フランツ・カフカ Franz Kafka 10
作家別作品リスト:No.1235 作家名: カフカ フランツ http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1235.html 家のあるじとして気になること (新字新仮名、作品ID:47212) →大久保 ゆう(翻訳者) 家長の心配 (新字新仮名、作品ID:49858) →原田 義人(翻訳者) 火夫 (新字新仮名、作品ID:49859) →原田 義人(翻訳者) 皇帝の使者 (新字新仮名、作品ID:49860) →原田 義人(翻訳者) 最初の苦悩 (新字新仮名、作品ID:49861) →原田 義人(翻訳者) 処刑の話 (新字新仮名、作品ID:46343) →大久保 ゆう(翻訳者) 城 (新字新仮名、作品ID:49862) →原田 義人(翻訳者) 審判 (新字新仮名、作品ID:49863) →原田 義人(翻訳者) 断食芸人 (新字新仮名、作品ID:49864) →原田 義人(翻訳者) 罪・苦痛・希望・及び真実の道についての考察 (旧字旧仮名、作品ID:53047) →中島 敦(翻訳者) 道理の前で (新字新仮名、作品ID:47213) →大久保 ゆう(翻訳者) 判決 (新字新仮名、作品ID:49865) →原田 義人(翻訳者) 変身 (新字新仮名、作品ID:49866) →原田 義人(翻訳者) 流刑地で (新字新仮名、作品ID:49867) →原田 義人(翻訳者) llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll llllllllllllllllll llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll llllllllllllllll ' ̄ ̄llllllllllllllllllllllllll lllllllllllllll llllllllllllll llllllllllllI, / ‖ \ lllllllll Illlll, / /) (\\ lll 丶,I /./● I I ●\\ i'i I │ // │ │ \_ゝ │ I ヽ I /│ │ヽ I/ │ ノ (___) ヽ │ │ I I │ 移民政策は今度こっそりやろう i ├── ┤ │ \ /  ̄ ヽ ,/ ヽ__ 'ノ  ̄ ̄ いや、どんな過疎板でも最初にある程度書き込まないと即死はある 文学板のスレ即死判定基準は20レスかな 掟の門前って結局答えないのかね ジャック・デリダの掟の門前論も具体的なこと語られてなかったし カフカの全集を読んだのだが、結構未完の作品が多いよな。 たったの一文だけという作品が多い。おそらくそこから作品を作ろうとして 挫折したんだろうな。うまくいけばモノになったような題材もあったけど、 そこから先が続かなかったんだろう。 未完の小説も全集に収録される──フランツ自身はどう思うのかな 城 @Kが到着したのは、晩遅くであった。5 A二人がほとんど、宿屋の近くまでやってきたとき、21 B酒場はまんなかが完全にがらんとしている大きな部屋で、40 C彼はフリーダとうちとけて話したかったが、50 D村長との話合いは、ほとんどK自身が不思議に思ったくらいだが、63 E宿屋の前では亭主が彼を待ちかまえていた。82 F路上でKは教師に出会った。97 GまずKは、あの暖かい部屋のなかに女中や助手がつめかけていたところを抜け出てきたことで、107 Hそこで彼は思いきってその場を去り、建物のなかへもどった。116 Iはげしく風が吹きつけるおもての階段に出て、Kは暗闇のなかを見た。127 J彼はすっかり凍えて家へ帰った。133 K朝、みんながやっと眼をさましたときには、137 Lみんなが立ち去るやいなや、Kは助手たちにいった。144 Mとうとう――もう暗くなっていた。173 NKはいくらか驚いた顔つきをしてあとに残っていたが、183 O彼がそれから通りに出たとき、251 P暗い紳士荘の前には人びとの小さなむれが立っていた。258 QそのときKがあてもなくあたりを見廻していると、263 Rエルランガーが開いたドアのところに立って、292 SKが眼ざめたとき、まず、自分はほとんど眠らなかったように思った。308 339 イラストレーターで収入が少ないからと30代後半で漫画家になろうとする、ひきこもりのバカ発見。 足立区に住んでいるそうだ http://inumenken.blog.jp/archives/7002197.html うろ覚えだけどたしか審判の主人公は誕生日に逮捕 されて誕生日の前日に処刑(?)されたんだよね。 ループものっぽいよね! 「変身」超つまらなかった。こんなの世界名作とかいうのはともかく 課題図書にするのやめてねw >>24 『変身』、私はとてもおもしろい(interestingかつfunny)と思います。 もし将来『一家の家計を支えるセールスマン』になったらもう一度読むと また違う感想をもつかもしれません。 不思議な変身について、さまざまな解釈が行われたが、現代の職業生活、 家庭生活について、その非人間的な面が残酷なまでに直視されている。 〈城山良彦〉 funnyだと感じるのは、とくに第1章のすっとぼけた筆致によるユーモアで、 『カフカはこの作品の原稿をマックス・ブロートらの前で朗読する際、 絶えず笑いを漏らし、時には吹き出しながら読んでいたという。』 というのは私にはとてもよくわかります。 だめ、街へ出て人を襲ったり巨大化して放射能を吐いたりしないとつまらない。 要するにカフカの想像力の貧困さに現代の若者は耐えられないということ。 大きな甲虫に変身→家族にうざがられてそのうち干からびて死亡 それだけ。 お城にいつまでもたどりつけない→未完 お城の中が想像できなかったから。 門が開くのを待って数十年→入れず死亡 門の中が想像できなかったから。 何と貧しい想像力。 変身審判そのほか有名な短編読んでいざ城行くぞと思った矢先にカフカへの情熱途切れそう どれもそこそこ好きなんだけど最高!て感じじゃなかった 城も審判と似たような感じですかね? 俺はWizardryというゲームが好きなのだが、とくに初期のシリーズはグラフィックも、システムも、ストーリーも簡素で、却って想像力が刺激され、何度も繰り返し遊べた カフカの小説にも、初期のWizardryと似たところがある あえて描かないことで読者の想像力を掻き立てる それでいて非現実的な現象をリアルに描写し、言わば読者の想像力を刺激する枠組みはきっちりと作り込んでいる カフカの面白さはこうしたところにあり、想像力の足りない読者には楽しめないのかもしれない つまり初期のWizardryよりもPS以降のファイナルファンタジーのようなゲームが好きな人にはカフカは合わないと言うことだ >>34 だらだらと変な世界に無意味に浸って脳を遊ばせ時間を浪費したいなら城最高 カフカは未完の数行程度の作品が多い 全集を読んでわかった オドラデクとかあんなの意味ないでしょ。 深読みしたがる人が勝手に妄想する材料なだけ。 やっぱ、城、アメリカ、審判でしょう これ読めばカフカはわかるよ そう好きなのはいいの。 夏休み課題図書とか世界名作ベスト10だから読めとかやめてほしいの先生。 名作っておのおの絶対ぴったりなのがあるはずなんだけど まずカラマからみたいなことで読んでなんかなあとなって離れていくみたいなことあると思う ベケットがぴったりな高校生とかおるだろうけどなかなかたどり着かんだろうと 変身はしんどいけど父の気がかりなら短いので読める。 でも感想文は困るw かつて日本ではカフカを暗く読もうとしすぎたかもしれない反動とはいえ 池内紀氏はカフカのユーモア部分を拡大喧伝しすぎだろう カフカ自身は作品は読者を刺すようなものでなければと書いているのに 誤訳や曲解や必要ない読点付け、人物が馬鹿にしか見えない平易すぎる訳などは作者への冒涜だろう 池内訳から読んでしまう読者はカフカを読んだとは言えないこの状況は悲しい ドストエフスキーの亀山氏と共に文学史から消し去りたい 中井正文訳の変身/ある戦いの描写(角川文庫)は頭痛がして読めない。 >>54 それは関心がなさすぎでは 極端にいえば漢字かひらがなかというだけでも印象が変わるし 一人称が僕、ぼく、私でも大きな違いになる >>58 あまり、食指が動かないな 高橋悠治のは読んでみたいが 短編集の解説に書いてあったけどカフカの作品は対もしくはペアになっているものがたくさん出てきているけども物語の中心にあるものの対は見つからないもしくは始めから無い というのを読んで少し分かった気がした 実際、審判はKには痩せた二人組が罪状を告げ、太った二人が処刑しにきている そして罪人のKが罪を探しているし 池内紀と高橋義孝で文体がかなり違うんだが、どっちが原文に忠実なんだ? 高橋義孝のほうが原文に忠実。 池内紀は意訳といってもいいかも。 城は映画化されてるというからレンタルショップにいったらおいてなかったでござる でネットでDVD買おうかと思ったら絶版、アマとかでは中古がプレミア価格でござるよ、 古い6巻版の全集もってるんだけど もっと新しい全集は見たら巻数が倍近くあるんけど 作品の収録数が全然違うんですか? 解説とかでそれだけ増えてるならかまわないが 作品が増えてるなら買わなきゃならない 城って読んでる最中や読んだ後はなんだこの糞小説って思うけど 何年経っても印象に残ってるんだよね 城の映画はミヒャエル・ハネケだったな。微妙だった。 アメリカだけ読んでないけど、おもしろい?これまた未完なんだよね。 2人の関係は中川氏の後援会メンバーには、とっくに知れ渡っていた。地元関係者によれば、2人の異常な親密ぶりに、業を煮やした幹部もいたというのだ。 最近1年間で、中川氏は頻繁に門氏を地元・帯広に招待。中川氏も門氏の地元・和歌山に何度も足を運んでいた。 後援会の複数の人間が「2人の交際は、過去2年間は続いていた」とも話しているという。帯広での2人の怪しい仲は有名で、何人もの目撃者がいたようだ。 中川と門の公金流用疑惑は、結局は暴かれることがないのか。 政務官室のラブホ化問題はどうなるのか。 結局は、全て水に流されてしますのか。 こんなやつらが税金でうはうはと愉しんでいる社会だ。 今配信されてるバイオハザードリベレーションズ2のエピソードがそれぞれがカフカの作品の題名からつけられてるのをきっかけにKindleで無料で読めるし「変身」だけ読んだ。 普段小説読まないから少し読みづらかたがなんとか読破 カフカの作品の中ではまだ読みやすい方なのかしら バイオハザードリべレーションズ2に出てきたセリフなのですが、 「告白と嘘は同じものである。告白が出来るようにと、嘘をつく」という物があります。 これが乗ってる本とか分かりますか…? >>75 読み始めたばかりだけど、相変わらず抑圧されてるなぁ、と思う。 中川郁子・門問題 大事なのは唯一つ。 公金の流用のありやなしや。 (不倫については、それぞれにいろんな思いがおありでしょう。) 和歌山、北海道間の旅費、交通費などどうなってた? (2年間付き合っていたとも) 政務官室がラブホ代わりに、ってのは実際のところどうなん? (2時間こもっていたとも) 多額の税金によって生きている二人が 税金をこんなふうに使っていたとしたならば。 庶民はやりきれんのだよ。 ドゥルーズ・ガタリのカフカ論とか、読んでみたいな。 というかカフカは変身と、審判の最初しか読んだことない。 小説という試み、それと生きているということがどうつながるのかわからないが、 わからないようでいてわかる。ドゥルーズガタリの「アンチオイディプス」 を読んでいるのだけど、この視点からだとカフカも理解できそうな気がする。 ドイツ語版の「城」を持っているけど2ページくらいしか読んでいない。 カフカも面白そうだな。 Ungezieferの解釈は、いまに始まった話じゃないがな。 >>69 「城」と「断食芸人」(アニメ)のレンタルできるところあるよ。 駿河台下にある。2年ぐらい行ってないからうろ覚えだが、 チェコ映画とか人形アニメとかもある。現代音楽のDVDも。 ユダヤ人家系 オーストリア 恋人との大量の手紙 父親コンプレックス くらいか カフカのスレってあったんだ うれしいな 『城』を読みたくなったな 霧と闇に覆われて城は見えない 登場人物のKはこの小説の語り手次第では城にこだわる必要はないはず なのだがKは城との関係から逃れられないことが語り手によって宣告される 馬鹿げているのだがこれは絶対的なことなのだ そういう前提があって話がはじまる ウエストウエスト伯って誰?ってもうこういういきなりな感じが参ってしまうわ 電話があるってのがいいな 一旦は城の権威に守られるかたちになる 巻き込まれ方が成り行きと駆け引きの中間みたいな 意図があるようで曖昧な、なし崩し的なKの感じ 状況の変化とその見え方が一方向でしかないという図 翻訳の良い悪いはおれにはよくわかんねーな 宿屋のオヤジがいい味出してるのはなんとなくわかる 文字に書かれたものを読む行為というのは会話以上に解釈の政治だあ その土地の農民の性質というのはよそ者には曖昧で謎めくもの >>112 , >>113 ようわからん バルナバスを介した口頭での返答というクラム(城)との駆け引き Kとバルナバスの身長は変わらないながら目線の高さが違うなんてのがクオリティだよな どれを読んだらいいかとか聞くのはどうせなにも読まないやから 子供のころの記憶 教会の墓地を囲む高い塀を乗り越えた勝利感 バルナバスの父と母がKへ向かう様子の描き方が如何に予感に満ちたものであることか この宿のバーで飲んでいる農民もフリーダも身体が小さい お前らは、臆病者だ、wwwwwwwwwwwww 真実を言えない者に、文学を語る価値なし。 奴隷国家においては、学問はいらない。