最強の書き出し
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最強の書き出しを教えやがってください。 「メロスは激怒した。」 真に重要な哲学的問題はひとつしかない。自殺ということだ。 わがはいは、今はやりの専業主夫である。チンポはない。 「我は肉筆をとり、ちり紙の上に『魂』を吐き出した」 いろいろ知ってるけど走れメロスを引用してしまう>>1 のセンスのなさにやる気なくした 「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。」「智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」 最強の書き出し こう言われて 最強の書き出し一文章 と勘違いする池沼ばっかり。なんと、>>1 も含めて。 「おむつおむつおむつおむつおむつおむつおむつおむつおむつおむつおむつ。」 太宰治ならこっち。 どんな小説を読ませても、はじめの二三行をはしり読みしたばかりで、もうその小説の楽屋裏を見抜いてしまったかのように、鼻で笑って巻を閉じる傲岸不遜の男がいた。 幸福な家庭はみな同じように似ているが、不幸な家庭は不幸なさまもそれぞれ違うものだ。 朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ 最強の書き出しは、 「 だと思う。小学校の作文の時間に先生が。 長い年月がすぎて銃殺隊の前に立つはめになったとき、おそらくアウレリャノ・ブエンディア大佐は父親に連れられて初めて氷を見に行った、遠い昔のあの午後を思い出したに違いない 祖母の家を解体してみたところ、床下から大量のフロイトが出てきた >>41 「異邦人」ですね。 (なんかクイズみたい) まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき、 花にさしたる花櫛の 花ある君と思いけり。 島崎藤村「初恋」 常徳院殿足利義尚は長享三年三月二六日享年廿五歳にして近江国釘里の陣中に殉じた。 (三島由紀夫「中世」) >>42 プルーストくずしw まあ、くずしでもないか >>47 新潮社版訳です。 >>48 英訳版だと"For a long time I used to go to bed early." だから それだとそっけなさすぎるかな。 たしかに「宵寝」という語感の美しさは訳者のセンスを感じます。 「申し上げます。申し上げます。 旦那さま、あの人は、酷い。酷い。はい。 厭な奴です。悪い人です。 ああ、我慢ならない。 生かしちゃ置けねえ。」 大宰治「駆込み訴え」 ※「あの人」とはイエスのことです。実際は改行がないので迫力がある。 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす ものうさと甘さが 胸から離れないこの見知らぬ感情に(略) 「俺はおもむろに障子にちんぽを突っ込んだ!」 「ああっっつ、出るっ!!」 1796年5月15日、(略) スタンダール「パルムの僧院」 いづれの御時にか、女御、更衣あまた侍らひけるなかに はい! >>59 源氏物語・桐壺 (イントロクイズ) 国境の長いトンネルを抜けると そこは 雪w国wでwあwっwたwww ちょっと長いけど、、、、 書き込めないので仕方なく改行。 其れはまだ人々が「愚」と云う貴い徳を持って居て、世の中が今のように激しく軋み合わない時分であった。 殿様や若旦那の長閑な顔が曇らぬように、御殿女中や花魁の笑いの種が尽きぬようにと、饒舌を売るお茶坊主だの幇間(ほうかん)だのと云う職業が、立派に存在して行けた程、世間がのんびりして居た時分であった。 女定九朗、女自雷也、女鳴神、―――当時の芝居でも草双紙でもすべて美しい者は強者であり、醜い者は弱者であった。 山椒魚は悲しんだ。 彼は彼の棲家である岩屋から外に出てみようとしたのであるが、 頭が出口につかえて外に出ることができなかったのである。 >>62 谷崎の初期短編ってなんかキラキラしてて好きだ。 てことで刺青、デビュー作だったっけか。 >>18 中島らも! 超老伝だったっけ? あれ面白かった! 「川は流れる」ってあったよな あの小説はむしろ書き出ししか覚えていない 2012.11.28 17:46 内柴被告、目頭押さえ「死のうと思っていた」 http://www.sanspo.com/geino/news/20121128/tro12112817480007-n1.html 指導していた大学の女子柔道部員を合宿先のホテルで乱暴したとして、準強姦罪に問われたアテネ、北京両五輪の金メダリスト 内柴正人被告(34)の第5回公判は28日午後も東京地裁(鬼沢友直裁判長)で弁護側の被告人質問が続いた。 