ただ一つ、近代日本文学での最高傑作を選ぶなら

1吾輩は名無しである2013/09/15(日) 03:36:33.53
日本文学ベスト10作ぐらいなら誰でも同じような作品が挙がるでしょうが
あえてベスト1を選ぶなら、皆さんはの場合はどの作品ですか?
基準などはなく

蛇足ですが先日、友人に好きな作家とその作品を聞かれた際に
夏目漱石のこころと答えたら何も言わずに失笑されました
ベタベタな答えだからかもしれませんが、むしろそれ以上の
近代日本文学の最高傑作こそ「こころ」だと思っていますので大変不愉快でした

586吾輩は名無しである2017/11/10(金) 02:03:48.36ID:fz/oQch2
芥川はユーモアのある「河童」が良い
太宰は爽やかな哀感がこもる「津軽」が良い

587吾輩は名無しである2017/11/10(金) 02:08:24.72ID:ihpIFaJK
>>583
三島は自己の持つ「嘘」を太宰の文学から掬い取っている。
三島にとって太宰は近親憎悪の対象、文学的に複雑な愛憎の対象。
学生時代の三島は太宰を慕って会いに行っているくらいだから愛着もさらにもぎ離しがたく
それゆえに反太宰を標榜、敬愛していた太宰の融通無碍を欠く自分の力量を補うべく
様式性と格調に重きを置く作品を書く作家というニッチを選び取っていったと思うが。

588吾輩は名無しである2017/11/10(金) 02:22:59.41ID:IpJKFa57
芥川がヨーロッパの国に生まれて、
欧文で彼が日本語で書いたものと同じ質の高さ同じ数だけ短編をかいていたとしたら、
短編の天才として全世界に知られてるわ

589吾輩は名無しである2017/11/10(金) 03:07:28.78ID:ihpIFaJK
>>588
芥川の「箱」職人のごとき緻密な文章の技は、漢籍に通じた操觚者のもつ職人芸。
漢語的素養のない文化圏で翻訳されても、彼の文の躯体となる美点に、果して当時欧州の読み手が気づき得たかどうか。

590吾輩は名無しである2017/11/10(金) 03:36:21.42ID:IpJKFa57
まあ仮定が無理あるけどね
和漢の古典を材料にしている場合も多いし

しかし様々な方向に果敢に実験的でありつつ完成度が高い作品群は、同時代のヨーロッパで展開されていたとしても非常に高く評価されるタイプだと思う
時代の最先端だったと思う

591学術2017/11/10(金) 06:15:21.40ID:EXL/R8Bn
東大の出版物は商売が怪しいだろ。なぜか東大ばかりが書店に並ぶ。
国立下位クラスなのに。

592吾輩は名無しである2017/11/10(金) 15:22:48.16ID:XvgsEwhW
このスレの常連の最高傑作は以下

漱石はこころ
谷崎は細雪
太宰は津軽
鴎外は阿部一族
芥川は短編しかないので除外

さぁ選べ

593吾輩は名無しである2017/11/10(金) 15:24:32.83ID:XvgsEwhW
となるとやっぱり「こころ」かな

594吾輩は名無しである2017/11/10(金) 15:28:18.64ID:+1cjmeTQ
春琴抄そんなにいいかな
春琴の顔に熱湯をかけたのがサスケって事が確実なら、確かに名作だけど
そこがボケてる限り、そんなにいいとも思わんな

595吾輩は名無しである2017/11/10(金) 16:12:27.52ID:MymXsdOJ
漱石なら三四郎

596吾輩は名無しである2017/11/10(金) 17:52:13.10ID:/t6aTik9
う〜ん

597吾輩は名無しである2017/11/10(金) 18:33:14.39ID:/cfi/9hI
教科書だな

598吾輩は名無しである2017/11/10(金) 20:04:17.20ID:lrM8y7YH
三島由紀夫「真夏の死」
石川達三「心猿」

599吾輩は名無しである2017/11/10(金) 20:10:58.99ID:pN0fMnuV
武田泰淳『ひかりごけ』
     か
梅崎春生『幻化』

600吾輩は名無しである2017/11/12(日) 09:03:25.21ID:yk0H+an5
全作品

601吾輩は名無しである2017/11/12(日) 09:05:20.50ID:yk0H+an5
全作品合わせたパワーだと露伴一択だけど

602吾輩は名無しである2017/11/12(日) 09:54:54.46ID:zhTARWCY
ハッタリ

603吾輩は名無しである2017/11/12(日) 21:36:16.72ID:Dcsv0Qm7
>>593
「こころ」の先生は中途半端にお金を持っているのが悲劇だった。
食うや食わずで朝から晩まで働いていればグジュグジュ悩んでいる暇はなかった。

604吾輩は名無しである2017/11/14(火) 09:54:32.37ID:kScBQSZh
だいたい、近代化に失敗した日本に「近代文学」なんて存在するはずないだろ
日本の「文学」は、「ラノベ」または軽い「読み物」だ

605吾輩は名無しである2017/11/16(木) 02:51:42.94ID:R4X4QEJE
しょせん個人の日記レベルともいえるな

606吾輩は名無しである2017/11/16(木) 03:36:20.41ID:b1ct/HVd
韓国は近代化に大成功したよな

607吾輩は名無しである2017/11/16(木) 06:03:10.58ID:+JQvmqaR
大爆笑

608吾輩は名無しである2017/11/18(土) 18:34:46.73ID:suqmm7AH
>>594
なかなか面白い仮説ですね。
本当に湯をかけたとして理由が知りたい。

609DJ gensei学術 暗公 fineshi pas contenau2017/11/18(土) 23:31:08.15ID:Lrwc+Swb
春琴抄は独特の世界と音感で描かれて、日本文学のかけがえのないものだ。

610吾輩は名無しである2017/11/19(日) 01:07:56.38ID:aRyfTjkm
>>607
俺も最近その説のさわりを知ったが、どうやら千葉俊二や河野多恵子が唱えているらしいよ

611吾輩は名無しである2018/01/13(土) 16:01:50.75ID:wrWxfMzQ
608
仮説というか春琴を陥れたのは佐助でしか成立し得ない小説だろうよ
名前忘れたけど、春琴を口説いて梅見に誘ったボンに危機感を覚えたんだ
あの程度の小僧だから袖にしたけれど
他の男に、、、
と考えた時、これ以上春琴を表に出すのは危険と思ったんだろうよ

通俗な言葉だと独占欲とかいうのかな
人間の欲望の最たるものだろう

そういうものを書いている小説じゃないの?
そうじゃないならお師匠さんが好きです、僕も失明しますブスリ
これだけで名作とは言えんだろう

612吾輩は名無しである2018/01/13(土) 16:06:54.80ID:ckfUTrL0
連投だけど、そんな単純な献身愛なら
東野圭吾(笑)宮部みゆき(笑)らのほうがまだいいもの書いてるぜ

613吾輩は名無しである2018/01/13(土) 19:15:40.70ID:VV4zpiWA
藤林丈司

614吾輩は名無しである2018/01/14(日) 16:00:10.42ID:h4tqR0jK
究極的な話をすれば、こころの先生と人間失格の大葉洋三はほとんど同一人物で
世間体を第一に考える日本人に共感されやすいタイプ

615吾輩は名無しである2018/01/14(日) 16:24:02.01ID:h4tqR0jK
彼らのような悲観的な厭世家が世紀のヒーローとして文学史上に残るのは
キリスト教が全く機能していないからだと思われる
性悪説に基づき、善人に石を投げるのが人間の本質だと説いているキリスト教圏内では、かれらのような主人公は登場しない
人が信用できない
それで当たり前であるとキリスト教は説くからだ
海外の名作で完全に他人を信用できないというキャラクターといえば、ドストエフスキーのスタブローギンがいるが
彼はもっと高度の悩みを持った超人であり、せんせいや大葉洋三のようにウジウジしていない

616吾輩は名無しである2018/01/15(月) 02:10:43.61ID:xne5E1DJ
一通りスレを読んだけど
要するに日本文学に最高傑作はないということか

617吾輩は名無しである2018/01/15(月) 04:43:53.34ID:DHH3ihfC
大庭葉蔵

固有名詞は正確に書いてくれないと違和感があり過ぎてね

だけ

618吾輩は名無しである2018/01/15(月) 16:17:58.06ID:daIHHTZy
夜明け前

619吾輩は名無しである2018/01/15(月) 21:23:24.53ID:YNX8tBYc
夜明け前に決定しました

620吾輩は名無しである2018/01/15(月) 22:10:13.45ID:euZQjNVR
>>616
日本の小説は本当に退屈でつまらんが、武者小路実篤は例外的に
面白かったな。
日本にはドストエフスキーやトルストイのような巨大作家はいない。
大長編を書く腕力がないのだ。

621吾輩は名無しである2018/01/16(火) 05:49:44.42ID:P+aEDQ7m
外国人が読んで面白いと感じるのは「夜明け前」だというのはよく聞く話
たしかに鎖国から開国、近代化という日本史上最大の革命期をマクロとミクロの両方から描いているからね
日本の歴史もわかるし、江戸と明治、将軍と天皇、鎖国と開国、国学と洋学という対比を個人を通して描くことに成功している

明治期なら大なり小なり近代化に翻弄される悩みを漱石であれ鴎外であれ書いているんだけど
「夜明け前」はそれをうまい構図で書いたから外国人が読んで面白いのでしょう

622吾輩は名無しである2018/01/16(火) 13:21:28.00ID:u+/iCz50
>>620
友情はもっと評価されていい恋愛小説の名作だと思う
日本人作家の名作で確かに超大作ってないよな
戦争と平和やレミゼラブルみたいに登場人物を増やした大衆文学ならいくらでも長く書けるのだろうけれど
ドストエフスキーみたいに1つの小説で、美談あり思想あり血みどろの愛憎ありと詰め込んで調和を保つ事の難しさは、村上春樹が1984で証明してくれた
異次元の筆力がないと読めたもんじゃない

623吾輩は名無しである2018/01/16(火) 15:48:09.91ID:GiF4H/kJ
島崎藤村はロマン主義の詩歌から出発したが、
長編を書く能力としてはあの時代では頭抜けていて、現代まで含めても随一かもしれないな

624吾輩は名無しである2018/01/16(火) 16:38:12.24ID:rc2TsFsj
読書家の篠田一士が褒めまくっている
という話で、実際ちくまの一冊本の解説
読んだら異次元の絶賛でウケたよ

625吾輩は名無しである2018/01/16(火) 17:39:35.70ID:OgjqsyVl
【911】 NHKアナウンサー長谷川浩、自殺 <目玉のマーク> テロや災害に偽装した破壊工作 【311】
https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1516006917/l50

626吾輩は名無しである2018/01/19(金) 03:40:11.25ID:+DUU9DSp
其面影、明暗、或る女、痴人の愛、暗夜行路、夜明け前、雪国、迷路、死霊、
万延元年のフットボール、春の雪、枯木灘、以上ベスト12

627吾輩は名無しである2018/02/02(金) 12:29:18.41ID:d5FW4Cyl
雪国は適当に書き継いだせいで
構成力もないしぼんやりとした内容
それが強みだが欠点も多い

問題作

628DJ学術 2018/02/02(金) 13:46:10.74ID:5Bq3nnjG
どうだろうね。書かれていないモノ 思いついたが消したもの

とかの方が最高賞位傑作なんだと思うよ。

629吾輩は名無しである2018/02/02(金) 20:35:47.99ID:3JN9KiCL
短編でもいいなら谷崎潤一郎の「刺青」に一票

630吾輩は名無しである2018/02/02(金) 20:49:04.46ID:/DDySVqZ
短編集でいいなら
夢十夜だな
完成度は長編の夜明け前と肩を並べる
完璧な芸術作品

テーマの重複のなさ
安定したしかし硬軟合わせた文体
細部に拘泥することもない

上田秋成が読んだら腰抜かすだろうな

631吾輩は名無しである2018/02/02(金) 21:00:37.30ID:/DDySVqZ
雪国は中編なんだが
重複的内容が結構ある
思いつきのような不自然なシーンもあるし
無理矢理繋げて手を入れたせいで
時系列に破綻がある

そのせいで再読は楽しい

632DJ学術 2018/02/02(金) 21:34:52.46ID:5Bq3nnjG
川端氏もまあ賞金ぐらいは貰えてるんだろうけど、東大という割じゃないわけで
学歴があったから性が出るわけじゃない。

633吾輩は名無しである2018/02/04(日) 18:48:35.72ID:DQVlHvK5
俺も短編なら刺青かな
刺青ほどに高尚な日本語で書かれた小説は他にない

634吾輩は名無しである2018/02/07(水) 12:28:00.03ID:GqqOifrk
神聖喜劇

635吾輩は名無しである2018/02/25(日) 13:34:48.18ID:2ZrOd6PT
>>588
じっさいウィキペディアの言語数を見たら日本の作家では芥川がダントツの1位だからな

636吾輩は名無しである2018/02/25(日) 14:11:25.14ID:YEznoVP4
じっさい芥川愛でるなら説苑を訓読する方がマシ
誰も言わないから俺が言っておくわ

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