あんたらもいらんということだ。 >>1 そうだろ。お前削除しやがって。 おまえら、自分が優れているなどと思うなよ。 あほ同然だお前らは。ふふふ 女男は扱いにくいねー! 覗き穴を塞ぐ木片はフリーダのガードルに提げられた革袋から出てくる カフカのイメージする城には当然、天守閣のようなものはない 女が取り返しのつかなくなるであろう挙に出る前に男には越境の感慨が来している カフカがローベルト・ヴァルザーを評価してたけど、 ヴァルザーの持ち味である淡々とした感じが自分と同じものを感じたから そう思ったのか、またはあの独特なテンポを気に入ったからなんだろうか 53 :吾輩は名無しである:2014/09/10(水) 03:08:17.91 かつて日本ではカフカを暗く読もうとしすぎたかもしれない反動とはいえ 池内紀氏はカフカのユーモア部分を拡大喧伝しすぎだろう カフカ自身は作品は読者を刺すようなものでなければと書いているのに 誤訳や曲解や必要ない読点付け、人物が馬鹿にしか見えない平易すぎる訳などは作者への冒涜だろう 池内訳から読んでしまう読者はカフカを読んだとは言えないこの状況は悲しい ドストエフスキーの亀山氏と共に文学史から消し去りたい 小田島訳シェイクスピアを加えて、消し去るのは三つにしてもらいたい。 俺は作家論って無意味の口だけど、日記とか手紙も作品として読めるものもあるだろ。 日記ってのが必ずしも事実の書かれたものとも言えないし。 日本語を考えると、どうしても自分の母語であるだけに、文章は感覚的に読んでしまい、 好き嫌いが最初に来て、かえって分析的に読めなくなることも多い。 その点、外国語は辞書引いたりは無論、文化的な背景はなんだろう?とか触発されて むしろお勉強できるって気がする。きちんと分析的に読めるかって言われると自信はないけどな。 まあ、読書ってのは面白いから読むのが王道だから、興味がないってんなら 別に止めはしない(笑 小林秀雄がいうには気に入った作家がいたらその作家の全集から書簡、日記まで全部読めだって そうすればその作家がやっと見えてくる 作家なんてそのへんのごろつきとかわりません。 それに作品を読書するのに、作家がどうたら、関係ないだろ。 読者がなにかを妄想できるネタを提供するだけで、作品の面白さが変わるわけでもなし。 ランボーがアル中だったとして、作品は作品だ。 全集を片っ端から読むという読書は経験ないし、するつもりもない。 国内、海外のさまざまな作家の代表作3つくらいをあれこれ読みまくるという読書だ。 まあ、人それぞれだろうがね。 俺もそれだけど、カフカとドスト氏だけはいつか全部読みたいと思ってる どっちにも同意 あとあまりはまってない割にそこそこ面白いからいつの間に全集読破してたパターンもある >>142 誰かが言ってた 作家は家のある乞食。作家は職業のあるきちがい。 ちょっと作品を読んだだけでその作家の思想なり表現したかったことなど全部分かった顔するやつ嫌い カフカに限って言えば作家より作品が好きかな フローベールやトーマスマンの書簡や日記は面白いから一概には言えん 日記や書簡は必ずしも全て読まなければならない訳ではない 作品との関連度合いによっては読まなくていいものもあるだろう たとえ遺っていても、遺族や関係者が大幅に手を入れたものは価値が下がるだろうし カフカの手紙や日記はひとつの作品として素晴らしいよ 手紙や日記を読んで、カフカエスクな世界が更に奥行きを増すかも。 俺は読んでないので。 カフカがポルノ写真を秘蔵していた話は聞いてるが。 彼にも平凡なマスカキストの時間があったw 変に私生活まで覗きみることで、逆に作品を楽しめなくなることもある 天才的作家は大抵の場合、嘘つきの天才でもある >>154 ポルノ写真じゃなくて、エロい絵がいっぱい載ってる雑誌じゃなかったっけ? 『城』読了 これはコクのある小説でございました 未完ってのもまた乙 これをガッツリ読んでる人がいたらいろいろとお話をうかがいたいものであります カフカの作品では『城』が最も読むのに時間がかかった一冊だった。とにかく読んでいると疲れてくる。 >>156 作家なんてフィクションで物語書いてる以上、全員嘘つき 『審判』 まず、向かいのババアがこっちを見てるってのがおもろい 向いの美女が俺を見つめてると、書けば、 「こいつナルちゃんw」と、笑われる。 理由を告げられることなく逮捕される 冗談ないし誰かのウソによる誤認逮捕だろうと 最初のうちはタカをくくっているが・・・ 『城』は、テレビ映画にもなったよな。 原作に近かったけど、限界があったな。。。 ハネケの『城』は詰まらんかったなあ 朝の教室の場面で肝心のデブ猫が出てこないんじゃシラケるよ 『審判』続き 法治国家に住んでいるということを自らに言い聞かせるんだな その法律がどこにあるのかといえば相手の頭の中だけにある 古来、『審判』は、何度か映画化されたけど、『城』は、大作としては映画化は されないよね。 やはり、複雑だからかな・・・ 『審判』においては、登場人物の誰1人として、主人公Kの罪状を知らないし、 各々の行動の究極の意味や目的を知らされていない。 これは、田舎の工場や支店で働く人間達の生活そのものではないか? 生産のプロセスに中途から加入して、プロセスに順応して行くことだけが 求められており、「何のために?」という問いが徹底的に禁じられている。 これは大都市の中下層労働者も同様だろうが。 「何のために?」という問いが禁じられることは、言論や思想の自由以前の 問題だと、ナチス・ドイツのユダヤ人の偉い先生はかつて言ったが。 いろんな解釈が出来ることもカフカの作品の魅力だね 『審判』続き ヨーゼフ・Kは自分を逮捕しに来た二人を階級的に侮蔑しているな あのババアが自分より年のいったジジイをひっぱってきてまだ見ている 「変身」の恐ろしいところは、「ある朝」、ザムザに起こる異変が虫への変身以外(例えば急に脚が動かなくなったとか)でも話が通るところ >前の晩 洗面台においといた リンゴを朝食として 齧る こういった変体俳句?はありだろな。うまいかどうかは勿論別だが。 カフカ ポケットマスターピース 01 (集英社文庫) 文庫 - 2015/10/27 フランツ・カフカ (著), 多和田 葉子 (翻訳), 川島 隆 (翻訳), 竹峰 義和 (翻訳), 由比 俊行 (翻訳) ¥ 1,404 カフカの面白さを1冊に凝縮。新訳『変身(かわりみ)』を筆頭に、短編『お父さんは心配なんだよ』長編『訴訟』など、 さらには彼の遺した書簡集や公文書も加え、その魅力を現代に伝える。(解説/多和田葉子) 808ページ 多和田葉子の翻訳は文芸誌に載ってたやつかな 無理にでも厳密に翻訳しようとして読みにくかった記憶がある そうでもしないと「個性」が発揮できずに意味がないからだろうけど なんかこのごろ葉子バアサンがうざったいな。死ぬのか? Er wäre gewiß nicht viel später auch ohne Störung erwacht @べつにこれということがなくとも、晩かれ早かれもうそろそろ眼を覺ます時刻であった。 A別にもう邪魔がはいらなくとも、遠からずきっと目をさましたことだろう。 Bきっと、別に妨げがなくともそれほど遅く目ざめるというようなことはなかったろう。 C別にじゃまがはいらなくても、きっとまもなく目をさましたことだろう。 Dそのままでも彼はまもなく眼をさましていたことだろう。 Eたとえ邪魔されなくても、彼はそれ以上もう眠っていることはできなかったろう。 F物音で目が覚めたのだが、べつに眠りを妨げられなくても、これ以上眠っていなかったろう。 G邪魔がなくても、もうそろそろ目を覚ますときだった。 H眠りを乱すものがなくても、それより目をさますのがよほど遅くなることはなかっただろう。 I邪魔がなくても、きっともうそろそろ目醒めるころだったろう。 Jいずれそのうち、おのずと目覚めるはずだった。 Kべつに邪魔がはいらずとも、いずれそのうち目を覚ましていただろうが、 Lなにかに起こされなくても、きっとそのうち目覚めていただろう。 彼はきっともうその同じ時にさえたとえ物音に邪魔されることがなかろうと目を覚ますことだってできたであろう。 以上で本稿を終わることにしたい。最後に筆者は次のことを是非云っておき たい。問題になっているのは、主人公が物音に邪魔されて目を覚ましたと云う ことだけなのである。夕暮れ時の同じ時に自然に目を覚ますこともできたであ ろうが、それはあくまで架空の話にすぎないと、作家は但し書きをしているの である。此の但し書きに惑わされてはいけない。従って大部分の訳者が考えて いるような、主人公は物音に邪魔されて目を覚ましたが、物音によらずともそ の後まもなくして目を覚ましたであろうと云ったようなことは問題となっては いない。亦少数の訳者が考えているような、主人公は物音に邪魔されて目を覚 ましたが、その時にはそれ以上眠ってはいられなかったなどということは云わ れていないのである。 カフカ作『変身』の翻訳をめぐって 諏訪田清http://ir.lib.shizuoka.ac.jp/bitstream/10297/4859/1/100416001.pdf >>188 (変わったことをして目立たないと売れないからかな) >>188 光文社古典新訳文庫のも「訴訟」だったし、新しさを狙ってるってほどでもないよね。 「家父の気がかり」(かふのきがかり、Die Sorge des Hausvaters)は、フランツ・カフカの短編小説。 1917年執筆。1919年『自衛』誌に掲載され、1920年に作品集『田舎医者』に収められた。 虫とも動物ともつかない奇妙な生き物「オドラデク」をめぐるごく短い作品。 『お父さんは心配なんだよ』って岡田あーみんかよ グレゴール・ザムザがある朝のこと、複数の夢の反乱の果てに目を醒ますと、寝台の中で自分がばけものようなウンゲツィーファー(生け蟄にできないほど汚れた動物或いは虫)に姿を変えてしまっていることに気がついた。 変身(かわりみ)って酷すぎやろ 自己顕示するなら本文の訳でやれや アメリカを語る人間がいない 城に次ぐ大作なんだけども誰も語らない >>194 たしかに「変わったことをして目立た」とうとしてる訳だわw >>194 これが何年か前に日本で流行った超訳というやつか 頭木弘樹さんの『絶望名人カフカの人生論』は良い本だな〜 >>200 超訳ってのは、読みやすくするために(原文への忠実さを犠牲にして)大胆に意訳することだからなあ。 >>194 は、あえて読みにくくするために無理やり意訳してる感じ。 だから原文にはむしろ忠実。 >>202 そういう意味やったんか。意味も碌に知らんと発言すんのは控えたほうがええなあ まずは手元の飯吉訳。 Kは部屋を見まわしてみた。すっかり元通りになっていた。今朝方、窓のそばの小卓にのせてあった食事のあとも、 きれいにとりかたづけられてあった。「女性の手は知らぬ間にいろんなことをやってのけるものだ」とかれは考えた。 つぎが丘沢訳。 Kは部屋のなかをみまわした。すっかり元通りになっている。朝、窓のそばのテーブルの上に置いてあった朝食の食器も、 片づけられていた。女の手というものは黙ってさっさと片づけるものなんだな、とKは思った。 原文 K. sah sich im Zimmer um, es war wieder vollkommen in seinem alten Zustand, das Frühstücksgeschirr, das früh auf dem Tischchen beim Fenster gestanden hatte, war auch schon weggeräumt. Frauenhände bringen doch im Stillen viel fertig, dachte er 「すっかり元通りになっている」と現在形に訳しているところもすでに忠実ではない。 代名詞erをわざわざ固有名Kも戻しているのも忠実ではない。まあそこは文意にはたいして影響しないところだが、 問題なのは weggeräumt と fertig/bringen に同じ「片づける」という訳語をあてているところ。 カフカが違う動詞を使って表現している箇所を同じ語で訳すのが、忠実? じょうだんじゃない。 忠実な訳者であれば、とうぜん二つの違った動詞を探さなければならない。 わたしにはこれは翻訳の初歩的なルールにすら思えるが、違うのだろうか? それにviel の意味も訳出されていない。 それに「さっさと」という語は、どの語に対する訳語か? それに、そもそも、(手元の辞書によれば)fertigbringen という動詞の意味は 「@(うまく)やり遂げる、・・・・しおおせるA仕上げる、済ます」である。 「片づける」は意訳(かあるいは誤訳)の範疇に入る。忠実とはとてもいえない。 http://blog.livedoor.jp/mdioibm/archives/6987023.html ごめん、書き間違えた・・・ >>202 × 無理やり意訳してる ○ 無理やり直訳してる 君は君の不幸の中で幸福なのだbyマックス・ブロート 厳密で正確な翻訳で「従来の読みを覆す大胆な試み!」 ・・・みたいな「売り」なんじゃないの 生きることは絶えずわき道にそれていくことだ 本当はどこへ向かうはずだったのか 振り返ってみることさえ許されない 別な人生を生きたところで状況が変化するわけではない >>204 たしかに丘沢訳は正直ひどい訳だと思うし、言うほど忠実な訳でもないと思うけどね。 ただ、そもそも「忠実な訳=いい訳」じゃないので・・・ この現世の短い夜たちのために 永遠の夜に対する不安さえ抱きかねません いつだったか足を骨折したことがある 生涯でもっとも美しい体験であった あなたがたは親友がしょっちゅう下手な詩を書くからといって その親友が好きでなくなるだろうか? byミラン・クンデラ そりゃしただろう オナニーしたあと罪悪感に苛まれてる絵が思い浮かぶ マックス@ブロートがいたからこそ カフカは成功した カフカは生きていれば大富豪になれた 人生が暗いものだったことは真実だ 出来ることなら会ってみたいな。 彼の知り合いはカフカに魅了されていたと言うし。 >>183 公文書の訳が出るのって、もしかして初めて? 内容が気になるなー 一説によればカフカが安全ヘルメットを発明したらしいし、それ関係じゃないかな Management professor Peter Drucker credited writer Franz Kafka with developing the first civilian hard hat while employed at the Worker's Accident Insurance Institute for the Kingdom of Bohemia (1912), but this information is not supported by any document from his employer. https://en.wikipedia.org/wiki/Hard_hat カフカがヘルメットを発明したと書いてるのはドラッカーだけで他にソースはない 「外科手術的な雨が/屋根の上に降っていた時/ぼくはカフカの帽子のような/アイスクリームを食べた。//」 「With the rain falling/surgically against the roof, /I ate a dish of ice cream/that looked like Kafka's hat. //」 [=雨が屋根に向かって/外科的に降ってくるので/ぼくは一皿分のアイスクリームを食べた/ それはカフカの安全ヘルメットみたいに見えた。//] http://blog.livedoor.jp/osakabekenshou/archives/51910268.html このサイトではブローティガンの詩に出てくるKafka's hatを アイスに似てるからヘルメットと訳したみたいだが Kafka's hatで検索してもヘルメットは出てこないし もともとカフカの帽子ってアイスっぽい http://www.descant.ca/blog/wp-content/uploads/2014/05/kafka_hat.jpg また『審判』に戻ってみる 状況の変化 いわんや悪い方向へのそれを確定させるのは 実は防御であったり先手を打つといった 一見主体的とも思える反応である ヨーゼフ・Kは銀行での地位を利用することや グル―バッハ夫人から有利な証言を引き出すことを たとえ心の中でとはいえ計算している 何が起こっているのかについての確証が得られていないにもかかわらず その何かを状況として認め、受け入れ、仮定から前提へと昇格させているのだ 失われた世代 アメリカ人以外で、同じ時代に生まれた者 1880年代中期から1890年代まで(1883年 - 1900年)に生まれた世代は、「第一次世界大戦に遭遇した世代」でもある。 日本で言えば、概ね明治10年代後半から明治20年代までの生まれ(1882年 - 1896年生まれ)が、この世代に該当する。 83ベニート・ムッソリーニ、フランツ・カフカ 84東條英機 85ルカーチ・ジェルジ 86ヤン・マサリク、ディエゴ・リベラ、谷崎潤一郎 87蒋介石、クヴィスリング、バーナード・モントゴメリー、マルク・シャガール 89チャーリー・チャップリン、アドルフ・ヒトラー、アントニオ・サラザール、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン、マルティン・ハイデガー、和辻哲郎 90ホー・チ・ミン、シャルル・ド・ゴール、フリッツ・ラング、ボリス・パステルナーク 91近衛文麿、エルヴィン・ロンメル、アントニオ・グラムシ、セルゲイ・プロコフィエフ 92芥川龍之介、ハイレ・セラシエ1世、J・R・R・トールキン 93毛沢東、ヘルマン・ゲーリング、ジョアン・ミロ 94ニキータ・フルシチョフ、オルダス・ハクスリー 95マックス・ホルクハイマー、ジョージ6世 96ゲオルギー・ジューコフ、岸信介、ナジ・イムレ 97パウロ6世 98エーリッヒ・マリア・レマルク 00ルイス・マウントバッテン >>228 書類は二つらしい。ヘルメットの話は直接は出てこないのかな ↓ それよりおどろいたのが、“公文書選”としてカフカが保険局の仕事で書いていた書類がふたつ入っていること。「[一九〇九年次報告書より]木材加工機械の事故防止策」と、「[一九一四年次報告書より]採石業における事故防止」。 https://twitter.com/do_dling/status/658645336345325568 こんな感想も。何を書かせてもカフカはカフカってことか ↓ 個人的には、カフカが保健局員時代に書いた公文書に、(笑わそうとは少しもしてないのに)可笑しさを感じてる。 〈支給されたゴーグルは作業中、作業員のポケットの中に仕舞い込まれることになる。そんなことが可能になるのは、現場監督が不十分であるか、そもそも実施されていないためである〉 https://twitter.com/ami_ena/status/659628627273736192 たまには『アメリカ』について 失態を演ずるということが新世界の可能性なのではないか カール・ロスマンが物語のヒーローとして在ることを許されているのは 過ちを動因として新しい場所へと動いていくからではないか 「変身」で、ザムザがチーズを貪り食ってしまうシーンは なんだか読んでて泣けてきてしまう ザムザ本人も涙を浮かべながらの食餌なのね 新鮮なものはダメってのも切ない 職をやめて、両親と又同居している、誰も心配してくれないchief clerkに 当たる上司も居たんだが一回も来てくれないし、案じてくれる妹も居ない俺。 1日二回は両親の顔を見ないで食事をするが、胸の中に冷たい空気が流れ痛い。 verminなんだろうな、俺は、 俺が死んだら両親は郊外にドライブ(今だからね)して俺を忘れるんだろうか、 それも良いな。 三十代後半のババアは臭いからキショい 自分のことをまだ若いと思っててぶざまw 訳がもっとも原文に忠実なのって誰? 池内が意訳気味ってことは知ってる 頭木弘樹さんの本はやっぱり面白い 『希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話』から ゲーテ:百万の読者を期待して書かないでどうするよ カフカ:僕は鼠穴の中でも自分を試せるはずだ 圓生のそれということで言うのなら俺も真剣にいろいろ書くけどな 違いがすっと判る人というのはなかなかいないようで ゲーテ:苦しみも過ぎてしまえば甘い カフカ:軽減されるだけでかえって苦い感情が残る 白水社のカフカ全集はどうだろう これを全部読み切った カフカは新作をいくつも創作したけども 結局一文だけで終わったものも多い ゲーテ:人の感情でもっとも高貴なのは希望である カフカ:自分の状態に果てしなく絶望している権利がある ゲーテ:彼女なしでは生きられない カフカ:彼女といっしょでは生きられない 冬ってのがいいよね 雪があるだけで城の神秘性が増す カフカって特別枠だよね なんかプロとして見られてないって感じ 最近の公務員を叩く風潮を気にしてか、 カフカが公務員だったと知るとその事実をあたかもカフカの傷のように扱い、 隠蔽に走る人間がこのスレにもいる。 吉富 有治 11月13日 17:20 · 編集済み · ▼ポンコツ都構想が法定協議会でギロンされる前、 府議会総務常任委員会において公明党府議は、もし府市が統合すれば 借金総額は8兆円を超えて実質公債費比率は31.1%に跳ね上がり 大阪府はたちまち早期健全化団体に転落すると指摘されました。 これに慌てた大阪府の幹部は総務省に泣きつき、8兆円超の借金の一部を 特別区に肩代わりさせることで合意。これによって統合後の大阪府は 一応、財政破綻を免れるとしたのです。 ▼ですが、私の当時の下記コラムにもある通り、 今度は特別区が借金を抱えたままスタートすることになり、 それでも府市の財政営は苦しいままなのは相変わらず。 特別区に至っては、「財政が好転するまで売ってしのげ」という補てん財源 (大阪市が保有する公有地)にしても、売れるかどうかすらわからない土地が混じっていたりと (この点も公明党市議が法定協で指摘)、 ずさんな財政計画が法定協でもさんざん指摘されてきました。 ▼「もっと勉強を」と有権者に宣う橋下市長。それに喝采する熱烈歓迎支持者たち。 相手の無知につけ込む政治家とそれに踊らされる有権者の姿こそ哀れです。 ■私が大阪都構想に反対する理由とは http://homepage2.nifty.com/otani-office/column/yo_052.html 下のフレーズを書き写して頭木さんの本を一旦終えよう 救いがもたらされることは決してないとしても ぼくはしかし いつでも救いに値する人間でありたい あしたからまた『審判』を少しずつ読んでいこう、と思う 「審判」読んでるけど、池内訳ってどうなの? 今どっちが喋っているのか分かりづらかったりして何か読みづらいな 頭木弘樹って10年前までカフカ掲示板で、ホント排他的で時には極論書きまくってたけど 今は360度方向転換し、カフカをネタに情弱ビジネス展開している ダメだわ 人の音楽趣味をせせら笑い、坂本龍一を冷笑し、 有名な『アルビノーニのアダージョ』を聞くに値する音楽ではないと一刀両断してた、 あの頃の頭木弘樹どこに?自分の病気体験なども利用し日々情弱ビジネスだからな 360度方向転換したら元通りだ、と一応レスしてみる カフカはいくつかの短編の模索をしていた 一行だけで終わっている作品が多いよ かなり試行錯誤があったようだ 前田訳なら新潮文庫と全集で読むのどっちがいいですか? 足立正生監督「断食芸人」16年2月末公開&荒木経惟撮影のビジュアル完成 http://eiga.com/news/20151216/3/ >足立正生監督がフランツ・カフカの短編小説を映画化する「断食芸人」が、2016年2月27日に劇場公開されることが決定した。 >あわせて、写真家で現代美術家の荒木経惟氏が撮り下ろした写真を使用したキーアートビジュアルがお披露目された。 >“アングラの旗手”として知られる足立監督が、「テロリスト 幽閉者」以来約9年ぶりにメガホンをとり、奇想天外な世界をエモーショナルに描き出す新作。 >「テロリスト 幽閉者」でタッグを組んだ田口トモロヲが、ナレーションを担当する。 >物語は、残酷で不条理な国で紡がれる。 >男は長い時間のなかで人類の愚かさ、絶望を見つめ、「断食芸人」として見世物にされていく。 >やがて断食芸人の周囲は加熱し、グロテスクで不穏な禍々しい異様な世界へと姿を変えていく。 >キーアートビジュアルは、荒木氏撮影の安達監督、主演俳優・山本浩司とともに、 >無表情に並ぶマネキンが赤と青色で染められ、足立監督が生み出すシュールな世界を垣間見ることができる。 >「断食芸人」は、16年2月27日から東京・渋谷ユーロスペースほか全国で順次公開。 白水社のカフカコレクション『ノート 万里の長城』 アマゾンで中古しか出てないけど絶版なの? >>269 読んだよ〜 ほんとに身もふたもなく仕事の文書なんだが(笑) 報告書にしてはやけに不安をあおるような内容だったり、逆説的な言い回しが多いのがカフカらしいと言えば言えるのかな。 城 やっぱり今ひとつだな 出だしが全てで、後は一点に止まったまま動きがない話に特有の読みにくさ カフカつまんねーってぽんとおもろい本かけるやつ出てこないかな >>出だしが全てで、後は一点に止まったまま動きがない話に特有の読みにくさ 俺も丁度、今、城読んでるとこ。 同じような感想。読む人を選ぶね。 「変身」「アメリカ(失踪者)」と読んできて、なかなか良かったので「城」に入ったけど、 結構キツい。 本棚には、次の「審判」がスタンバってる。 >>55 俺も今それ読んでる 何となくカフカ読んでみようと思って訳とか気にせず角川のを買ったら 読みにくい日本語だなこれ 変身はグレーテがあまり献身的ではなくなってきて グレゴールの部屋が物置扱いされだした辺りから一気に読み進んでいけたが(あまりに救いがなさすぎてちょっと鬱になった…) その次のある戦いの描写を今読んでる途中なのだが 私の知人とやらと外に出た辺りからの展開がさっぱりかっぱりワケわからん 何回か初めから読み直してみたがやっぱりわからん 仕方なく読み進めてるがなんか表現が荒唐無稽すぎて読んでて苦痛になってきてるわ 暗過ぎて救い様がないうえに助長なので読んでいて楽しめない>城 絶望を書くときはユーモアを散りばめないと、クソ真面目な日本人は鬱になる >>絶望を書くときはユーモアを散りばめないと、 変身はそれがあったなぁ 変身は短編だからね 審判や城に比べればさして助長でもない・・・ ある戦いの描写やっと読み終わった。 結局最後までワケわからんかった。 私と私の知人がゴッチャになったり 途中から4人の運搬夫に輿で支えられて現れた肥大漢とか その肥大漢の物語に出てくる祈祷者の語りとか どのパターンになっても会話が奇妙すぎて てんでワケがわからねー。 最後の解説を読んで理解しようと努めたが シュルレアリスムの絵画的とか何とか書いていて 読者自身が好きに解釈をすればいいみたいな感じで具体的な事は一切書かれていないし。 無理に理解しようとすると余計にワケがわからなくなる。 変身は読みにくい訳ながらすんなり入っていけたが、これは曲者だったわ。 変身以外は大体が未完の習作じゃなかったっけ? 知人だか友人が勝手に発掘して発表しちゃったんじゃなかったっけ? でも、カフカ嫌いじゃない。 変身以外はほとんどよく分らないんだけど、たまに物凄いキラリと光る一節があったりするんだよ。 思わず膝叩いて「そうなんだよ! よくぞ書いてくれた!!!」って言いたくなるような、 現代にも通じる不条理みたいのが書かれてる時がある。 そうなのかぁ ある戦いの描写は一応無理やり読み込んだが 始めの出だし以降のあらすじをまるで語れないし 話の脈絡もないし、小説としてマトモに展開してるような箇所すらないように思える 会話の内容も意味不明だし って事で、カフカって言ったら変身から入っていく人が多いと思うんだけど もし読み始めようと思ってる人は角川のはやめた方がいいと思う 「おっしゃることが私にはさっぱり理解できない、というのもまた一興ですな」 by.ある戦いの描写の中の一文 プラハの生家見に行った人いる?博物館でグッズ買いたい あっちのカフェでカフカ読んでドヤりたいんだけど 城、やっと読み終った。いやーキツかった。アンナ・カレーニナより長く感じた。 冗長なんだよね。 推敲し直したら1/4位になっちゃうんじゃない? でも、嫌いになれない。今回は新潮の 前田 敬作訳で読んだんだけど、他の人の訳でも 読んでみたい気になるから不思議。 カフカはその冗長さ〜つまり物語などの意味づけをかいた描写〜 がなくなったら何の意味もないのだがw それは浅はか過ぎ 冗長さそのものに意味はない その先だよ アホw いや、カフカの場合、永遠の未完作品なんだし、冗長さにも意味があるんだよ。 とくに『審判=訴訟』や『城』なんかは。 >>300 お前読んでないだろ、カフカ。 もしくは読んだ気になってるだけで読めてない。 具体的な指摘がない罵倒のための書き込みがいかに不毛かわかりますね 審判は裁判の話で、それ自体永遠に続くもののように思えるから冗長さなしだとなんか違うなってなりそう カフカの中でも城は異色。城でカフカを語るのは誤解を生むね。 言い訳が延々と続くんだよね グダグダ言ってるうちに意外と面白い事言えちゃうことお前らにもあるでしょ? 『流刑地にて』 これは、突き抜ける孤独感が凄いよね。 初めて書き込みました。 アメリカはいいよね。 生き生きとしてるし読みやすい。 それでいてカフカ的不条理もしっかり描かれてる。 あなたは40代ロサンゼルス府警新聞作りですか?ドーハの悲劇「中国衝撃イヤフォン」「中国悪夢イヤフォン」ですか? それともいくつですか?huluさん? それともいくつですか?huluさん? それともいくつですか?huluさん? >>321 あれはマックスブロートが無理やり希望があるっぽく編集しただけかと 第一印象よりだんだん見えなくなっていく作家は珍しいよ。 カフカと太宰の共通点 実家が金持ち 勉学優秀 女にモテモテ 後世に作品が残る芸術的才能 これほど何もかも揃っているにもかかわらず極端に自虐的 ここにいつもイラつくw 違いは生前にある程度認められたかどうかくらいか まあカフカは死後、世界レベルで20世紀最高の作家の一人になったが >>328 どれを読むの?僕と感想を語り合おうよ。 kafkaって名前からしてかっこいい! ラブです。 城という管理社会になじめなかったことは、 挫折と取るか、救いと取るか 個人的には、あんな所で飼いならされるなら出て行った方がいいな あの後、どんな話に繋げるつもりだったんだろ まあ城はミステリーとして普通に面白い、ムードがある 新潮文庫 変身 アメリカ 城 岩波文庫 短編集 寓話集 この後コスパ良く買うには何がいい? 残りのカフカです 白水社のアフォリズムってので全部揃いますか? こういうのでコスパとか意識したことがないけどね 翻訳によって全然違うし で、あえて答えるとちくま文庫のカフカセレクション3冊を買うと良い >>344 おいおい、もう品切れなのかよ 重版がかかるくらいには売れてたはずだが。。。 >>345 これは>>339 の掲載作を除くとどんな作品が載っていますか? >>346 それくらいはご自分で調べられるのがよろしいかと >>339 集英社文庫のポケットマスターピース「カフカ」 >>349 お勧めではあるが質問の趣旨に沿ってないな >>55 俺もそれ読んだわ あれは訳が変なのか元からそうなのかわからん どうもあの訳は評判良くないが 本当に意味不明だったが、二度目に読んだ時は案外面白かった 手紙と日記を読みたいです。図書館で借りたいので書名を教えて下さい。 カフカのドイツ語は意味不明にならないとほんとはおかしい >>365 そう 頭木本によると7巻が日記、8巻〜12巻が手紙 あれ、scでみたらミスってない。まいいや レス浪費すまん 一番優れたカフカ訳者って誰なんだ? 俺は高橋義孝と辻瑆が好きなんだが カフカは一行だけで終わっている作品が多い おそらくはそれなりの作品に仕上げる予定だったのだろうけど 発想が浮かばなかったのだろう うまくいかせば成功しそうな一行ものがいくつも見ることができる ねずみのジョセフィーヌを主人公にしようとした作品が多い。 どれもこれも一行もので終わっている カフカは短命だったからこういう未完の作品が多かったのだろう トーマス・マン、ヘッセの半分くらいしか分量がない ここがカフカの致命的な部分だろうと思う 短命だったことがカフカの惜しまれるところだ カフカはものすごくストイックな人だったから、自分の書いたものの多くを否定していた。そういう人の書いたものは信頼できるよな。 >>293 章構成も異常だしね(T・U〔1・2・3{a・b・(c)・d}・4〕・V) けど面白いという人はカフカの中で一番面白いと言ってたりするね まあ中にはただ通ぶりたくて面白いとか言ってるアレな人もいるかも知れないけど 下のサイトを見てるとワケがわからんってのは至極もっともだと思うよ 色々解説されてる http://www.geocities.jp/buruton2000/kafkaaru.html >カフカはこの「ある戦いの描写」の朗読会で、クスクス笑いながら朗読をしていたとのこと。 >この作品だけが残された現在僕達はこの作品に対してどういった姿勢で取り組めば良いのか、 >それすら分からないという大変に困難な状況に置かれていることも「難解」と言われる原因なのかもしれませんが >このやり取りだけでも非常に愉快であると思いませんか? >>371 今現在は角川だけだと思う 大昔には他からも出てたかも知れないけど ちくま文庫の「カフカセレクション」にも収録されてると思う 世界三大無能作家の一人がフランツ・カフカです。 深層心理が夢となって現出したものを、紙に書き著しただけの能無し。 心理学者として、反ナチスを標榜すればよかったのではないでしょうか。 「反ナチスを標榜すればよかった」って言うけど、あなたカフカが何年に亡くなったか知ってます? >>380 そういう意味では「ある戦いの描写」は今現在は角川のが一番手に入りやすい。 だがアマゾンのレビューでは、 「『ある戦いの描写』はこの本にしか入っていないようですので買って損はありません が、『変身』は他の訳で読んだ方が良いかもしれません……。」 との事で、言われてる通り訳が不評のようだ。(角川版の訳者は中井正文) 他に確認できる限りでは 白水社から「カフカ全集 第5巻 万里の長城ほか 池内紀(訳) 」 新潮社から「カフカ全集 決定版 2 ある戦いの記録、シナの長城 前田 敬作 (訳)」 に収録されている。 >>377 それはもう読んで自分で判断するしかないんじゃないか? どの訳がいいかなんて人によって好みもあるだろうし。 ちなみに言うと、 角川版の肥大漢、祈祷師は、他では太った男、祈る男と訳されている様子。 個人的には肥大漢、祈祷師の表現の方が好みだ。 ・・・しかし訳が不評のようだから(ry 結局現在でも新品で買えるのは角川だけだろ。 他のが欲しければ古書店に行くかアマゾン等のネット通販やオクで落札して中古で買うか 図書館で借りるかって選択肢になるな。 『失踪者』を『アメリカ』などと誤解し、カフカは偉大であるなどと賞賛するプラハの豚共はおめでたい。 カフカなんてのは、ラヴクラフト以下の5流作家にしかない。 ボードレールの原作者の、自己陶酔日記の亜流以外のなにものでもない 『ある戦いの記録』の太った男の話は、広重の「興津」にインスピレーションを得て書いたんだな 2016年04月23日 カフカ『変身』書き出し部分、翻訳一覧 http://lagado.seesaa.net/article/436900405.html (カフカ『変身』高橋義孝訳、新潮文庫、1952) (カフカ『変身』山下肇訳、岩波文庫、1958) (『変身・断食芸人』山下肇・山下萬里訳、岩波文庫、1958) (『筑摩世界文學大系65 カフカ』辻瑆訳、筑摩書房、1972) (『河出 世界文学大系58 カフカ』原田義人訳、河出書房新社、1980) (カフカ「変身」、『ドイツ3・中欧・東欧・イタリア「世界の文学」12』所収、城山良彦訳、集英社、1989) (『カフカ 世界の文学セレクション36』辻ひかる訳、中央公論社、1993) (『世界幻想名作集』種村季弘訳(抄訳)、河出文庫、1996) (『変身ほか カフカ小説全集4』池内紀訳、白水社、2001) (カフカ『変身』中井正文訳、角川文庫、2007) (カフカ『変身/掟の前で 他2編』丘沢静也訳、光文社古典新訳文庫、2007) (『カフカ・セレクションIII 異形/寓意』浅井健二郎訳、ちくま文庫、2008) (新訳カフカ「変身」、『すばる』2015年5月号所収、多和田葉子訳、2015) カフカの「城」他三篇 森泉 岳土 (著) ハードカバー: 80ページ 出版社: 河出書房新社 (2015/3/26) 1975年生まれ。水、墨、爪楊枝、割り箸など、特異な技法で漫画を描く注目の新鋭。 「森のマリー」にて商業漫画誌デビュー。著作に「夜のほどろ」「祈りと署名」「夜よる傍に」「耳は忘れない」がある。 http://www.kawade.co.jp/img/image_i2/9784309275758.jpg 「一説によるとオドラデクはスラブ語だそうだ。ことばのかたち が証拠だという。別の説によるとドイツ語から派生したもので あって、スラブ語の影響を受けただけだという。どちらの説も 頼りなさそうなのは、どちらが正しいというのでもないからだ ろう。だいいち、どちらの説に従っても意味がさっぱり判らな い。」 「ちょっとみると平べったい星形の糸巻きのようなやつだ。実際、 糸が巻き付いているようである。もっとも、古い糸くずで、色 も種類もちがうのを、めったやたらにつなぎ合わせたらしい。 いま糸巻きといったが、ただの糸巻きではなく、星条の真中か ら小さな棒が突き出ている。これと直角に棒がもう一本ついて いて、オドラデクはこの棒と星形のとんがりの一つを二本足に してつっ立っている。」 「屋根裏にいたかと思うと階段にいる。廊下にいたかと思うと玄 関にいる。おりおり何ヶ月も姿をみせない。よそに越していた くせに、そのうちきっと舞い戻ってくる。ドアをあけると階段 の手すりによっかかっていたりする。そんなとき声をかけてや りたくなる。むろん、むずかしいことを訊いたりしない。チビ 助なのでついそうなるのだが、子どもにいうように言ってしま う。」 「この先、いったい、どうなることやら。かいのないことながら、 ついつい思案にふけるのだ。あやつは、はたして、死ぬことが できるのだろうか。死ぬものはみな、生きているあいだに目的 をもち、だからこそあくせくして、いのちをすりへらす。オド ラデクはそうではない。いつの日か私の孫子の代に、糸くずを ひきずりながら階段をころげたりしているのではなかろうか。 誰の害になるわけでもなさそうだが、しかし、自分が死んだあ ともあいつが生きていると思うと、胸をしめつけられるここち がする。」 モーツァルト創作8時間+音楽レッスン4時間 フロイト創作8.5時間+患者診察4時間 カフカ創作7時間+保険局でのサラリーマンとしての執務6.5時間、午前2時以降に就寝、不眠症 オドラデクのかたちを3Dプリンターで出力して欲しい。どうしても無理だと聞いたのだけど… カフカの作品も面白いけどカフカとの対話とか関連本も良作多いくて楽しい 日記と書簡と対談とインタビューが読みたい…時間がない… 共和国 【1日遅れ・1】日本で最初(とされている)カフカ論。岡村宏「フランツ・カフカ」、『独逸文学研究』第1号所収、1932年6月。 http://pbs.twimg.com/media/Cmgd3wuUMAEz9i8.jpg 【1日遅れ・2】日本で最初(とされている)カフカの翻訳。林兼道訳「万里長城を築くに当りて」、『エルンテ:独逸文学研究雑誌』1933年1月号所収。 http://pbs.twimg.com/media/CmgfLuUUIAA8fX0.jpg 【1日遅れ・3】日本で最初(とされている)カフカの単行本、本野亨一訳『審判』白水社、1940年10月。 当時は7、8部しか売れず、そのうちの1冊を安部公房が買ったという伝説が。「審判」という誤訳が根付いてしまったのもここからか。 http://pbs.twimg.com/media/Cmgf0zNUsAAaI1Z.jpg 【1日遅れ・4】戦後に刊行された花田清輝訳『カフカ小品集』(左)無刊記(叢書「世紀群1」1950年9月?)。 初版200部だか300部だかを手作りしたという。貼りこまれたイラストを描いた桂川寛は、ブックデザイナーの桂川潤さんのご尊父。 http://pbs.twimg.com/media/Cmgg50OUsAIhwDz.jpg 4 Jul 2016 >>406 いつもはtwitterのコピペとかうっとうしいだけだけど、これは面白い 教えてくれてありがとう 最初の翻訳である「審判」の書き出し部分も見たかった ひょっとして国会図書館の電子ライブラリーで見られるかな? やっぱマックスブロートのおかげだろう カフカは短命だったけど いい友達にめぐまれた 生きていれば大富豪になれたんだろうけどね カフカの影響力を一番理解していたのはやはり友人だ大富豪どころか親父に認められただろうに >>413 これ、おもしろすぎる。 文庫出てるけど買おうかな。 お邪魔しますよ 投票実施中 9/11(日)23:59までに投票して下さい 文学板ID制を導入に関する投票スレ [無断転載禁止]©2ch.net http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/vote/1473074707/ 自分に自信がある人とか楽観的だったりポジティブな人ってカフカ読んで楽しめるの? 「審判」 フランツ・カフカ 184位/318作品。翻訳小説SF以外。 凡庸な話だと思うのだが、何の意味ももたないという特徴に関しては、 確かに何の意味も持たないという奇妙な味がある。 が、まあ、読む必要もない古びた古典であろう。 カフカの短編といえば「夜に」が好きだな。 谷川の「ビリイ・ザ・キッド」ぐらいハードボイルドだ。ランボーっぽいしな。 まあしかしこんな世の中でまともな奴なら有名人になりてえとか思わないわけだよ。 小説家なんかだったら偽の性別とかプロフィールとかで済ましてしまうわけ。 カフカもそう。ししどカフカってねーちゃんいるじゃん。カフカって本当はあいつなわけ。 それにしちゃ長生きだなと思うだろうけど、そのとおり長生きなんだよ。 死の鳥はカフカの新作だ。最近のいろいろに関する教科書的にも読める。 「strangefruit fc2」でぐぐってみろ。前のコテ捨ててからしばらく書いてた小説サイトが出てくる。 下のほう、1をクリックして最初から読め。 フランス人がよく言うのはランボーっぽいということかな。 おっとそういえばあいつも街のケンカ自慢のギャングスタラップだったらしいな。 ししどカフカの目つきもギャングとかマフィアの女みたいだろ。 思いつく限り書いておく。まず俺はきくちなるよしじゃないし勘弁じゃない。勘弁は石川の漆器屋じゃなくてご近所さんだ。 ネットであんま個人情報垂れ流すのもあれだから東京にいるのに茨城いるとかそういう嘘はよくあるだろ。 そういう嘘ついてたらその嘘にのっかった偽者があらわれてしまったとそういうことだな。イクシオンとかも近所で元気にしてる。 菜の花ちゃんは数少ないまともなヤクザの娘だよ。 といってもまともなヤクザをみわけたりお前らには出来ないだろうから、ヤクザ全般を信用するのはやめたほうがいいが。 ごうりきあやめはあんなものはお前、華僑の殺し屋だっつーの。 最近は俺の下で働いてるけど、みんなお前らほど呑気じゃねえんだよ。 おっと1じゃねえ7だった。 石原なんて気持ち悪いじじい知らないし偽者の龍の顔はなんだあれ。ゾンビそのものだな。 本物の龍はこっちにいるし中田ヒデの本物なんかもこっちにいる。真面目な勤労青年やってるよ。 ギャングスタラップだからといってロンとかでもない。あんな百貫ぶーでーじゃねえよ。 とにかく日本人だろうが外国人だろうが差別はないから、 話にのっかりたけりゃ誰かに連絡してから横須賀に来い。会おうと思えばその日のうちに会える。 戦争はじめたいんだよ。さっさとしろ。 まあまじなんだ。色々事情知ってたら有名人になんかなりたくねえんだ。 止むを得ず有名人やらなきゃいけない場合にはそういう各種防衛的な処置をするわけ。 それ知らないでふいに有名人になっちゃった奴らいるけどな、最近こっちにも。 見るからに結構大変そうだけどな。 天網恢恢 暗黒漫画 深層糺明 四十九履 餡洞納通 式測是宮 一応白水社の全集を全部読んだ カフカって一行で終わった作品が多いんだな もう少し生きていればドストエフスキーくらいの 分量がかけたのではないか >カフカって一行で終わった作品が多いんだな ノートにメモしてたのも作品として出てるからね 今更問うけど結局カフカは何をしたのさ! 僕は「個人」の時代を予期して、ルソーが「告白」を書いたみたいに カフカは「誰でもない人 nobody」の時代を予期して城やら書いた人だと見ている ??? 変身の話さえ…w 何に変身したと思う?天才 カフカという人は、自分自身の死の予兆を覚えたのだろう だからこそ小説を書くことによって自分の種の保存の身を投じたのだろう 子供がいるわけでもないカフカには、文章こそが唯一の自分の生の証であった のだろう そう思うとカフカの毎日の執筆についての説明がつく 451 なる〜。たしか、ボルヘスは、ゼノンのパラドクスや、肝油、キルケゴールとかを カフカの文学的先祖だと言った。しかも、カフカが現れたことで、初めてそれらのカフカ的 文学が一つのものに見えるようになった、というようなことを言っていた。 つまり僕の説と君の説が一つに合わさり、すばらしい力を手に入れた。 452 なる〜。 ここで、「そのまま」見てはどうだろう 掟の門の門番は、カフカの父親で、 酷いエディプスコンプレックスがカフカを動けなくした。 もし、カフカが門番を押し切って、向こう側まで行けたらロマンになるだろう。 ところがカフカにとって、何かを達成することは嘘になる。 「物語にならない物語」とでも言おうか、それだけがカフカに書けるものだった。 さて、ここで僕は新説、「カフカ・キャラクター論」をとなえたい! 眼鏡っ娘、どじっ娘、ツンデレと並んで、カフカっ娘(別に娘じゃなくてもいいが)というわけだ。 ザムザも、ゲオルクも、Kも、みんなカフカ娘である、と言ったとて、誰も反論しないと思う。 そして僕たちはツンデレに萌えるように、カフカに萌えればいいのでありゅ。 カフカかわいいよカフカうわあああああカフカうわああああああああカフカたんの耳もふもふしたいお! なるほど〜。カフカは、カフカっ娘というキャラだったのか。 だから、小説でもないものを一生懸命書き続けるカフカっ娘というキャラが愛されたのか〜。 絶望のカタルシス説、というのは? 検討の余地ありでしょ カフカは死の予兆を覚えたからこそ執筆に走ったんだ 病気がちでいつも失望の中にいた それこそがカフカの原動力だったと思う いわば長時間かけて描いた遺書だというほうが正しいと思う しかしカフカはいい友人に恵まれたよな マックス・ブロートがいなけらば誰も気が付かなかった カフカは死の予兆を覚えたからこそ執筆に走ったんだ 病気がちでいつも失望の中にいた それこそがカフカの原動力だったと思う いわば長時間かけて描いた遺書だというほうが正しいと思う しかしカフカはいい友人に恵まれたよな マックス・ブロートがいなけらば誰も気が付かなかった カフカはそんなにいいだろうか? ルイス・キャロルやウォルト・ディズニーは必要だと思うが、カフカは必ずしも必要な作家だったか、どうか? カフカはすごいよ ボルヘスだってカフカがいたからこそ出た作家だ 安倍公房だってカフカの世界に入り込んだ こうしてみるとどれだけ意義をもった作家かがわかる 本当はカフカは死ぬ前に全集をだしておけばよかった そうすればカフカは金持ちになって もっとその世界を広げただろう カフカは当時は評価が低かったけど トーマス。マンやヘッセは評価していた 走った 書いた から死ねたんだね。幸せにさ。追随を許さず、後塵を拝させ。 少なくともカフカを金持ちにさせてあげられればよかった もっと早く全集だしていれば、もっと文壇の交友関係も 広がったと思う そう思うと惜しい作家だ 貧しくて才能を感じないまま死んだから心に響くんだろが 自分の限界を超えて生に執着せずのりを超えず、天才として いいものを書き始めたのかもしれない。死にゆくときから死後まで。 作家たって昔は人気あったけど、出版物には興味ない人の中の 作家の方が古典時代の栄光かもなあ。 「城」 フランツ・カフカ 147位/330作品。翻訳小説SF以外。 評価の非常に難しい作品である。まず、読書初心者にはおすすめしない。 冒頭の10ページくらいが笑えるだけで、後の600ページは退屈極まりない。 しかし、これは見事な設定をもった作品であり、誰かが新しく書き直す価値ある古典である。 もっと読みやすくて短い「城」のような作品を誰かが書くべきであろう。 ネタバレだが、城の許可がいるといいながら城に一回も行くことがなく、 泊まった宿屋で出会った娘と結婚までしようとしてしまうこの物語は、 それなりに魅力あるものである。 そこはかとなく漂うエロい女子なのだがエロいのは頭の中のアーッ!な妄想のみ臭 既に習得してそうだが、これを伝授しておくわ http://xup.cc/xup0cywirpm おやすみー 凄い技をいただいた(^_−) あっちでは話し合わせるわ おやすみ〜 こんな素晴らしい本持ってないです!! おいらも色んな本ありますよ♪ 兄貴お疲れ様でした!! ここは我らが文学修業道場です^^ちょくちょく来ます^^ 謝謝 絶望名人読んでみたけどカフカってスペック高いよね 嫌な仕事だったけど出世してたし もともと勉強得意なんだろ 人格的にも善良だったみたいだし >>483 確か最初は普通に就職だろ? 事務系のリーマンだっけ? で、8-14時の特殊勤務で帰宅後に執筆する生活スタイルだったはず。 司法研修を終えたカフカは叔父に推薦を頼み、1907年10月にイタリアの保険会社に入社した。 しかし、この伸び盛りの会社では毎日10時間の勤務に加え、時間外労働と日曜出勤などの過酷な労働を強いられた。そのため、入社数ヶ月で転職活動を始めている。 1908年8月、知人の父親に推薦を頼み、プラハ市内にある半官半民の「労働者傷害保険協会」に職場を移した。 この職場では勤務時間が8時から14時までで昼食を取らずに働くという、当時のハプスブルク家の官僚体制で「単一勤務」と呼ばれていたシステムを取っていた。 そのため、カフカは、残った午後の時間を小説の執筆に当てることができた。入社に先立って、カフカはプラハ商業専門学校で労働者保険講座を受けている。 ※一部抜粋&省略 清掃のおばさんにも、挨拶や気遣いの言葉を絶やさなかったらしい おばさん曰く「あのお方は他のどの人とも違います」と 何故夭折した… 海辺で見知らぬ男と一緒に写した写真を見ても ギスギスに痩せてるよね。裸だから余計にわかる。 カフカの恋人ミレナ(う〜ん、やったことはあるのかな?いちゃいちゃぐらいか?)はナチスの収容所で亡くなったね。なかで親友ができたけど。 フェーリッツエはカフカの審美眼を疑ったが、ミレナは美人なほうだな。 収容所になんて入れられたら生存率1割くらい(?)だから ナチスが侵攻してくる前に病死でまだマシだったのか…? ミレナはゲシュタポに逮捕され、ゲシュタポはナチス親衛隊の下部組織だったから実質的にナチスに逮捕されたと考えてもかまわないと思いますね。 ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と 生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの 導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。 ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆ 短編のほうが好きな作品多いかも。 まだ全部読んでないからわからないけど。 「城」難解だったなぁ。ようわからんのよ。どう展開しているか判らなかった。読んだ人の話を聞いて、そういう話だったのかと。 粘液性という言葉はこのような文章にあるのではないか。とは言えど、殆んどのカフカの小説を読んだよ。後は短篇集だ。 南が丘文庫 http://www.minamigaoka.info/BOOKS/ Official Homepage 横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。 横浜市立南が丘中学校OB会 『城』はチャーミングな可愛い作品で、カフカのモテ体験が反映されている カフカ〈新訳〉: マイナー文学のために (叢書・ウニベルシタス) ジル・ドゥルーズ (著), フェリックス・ガタリ (著), 宇野 邦一 (翻訳) 出版社: 法政大学出版局 (2017/10/26) カフカ〈新訳〉: マイナー文学のために (叢書・ウニベルシタス) ジル・ドゥルーズ (著), フェリックス・ガタリ (著), 宇野 邦一 (翻訳) 出版社: 法政大学出版局 (2017/10/26) 「城」で疑問があるんだけど 主人公の後から来る予定だった昔からの助手って結局どうなったんでしょうか? 最後まで触れられなかったけど オラはカフカは冬のイメージだ 変身も審判も城も短編集も冬に読んだからかな 『城』のKかな?それなら、「定住」でしょう。 実はKは測量士じゃなくてただの放浪者、ルンペンだった、という研究が今は普通だそうです。 大雪でヤバイと思ったので、早いとこ衣食住が欲しかったのでしょう。 追伸 517を現在のヨーロッパの難民問題に移し変えて論じることもできるわけです。 Kが人が記号化されて職でしか現せなくなった姿なら 疎外論的には城は失われた自己のあるべき姿なのかなって感じるけど いわゆる実存主義的解釈ですね。それもありでしょう。ヨーロッパでも1950−60年位だったかな?からある伝統的な解釈です。 理想の自己、本当の自己、砕けて言えば自分探し、これは普遍的なテーマですからね。 で、城は「望んでも到達できないもの」だから、どこまでも目標でしかない。それでも求めずにはいられない、という絶望という解釈。 城ってブランショが言うマルグリッド・デュラス「死の病」で示される彼女のイメージもあるな 最後に あなたの仕事は何ですか? 測量士とはどういう仕事ですか? と宿のお内儀にきかれて説明したところ 嘘ばっかり言いますねと呆れられた つまり「測量士」という職業自体が認知されていないので ならず者扱いをされてしまう 最初から村民にとって「測量士」とは Kの自称に過ぎず実態はよく分かっていない そこでとりあえずは「測量士さん」という名称で片付けられる もちろん職業を裏付ける書類や権威が無いので たらい回しにされていく なぜならそういう人間を納める場所が存在しないから 存在「様式」としての職業すら認知されない者は流浪を余儀なくされる しかしこれは世界の「外部」ではなく「内部」においての流浪であり この世界を総合的に判断する職業をめぐる承認は 部分の移動という形に留なる この種の徒労は 私を酷く悲しませるのは個々の出来事ではなく全てをひっくるめた全体ですわ (「カラマーゾフの兄弟」第2部第4篇 ホフラコワ夫人談要約) という嘆きに近い レヴィナス的な他者としての城って解釈はどうなの 絶対に理解できない他者として、読者とKに立ちはだかる城みたいな 他者である存在 者 が 城、籠城策 は 構成素材構造上、雰囲気もいいし、 城をクリアするときに偏執的であることはないが、それができないなら 城は簡単なゲームになってしまう。老嬢は孫子の兵法続編 いあるとおり、回復不能性の全体の恐れがあるから、城をやぶるよりは、 城からライフタームに合わせて外である他者と鉢合わせにすればいい。 死に至る病は絶望である 絶望の先に希望を見つけたろう 合わせてラーメンのニンニクの当たりはずれのことかもね。アルミでニンニクつぶすのと かじるのでは、運命が違うが、どちらにしろ、当たりはずれがあるという。 カフカって色々な人があーだこーだ言ってるけど 本人は別に深い意味もなくなんとなく書いてる可能性もあるの? カフカの新潮文庫変身 城 審判 しかもってないんだけどナンバリングが 1,2,4で3が欠けてるのよ だれか3を持ってる人いたら何の本か教えてくれない? ごめん、中野の前に原田義人が審判訳してて新潮文庫に入ってるからたぶんそれ なるほどサンクス 翻訳にあまりこだわりはないし探さなくていいかな >>537 原田義人訳の審判は青空文庫に入ってるので、KindleとかKoboでどーぞ 長生きしてコンスタントに変身城審判レベル刊行してたらノーベル賞? そのためには亡命しなきゃだが >>411 生きていたらホロコーストの可能性 妹全員ガス殺?ってむごすぎ 早死にも幸運かも知れず、全体に実は恵まれた人なのかも 長生きしてたら本当に自分で原稿を燃やしてしまってたかもしれん 四十近い無職で結核のオッサンが、二十歳そこそこの女の子を引っ掛け献身させるという...作品以上に尊敬している 『審判』の章の順番ってもう確定しているのでしょうか?「自由でいい」のなら、嬉しいというか、困るというか…w 『審判』ってループものみたいに最後まで読むと最初の章に戻ってくる気がしない? まだ星のようなUFOを見てないのか? 世界教師マYトレーヤが現れるぞ! 流刑地にてインターネットではどういう刑があるのだろう。 作品は一作も読んでないのに日記と手紙だけは読んだ。 日記は鬱々しくてすごいものだよ。日記こそ創作や虚実の世界を離れて 書く衝動にそって書きたいものが書ける血汗がかよったものになる可能性がある。 つづるものが自己であり自分の生活だということは不思議だなあ。 手紙はというとラブレターの事だろうな、他者に相対して、他人の事ばかりをつづるだろう。 長編短編の主要な作品は全部持っていると思う 青空文庫にもあるしね ほかの人は知らんが俺はカフカ全集12冊含めて40冊くらい、評論10冊くらい持ってる ↓amazonで見たら色々出てるけどどれオススメ? 何度も諦めようと思ったけど、やっぱり好きなんだ いつか想いあふれても だから、そばにいて ただそれだけで、恋しくて。 好きでいて シシド カフカ に残るね。歌姫よぜふぃーねとか、娼婦の段ぐらいだろうな。 >>559 じゃあ八つ折り判ノートや日記も読んだんだ そのうえで一番カフカを理解してる評論家は誰だと思う? カミュのように絶望してるのに最後は恩寵に行き着くというのやサルトルみたいな解釈は微妙 ブランショなのか、ショーレムなのか、ベンヤミンなのか。 https://youtu.be/oyiextNrH_8 カフカの変身は不条理な事はかいていない。 この動画を出した本人です。 もの凄く具体的にほぼ本文のみを使い解説しています。 これを完全に論破できる人間はいないと思います。 現在色んな人間に接触してこの真実を広げようとしていますが、難航しています。 世界の認識を変えるつもりだけど、その前に死ぬかもしれないし、だれかに手柄を取られるかもしれない。 力になって欲しいとは言わないので、あなたの目で確認して欲しい。私が生きた証です。 カフカじゃないけど世界中走り回って 何を撃ってもええじゃないか 何を切ってもええじゃないか のええじゃない会宇宙祝祭ムードモードの乱舞があと3万年後に預言された。 会社をさぼって土手の草むらで横になっていた人間の考えそうなことだね 作者たるカフカ本人なら「やったー!これで会社に行かなくすむ」 と考えるんだろうけど 主人公のザムザは社畜根性が染みついているのでいろいろ考える 意地悪な作者は面白おかしくいじくってるんだけど そこら辺の滑稽さがうまく伝わらないんだよね カフカは旧約聖書を書いた人と同じ次元で思索してる 根源的にという意味においてね だから他の作家とは文章の強度が異質だし唸らされる >>568 まるで意味不明。思い付きで書き散らしているのだろうけど面白くないよ。 >>568 ユダヤ系だから旧約聖書はよく読んでいるだろうけどね 基本的に旧約とは別次元だよ 旧約には19世紀後半から20世紀初頭にかけて登場した 法治と厚生拡大を根拠とする官僚機構などないからね それと黙示録の根拠となったエゼキエル書的思想を否定するのがカフカであり そういう意味ではどこかでメシアニズムを有するユダヤ的発想でもないんだよ 基本的に怠けることに精勤だった人だから 雑種とか父の心配とかの小品って、シオニズムにも雑居生活にも馴染まなかったカフカってのを想像してしまうな もちろんあるのは作品だけ、解釈は解釈を生むってのは分かるんだが カフカってすごい研究されてるけど そんなに深い思想とかあるの?? 著作も少ないし、ほとんど寓話だし。 カフカはアマチュア作家です。しかしお笑いの元ネタになったりしていて研究もアツいと思われる。お笑いのパターンなんかをまねてる人は多いわけで、決してハッピーエンドで終わらない物語などが、カフカの生活をほうふつとさせます。思想的になら 城の官僚機構の分析が有名で嫌何やら思想なんかに負けていない、以外に深層をついたことを上っ面で語っているような当時としては、画期的な書体になっていますよ。 カフカはアマチュア作家です。しかしお笑いの元ネタになったりしていて研究もアツいと思われる。お笑いのパターンなんかをまねてる人は多いわけで、決してハッピーエンドで終わらない物語などが、カフカの生活をほうふつとさせます。思想的になら 城の官僚機構の分析が有名でいや何やら思想なんかに負けていない、以外に深層をついたことを上っ面で語っているような当時としては、画期的な書体になっていますよ。 カフカは情報量を簡素な文体に載せていて、読者の創造が膨らめば寓話のようで文学は 豊かですというような不思議なところが好まれるのでしょう。 カフカのような短い断章では有名な売れている作家がいないことを考えれば、ずば抜けた存在 であることの例証となるでしょう。 時間を取らせず面白味を伝えることがカフカの神髄で後世の文学者にアマチュアプロ問わず 未だなお影響を与え続けています。社会保険事務所で同僚に小品を発表していたことが カフカのスタイルを限定し、冗長で退屈な文学が多い中それが功を奏したのでしょう。 カフカは悲劇と喜劇の共存を書きたかったんじゃないのかな。 カフカの長く煩わされた鬱の原因となる悲劇が、カフカのコメディー性の源泉だと 本質的には思うわけだが。ただ面白い人はいなくて、憂愁の憂いがあるからそれを見せずに笑い飛ばすカフカは強く繊細に暮らし僕らの中に笑いの種として生きているんだろう。 平凡社ライブラリーのカフカ内容どうですか? 日記と手紙が読みたいです 年上男性の書籍は許可を得て多人数で男女で開けてください。手紙というかラブレター もそういう面があるけど、恋文の手習いにもいいでしょう。 久々に審判読んだけど思ってたより面白かった ラストの死が唐突すぎるから、最初と最後を先に書いたからこそ 最後への繋げ方が思いつかず完成しなかったんじゃないかと思った 城キツイな… 初めて読んだときはファンタジーっぽい世界観と、システムに立ち向かうヨーゼフの姿に 冒険小説的要素や神秘性があったんだが今読むとタルイだけだ 審判に書いてあった要素を、独特の世界観に移し変えて引き延ばしてるだけに思える しかもその要素を最初のボスらしきクラムを攻略する前に使い果たしたような印象すらする 掟の門の文学のほうが動いている。それを重ねて城を読むとよい。 妙な日本の若者達が勝手にカフカを名乗るのを止めさせてくれないかな 芸人、シシド、朝霧…… 他にも色々いた気がするけど思い出せない カフカの意匠を継いでいるならまだしも、そうでない方々が多そうなのがなんとも…… よく知らんけど カフカで一番好きなのは前田敬作訳で読んだ『城』だ 一方、世界的な評価では『審判』が最高作とされている 『審判』はかつて原田義人訳で読んだが、訳文が 合わなかったかもしれないので、次は中野孝次訳で 読んでみるつもりだ 中野訳のノサック『弟』は良かったから 角川のは読みづらいんだけど 読みづらい方が何だかカフカ作品の神秘性が増すような気がしたな 前スレの『審判』8種類の翻訳比べは面白かった また別の箇所をやってくれないかな >>204 同一箇所の中野孝次訳 Kは部屋のなかを見まわした。部屋は完全に元の状態に戻っていて、今朝窓ぎわの小机に のっていた朝食器類もすでに片付けられていた。「女の手というものは実際こっそりと 多くのことをしとげるものだ」、と彼は考えた。 原田義人訳 Kは部屋を見まわしたが、また完全に元どおりになっていて、朝には窓ぎわの小さな机の 上にのっていた朝飯の道具も、すでに片づけられてあった。「女の手というやつは、 こっそりと多くのものを片づけるものだ」と、思った。 最近新潮社の12巻揃のカフカ全集(1980年版)を思い切って買ってしまったんだが、 文庫で読んできた今まで以上にカフカに思い入れが強くなってきた 本というのは人に及ぼす不思議な力があるんだな 白水社の、池内紀のコレクションってブロートの編集が入る前の生の原稿をもとにした最新の全集から翻訳してんだよね? 以前のものと短編なんかはかなり違ってくるの?あとこれはカフカのすべての書いたものが入ってるんだろうか。池内さんは全集だと言っていたが日記などはすべて収まっているのか >>604 白水社版は小説全集になっているから、小説はすべて網羅されている しかし、新潮社版には入っている日記、手紙、ノート類は含まれない ブロートによる編集(新潮社版の底本はこれ)は別に悪いとは思えないんだがね 新潮社版全集第3巻には8冊のノートが収められている そこではカフカの有名な箴言を見つけることができる 「おまえと世界との闘いにおいては、かならず世界を支持する側につくこと」 彼はなぜそう書いたのか、その思索をたどるのは興味深い 白水uブックスのカフカコレクションも各サイトで品切れが多い 近いうちすべて新本は手に入らなくなりそうだ >>394 追加 新潮社決定版カフカ全集第1巻「変身」川村二郎訳・1980年 「朝、胸苦しい夢から目をさますと、グレーゴル・ザムザは、ベッドの中で、 途方もない一匹の毒虫に姿を変えてしまっていた。」 多和田葉子が馬鹿ってのくらいは俺でも分かったぞ バカでかいとか途方も無いと訳してるなか池内さんが途方も無いって訳してるのは独特だがさすがだなあ。日本語に移すのがうまい >>605 訂正 白水社の池内紀訳ではノートとミレナへの手紙は訳出されている 集英社文庫のカフカ、多和田以外の翻訳が評判いいね 買おうかな コロナ肺炎が世界中で猖獗を極めているこの状況をカフカならどう観察するだろう カフカは肺はつぶれて変異したから結核とか親和性はあるかもな。 >>610 八つ折り半ノートの有名な箴言とか手紙でも一番重要なミレナへのはあるんだね 日記はカフカを知る上で重要なだけに翻訳してほしかったなあ、量が多いか 池内さんの最後の仕事だとおもってコンプリートしるかな・・・ >>615 有名作家でもない限り、そう思った理由を書くべきではないか。 「うーん、カフカは何でそう思ったのか?」とかは、ありがちだが。 このスレではカフカが主役であって、主役は君じゃない。 >>616 カフカならお前みたいなくだらない価値観他人に押し付けてくるようなことはしなかっただろうな >>617 もっと単刀直入に分かり易く言ってくれ。 >>617 カフカには「彼が何でそう思ったか」推測する糸口が既に存在してる。 何故、俺が凄いのか、それは世界で唯一俺だけがコントラポストを理解してるから。 walter paterもdavid summersも理解できなかったが。 >>619 すでに完成とみなした変身の解釈すらあいまいに濁したのがカフカ 集英社文庫ポケットマスターピース『カフカ』を購入した 「訴訟」川島隆訳は今後スタンダードになっていくのではないか 幻想小説の面白さって紋切り型のクサいキャラクターや情景描写を出しても怒られないところだと考えている 月の光を浴びる乙女みたいな だからとにかく地味なカフカの面白さが理解できない ロマンチズムが感じられない 唯一『狩人グスタフ』は面白かった 随分狭い文学観なんだな それじゃカフカは楽しめない 間違えた「狩人グラフス」だ 確かに俺みたいな素人が楽しめるほどわかりやすい作家じゃないんだろうな カフカの影響下にある村上春樹、ボルヘス 、ガルシア=マルケス、安部公房は大好きなんだが... 『城』は男女の機微がわからない人間にはさっぱり面白くないだろうな まさにそこを描いた小説だから そういう面もあるんだけど それが主と言われるとなあ サルトル、カミュによる実存主義に即した読み方は そういう風にも読めるというだけで、 それにとらわれる必要はまったくない 文学をどう読むかは読者の自由だから 初めてのカフカで変身を読んでるんだけど、何か翻訳が直訳みたいでそこが引っかかる。 高橋訳読んでる。 カフカはアメリカが本当にいいですね。 最初に変身を読んでから最後にアメリカにたどり着くまで10数年かかりましたが 初めてカフカを心から面白いと思いました。 『アメリカ』は俺も一番好き しかし残念ながら冒頭の文書の訳がどれも間違っている アメリカはカフカ唯一の希望ある小説では? 他の作品は行動しようとして挫折してばかりのアキレスと亀みたいな話ばかりだがアメリカは一応アメリカにたどり着いてはいる 変身を読んでいいなと思い、城を読んですごいと思い、 審判を読んで分からんと思い、火夫に手を付けて途中で放棄 数ページの短編集を読んでがっかり 城を読んでから小山田の工場を読んで、カフカを下敷きにしたなと思った 『アメリカ』は翻訳を二つ持っているけど、まだ読んだことがない 『失踪者』なら読んだが、カフカならではの作品とは感じられなかった やはり彼は『城』『審判』『変身』の作者として偉大だと思う この3作はカフカにしか書けない独創的な小説だ 中途半端な未完成品ばかりカフカが書いてるってんだから 珍しく完成品があれば「らしくない」と思いますよええ >>646 あんたが俺よりずっと頭良いことは認める。 >>650 ポケットマスターピースってダイジェスト版じゃないの?大丈夫? 訴訟は全編収まっているみたいだよ 俺もあのシリーズ、長編は全て縮刷版だと思い込んでいたわ 訳者の業績にしかならんような抄訳ばかり収めた糞シリーズだと決め込んでいた といっても一編も抄訳がないのはカフカだけ ポーもだが、なぜか桜庭一樹がポーの短編2編を「翻案」したオリジナル小説が入っているので気にする人は気になって仕方ないだろう 審判ならオーソン・ウェルズの映画の方が好きだな、最後クソ笑える。 カフカはドイツ語で作品を書いたけど無国籍、無宗教の極めて現代的な作家なので よほど酷い翻訳でさえなければそれによって真価がそこなわれはしない作家だと思っている。 >>652 自分はあのシリーズの文庫、カフカとバルザックのみ買った バルザックは『ゴリオ爺さん』の新訳(全訳)が評判よかったので ただ、いくつか書店を回ったが、あのシリーズあまり置いてない 抄訳がなければポケット世界文学全集として売れたと思うんだけどな 手に入りづらい本の抄訳だけやってハイ後はご自分でってのはな 「ラテンアメリカの文学」シリーズの扱いもだが集英社文庫は中途半端よな ディケンズなんか3つとも抄訳だな おれは3つとも全訳あるからいいけど あのシリーズだとカフカ・ポー・スティーヴンソン・ルイスキャロルは買い ブロンテ姉妹も一番手に入りにくいアンの作品が全訳だしトルストイも戦争と平和のダイジェスト+短編集でなかなかいい ダメなのはディケンズとドストエフスキー、よりにもよって一番魅力的な作品(「ステパンチコヴォ村」と「骨董屋」)を抄訳にして読みたい人は絶版本を探さなきゃいけなくするという キャロルってもしや「シルヴィーとブルーノ」かよ即買いじゃん と思って尼見たら完結編収録!(抄録)っておいおいおい テレビ的な引き伸ばし商法なの? カフカのように未完の夢を追い続けろと? 決定版カフカ全集全12巻を買ってあっちこっち読んでいるが、 カフカはじつに興味深い人物だね 日記や厖大な手紙も読まないと、小説の魅力もわからない >>660 日記や厖大な手紙も読まないと、小説の魅力もわからない 当たり前の話だがそんなことはまったくない。とはいえカフカの日記は作家の日記と云うジャンルで最高に知的な部類に入るでしょうね。 決定版カフカ全集の日記はオススメ 高くても是非買うべし ここにいる皆さんは「強いカフカ」についてどんな意見をお持ちですか?最近そんなことが書いてある本を読みました。「強いカフカ」とはつまり社会に上手く順応できるカフカのことです。カフカにはそういう面もあったとか。社会をうまく欺きます カフカは絶望的な性格で日記も創作態度も厳しいが、朗読会ではおふざけしながら自作朗読して皆を笑わせてたぞ 池内紀の講演がyoutubeにある カフカの場合なんか朗読して見せたら突然みんなが爆笑したので引き攣り愛想笑いで場に合わせて それがカフカのキャラっぽいよね〜っていつの間にか定着してしまった って勝手に想像してしまう どうしてもそっち方向に行っちゃう カフカを読んでみようと思うんだが なんかおすすめとかないかな とりあえずふたつの短編集 長編のほうがいいという人と短編のほうがいいという人がいるからめんどくさい でも短編が気に入らなければ長編も気に入らないだろう ふたつて言うても、いまは池内訳(白水社もあるよ)とか ちくま文庫のとかたくさんあるから分からんと思うよ 短編は短すぎてよく分からない ある程度長いほうがいいかと 皆さんおすすめありがとさん 一番入手しやすそうな変身の名前が挙がっていないけど 初めて読むひとには難しいのかね >>676 文学オタにありがちで通ぶりたいだけ 変身と岩波文庫のカフカ短編集を読んでおけば間違いなし ぶるーむふぇるとは、現代的だよ 未婚の中年男性の幻想 少女の描写とか 20歳年下の女性と付き合ってたロリコンのカフカらしい 城を再読して、これは凄い小説だと思ったよ。 どこが凄いって、ここでは書ききれないくらい凄い傑作だ。 カフカの人気高いなー これから本屋さんに行っていろいろ見てくる たぶん私には難しいだろうから みんなにいろいろ教えてもらうね よろぴく カフカの門は出世待ちのことかと思ったらユダヤ教の戒律と解説されてた 返信は面白かった。しかし、それ以外はイマイチだな 田舎医者はヨウツベデアニメも見たが理解不能 人生の苦難、絶望描いた作品って言うけど、俺には分からなかった ヨウツベだって、古くさくて恥ずかしい表記だ 今はYOUTUBEでいいだろう 村上春樹は中学生で城を面白く読んでたらしいからさすがだね。 カフカの短編で 「最初の悩み」だっけ。 空中ブランコ乗りのやつね。 あれなんか俺の強迫神経症の発症の様子に感じが似てると思った。 >>693 決定版カフカ全集第1巻だね 3ページの掌編だ >>691 高校生の時 ペーパーバックでドストエフスキー読んでた 角川文庫版『変身』が新訳になったのか 知らなかったな ちなみに旧訳は持っている 川島の『訴訟』ひどかったので期待できないが読んでみるか 城は子供の頃読んでもわからない 退屈な人生だったと悟った時読んで初めて あの状況が心地よいと感じる 最近手に入れた作品集で気に入っているのはエール大学が出しているフランツカフカの最近発見されたドローイングの学習である。私はフランツカフカに関しては普通の日本語訳の読者の域を出ないが30数年間プラハに住んでいたと言う関係もあり、町の東のはずれにあるユダヤ人墓地に行った事はある。ユダヤの掟に従って0-01カップみたいなものは頭につけないと入場させてもらえない。ビルクリントンが高校訪問した時もまさにその通りだった。 フランツカフカは人気者の作家であるから世界中から観光客がわんさわんさと来るのであるがお供え物もすごく多くてワンカップ大関がお墓の前に置いてあるのには思わず笑ってしまった。しかし私が不思議に思ったのは41歳で肺病で亡くなったフランツであるがその墓碑銘が肩書がドクターで始まっているのである。オーストリアハンガリー帝国でドクターの肩書を普通に名乗っている人はかなり性格が歪んだ人が間違った上昇志向の人である。だからフランツカフカ本人は自分の墓石にドクターの称号はつけてもらいたくなかったのではないか? カフカの偉大な研究者であり翻訳がである池内紀先生は私のエッセイ屋根裏プラハを文芸雑誌に紹介してくださったのであるが当時のプラハは言うまでもなくドイツ語圏である。カフカはドイツ語の文学者である。記述によればヘブライ語も勉強したらしいがものにはならなかったらしい。 それでカフカはなくなる前に彼の親友のマックスブロートに未発表の原稿を全て渡してこれは焼き払ってくれと頼んだのだがマックスブロートはそれを出版してしまったわけで我々はカフカの世界に触れることができる。そしてフランスがもう一つマックスに依頼したのは書きかけのスケッチブックであった。 1968年にマックスブロートが亡くなった後にそのスケッチブックは彼の遺産相続人に受け継がれそのままずっと保持されていたのである。それが数年前にその遺産相続人がこのスケッチブックを1,000,000ユーロで売りたいと言う案内広告を出して、まさかクリスティーズオークションではないと思うが、それでイスラエルの国立図書館がそれに文句をつけて訴訟騒ぎになった挙句フランツのスケッチブックはイスラエル国立図書館の所有物になったそうである。 それで今年になってそのドローイングがエール大学から刊行されたわけだ。最近刊行されたエール大学出版部の仕事で私がこれも高く評価してるのはJonas Makasの作品をまとめた本である。これも素晴らしいがカフカの本には比較にならないと言うのは映画作家の本は彼の人生をトピックしたものであるが、フランツカフカの仕事は我々にとって全く未知なDrowningの世界を新しく我々に対して開示してくれたものであるからだ。 そのレイアウトの方法がなかなか気にいっていて例えばこれがその一例なのであるがアッシリア時代の古代の布が発見されてそれが破れているからそのままに印刷物として掲載すると言う考古学的なメソッドがここではうまく生かされている。たかだか100年前のアーティストの仕事であるからそこら辺はもっといい加減で良いなどと私は考えるのであるがこのレイアウトの仕方は完全に考古学の方法なのだ。そこが素晴らしい。 カフカは、今日「ブルシットジョブ」と呼ばれるような、官僚的な手続きが要求される場面を設定し、無駄に神経症的な思考をいちいち書いていくことで、量を稼いでいると言える。そこでは、いつまでも完了しない無駄な手続きという「増えるもの」が、文章のエンジンになっている。 「無駄」のことを、理論的には「冗長性」と呼ぶことができる。書ける人になるとは、自分の体質に合った「冗長性発生装置」を自分の中に見つけることだ。 長々とした文章とは、カフカにおいては、無駄な官僚的手続きそのものである。カフカの作品は、作品を書くということそれ自体の本質を示すような、「小説についての小説」だとも言えるだろう。 ああだこうだと無駄口を叩くこと。それをそのまま書いてしまえばいい。おそらく人によって、無駄口が溢れてくる元にある「泉」のあり方が、異なっている。そこを分析する必要がある。 大昔だが、映画監督のフェリーニはインタビューで「嫌いなもの」として、カフカの批評、カフカの影響を受けた作品、カフカ的なもの等々といっていたな。 これはクリエーターの戦術の楽屋裏での打ち明け話のようなものだ。あからさまにカフカの影響が露呈しているのは二流だな。 今年末ようやくS. Fischer VerlagからKritische AusgabeのBriefe 1921-1924が出ますね。新しく決定版の翻訳全集を期待してますが、池内紀が翻訳してから、まだ権利を白水社が握ってるままなのできっと絶望的ですよね。 皆さんはどの訳者が好きですか? わたしは吉田仙太郎です。 「この世界はハイデガーを忘れ、カフカを歪め、現代芸術最後の巨人であるフェリーニを軽んじている」(ミラン・クンデラ) 「君よ!俺で変われ!」は、筋肉少女帯の8枚目のシングル。1993年5月21日にトイズファクトリーより発売。 作詞:大槻ケンヂ 作曲:本城聡章, 筋肉少女帯 編曲:筋肉少女帯 カフカ フェリーニ マザーグース それより不思議な彼女 フェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini, 1920年1月20日 - 1993年10月31日) インテルビスタ Intervista(1987年) イタリアの映画撮影所チネチッタ創立50周年を記念して、フェリーニがチネチッタと映画への思いを綴った一編。 夜の人気のないチネチッタ撮影所。ここでフェリーニ(本人出演)と彼のスタッフたちは、 カフカの『アメリカ』に着想を得た新作の冒頭シーンを撮影しようとしている。 そこへ日本のテレビ局の取材班が、撮影を見学にやって来てフェリーニにインタビューする。 フェリーニは初めてチネチッタにやって来た時のことを語っていくのだった・・・・。 インテルビスタ(INTERVISTA)とはイタリア語でインタビューの意味。 カフカ『審判』もしくは『訴訟』 家に4種類も翻訳がある 原田義人訳、中野孝次訳、飯吉光夫訳、川島隆訳 「城」で主人公が合流して仕事をする予定だった2名の技師(だっけ?)が一切出てこないんだよな 村人に始末されたのかな >>715 『城』の異様さは、現れない二人の助手と、古くからの助手を勝手に名乗る見知らぬふたりの男の存在が不気味さを醸し出す 前者は、少なくとも到着すればKはひとりぼっちではないし村人からも測量士という職業に信頼を置かれたはず。でも現れないし連絡もない 後者は物語後半で城からの命令でそう名乗ったと白状するから、その点は世にも奇妙な物語ではなかったわけだけど、結局じゃあ『本当の弟子』はどうしたのか?という謎が残るのはたしか なんど読んでもモヤモヤするんだよなー 城の娘も気になるし、紳士亭の女将の服の仕入れ先も気になる(個人的にはアマーリアにこっそり縫わせてる気がする) 馬車の老人は仕事の話を持ちかけるんだろうけどそれも気になるし、オルガとKのロマンスがあるのかも気になる 測量師であること自体がKのでっちあげという論もあります。その場合はでまかせで言ったはずの、いわば存在しない二人の技師が現実になるという不気味な展開になりますね。「言った(思った)から本当になる」のはカフカの長編にでてくる気がします。 映画のシャッターアイランドのようにそう思い込んでいるkに付き合ってあげている状況も面白いかもしれない >>719 たしかにKは嘘ついてる描写あるしなー 冒頭で「地元に妻子がいるからこの村で金を稼ぎたい」と言ってた次の日には酒場でフリーダと盛って婚約w 地元の妻子の話は二度と出てこないし、村を出たいというフリーダに対して少なくとも数年はこの村に住み着くみたいな覚悟を言ってるから妻子はいなさそう 新しい場所で舐められないように虚勢をはるタイプか、嘘吐きタイプなのか Kとフリーダが出会ってすぐイチャつくところなんかは モテ男カフカの実体験が反映されている 文学血統論。男性は男から過度に現実逃避しない方がいい。 >>721 >冒頭で「地元に妻子がいるからこの村で金を稼ぎたい」と言ってた次の日には酒場でフリーダと盛って婚約w 言われてみればおかしなとこだよな。 読んだのはずっと前のことだから忘れてたが、確かに色々と矛盾した点があるし Kafka Projektという催しがあるそうです。 6000字のショートストーリーコンテストがあるんですが、この選考委員のことをみなさんはどう思いますか? https://www.kafkaprojekt.com エエェエエェェΣΣ(゚Д゚;)ェェエエエェェエエエ頭2:50 みすず書房から出るカフカ素描集13000円! 高いが皆さんは買いますか? 買うわけない 新潮社の決定版カフカ全集全巻持っているから他は要らない 『審判』(訴訟)はこれまでいろんな邦訳が出たけど、 どれが好まれているのかな? 批判版からの翻訳は有難いが、訳者の池内紀の文体が嫌いだ。 >>737 おお、新潮の原田訳と中野訳、ちくまの飯吉訳を持っている あとは集英社の川島訳だね 岩波の辻訳も欲しいなあ 『審判』に比べると、『城』は翻訳が少ないね 大昔のを除くと、前田訳と池内訳だけか 角川文庫の新訳『変身』はどうなんだろう 読んだ人いる? 『変身』には、全体の解釈を左右する非常に重要な一文があって、日本では、ナブコフの指摘により、その訳が変わった しかし、川島編集の集英社版の多和田や角川版の川島は、陳腐な元の解釈に戻してしまった War er ein Tier , da ihn Musik so ergriff ? 普通にグレゴールは人間だって意味だろ つまり人間なのに家族から疎まれる存在になってしまったんだよ 虫になった描写もグレゴールの幻覚かもしれない ナボコフは人間には音楽が理解できない 動物だからこそ理解できるって解釈だっけ? そんなの『変身』って作品からは読み取れないな ナボコフがちょっと上手いこと言いたかっただけだろ だから川島も多和田も無視してんだろ ナボコフはカフカをNRFの対訳で読んだと書いてるからな 英仏露に比べて独語は文学作品を読めるほどではなかったみたいだし 文学講義も思い込みが激しい部分(私が変身したのは甲虫だと言い張ったりとか)があるから話半分に聞いた方がいいと思う グレーゴルが、妹のヴァイオリンに魅了されてリビングに出てきてしまい、3人の間借り人が激怒、妹も切れてしまって破局が訪れるクライマックスシーンだが なぜ、グレーゴルは、へたくそな妹の演奏にそれほど捉えられてしまったのかが問題になるのである 単純な理解では、体は虫になったが、心はまだ人間で、音楽に感動する力が残っていたというものだが、ナボコフは、そうではなく、動物の方が音楽に対する感覚が強い 人間であったときのグレーゴルは、妹のヴァイオリンにさほど感心しなかったが、動物になったからこそ魅了されるようになった、という解釈である A)音楽に感動したのは、完全には動物になっていないから B)音楽に感動したのは、動物になってしまったから 高橋義孝 『変身』 新潮文庫、1952年 A)「音楽にこれほど魅了されても、彼はまだ動物なのであろうか。」 中井正文 『変身』 角川文庫、1952年 A)「これほど音楽に感動しているのに、それでもやっぱり彼は一匹の虫にすぎないのか、」 山下肇 『変身 他一編』 岩波文庫、1958年 A)「これほど音楽に感動しているというのに、彼はやはり一介の虫けらなのだったろうか。」 原田義人 筑摩世界文学体系58 1960年 A)「音楽にこんなに心を奪われていても、彼は動物なのだろうか。」 辻ひかる 世界の文学39 中央公論 1966年 A)「これほど音楽に心をうばわれているというのに、それでも彼が動物なのだろうか?」 高安国世 講談社文庫 1971年 A)「こんなに音楽が心を動かすのに、それでも彼は虫なのだろうか。」 城山良彦 世界文学全集30 集英社 1974年 A)「これほど音楽に心を奪われても、彼は動物だろうか?」 川村二郎 決定版カフカ全集1 新潮社 1980年 B)「これほど音楽の力に捉えられるとは、やはり彼は動物なのか?」 池内紀訳 『カフカ小説全集4 変身ほか』 白水社、2001年 B)「獣だからこそ、それで音楽がこんなに身にしみるのか?」 山下萬里 『変身』改版 岩波文庫 2004年(息子による改訳版) B)「こんなにも音楽に感動させられているからには、ぼくは獣なのだろうか。」 丘沢静也訳 『変身、掟の前で 他2編』 光文社古典新訳文庫、2007年 B)「こんなにまで音楽に心をつかまえられるとは、やはり動物なのだろうか。」 浅井健二郎訳 「変身」ちくま文庫 2008年 A)「こんなにも音楽に心がとらえられるというのに、俺は虫けらなんだろうか?」 多和田葉子訳 「変身」 集英社文庫 2015年 A)「音楽にこんなに心を動かされているグレゴールは、本当に虫獣だったのだろうか。」 川島隆 『変身』角川文庫 2022年 A)「こんなにも音楽に感動しているのに、それでも動物なのか?」 [未読] 高本研一訳 ドイツの文学 第7巻 三修社 1966年 川崎光隆訳 旺文社文庫 1973年 立川洋三訳 世界文学全集33 学習研究社 1977年 では、何故AB二つの解釈に分かれたかを考察してみよう 川島隆は、「da」は、やや古い用法では、「〜したとき」という意味があり、認容文になるから、理由と認容の2通りの解釈ができ、ナボコフが前者、自分は後者をとると言う しかし、「da」ではどうみても認容の意味にはならない、認容なら「trotzdem」を使うはずである 次の4つの文章を比較してみよう @ Er war ein Tier, da ihn Musik ergriff. (音楽が彼を魅了したから、彼は動物だった) A Er war kein Tier, da ihn Musik ergriff. (音楽が彼を魅了したから、彼は動物ではなかった)(否定) B Er war ein Tier, da ihn Musik doch ergriff. (音楽が彼を魅了したのに、彼は動物だった)(相反) C Er war ein Tier, trotzdem ihn Musik ergriff. (音楽が彼を魅了したにもかかわらず、彼は動物だった)(認容) 問題は、ABCはロジックとして普通に意味が通るが、@は常識と逆であり、翻訳者を戸惑わせる そして、まさしく、カフカの文章は、@を疑問形にしたものだというところにある 主文と副文を入れ替えてみると、@のロジックのおかしさがよくわかる @ Musik ergriff ihn, da er ein Tier war. (彼は動物だったので、音楽は彼を魅了した) A Musik ergriff ihn, da er kein Tier war. (彼は動物ではなかったので、音楽は彼を魅了した) B Musik ergriff ihn, da er doch ein Tier war. (彼は動物だったのに、音楽は彼を魅了した) C Musik ergriff ihn, trotzdem er ein Tier war. (彼は動物だったにもかかわらず、音楽は彼を魅了した) したがって、文法通り訳すと@になり、文意を優先するとBやCになる 初期の翻訳家たちは、文意を優先したが、 ナボコフの指摘によって、@がロジックとして正しいことになり、文法通り訳すようになったと考えられる 実際、鈴虫や松虫は自分の体で美しい音色を奏でるからな 人間だけが音楽を理解できるというのは人間中心主義にすぎない 動植物や物の立場にたって思考せよとは埴谷雄高も言っていた うちにある『変身』の翻訳 中井正文訳、城山良彦訳、 川村二郎訳、多和田葉子訳 やはりカフカは並の小説家ではない ありきたりの小説では虫に変身した後、音楽に魅了されるという 展開を思いつくわけがない 「ナボコフの文学講義」 「なにも音楽愛好家を敵にまわす気は毛頭ないのだが、一般的意味に解して考えると、 音楽は消費者が享受するかぎりにおいて、文学や絵画よりも芸術の価値尺度上、より原始的で、 より動物的な形式に属するものである。 無論、音楽が文学や絵画に匹敵する芸術であることはいうまでもないが、 ここで問題にしているのは、音楽が普通の聴き手に与える衝撃に関連してなのだ。 偉大な作曲家、偉大な作家、偉大な画家は兄弟である。 しかし、一般的原始的形式の音楽が聴き手に与える衝撃は、普通の小説や絵が与える衝撃よりも、 より低い性質のものだと、わたしは思う。 特にわたしの念頭にあるのは、たとえばラジオやレコードなどで、 ある種の人々に音楽がおよぼす心を慰め、和らげ、鈍麻する影響のことだ。 カフカの物語では、それは哀れにもヴァイオリンをこすっている一人の女の子にすぎない、 これはこの作品において今日の缶詰の音楽、あるいはコンセントを差し込めば鳴り出す音楽に相当する。 カフカが音楽一般について感じていたことは、わたしが今さっき述べたこと、 すなわち人を茫然とさせ、麻痺させる、動物のような音楽の性質のことなのだ。 このような彼の態度を銘記しておかなければ、 今まで何人かの翻訳家が誤解してきたひとつの重要な文章を解釈することができないのである。 その文章とは、文字通りはこういうものだ。 「グレゴールはこんなに音楽に感動すべき動物だったのだろうか?」 つまり、人間の姿でいるいたときには、彼は音楽になんの関心もなかったが、 この場面、彼が甲虫になったとき、初めてグレゴールは音楽に屈服するということだ。」 ドゥルーズ/ガタリ 『カフカ マイナー文学のために』 「カフカが興味をひくものは、構成された音楽、音楽の形式ではない。 カフカにとって関心のあるのは、意味論的に作られた、構成された音楽ではなく純粋な音のマチエールである。 『或る犬の研究』では、音楽を奏する犬たちが大騒ぎをするが、どんな方法でそうしているかわからない。 なぜなら彼らはことばをしゃべることができず、歌も歌わず、吠えもしないで、無から音楽を生み出すからである。 『プリマドンナのヨゼフィーネあるいはネズミの民族』では、ヨゼフィーネが実際に歌っているとは考えられない。 彼女は単に鳴くだけであるが、それも他のネズミより上手ではなく、むしろ下手である。 その結果、存在しないものである彼女の芸の神秘は一層大きくなる。 『変身』では、音楽はまず第一にグレーゴルの声に介入し、ことばの反響をだいなしにするぴいぴいいう音として現れる。 またグレーゴルの妹は、音楽家ではあるが、下宿人たちの影法師に邪魔されて、ヴァイオリンをぴいぴい鳴らすことしかできない。」 カフカの関心をひくものは、常におのれ自身の廃棄と関連している。 強度の高い純粋な音のマチエール、非領域化した音楽的な音、意味作用・構成・歌・ことばを欠いた叫び声、 まだあまりにも意味作用的な連鎖の束縛から脱するための、断絶状態の音響性である。 ヨゼフィーネの芸術は次の点に存する。 他のネズミより上手に歌うことを知らず、むしろ下手に鳴くことによって、彼女はおそらくは《普段のネズミ鳴き》からのひとつの非領域化を行い、 この普段のネズミ鳴きを《日常の生活の覊絆》から解放する。 要するに、ここでは音は表現のひとつのフォルムとしては現れず、他の関係項に対して反応しようとする、 表現のフォルムになっていないマチエールとして現れる。 豊かなものにせよ、貧しいものにせよ、どんな言語にも口・舌・歯の非領域化が常に含まれている。 口・舌・歯は、その原初的な領域性を食料のなかに見出す。 音声の分節化に専心することによって、口・舌・歯は非領域化する。 通常は舌は感覚における領域回復によってその非領域化を補償する。 舌は感覚器官ではなくなることによって意味の道具になる。」 「しかしヨゼフィーネは破滅して行かねばならない。まもなく彼女の最後の鼠鳴きが鳴り響き、そして沈黙するときが来るであろう。彼女はわが民族の永遠の歴史における一つの小さなエピソードである」 フランツ・カフカ『プリマ・ドンナ・ヨゼフィーネあるいは二十日鼠族』円子修平訳 これはカフカの最後の作品 ヒーリング系もしくはドローンアンビエントで最強のリラックスを手に入れてください。 自然の波音も入っているので、さまざまな周波数の恩恵を得ることができます。 神経過敏でイライラしやすい人、なんらかの依存症にも少なからず効果が期待できます。 食事前にナイアシン療法を行うと、効く人には大変有効と思います。 自然な形でセロトニンが増えれば、ほとんどの神経症や精神疾患は良くなっていきます。 薬も確実に減っていきます。それと同時に高タンパクな食事が大変大事です。 そして適度な運動で最強です。 試してみてください。//youtu.be/e1IPKVrDUoM read.cgi ver 07.4.7 2024/03/31 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる