚させようとした。
しかし、芳子は彼女の乗馬の指南役山野少尉(高島忠夫)に恋していた。
原作/楳本捨三 脚本/関沢新一、小野沢寛 監督/野村浩将 
主な出演/高倉みゆき、高島忠夫、宇津井健、丹波哲郎、中山昭二

満蒙建国の黎明』(1932年、監督:溝口健二、演:入江たか子 原作:三上於菟吉・直木三十五
入江たか子が、日活から独立して創立した映画製作会社「入江プロダクション」の第一作目
監督:溝口健二1929年には、左翼思想の高揚に乗じて『都会交響楽』の傾向映画を監督してリアリズムを追求したが、この映画は満州国建国を正当化する国策映画ということで、変わり身の早いところを見せている。
翌年(1933年)には、やはり溝口の監督で、入江たか子主演、「入江プロダクション」制作の泉鏡花原作『瀧の白糸』が大ヒットするが、
一女優の独立プロの雇われの身という事に屈辱を感じてていたため、実体のない名前だけの「溝口プロダクション」という名前を列記させてもらい、体面を保っている。
そのような経緯が、戦後になって、1955年に『楊貴妃』制作の際、溝口監督が入江たか子を「化け猫女優」と罵倒し、降板させるという事件につながったのだという。

流転の王妃』(1960年監督田中絹代 京マチ子
愛新覚羅浩(嵯峨浩)の自伝
新人ライター時代の梶山季之がゴーストライターを務めた
0818吾輩は名無しである
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2023/01/17(火) 01:10:10.34ID:WkpuJSHF
中央公論文芸賞受賞作
地のはてから(上) (講談社文庫) 乃南アサ (著)
凍てつくオホーツク海に突き出し、人も寄せ付けぬ原生林に襲われた極寒の地・知床。アイヌ語で「地のはて」と呼ばれたこの地に最後の夢を託し、追われるようにやってきた開拓民の少女。
物心ついたときにはここで暮らしていたとわは、たくましく生きる。今日から明日へ、ただ生き抜くことがすべてだった。北海道・知床で生きた女性の生涯を丹念に描いた、
小樽での子守奉公で初めて都会の暮らしに触れたとわは知床に戻り、森のなかでアイヌの青年と偶然再会する。
しかし彼への恋心は胸に秘めたまま嫁ぎ、母となる。やがて戦争の足音が……。まだ遠くない時代に、厳しくも美しい自然とともに生きてきた人の営みを鮮烈に描き出した感動巨編

チーム・オベリベリ (上) (講談社文庫)
文明開化の横浜で時代の最先端にいた女性は“その地”でいかに生きたか
私たちの代が、捨て石になるつもりでやっていかなければこの土地は、私たちを容易に受け入れてはくれない
宣教師たちが開いた横浜の共立女学校に学ぶ鈴木カネは、父や兄にならって聖書の教えを受け、勉学に励んでいた。
兄の銃太郎は、神学校で一緒だった渡辺勝、依田勉三と北海道開拓について考え始めている。
彼らは勉三を中心に「晩成社」を興し、新天地へ向かう準備を進める。
明治15(1882)年、23歳になったカネは女学校を卒業し、渡辺勝と結婚、そしてオベリベリとよばれた帯広へ行くことを決意する。
0819吾輩は名無しである
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2023/01/18(水) 00:25:05.94ID:mb5o1BKa
天路の旅人 単行本 2022/10/27沢木 耕太郎 (著)
第二次大戦末期、敵国の中国大陸の奥深くまで「密偵」として潜入した若者・西川一三。敗戦後もラマ僧に扮したまま、幾度も死線をさまよいながらも、
未知なる世界への歩みを止められなかった。その果てしない旅と人生を、彼の著作と一年間の徹底的なインタビューをもとに描き出す。著者史上最長にして、新たな「旅文学」の金字塔。

秘境西域八年の潜行〈上〉 (中公文庫) 1990/10/1
西川 一三 (著)
日中戦争時、軍の密命をおびて内蒙古、青海、チベットなど西域地区に潜入した外務省一調査官の記録。祖国の敗戦の報に接した著者は、
孤立無援のままラサのレボン寺でラマ僧の修行に入り、ラマ僧として青海からチベットへの未踏の秘境を辿る。死線をさ迷い、苛酷な運命に耐えた、想像を絶する体験記。
チベットの無人境を経てラサに潜入した著者は、祖国敗戦の噂が流布されるなか“ヒマラヤ越えのアルバイト”に自活の道を見出す。内陸アジアの厳しい自然と対して生きる純朴な人びととの接触を通し、人類平和の希求と人間性探求へと開眼してゆく。
青春のすべてを埋め尽くした戦争は終った。ヒマラヤ越えで痛めた傷も癒え、住み慣れたカーレンポンをあとに、ラサに向け旅立つ。本格的な仏教修行のためレボン寺に籍を置いた著者は、猛烈な語学の学習のかたわら
、学問寺の組織、ラマの生態を余す所なく伝え蒙古人ラマとしての信頼を獲得、ようやく平隠な時を持つ。しかし日本人同志と秘境西康省踏査の協力を約し、再び巡礼の旅へ。そしてインド、ネパールを遍歴する。
0820吾輩は名無しである
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2023/01/18(水) 00:26:47.67ID:mb5o1BKa
新編・西蔵漂泊 チベットに潜入した十人の日本人 (ヤマケイ文庫)
明治から大正、そして太平洋戦争前後にかけて仏教の経典を求めて、あるいは僧院での修学に、そして国の密命を帯びて、
鎖国状態のチベットに潜入した10人の日本人を、新発見の資料と現地を含めた取材で探ったドキュメンタリー。
当時のチベットの特異性と歴史に翻弄された日本人の稀有な体験を著わしたノンフィクション。
なかでも仏教の原典を求めて潜入した河口慧海や能海寛、青木文教などの稀有な旅やその足跡をたどりながら、鎖国時代のチベットの特異性を随所に盛り込む。
一方、野元甚蔵と西川一三は、ともにモンゴル、チベットの草原でモンゴル人になりすまして特務機関の研究生として生き抜き
、帰国後の不遇な時代、晩年の知られざる日々などにも言及される。
0821吾輩は名無しである
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2023/02/02(木) 18:11:00.35ID:6w5cpRn6
総督と呼ばれた男 上 (集英社文庫) 2000/8/18佐々木 譲 (著)
大正の頃、木戸辰也は日本人娼婦を母にシンガポールの日本人街で育った。伯父の孝作にひきとられて、マレーの鉄鉱山で働き始めるが、労働争議に巻きこまれて孝作が殺される。
辰也はただちに報復して、矯正院に送りこまれる。出所後シンガポールに戻り、辰也は暗黒街で頭覚を現していく。しかし、南国をも戦争の翳が覆い始めた。流転の人生を綴る波瀾の大河冒険小説
。木戸辰也は、シンガポールの暗黒街で名を上げていった。ハリマオと組んでの列車強盗。日本人暴力組織との抗争。混血のシンディとの恋。一家を構え、「裏総督」と呼ばれて怖れられる存在になった。
しかし、日中戦争から中国系組織との抗争が始まる。さらに、太平洋戦争勃発、日本軍のシンガポール占領、そして終戦。戦争に翻弄される流転の人生を綴る波瀾の大河冒険小説。

昭南島に蘭ありや〈上〉 (中公文庫) 2008/7/1佐々木 譲 (著)
昭和十六年、シンガポールに在住する日本人に引き上げ命令が下りた。台湾生まれの客家の青年・梁光前は、その日から己の存在を問い続けることになる。
中華の民か、大日本帝国の臣民か。どちらでもあり、どちらにもなれない己とは何か?ふとしたことから中華義勇軍に入ることとなった光前は…
昭和十七年、日本軍はシンガポールを占領し、昭南島と改名した。過酷な軍政を敷く帝国軍に華僑は抵抗する。
戦争という歴史の歯車が軋みを上げる中、己の存在に悩む光前はついに決断する。自分自身の手で自分が何者なのかを示すことを。そして東条英機暗殺計画が密やかに進行し始めた
0822吾輩は名無しである
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2023/02/02(木) 21:42:49.88ID:6w5cpRn6
フォルモサに吹く風 単行本(ソフトカバー) 2022/9/27陳 耀昌 (著
17世紀、オランダ統治下の台湾。ハンブルク牧師が原住民族シラヤの集落に家族を連れて赴任した。娘のマリアは父が建てた学校の仕事を手伝いながら、年の近いウーマと友情を育むが、
やがて大陸出身の漢人やオランダ東インド会社幹部などとの交流を重ねるなかで、政策のひずみが年々増しつつあることを知る。
その頃台湾海峡の対岸では、清軍との戦いで劣勢を強いられている鄭成功が、台湾に活路を見出そうとしていた。
オランダ人から漢民族へと為政者が変わる激動の時代を、オランダ人マリア、原住民族シラヤの女性ウーマ、鄭成功麾下の漢人・陳澤という三者の視点から描き出す歴史小説。
「あとがき」では鄭成功の死因について、医師の視点から興味深い考察がなされている

フォルモサに咲く花 単行本 2019/9/29陳 耀昌 (著)
1867年、台湾南端の沖合でアメリカ船ローバー号が座礁し、上陸した船長以下13名が原住民族によって殺害された。本書はこの「ローバー号事件」の顚末を、台湾原住民族「生番」、
アメリカ人やイギリス人などの「異人」、清朝の役人、中国からの移民である「福佬人」「客家」、福佬人と原住民族の混血「土生仔」など、さまざまな視点から、また、移民の歴史、台湾の風土なども盛り込みつつ描いたものである。
台湾文学奨長篇小説金典奨受賞、連続ドラマ化決定(公共電視、曹瑞原監督)!19世紀、欧米列強と清朝の圧力に抗し気高く生きた台湾の人々を描く圧巻の大河歴史小説!
0823吾輩は名無しである
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2023/02/03(金) 16:09:02.91ID:f3qhaMup
大東の鉄人〈山中峯太郎

満州興安嶺の奥深き天佑谷に深謀神のごとき鉄人先生あり。
その密命で本郷義昭はシオン同盟盟首バザロフを追うが、かえって死刑鉄室にとじこめられた。
はたして本郷は鉄人先生を救うことができるか? 手に汗にぎる熱血冒険小説。

山中が本作の1年前に『少年倶楽部』に連載した『亜細亜の曙』と同じく本郷義昭・陸軍少佐が主人公。満州(満州建国は本作連載開始の直前だった)を舞台に、日本を陥れようとするユダヤ人の国際的な陰謀に立ち向かうという筋書きである。
タイトルになっている大東の鉄人とは、白ヒゲの謎の老日本人で、作品の最後でその正体が明かされるが、日露戦争で戦死した実在の軍人が実は生き延びて・・・という設定になっている。つまり中国大陸に日本側が根拠を持ったのは日露戦争のときで、
満州建国はその延長線上にある、という歴史観が根底にあるわけだ。なお日本軍人以外にも、中国側の実在の将軍名などが多数出てきており、著者が当時の中国大陸の軍事的情勢を或る程度ふまえた上で執筆していることが分かる。
少年小説なので日本人少年もそれなりに活躍するようになっている。また日本人の味方としてはドイツの将軍やインド人の王子などが登場する。ユダヤ人はこれとは逆に、白人をけしかけて日本を攻撃させようとたくらむ悪の根源として描かれている。

万国の王城 (山中 峯太郎 (著)
ジンギスカン(実は源九郎義経)の血統を受け継いでいる青年と大日本帝国軍元帥の令嬢が大蒙
古の独立のために大陸へと赴く

亜細亜の曙
軍事探偵本郷義昭登場!禁断・伝説のアジア主義小説。太平洋戦争前夜。アジアの開放の使命を帯びて、南方に向かう“日東の剣侠児”

口絵・挿絵はすべて樺島勝一氏のペン画、小松崎茂氏の先駆とも言える精密な描写は一世を風靡
空想兵器がたくさん出てきて少年読者は夢中になるところです
0824吾輩は名無しである
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2023/02/10(金) 13:30:10.79ID:IuNDu4Qh
第25回歴史文学賞受賞作
北夷の海 単行本 2002/1/1乾 浩 (著)
樺太は半島か島か―。極寒の地・樺太の探検に情熱を注ぐ松田伝十郎と間宮林蔵。二人の苫難の行程と葛藤を描き、両者の人間像を活写する力作!表題作のほか「東韃靼への海路」「遙かなる氷雪の島」を収録

斗満(トマム)の河―関寛斎伝
北の大地に挑んだ男の軌跡!明治35年、73歳で北海道開拓を志した関寛斎。30数年におよぶ医師としての地位・名誉を投げ捨て、北辺の地・斗満の開拓に命を懸けたその苛烈な生きざまを

北冥の白虹―小説・最上徳内
天命6年(1786)、日本人として初めて択捉島・得撫島に足跡を印した北方探検家・最上徳内。出羽国楯岡村の貧農の子に生まれた徳内の北方探検に賭けた夢と生き様

海嘯―逸と富蔵の八丈島
殺傷の罪で八丈島に流され、流人生活を送った近藤富蔵。その逆境のなかで、厖大な『八丈実記』を書き残した富蔵と妻・逸の苦闘の生涯を描く
0825吾輩は名無しである
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2023/02/11(土) 11:45:07.59ID:cEsYqVDc
パレードのシステム 単行本 2023/1/26高山 羽根子 (著)

鮮明で美しく、静謐かつ余韻に満ちたレクイエム、芥川賞作家の新境地。
人生はパレード、荘厳な魂の旅路。台湾と日本、統治と戦争の歴史に及ぶ記録と記憶の軌跡――。
祖父の自死をきっかけに実家のある地元に帰った美術家の私。祖父が日本の植民地だった戦前の台湾に生まれ育った「湾生」と呼ばれる子どもだったことを知り、日本統治下の台湾について調べ、知人からも話を聞き、誘われるまま台湾を訪れることになる。
祖父の自死の原因、理由を探り、自身のルーツ・アイデンティティを確かめるための台湾訪問だが、何かに導かれるように台湾先住民の系譜にある人物の葬儀に参加することになる。日本とは全く違う儀式や儀礼、風景に触れるうち、戦争や生と死・祖父の思い出・美大時代唯一の友人の死、様々なイメージが想起され喚起されていくのだった。
0826吾輩は名無しである
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2023/02/11(土) 11:57:19.00ID:cEsYqVDc
四書
閻連科 著(えん・れんか/イエン・リエンコー)
黄河のほとり、第九十九更生区。知識人たちはここで「こども」に監督され、再教育を受ける。解放を夢みて狂騒的な鉄鋼農業生産に突き進む彼らを、
やがて無謀な政策の果ての大飢饉が襲い……。不条理な政治に翻弄される人間の痛ましくも聖なる苦闘を、
「四つの書」の形式で語る。大躍進時代を彷彿とする歴史の暗部に挑んだ意欲作。

中村文則氏、推薦!
生々しい歴史の場を、記録的でもあり、神話的でもある手法で見事に表現している。
その時代に生きた人々の壮絶な物語であると同時に、これは大地の文学ではないだろうか。強く惹き込まれた

1958年中国河南省の寒村に生まれる.高校を中退後,出稼ぎ労働に従事.20 歳のとき人民解放軍に入隊し,部隊の創作学習班に参加する.80年代から小説を発表,92年の中編『夏日落』が発禁となり注目を浴びた.
2004年の『愉楽』で老舎文学賞を受賞するも,『人民に奉仕する』(05)で再び発禁処分を受け,『丁庄の夢』(06)は一時販売中止になる.『四書』(11)は大陸で出版できず台湾で刊行されたが,翻訳がフェミナ賞外国小説部門とマン・ブッカー国際賞の候補作になる.14年にはフランツ・カフカ賞を受賞した.ほかの邦訳作品に長編『硬きこと水のごとし』『炸裂志』『太陽が死んだ日』『心経』,中短編『年月日』『黒い豚の毛,白い豚の毛』,エッセイ『父を想う』がある
0827吾輩は名無しである
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2023/02/13(月) 14:46:17.20ID:Szf0MVS7
鬼殺し(上) 2016/12/28
甘耀明 (著),
毎日新聞の書評欄で川本三郎が「近年これほど圧倒された豊饒な小説はない」
東山彰良氏推薦! ノーベル賞作家・莫言が激賞! 》
日本統治時代から戦後に至る台湾・客家の村で、日本軍に入隊した怪力の少年が、時代に翻弄されながら祖父と生き抜く。魂を震わす巨篇。
日本統治時代から戦後に至る、激動の台湾を生き抜いた客家の少年と祖父の物語。「現代の語りの魔術師」と称された台湾の若手実力派による本書は、莫言に激賞され、数々の文学賞を受賞して高く評価された。
1941年12月、日本軍を乗せた汽車が客家の村にやってきた。祖父に育てられた怪力の少年・劉興帕は、日本軍中佐の養子となって入隊し、日本人になることを夢見て戦う。だが敗戦を迎えると、今度は国民党軍が乗り込んできた。
祖父は帕の片腕を切断してともに台北に逃れ、帕が日本兵だった過去を消すために偽の死亡証明書を手に入れる。帕は台湾人として再生を果たすべく、故郷へ帰っていく。
日本への抵抗心を持ち続ける「鬼」としてさまよう帕の大叔父・呉湯興は、「鬼王」と呼ばれる客家の抗日英雄だった。二・二八事件まで続く台湾の混乱を目撃した鬼王は、村で帕と再会し、ついに自分を殺してくれと帕に頼むが……。
常にアイデンティティの揺らぎの中で格闘する帕。台湾には孤児のようなイメージがつきまとう。歴史に翻弄され変貌する村を舞台に、いくつもの物語を紡ぐことで、人間本来の姿の再生を描ききった大河巨篇。

『アジアの孤児』=呉濁流・著 岩波現代文庫
植民地時代の台湾に生まれた胡太明は、中国文化をルーツに持ちながら、近代的な教育を受けて成長するが、
故郷では日本人と同等に扱われず、新天地を求めて渡った日本や中国でも、決して同胞とは見なされない。植民統治下の台湾人が生きた矛盾と苦悩を克明に描き、戦後に日本語で発表された、台湾文学の古典的名作。[解説=山口守]
0828吾輩は名無しである
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2023/02/16(木) 13:26:55.55ID:ye6F+a92
石原吉郎 『サンチョ・パンサの帰郷』(1963年)でH氏賞
シベリア抑留の経験を文学的テーマに昇華した、戦後詩の代表的詩人として知られる。シベリア抑留経験者の中では特異な存在である
1980年代に入り日本が高度消費社会に移行し彼らが企業の中に埋没していくと、彼らは石原をいとも簡単に捨て去った[122]。
それでも、わずかではあるが辺見庸のように石原吉郎から影響を受けた作家も現れている。また、洋画家の香月泰男がそうであるように、シベリア抑留を語る上で避けて通れない人物として必ず触れられる

石原吉郎詩文集 (講談社文芸文庫)
憎むとは待つことだ
きりきりと音のするまで
待ちつくすことだ
詩とは「書くまい」とする衝動であり、詩の言葉は、沈黙を語るための言葉、沈黙するための言葉である――
敗戦後、8年におよぶ苛酷な労働と飢餓のソ連徒刑体験は、被害者意識や告発をも超克した<沈黙の詩学>をもたらし、
失語の一歩手前で踏みとどまろうとする意志は、思索的で静謐な詩の世界に強度を与えた。この単独者の稀有なる魂の軌跡を、詩、批評、ノートの三部構成でたどる

石原吉郎セレクション (岩波現代文庫)
戦後文学の原点とも言える戦争体験を取り上げた作家・詩人は数多い。しかし、石原吉郎ほど、そのシベリヤ抑留における極限下の体験を自己への凝視に向け、告発と断念、
絶望と祈り、沈黙と発語の拮抗する内面を、硬質で静謐な言葉で表現した文学者は少ない。
石原吉郎の根幹にある「シベリヤ」「詩の発想」「聖書と信仰」「ユーモア」の四テーマによって散文を精選、その文業の核心と可能性に迫る

シベリア抑留とは何だったのか: 詩人・石原吉郎のみちのり (岩波ジュニア新書)
詩人・石原吉郎は、戦争を生み出す人間の内なる暴力性と権力性を死の間際まで問い続けた
0829吾輩は名無しである
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2023/02/17(金) 20:37:03.92ID:iOwoii8t
冬のアゼリア 大正十年・裕仁皇太子拉致暗殺計画 (文春文庫) 文庫 – 2005/8/3
西木 正明 (著)
「われわれは香港で裕仁を拉致し、獄中で呻吟している同志たちを奪還する。」朝鮮の武力独立を目指す金元鳳率いる義烈団。
彼らは大正十年、外遊途上の香港にて裕仁皇太子を誘拐する計画を立てる。日本側警備陣との息詰まる攻防―。
成功すれば確実に以後の世界史が変わったであろう歴史の暗部を掘り起こした力作。
0830吾輩は名無しである
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2023/02/18(土) 13:31:29.87ID:BPlQnDSJ
行きゆきて峠あり(下) (文庫コレクション 大衆文学館)
子母澤寛 (著)

江戸昌平黌の卒業試験に落ちた榎本釜次郎は、彼を見込む箱館奉行・堀織部正に随って北海道を知り、また長崎で海軍の技術を習得する。オランダ留学も果たし
海軍副総裁となった榎本だったが、倒幕の流れは洋々たる前途を一気に押し流す。「男」を描いて定評ある著者が辿る幕末の異才・榎本武揚の運命
官軍への幕府海軍艦船引き渡しを拒否した榎本武揚は、主力を卒いて箱館へ向かう。脱走である。一旦は松前軍を破り独立政府を名乗るが、
官軍の圧倒的な物量の前に降伏、かくて榎本らは江戸の獄中へ…。得意の聞き書き、関係者の証言等を多用し、榎本武揚とその時代を骨太に描く、巨匠晩年の代表的雄篇
0831吾輩は名無しである
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2023/02/18(土) 13:46:54.39ID:BPlQnDSJ
ペトロフ事件  著:鮎川 哲也

日本支配下の旧満州・大連近郊で、独身の老ロシア人富豪ペトロフが殺害された。財産目当ての犯罪と見て、鬼貫警部は3人の甥とその恋人を追及する。
しかし、そこには堅固なアリバイが立ちはだかっていた! 大動脈・満鉄の時刻表の行間にそそがれる、
鬼貫の執拗な視線と緻密な推理。時刻表ミステリーを拓いた巨匠のデビュー作を、実際の時刻表をもとに補筆された決定稿! 旧満州にわたり、青春時代を過ごした著者ならではの小説
松野一夫画伯の挿絵を添えて贈る!

『新青年』の表紙絵を長年にわたり担当 代表作とされる小栗虫太郎『黒死館殺人事件』
江戸川乱歩は、「翻訳の絵で、西洋人らしい顔のかける人は、松野さんのほかになかったよ」と評してい
本人も「皆は西洋人といえば等し並に何国人の区別もなしに描くが、
私は、ドイツ人、イギリス人、フランス人、イタリヤ人、スペイン人など、それぞれに区別して描いてみせる」
0832吾輩は名無しである
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2023/03/03(金) 14:59:51.39ID:CqEM2Iva
南風(まぜ)に乗る 単行本 2023/3/3柳 広司 (著)

この物語の主人公は沖縄である
沖縄からの風が「真」をはこんでくれる――
戦後、日本は二つの国に分断されていた。
本土から切り離され、米軍支配下に取り残された沖縄は「独立」に向けた闘いを開始する。
遠く離れた故郷沖縄に思いを馳せる詩人・山之口貘、
“アメリカが最も恐れた男”不屈の政治家・瀬長亀次郎、
戦後の東京で私費を投じて米軍支配が続く沖縄との連帯を模索する中野好夫……。
実在の人物たちの視点を通し、本土復帰までの「時代」と「闘い」を描く傑作歴史長編!

小林よしのりが著書の沖縄論の中で「亀次郎の戦い
0833吾輩は名無しである
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2023/03/03(金) 15:10:18.37ID:CqEM2Iva
日本列島を往く 4 孤島の挑戦 鎌田慧 著

サトウキビ生産のため開拓された南大東島の苦闘,ヤン衆を抱えニシン漁で潤ってきた利尻島の現在,豊かな自然との共生を模索する屋久島・石垣島….交通・通信が便利になろうと,
島は島として確固とした輪郭をもつ.気候風土,土地の特性,歴史を背負いながら,島に根ざし,今を生き抜く人びとの挑戦を追ったドキュメント.

沖縄に,「離島苦(しまちゃび)」という言葉があるように,島のくらしは,観光客が考えているようには,ロマンチックなものではない.離島苦のサイたるものは,病院に恵まれないことで,
ちいさな島ならば,最悪の場合,急患の搬出にあたって,自衛隊のヘリコプターに依存したりする.
 ちいさい島であれば,無医村どころか,学校の存立が危ぶまれたりするほどに,人口が流出している.島外の学校に通うようになった子どもたちが,それっきり,島に帰らなくなるケースはめずらしいものではない.
 島であれば,まわりすべてが海だから,さぞや魚が豊富だろうと考えても,市場にちかい島であれば,魚を獲った漁船は島の港には帰港せず,まっすぐに消費地のセリ市にむかう.そのため,想像したようには活のいい魚を食べられなかったりする

.さまざまな経験を積んだひとたちが,自然とともに生きてきた島の魅力を再発見しながら,知恵をだそうとしている.それらの努力が島の特性を生かすきっかけをつくりだしているのだが,
それはけっしてうえから押しつけられたものではなく,ひとびとのつながりとともにあらわれたものであり,つながりをさらにふかめるものにしている.
 島の困難さには無頓着で,「知床旅情」のように,「思い出しておくれ」とばかり,自分勝手な感傷にひたっているのは,ハタ迷惑ともいえるが,観光客のひとりとして,島の経済に寄与するのはだいじなことである.
0834吾輩は名無しである
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2023/03/09(木) 21:54:18.72ID:yKhCj59j
あまりに野蛮な (上) 単行本 – 2008/11/28
津島 佑子 (著)
台湾に暮らした日本女性の愛の手紙・日記。70年の時を経て甦る二人の女性の愛の人生。

太平洋に広く渡った民族の源流と言われている台湾先住民と台湾の植民地化を試みた
日本人の接点を絡め、昭和初期の時代背景を舞台にその時代を生きた女性と現在を生きる
その女性の姪、茉莉子(リーリー)を通して、死んだ子供と自らの血との対話を続けます。
但し、その部分は一切記述されていませんが。
それぞれの子供の死と史実としての霧社事件とその結果としての虐殺、集団縊死
0835吾輩は名無しである
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2023/03/09(木) 22:46:10.41ID:yKhCj59j
台湾人が拠り所にしてきた宗教への弾圧が始まります。道教寺院や廟の参拝 を制限、建物の取り壊しも始めます。
この廟を管理する鄭啓松さんは、少年時代の出来事 を克明に覚えています。
1938年、地域の寺院や廟に奉られていた神々の像が集められ 、全て焼かれました。
――新たに作られた日本の神社には、破壊した台湾の寺院や、廟の木材も使われました
0836吾輩は名無しである
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2023/03/13(月) 16:57:40.42ID:5e2MAaKC
大清帝国 (講談社学術文庫) 文庫 – 2002/1/10増井 経夫 (著)
政治・経済・文化――あらゆる面で中国四千年の伝統が集大成された清王朝とは、どんな時代だったのか。女真の一部族による北京占領と建国にはじまる前期、新疆・チベットまで併合し、
全盛を極めた中期、欧州の勢力に屈し、崩壊への道をたどった後期。最後の中華王朝の栄華と落日の270年を詳細に描き、近代中国の原点を読みとく、絶好の清代史入門。

大清帝国への道 (講談社学術文庫) 石橋崇雄 (著)
従来、「異民族の征服王朝」もしくは「最後の中華王朝」とのみ捉えられてきた清は、満・漢・藩の「三つの貌」を持つ帝国だった。ヌルハチが統合した北方の一小国は、
やがて長城を越えて北京に入城し、さらに中央アジアを制圧、康熙・雍正・乾隆という三帝のもとで最盛期を迎える。満洲語史料を読み解き、現代に続く多民族国家の形成過程を解明する

モンゴルと大明帝国 (講談社学術文庫) 文庫 愛宕 松男 (著), 寺田 隆信 (著)
中国最後の分裂時代、北族王朝の盛衰の中からチンギス・カーンはモンゴル帝国を建設・功臣・耶律楚材の改革を経てフビライの元が史上初めて征服王朝として中国を支配する。しかしモンゴル至上主義への
反発から漢民族国家・明が興り、永楽帝による北方遠征や「鄭和の西洋下り」などで栄光の中華帝国を築く。豊富な史料をもとに英雄、皇帝たちの実像と歴史に翻弄された人々の姿を活写する五百年史。
0837吾輩は名無しである
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2023/03/14(火) 00:10:28.09ID:grPFpgs8
海東青 摂政王ドルゴン (中公文庫) 井上祐美子 (著)
太祖ホンタイジに仕え、その没後は摂政として幼い世祖を補佐し、清の基礎を築いた「聡明王」ドルゴン。満州の長ヌルハチの子として八旗を束ね、
李自成軍を山海関で討ち取り、中華統一を果たした男の胸のうちには、母を殺され、力強く空を翔る鷹に憧れた幼い日の想いがあった。ぬきんでた知性で、時代を支える柱となった知将の生涯を描く

煌如星シリーズ』(こうじょせいシリーズ)は、藤田あつ子による、中国・清朝を舞台にした推理漫画シリーズ
ちょっと腐女子臭はいってるけど、あそこまで清朝の雰囲気を出して描ける漫画家はなかなかいない
0838吾輩は名無しである
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2023/03/14(火) 22:49:09.10ID:grPFpgs8
ジャッカ・ドフニ 海の記憶の物語 単行本 – 2016/5/2津島 佑子 (著)
遺作  津島文学の頂点であり、最後の長篇小説
アイヌの母と日本人の間に生まれたチカップ。
16世紀日本、キリスト教への圧迫が強まる中、幼くして孤児となり、キリシタンに拾われたチカップは、兄と慕う少年・ジュリアンらキリシタン一行と共に海を渡り、新天地マカオを目指す。
数奇な運命に翻弄され、異国からまだ見ぬ蝦夷の地に想いを馳せ、母から聴いたアイヌの歌を支えに生きる女性の一生を、壮大なスケールで描いた物語。

ゲンダーヌ―ある北方少数民族のドラマ
本書はある北方少数民族が、戦中、戦後の日本社会の苦難を生きぬいた感動のドラマであるとともに、先住民問題とは何か、
国家の戦後責任とは何かを訴えかける問題提起の書である。毎日出版文化賞受賞作。

アイヌは昭和9年の勅令で戸籍が与えられて「内地人」になり土人とはみなされないと決められた。
樺太原住民族であるギリヤークやナナイ、オロッコといった諸民族が戸籍が与えられず土人扱いとなった。
アイヌは戦後日本人として日本に引き上げることとなったがオタスの杜にいた
少数民族たちはスパイ罪でラーゲリ送りになり殆どが亡くなった。
0839吾輩は名無しである
垢版 |
2023/03/24(金) 16:11:00.33ID:3JJMIIPf
京都大学
教育研究評議会
人事審査委員会 御中

私たちは、Yahoo掲示板において、京都大学の30代准教授を自称する者によって投稿された内容について、大変な懸念を抱いています。
この投稿者は、自分が京都大学の教員であるかのように振る舞い、匿名で以下の内容を投稿しています。

・日本の学生水準は低下の一途を辿っており、京都大学生だけが世に出せる水準である。
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1001570/1570/383/329
「日本の学生水準は無論低下の一途を辿っていますが京都大学生だけは取り敢えず胸を張って世に出しますので皆様よろしくお願いいたします。(名大は知りません。)」

・30前半で業界的にはかなり早い准教であることを自慢する。
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1160004548/06e849fd4914445c27fed6a7a800b61d/1/80
「30前半で実は業界的にはかなり早めの准教です。(誇らしげ)」

・韓国の前大統領に対する悪口を書き込み、韓国の対日感情の和解を妨げる内容を投稿。
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1001570/1570/394/798
「前回の大統領、文在寅は頭のおかしい道端のおじさんだったので、変わってくれてよかったと思いますね。韓国の対日感情も和らぐのではないかな」

・名古屋大学の入試ミスに対して、ぶち切れると述べる。
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1001570/1570/393/487

・京都大学を含む他大学に対して否定的な発言をし、学生運動の拠点である熊野・吉田寮についても否定的な発言を行う。
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1001570/1570/392/1029
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1001570/1570/392/1042
「中核派のことも理解できない。熊野・吉田寮やら、叩いてこんな気管やられる程に埃が舞う大学もないんじゃないですか。東阪・九筑・一橋とかの方が余程まともですよ。
まあ、卒業した馬鹿どもが道に外れて外道に落ちてないか、結構心配なんです。人のいい先生は、個別で連絡とったりもしてるみたいですよ。」
「学生運動の拠点になったりするんですよ。京都は左翼活動が多いでしょう。それです。
若手の私からしたら、やっぱりまともじゃないですね。機動隊が入ってくる大学ですよ、平成令和で。おかしいですよ(笑)」
0840吾輩は名無しである
垢版 |
2023/03/24(金) 16:11:37.38ID:3JJMIIPf
・京都の財政について述べた上で、特定の政党を攻撃し、政治ができないと主張している。
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1160004548/06e849fd4914445c27fed6a7a800b61d/1/63
「京都の財政はもっとひどいもんですよ。
バスや電車は赤字を垂れ流しながら運営されているはずです。皮肉にも共○党には政治ができないのだということを古都で証明してしまった(笑)
余談ですが、なぜか給付金には前向きではなかった京都の府政。謎です。」

・東大出身の教授を実名を挙げた上で面汚し・売国奴などと公然と侮辱し、レフトウィング団体を率いていると主張している。
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1001570/1570/427/659
「○○(注:投稿では実名を記載)とかいう東大の面汚しもなかなか例に見ませんけどね。
市民連合とかいうレフトウィング団体を率いているところからも知れてますよ。
維新・橋本を批判し、小泉父子を批判し、安倍・麻生を批判し、靖国神社を批判し、外国人参政権を推進する、絵に描いたような売国奴ですね。」

・一般的には731部隊を想起させるであろうと、ハルビンについて述べている。
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1160004548/06e849fd4914445c27fed6a7a800b61d/1/269
「実は、私は古代史専門なので、近代史は専門ではありません。\(^o^)/
ただそれでも、ハルビン(哈爾浜)と聞けば、一般の方はそのまま731部隊を想起するのではないかなあと想像したりしています。」

京都大学は、高い教育水準を持ち、社会的に重要な役割を果たしています。
教員は、学問的な専門性を持ち、社会的な責任を持って行動しなければなりません。
この投稿者が実際に京都大学の教員であるかどうかは不明ですが、もし投稿者が実際に京都大学の教員である場合、一連の投稿は、京都大学の評判に対して深刻な損害をもたらす可能性があります。
このような投稿は、教育機関に勤務する者として、適切でなく、学生や社会からの信頼を損なうことにつながります
また、韓国の前大統領に対する差別的な言動や、熊野・吉田寮に対する否定的な発言は、学問的な立場からも到底容認できるものではありません
京都大学の教育研究評議会・人事審査委員会には、この投稿者が実際に京都大学の教員であるかどうかを調査し、適切な措置を講じていただくことを強く要望します
0842吾輩は名無しである
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2023/03/28(火) 15:27:56.20ID:6BtzW0db
nhk シルクロード 遙かなり長安
https://www.youtube.com/watch?v=DyvWfN8stZw

唐の都・長安(西安)は、シルクロードによって結ばれた東西文明交流の坩堝(るつぼ)でした。
秦の始皇帝の地底宮殿から発見された数千体の兵馬俑坑(へいばようこう)、
シルクロードの開拓者・張騫(ちょうけん)の墓、
高宗と則天武后が眠る世界最大の墓・乾陵(けんりょう)、
中国に仏教を伝えた玄奘(げんじょう)法師が建立した興教寺やイスラム教寺院など西域文化の遺跡を巡り、
かつての国際都市・長安を詩情豊かに描きます。

語り(語り手)石坂浩二
0843吾輩は名無しである
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2023/04/18(火) 19:14:18.99ID:RPuuLAGx
福島安正 情報将校の先駆―ユーラシア大陸単騎横断 1993/6/1
豊田 穣 (著)
ベルリンから、ウラル山脈、アルタイ山脈を越え、沿海州ウラジオストクまで一万四千キロ。日清・日露戦争に先立つ明治二十五年。
着工まもないシベリア鉄道の進捗状況を窺い、南下政策をとる帝政ロシアの動向を探るため、猖獗きわまるコレラの中を、極寒不毛の地シベリアを駆け抜けた一人の男がいた。緻密にして大胆、天性の情報将校。

情報に強く、外交手腕に優れた明治・大正期の将軍福島安正。その全生涯を通して、「情報とは何か」「情報を活かす戦略とは何か」を問う
帝国陸軍ではこの種の情報将軍で最高位まで出世した方がいます。
明石元二郎大将、武藤信義元帥、そして土肥原賢二大将という方々がそうですね。
果たして現在のわが軍はどうなのでしょうか?
0844吾輩は名無しである
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2023/04/20(木) 08:43:44.58ID:uwuHgECt
日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(C)(一般)
500万円弱 科研費交付(2023~2027年)

株で儲けて日本学術振興会も交付
0845吾輩は名無しである
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2023/05/03(水) 16:53:37.65ID:umI0OQVi
香港警察東京分室 単行本 2023/4/21月村 了衛 (著)
テロリストを追え! 圧巻の国際警察小説。
香港国家安全維持法成立以来、日本に流入する犯罪者は増加傾向にある。国際犯罪に対応すべく日本と中国の警察が協力する――インターポールの仲介で締結された「継続的捜査協力に関する覚書」のもと警視庁に設立されたのが「特殊共助係」だ。だが警察内部では各署の厄介者を
集め香港側の接待役をさせるものとされ、「香港警察東京分室」と揶揄されていた。メンバーは日本側の水越真希枝警視ら5名、香港側のグレアム・ウォン警司ら5名である。
初の共助事案は香港でデモを扇動、多数の死者を出した上、助手を殺害し日本に逃亡したキャサリン・ユー元教授を逮捕すること。元教授の足跡を追い
密輸業者のアジトに潜入すると、そこへ香港系の犯罪グループ・黒指安が襲撃してくる。対立グループとの抗争に巻き込まれつつも
ユー元教授の捜索を進める分室メンバー。やがて新たな謎が湧き上がる。なぜ穏健派のユー教授はデモを起こしたのか、彼女の周囲で目撃された謎の男とは。
疑問は分室設立に隠された真実を手繰り寄せる。そこにあったのは思いもよらぬ国家の謀略だった――。
アクションあり、頭脳戦あり、個性豊かなキャラクターが躍動する警察群像エンタテイメント!
0846吾輩は名無しである
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2023/05/03(水) 16:53:56.42ID:umI0OQVi
武漢コンフィデンシャル 著/手嶋龍一
新型コロナウイルスの「発生源」として世界を震え上がらせた武漢は、中国革命の地にして、国共内戦の要衝でもあった。
十歳でこの地に流れ着いた李志傑は、己の才覚を頼りに動乱の時代を駆け抜けたが、文革の嵐に見舞われ、家族は国を追われてしまう――。
それから五十年後、李一族の「業」は、MI6の異端児スティーブン・ブラッドレーと相棒マイケル・コリンズを巻きこみ、“謀略の香港”に沸き立った。
感染爆発は、なぜ武漢から始まったのか? インテリジェンス小説の巨匠が満を持して放つ衝撃作にして、シリーズ最高傑作!

海峡を越えた怪物 ロッテ創業者・重光武雄の日韓戦後秘史 著/西崎伸彦
「シン」と「重光」――二つの名前を使い分け、男は日韓の運命を動かすフィクサーとなった。
週刊文春元トップ記者が圧倒的取材で描く重厚ノンフィクション。週刊ポストの衝撃連載「シンと重光」が、大幅加筆されついに書籍化。
昭和の妖怪・岸信介、韓国大統領・朴正熙、東声会・町井久之、KCIA・李厚洛・・・・・・。
八十三円を握りしめ、船で日本海を渡った男は、なぜ巨大な人脈と富を手に入れられたのか。
0847吾輩は名無しである
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2023/05/07(日) 23:27:03.65ID:KHmWS04E
立風書房 1981.10 北海道文学全集 23冊.

戦前戦中に発表された北海道にまつわる短編小説を集めた巻みたいです。内容は、プロレタリア文学あり、転向生産文学あり、大衆文学ありの盛り沢山。
戊辰戦争ものを除けば、テーマは北海道の開拓ライフを描いたものが多いです。私としては、やはり大衆文学の書き手(林芙美子や吉川英治、石坂洋二郎ら)がウマいなあと

「台湾抗日小説選」(研文選書41
本書に収録した作品は次の基準に拠った。
  1.日本統治下に白話文で書かれたもの 
  2.新聞,雑誌に発表されたもの 
  3.抗日意識を基調とするもの 
本書に収録したような作品を読んで覚える感慨は,51年にわたる相当苛酷な日本統治下とはいえ,1920,30年の間こういう作品の発表が許されていたということである。1950年代,60年代の台湾や中国大陸で,
時の政治を批判するこんな作品が公然と存在できただろうか――答えは明らかにノーである.日本統治時代の方が良かった,という意味ではない.
差別,圧迫,収奪のない植民地政治があり得ない以上、いかに美辞麗句を連ねて治績を示しても,失われた人命と傷ついた魂を償うことはできないし,正当化できるものでもない.日本の統治が終結して43年の歳月が流れたが,
その後遺症は今でも台湾に深い痕跡を留めている.ただはっきりしているのは,植民地統治の軛から解き放たれさえすれば,政治は自ずと良くなるものでもないということである。
0848吾輩は名無しである
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2023/05/08(月) 00:14:25.41ID:4KevI2AJ
海峡を渡る幽霊:李昂短篇集 単行本(ソフトカバー) 2018/2/17
李昂 (著), 藤井 省三 (翻訳)
世界的な台湾女性作家の傑作短篇集
李昂(リー・アン)は、女性の内面や性、社会の伝統との葛藤をテーマに創作を続けている、台湾で最も著名な女性作家である。英・仏・独・蘭・伊・韓・スウェーデン語など、世界各国で作品が翻訳刊行され、注目を集めている。
本書は、デビュー当時から翻訳を手掛ける藤井省三氏が、1970年〜2000年代に書かれた作品から八篇を独自に選んだオリジナル短篇小説集である。初期の抒情性に溢れた作品、実験的な心理小説、そして中期を代表する二・二八事件の後日談としての政治とセックスの物語、最近作からは、台湾の歴史を描く幽霊物語と政治的グルメ小説を収録した。
都市化の波に取り残された港町に生きる女性、結婚後の夫との関係に悩む妻、幽霊となって故郷を見守る先住民の女性など、女性の視点から台湾の近代化と社会の問題を描く。李昂の豊饒な文学世界を堪能できる一冊。

中島京子氏推薦! 母、娘、妻、花嫁、老婆、若い女、死んだ女、鬼になった女、いまここを生きている女。―時を超えて響きあう彼女たちの声に圧倒された。台湾の近代化と社会の問題を女性の視点から描く、実力派作家による傑作オリジナル短編集!白水社
0849吾輩は名無しである
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2023/05/20(土) 14:23:46.84ID:U+68swy9
ある台湾知識人の悲劇―中国と日本のはざまで 葉盛吉伝   (同時代ライブラリー)
葉盛吉(日本名葉山達雄)は台湾に生まれ、旧制2高、東京帝大に学んだ。敗戦後、台湾へ帰り医師となる。1950年蒋介石の赤狩りで銃殺、享年27歳。
常に真理を求め、中国と日本、台湾と大陸本土という2つの祖国と2つの故郷の間にひき裂かれて悩み続けた生涯を、同郷の友が遺稿をもとに描く感動の書下し評伝。

ヘーゼルの密書 単行本 – 2021/1/19 上田早夕里
一九三九年、上海。激化する日中の対立関係。新たな大戦へと着実に向かう中、それでも戦争を回避すべく、日中和平工作にすべてをかけた人々がいた――

破滅の王 (双葉文庫) 文庫 – 2019/11/13  159回直木賞候補
1943年、魔都・上海。ひとりの科学者の絶望が産みだした治療法皆無の細菌兵器。 その論文は分割され、英・仏・独・米・日の大使館に届けられた

上海灯蛾 単行本 – 2023/3/23
1934年上海。「魔都」と呼ばれるほど繁栄と悪徳を誇ったこの地に成功を夢見て渡ってきた日本人の青年・吾郷次郎。
彼の許を謎めいた日本人女性が訪ねる。ユキヱと名乗るその女が持ちこんだのは、熱河省産の極上の阿片と芥子の種。
次郎は阿片の売買を通じて上海の裏社会を支配する青幇の知己を得て、上海の裏社会に深く踏み入っていく
0850吾輩は名無しである
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2023/05/24(水) 19:32:14.19ID:BgV6brkP
2023年第42回 土門拳賞受賞
満洲国の近代建築遺産 ハードカバー – 2023/1/10
船尾 修 写真集 (写真)
かつて百数十万人に上る日本人が居たとされる満洲国(1932─45)。 新京/長春,大連,旅順,奉天/瀋陽,ハルビン/哈爾濱などに、
主として日本人が設計や施工に関わった建築物約400カ所を尋ねる。 建築物を通して浮かび上がる満洲国の実像。

『フィリピン残留日本人』(2015年、青冬社、第25回林忠彦賞と第16回さがみはら写真賞・第1回江成常夫賞受賞
0851吾輩は名無しである
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2023/05/24(水) 20:02:40.07ID:BgV6brkP
台湾北部タイヤル族から見た近現代史:日本植民地時代から国民党政権時代の「白色テロ」まで
著者:菊池一隆著
「仰げば尊し」の美談に隠れてきた台湾原住民の過酷な運命
清軍と戦い、日本統治に反旗、のち協力。やがて国民党がやってきた

日本の統治時代、台湾原住民を日本の当局は7種族に区分していた。
 タイヤル族、サイセット族、ブヌン族、ツオウ族、パイワン族、ヤミ族、アミ族。これらを総称して「高砂族」と言っていた。
 敗戦後、台湾が唐突に「中華民国」となると、パイワン族を三分化したので、9種族となった。近年の研究の結果、さらに細分化され、たとえば、タイヤル族は、タロコ族、セデック族に分化されたりしたため、台湾原住民は合計16種族となっている。
 著者が注目したのは、このタイヤル族である。
 タイヤル族が滅法戦争に強いことを、当時敵対した日本軍が発見した。
「男は狩猟者、農民であり、同時に「戦士」である。武器は銃(モーゼル銃、村田銃、レミントン銃ほか)、蕃刀、槍などが主であり、特に銃がないと恥とする
日本の統治を悩ました原住民の反乱、襲撃事件は霧社事件が象徴する。そして原住民と融合的となり、統治の末期、日本は原住民から志願兵をつのりフィリピン、ニューギニアへ派遣することになった。
 これが「高砂義勇隊」と呼ばれ、勇猛果敢に戦い、その死亡率は部隊によっては八割にも達した。
 日本の敗戦後、こんどは蒋介石国民党がやってきた。かれらの一部が騙されて、中国大陸に送られ、内戦を戦い、また多くが死んだ
0852吾輩は名無しである
垢版 |
2023/06/19(月) 12:18:52.48ID:Gb5qV6oW
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1160004548/06e849fd4914445c27fed6a7a800b61d/1/2721

猫准教(教祖)5月25日 22:30
うおおお
アカウント復旧したああああ


猫准教(教祖)5月25日 22:36
みなさんお元気でしたか?
日経ちゃんとってもお元気ですね!

残念ながら日経ショートは500円ぐらい飛ばされて、なかなかの損失です。(笑)
このレンジでスイングしたことが一度もないので、しばらく株取引はおあずけしてますよ~。

いまは立てこもり事件のラジオを聞いてます。
ぴーちゃんさんの言ってた通り、治安悪化してて、悲しきかな我が国、日本…。




おいおい、京都大学は
日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(C)(一般)
500万円弱 科研費交付(2023~2027年)されているのに株やってんのか?

科研費もらってんなら株やってないで研究しろや
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