被告は「同意の上での行為」と無罪を主張しているが、教え子と関係を持って周囲に迷惑を掛けたことは後悔しているとし、 目頭を押さえながら「死のうと思っていた」と話した。 被告によると、合宿後は大学に顔を出せず、柔道部の監督らと電話やメールで連絡を取り合った。 自身の言い分を学生や大学側に伝える機会がなく「混乱し、この先どうなるのかと不安もあった」という。 「自分から柔道を取ったら何も残らない」と考え、自殺してわびようと思い、家族を実家に預けたが 「妻から『死ぬなよ』と言われて気持ちが治まった」とも述べた。 弁護人は被告が関係者に送ったメールを読み上げ、文面を示した。 「俺が何を言われても黙っているのは、柔道部を守るため」などの内容を確認していた。 29日の第6回公判では検察側の被告人質問が行われる。(共同) 隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、 性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。 高校の教科書で『山月記』を読み、「こんな日本語があるのか!」と驚き、驚きのあまり全編暗記してしまった。 いまでも、少しは覚えている。 >>38 つ self reference engine ,. -‐==、、 ,. ===、、 o ○o. i :::ト、 _,/ `ヾ´´`ヽ、 ゚ .l :::ト、\ // .::::/ :::::!===l :::|ス. ', /./ .::::/ ::::l | __ ..... _::::|} ヽ l-、 . ,ィク ,'..__ .::::/ ::::l :l '´ `)'`ヽ ヾ;\ /::{゙ ヽ、 ``丶、;/‐‐- 、::::l `'::┬‐--<_ } ./;:::::\ /::::::::! ,>---‐'゙ー- ...__)イ ,. -‐‐-、ト、 |l::ヽ /;';';';';::::\ . /|::::::;';';'\/} (ヽ、 _/| (´ _,.ィ!::ヽ. ヾー'´;';';';';';';';';:: /ヽ、 / ,ノ:::;';';';';';';';';'/ /ヽ、二ニ-イ ヾT ¨´ ,/;';';::`、. \';';';';';';';';';';〈::... . / i::;';';';';';';';';';'/ ,イ.:::::::::::::::::: ! ヽ`ー‐'";';';';';';';ヽ \';';';';';';';';';!::::: ちんこ、まんこ、うんこ、下に纏わる名詞はなぜ「んこ」で終わるのか。真理はこのように虚しい議論を弄びつつも、こう決意した。 今日は肛門性交をしよう、と。 -- 岡松康夫著『開眼』より 『ある日見知らぬ人が私を訪ねてきた。それが鈴木君だった。鈴木君は仕事のかえりらしく、 弁当のようなものを抱えて玄関に立っていた。私は暇があったのでとにかく上がってもらうことにした。』 ― 中野重治 「汽車の罐焚き」 この書き出し文が大のお気に入り。 見知らぬ人が突然訪ねてきて、用件も聞かずそのまま家に上げる人が存在するんだなぁww 今までで最強の書き出しはは、トルストイの「復活」かな。 これから展開されるはてのない狂気を感じさせる冒頭2つ。 「死霊」 最近の記録には嘗て存在しなかったといわれるほどの激しい、不気味な暑気がつづき、 そのため、自然的にも社会的にも不吉な事件が相次いで起った或る夏も終りの或る曇 った、蒸暑い日の午前、××瘋癲病院の古風な正門を、一人の痩せぎすな長身の青年 が通り過ぎた。 「死の棘」 私たちはその晩からかやをつるのをやめた。どうしてか蚊がいなくなった。妻もぼくも 三晩も眠っていない。そんなことが可能かどうか分らない。すこしは気がつかずに眠っ たのかもしれないが眠った記憶はない。十一月には家を出て十二月には自殺する。それ があなたの運命だったと妻はへんな確信をもっている。「あなたは必ずそうなりました 」と妻は言う。でもそれよりいくらか早く、審きは夏の日の終りにやってきた。 ……ブウウ━━ンンン━━ンンンン……。 私はウスウスと目を覚ました時、こうした蜜蜂の唸る様な音は、まだ、その弾力の深い余韻を、私の耳の穴の中にハッキリと引き残していた。 夢野久作・『ドグラ・マグラ』 T.エリオットの『荒地』の冒頭だね 四月は最も残酷な月、リラの花を 凍土の中から目指せさせ、記憶と 欲望をないまぜにし、春の雨で 生気のない根をふるい立たせる。 岩宮宗治訳 今のところまだ何でもない彼は何もしていない。何もしていないことをしているという言い回しを除いて何もしていない。 筒井康隆・『虚人たち』 >>83 何十万という人間が一つの小さな場所へ集まり、そこで互いにせり合って、 その土地をみにくくしようとどんなに骨を折ったところで、 またその地面に何もはやさないようにとどんなに石を敷きつめたところで、 また萌え出てくる草を一本残らず丹念に取りつくしたところで、 また石炭や石油でどんなにいぶしたところで、 またどんなに木を刈り込んだり鳥や獣を追っ払ったりしたところで、 ―――春はやっぱり春であった、都内の中にあってさえも。 岩波文庫 トルストイ「復活」 中村白葉 訳 >>84 『戦争と平和』で退屈して以来、トルストイって苦手意識あったけど読みたくなった 川走、イブとアダム礼盃亭を過ぎ、く寝る岸辺から輪ん曲する湾へ、今も度失せぬ巡り路を媚行し、巡り戻るは栄地四囲委蛇たるホウス城とその周円。 、秋の都市を傷つけるために。 だから世界に向かって叫んだ、自分に名前を与えてくれと。 サミュエル.R.ディレイニー・『ダールグレン』 夜明けまえの暗闇に眼ざめながら、熱い「期待」の感覚を求めて、辛い夢の気分の残っている意識を手探りする。 内臓を燃え上がらせて嚥下されるウィスキーの存在感のように、熱い「期待」の感覚が確実に躰の内奥に回復してきているのを、おちつかぬ気持ちで望んでいる手さぐりは、いつまでもむなしいままだ。 力をうしなった指を閉じる。そして、躰のあらゆる場所で、肉と骨のそれぞれの重みが区別して自覚され、しかもその自覚が鈍い痛みにかわってゆくのを、明るみにむかっていやいやながらあとずさりに進んで行く意識が認める。 そのような、躰の各部分において鈍く痛み、連続性の感じられない重い肉体を、僕自身があきらめの感情において再び引きうける。 それがいったいどのようなものの、どのようなときの姿勢であるか思いだすことを、あきらかに自分の望まない、そう言う姿勢で、手足をねじまげて僕は眠っていたのである。 若い身空でセンズリのみに集中するカツナリ・バスロマンは あれはいいお母さんになる。 なるが、場の問題はどうにもならんな。 彼の人の眠りは、徐かに覚めて行った。まつ黒い夜の中に、更に冷え圧するものゝ澱んでゐるなかに、目のあいて来るのを、覚えたのである。 >>97 なんだよ?この文章は? ダラダラダラダラ馬のションベンどころか 文学青年が知ってる単語を重ねりゃ文芸だ、の未消化のカバの下痢便ドバーッじゃねーかよ。 バカっ子がこれぞ文芸、だとするバカ騙しなだけの文章です。 良い子は絶対に真似をしてはいけません。^^ メロスは激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームなの? やっぱり石川淳の「前身」だろう 「長助の前身はすっぽんであった。そのことは誰も知らない。」 それは人類がはじめて月を歩いた夏だった。 ムーン・パレス 歩みが巻き上げる砂の霧に、なかば姿が隠れ、夢のなかに現れるかのように、彼らは砂丘の頂きに姿を現した。 ル・クレジオ「砂漠」 カミュ「最初の人間」、シモン「路面電車」等も好きです。 Fは口から血を吐いた。Mは盲腸炎で腹を切つた。Hは鼻毛を抜いた痕から丹毒に浸入された。此の三つの報告を、彼は同時に耳に入れると、 痔が突発して血を流した。彼は三つの不幸の輪の中で血を流しながら頭を上げると、さてどつちへ行かうかとうろうろした。 >>118 読んでいないけど面白かった? ちなみにムーンパレスは最後の段落もすごく美しい。 書き出しなんかどうでもいい。まだ、書き出しですべてが決まるとかいう、馬鹿編集者っているの? てか、買うかどうか決めるとき、書き出しだけで決めないし、真ん中らへんを読んで決めるわ。 書き出し、なんてキャッチーじゃなくてもなんでもよいってことだ。 重い内容は入るのに抵抗があるから入り口で精力ドリンクを 飲ませて気合いを入れるんだ。 オツベルときたら大したもんだ。 稲扱いねこき器械の六台も据すえつけて、のんのんのんのんのんのんと、大そろしない音をたててやっている。 港の空の色は、空きチャンネルに合わせたTVの色だった。 「片腕を一晩お貸ししてもいいわ。」と娘は言った。 そして右腕を肩からはずすと、 それを左手に持って私の膝においた。 川端康成の「片腕」の書き出しだが、 初めて読んだ時、狂ってると思ったねw 何うぞとお言ひと教へられてお重ねしたる手に、買って貰ひし籠の蛍の光うつくしく 過行く橋の上の町よりは夜風涼しきにおどろきて、消えうも知れぬと袂へ隠したる幼心 こういうスレで自分とおんなじ感性の奴を探しちゃうけどいざいるとシュンとなる なんなんだろ 物価高の影響で以前と同じ値段でもこっそり中身が減らされてるwww ひとたび死んでしまえば、たとえ混沌のさなかにあっても、すべては必然的になるようになるものだ。 なんという素晴らしいお天気だろう。今日はなんでも夏子さんに言えるぞ。 もう三日も飲んでいないのであって、実になんというかやれんよ。ホント。 酒を飲ましやがらぬのだもの。ホイスキーやら焼酎やらでいいのだが。あきまへんの?あきまへんの? えわい。飲ましていらんわい。飲ますな。飲ますなよ。そのかわり、ええか、おれは一生、Wヤングのギャグを 言い続けてやる。 朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、 「オッペルときたら、たいしたもんだ」60年前読んだが未だ覚えている。 目のあらい簾が、入口にぶらさげてあるので、往来の様子は仕事場にゐても、よく見えた。 堀川の大殿様のやうな方は、これまでは固より、後の世には恐らく二人とはいらつしゃりますまい。 梅一りん一りんづヽの暖かさ 春の日向に解けやすき ゆきの中裏なかなかに 浮ごとつもる仮住居 それさへ兼て米八が 三筋の糸し可愛さの 女の一念信実に 思ひ込だる仕送りを 請て其日の活業は 世間(ひとまえ)つくる丹次郎 生徒の名簿と書類を抱えて、梢ゆう紀は腰を上げた。 K県にある私立曙学園高校の、三年A組の教室には、グラウンドから響く運動部の練習の声が、わずかに届くばかりだった。放課後の個人面談による進路調査を、たった今終えたところだった。 事故の思想を表現して見ることは、所詮弁解にすぎない。 それは漆黒の自動車であつた。 その自動車が軽井沢ステエションの表口まで来て停まると、中から一人のドイツ人らしい娘を降した。 「父さんは今日で父さんをやめようと思う」 春休み最後の日、食卓で父さんは言った。 わしが中一の時一番感動した作品・・ 「幼児から、父はよく金閣のことを語った。私の生まれたのは・・」 「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」 やっぱこの書き出しもこのスレにないとな 「伯母はじきに下りてまいります。それまでわたくしがお相手させていただきますのでよ ろしく」と落ち着き払った十五歳の娘が言った。 フラムトン・ナトルは、あと から姿を現わす伯母さんに失礼にならないように、当たり障りのないことを言って、目 の前にいる姪のご機嫌を適当に取っておこうと考えた。 ここまで「雪国」なしとは 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた」 木曾路はすべて山の中である。 濡れはしないがなんとはなしに肌の湿る霧のような春雨だった。 夜明けまえの暗闇に眼ざめながら、熱い「期待」の感覚をもとめて、辛い夢の気分の残っている意識を手さぐりする。 内蔵を燃えあがらせて嚥下されるウイスキーの存在感のように、熱い「期待」の感覚が確実に躯の内奥に回復してきているのを、おちつかぬ気持ちで望 んでいる手さぐりは、いつまでもむなしいままだ。 おまえら、1度は考えるよな? なぜ、人や生き物を殺しちゃいけないの???? で、こんなの見つけた。 ↓ ★友だちを殺した(なぜ、人を殺してはいけないか)★ http://slib.net/71069 題名は怖いが、 人や生き物を殺してはいけない『3つの理由』がここにある!! ! ついでに書き出しも最高だぜww “One minute it was Ohio winter, >>159 ベタもありなのか それでは、 「僕は二十歳だった。それが人生でもっとも美しいときだなんて誰にも言わせない。」 ポール・ニザン 「幼児から、父はよく私に、金閣のことを語った」この書き出しからニ三ページ で一気に読者を引き入れる三島に度肝を抜かれたのはわしが中一の時! 泥に深く穿たれたトラックの轍に、ちいさな女の子が顔を突っ込んでいるのが見えた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.4.6 2024/03/23 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる