安部公房COMPLETE WORKS 018 [転載禁止]©2ch.net
【作家紹介】安部公房(1924〜1993)
東京生れ。東大医学部卒。1951(昭和26)年、「壁」で芥川賞受賞。
'62年発表の『砂の女』が読売文学賞受賞、フランスの最優秀外国文学賞を受けた他、
戯曲「友達」の谷崎潤一郎賞、『緑色のストッキング』の読売文学賞等、受賞多数。
'73年より演劇集団「安部公房スタジオ」結成、独自の演劇活動を展開。
'77年には米国科学技術アカデミー名誉会員に推され、海外での評価も極めて高く、
急逝が惜しまれる。 (参考・新潮文庫カバー裏)
【総本山】
http://www.shinchosha.co.jp/zenshu/abe_kobo/
前スレ:
安部公房COMPLETE WORKS 017
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/book/1356196352/ \(*~>o<)/☆あべこ――――――――――――――――――――――――――――――――――っ!☆!☆!☆!☆!☆ 方舟さくら丸のハードカバー760円は買いか?わりと可愛らしい布張りの本だった 審判(1963)
フランツ・カフカの幻視的文学『審判』の映画化。
一九六一年、プロデューサー、アレクサンドル・サルキンドを口説いてそのドラマ化に意見の一致を見た「市民ケーン」のオーソン・ウェルズが監督した裁判心理劇。
アントワーヌ・チュダルと協力を得てオーソン・ウェルズ自身が脚色、エドモン・リシャールが撮影を、ジャン・ルドリュが音楽を担当した。
出演者は、「サイコ」のアンソニー・パーキンス、「エヴァの匂い」のジャンヌ・モロー、「ボッカチオ'70」のロミー・シュナイダー、「ハタリ!」のエルザ・マルティネッリ、
他に、オーソン・ウェルズ、マドレーヌ・ロバンソン、シュザンヌ・フロン、フェルナン・ルドウほか。
http://movie.walkerplus.com/mv13226/
ちなみに、VHS・DVD・BD それぞれで出てるよ。 緑色のストッキングは、
小説になったらさぞ描写がエロくなったであろう。残念。 >>15
オヤジが緑のストキンはくとこなんざ見たくねー 「砂漠の思想」で気になって『目には目を』見た
なんかよくわからぬ変な話
あの復習の仕方は偏執的で異常だろ 文学の最先端から30年は遅れてる日本文壇に新風を吹き込めるのは安部公房のクローンだ! と思い、安部チルドレンでもある小生が新潮に作品を送ってみた訳だ。
まだまだ未熟である上、やっぱり公房イズムは凄い!と再認識。 安部公房はアバンギャルドだよ
いつの時代が来ても新しいよ >>10
いま見た
内容は???だったが…シリアスなようで滑稽な面白さがあるね
パーキンスは素敵な役者さんだね♪ 今はホラー映画(オーメンとか古典の)にハマってます
おもすろい♪ 安倍がもうすこし長生きしていたら、ノーベル賞も貰えただろうし、そうすれば
大江にいくこともなかったのに・・・ >>39
そんなもんいらないと思うが
本人はほしかったかも >>39
安部が生きていたとしても大江がもらって何らおかしくない
大江は普通に有力視されていたし
実際にノーベル賞を受けるに足るスケールを持った作家 すくなくとももらった当時は、安部公房が死んだだからもらえたんだってのが大方の見方だったし、
大江もそう言ったよ。ヨーロッパでの知名度からして、安部生前に、大江の方が先にもらうという予想はまずなかった。 大江は大江で受賞に価する作家だよ
読みもしないで批判する奴が異様に多いが >>42
大江がそういったのはその通り事実、それは謙遜もあるでしょう
実際安部に限らず井伏、大岡なんかも挙げていたでしょう
ただガリマールで仏訳がでている国際的作家として作家タニザキ・ミシマ・オーエなどというという言い方が当時あって
大江がもらうという予想も普通にあった
左翼叩きみたいな文脈で事実を捻じ曲げる奴とそれそ鵜呑みにする奴がいて事実に反することが2chで流布している >>44
安部公房が死んだときにまだ生まれてなかったか未成年だったでしょ 大学生だったよ
そういえば、小谷野が江藤淳とからめた大江の伝記を最近上梓していて
その中で、受賞の場合にそなえて大江の自宅前に報道陣が待機していたら大江がでてきて「私でない、ゴーディマだ」といったという逸話が載っていた
ここから言えるのは二点
・安部存命の90年代初頭に大江が受賞するのではないかという見込み、予想が一般にあったということ
(これは当時を知っていれば事実そうだったとわかるよね)
・どういうつてか大江がノーベル賞の情報をマスコミより早く手にするルートを持っていたということ
こういう話をすると「大江の受賞は運動の結果に過ぎない」とかいう人がまた出てくるわけだけど
それは作品をきちんと読んでいれば別にそうでない、ノーベル賞に値する実質があるのは自明なのでね なにをこだわってるのかと思って見直したら、>>39に反論してたのかと。
自分は>>39ではないし、流れをよく読んでなかったのは申し訳ない。
自分は大江がもらうに値しないとは思ってないし作家としてどっちが上かという論法には興味がない。
ただあくまで賞レースとしてみたとき、大江が候補なのは知られていたが、安倍より有力だったことはない、それこそ年齢面まで含めて。 受賞してるのに、安部より有力だったことはないって断言するのもどうかと思うんだが 流れをぶった切って申し訳ないんですが
「芸術とは本来寝ながら鑑賞するようなものであるべきで、
レコードの誕生で音楽に関してはそれが実現されつつあるが、
絵画に関しては一向にそれが進まない」
みたいな旨の発言を安部公房が何かの機会に(文章なのか映像なのかは失念)していた記憶があるのですが
どなたか心当たりありませんか? >>51
見たことあるな・・・・「笑う月」の中だったかな?
無人島に絵画を持っていきますか?
オリジナルの価値
みたいな話を聞き手がいて対談? っぽいやつ 俺も気に成っていま 笑い月 と 内なる変 ざっと見返したけど分からんかった
砂漠思想 のどっかかも
それかキーンさんとの対談か? ありがとうございます。こんなに迅速な反応がいただけるとは思いもしませんでした。
「無人島」というキーワードにピンときまして、書斎を探し回ってみたところ
『死に急ぐ鯨たち』の「核シェルターの中の展覧会」
という対談(聞き手は芸術新潮編集部)の初版本では230ページに件の文句がありました。
どうもありがとうございました!! なんだ鯨かよ、振り回されちまったぜよ
何にせよアベコーは素敵だ創造と真実へのヒントに満ちている 他人の顏の結論て顏の醜い奴は犯罪に走るか自殺しかないって解釈でいいの? そう思ったんならそれで良いんですよ。
何にせよアベコーは素敵だ創造と真実へのヒントに満ちている >>57
現実世界それに近い状況だけどね
よっぽど何か才能ないと顔が醜いだけでハードモード超えたインフェルノモードなのは間違いない >>59
TVの取材で本人もそう言ってましたね
>>60
秋葉原の加藤なんかはそれに当たるんですかね
でも救いがなく冷酷な面も安部のよさなのかな >>60
>救いがなく冷酷な面も安部のよさなのかな
そう言えば
びっこの身障者を好奇のぎらぎらした目で追う少年の描写とか
「弱者へのまなざしには殺意がこめられている」みたいな記述とか。
腐った像(醜いものの比喩)が現われているのに何もいないかのようにふるまう人々、等々
欺瞞を嫌ったんだろうけど容赦ないw 博物学的な眼差し、論理的な思考能力、そして性倒錯
手塚治虫と近いものを感じるのは俺だけ? >>63
手塚に近いかは分からないけど理系特有の思考があるね
作品の中で実験をやっているというか と、読者が思うだろうなって、
さらに一歩引いたところから書いてる感じがする。 何にせよアベコーは素敵だ創造と真実へのヒントに満ちている 砂の女での筆力はすごい
本から砂が溢れてくるようだ 戦争で怪我をした兵士の中で顔に重篤な怪我を負った者の自殺率が高い。
本当なのかねぇ。 \(*~>o<)/☆おめこ――――――――――――――――――――――――――――――――――っ!☆!☆!☆!☆!☆ 読んでなかった「天使」読んだが、
おもしろくなかったな。飛ぶ男の続きが見たかったぜよ。 「密会」がつまらないんじゃ、面白い作品無いだろw
「箱男」がつまらないなら分かる気もするが 密会のラストはレクイエム・フォー・ドリームラストの雰囲気に似ている。 密会は最高だろ
あれが面白くないなら何が面白いんだよ!
どうせ砂の女と第四間氷期くらいしか読んでないんだろ?え? 砂の女はどうでもいいけど、
第四間氷期はおもしろいだろ! >>92
>「箱男」がつまらないなら分かる気もするが
ご冗談を 俺は初期の大陸臭の強い作品が苦手だ
というよりも箱男を読んだ時の衝撃がヤバ過ぎたといった方が正確か おわりしみちのしるべに だっけ
あれは必死で読み終わって疲労感だけだった おれには無理