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洗練された日本語を書く作家 [転載禁止]©2ch.net
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0002吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 14:40:58.42
平野啓一郎
0003吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 14:50:26.03
津原泰水
0004吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 14:52:04.51
小谷野敦
0005吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 16:39:49.95
島田雅彦
0006吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 17:11:00.89
烏賊娘
0007吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 17:36:41.50
できれば作家名だけでなく、その作家の美しいと思える文章の引用も載せて欲しいな
0008吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 18:12:33.24
やはり志賀直哉だろう
谷崎や川端の文章も美しくはあるかもしれないが洗練された、という感じはしない
0010吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 18:51:52.82
清く正しく美しい日本語(笑)ってやつですか?
ここって文学板ですよね?
0011吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 19:03:53.14
現役の作家ならやっぱり平野だろうな
0012吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 19:07:18.71
小谷野敦先生を差し置いてよくそんなことが言えますね?
0013記憶喪失した男垢版2015/08/09(日) 19:09:22.68
志賀直哉を読んだことはないが、

三島由紀夫「暁の寺」
荒巻義雄「神聖代」
京極夏彦「絡新婦の理」

あたりがトップだろう。
0014記憶喪失した男垢版2015/08/09(日) 19:28:17.05
「暁の寺」と「神聖代」は手元にないので、京極夏彦「絡新婦の理」より。一ページ下段。

「八方に張り巡らされた蜘蛛の巣の、その中心に陣取っていたのは実はあなただった。
捕らわれた蝶はその綻び痛んだ翅の下に、実に毒々しくも鮮やかな八本の長い長い脚を隠し持っていたわけだ──」
 女は云う。今更何を仰るのです、事件はもう解決しています──。男は云う。
事件は解決しても、あなたの仕掛けは終わっていない──。
「──邪魔者を邪魔ものを以て制す。あなたの周囲から、あなたを束縛する者は凡て排除された。
しかしあなたは、これから再び束縛されようとしている。つまりあなたの計画は終了していないのでしょう。」
 さあ──女は横を向く。
「あなたは、この次にあなたを束縛する者を排除することで、名実共に、
この国の中心に納まることが出来る訳だ。その先も──あるのですか」
 女の顔に髪に、幾枚もの花弁が咲く。
「まさか貴方は──私に、あの憑物落しとやらを仕かけ様としていらっしゃるのですか?」
0015吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 19:28:44.92
小谷野は流石にネタだよね…?
0016記憶喪失した男垢版2015/08/09(日) 19:51:22.36
 女は云い訳を思いつく。
「この──墓に眠っている死人達が帳尻を合わせろと云っているのですか。
聞けば貴方はどこやらで、自分は死人の使いだ──と仰ったとか」
「そんなのは詭弁です」
 男は笑った。
 女も笑った。
「そうですね。御忠告に──従いましょう」
 そして漸く運動は停止し、同時に境界は消えた。
「──私は今回のお話を──辞退致します」
 男の視線が憂いを帯びる。
「後悔は──しないのですか」
「致しません」
 そうですか──男は云った。
「ただ──このまま石長比売となり、生涯墓を守って生きるなど、あなたには似合いませんよ」
 そんなことは致しません、と女は云う。そして、
「そんな優しいことを仰るから──」
 貴方は誤解されるのですよ──女はそう続けたつもりだったのだが、
語尾は春の突風に乗って薄れ、男は聴き取れぬままに察して頷いた。
 そして、女は新たな桜色の衣を纏う。
 そして云った。
「高く──高く買ってくださいまし。わたしのために」
 男はもう一度頷く。しかし表情はもう女には見えていない。満開の桜の下の、
朽ち果てた墓石の前で、女の視線はただ舞う花びらを捉えている。
「私はもう一生泣きませぬ。泣いては己が立ち行かぬ。こうなった以上はもう一度己の居場所を探します。
負けません。負けてなるものでしゅか。貴方よりも誰よりも、強く生きて見せましょう。
石長比売の裔として、私は悲しくとも辛くとも笑っていなければならぬのでしょう。それが──」
 女は静かに毅然として云った。

「それが──絡新婦の理ですもの」
0017記憶喪失した男垢版2015/08/09(日) 19:54:57.65
>負けません。負けてなるものでしゅか。

誤字った。

負けません。負けてなるものですか。

が正しい。京極夏彦「絡新婦の理」15ページ。
0018吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 20:07:33.92
小谷野の小説って読んだことないんだけど、文章うまいの??
0019記憶喪失した男垢版2015/08/09(日) 20:15:27.41
小谷野敦「もてない男」を読め。

ノミネートされてもおかしくはない。
0020吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 20:17:07.46
>>19
ありがとう
図書館で読んでみるわ
0021記憶喪失した男垢版2015/08/09(日) 20:27:44.08
あと、南方熊楠「南方マンダラ」

は明治の文体では頂点ではないかと。
0022吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 20:41:34.43
小谷野連呼してる基地外は、スルーの方向で
0023記憶喪失した男垢版2015/08/09(日) 21:31:48.79
あと、面白い文体しているのは、森見と舞城だな。

若者には、西尾維新が人気らしいが、読んでないんで知らん。
0024記憶喪失した男垢版2015/08/09(日) 21:34:35.83
おれが文章練習で、書き出しの二ページを模写したな。

  舞城SPEEDBOY!写経

  1

 線の上を走り続けるのは難しいが空中に並んだ点に順番に体当たりするのはたやすい。
走るとき、僕の意識は足にはなく胸にある。走る先に浮かんでいるソフトボール大の
白いほんわかした玉を僕はみぞおちの上くらいに当てていく。僕はそれをパワーボールと呼んでいる。
それらは僕の胸に当たると音もなく弾け、すいすいすいっと体の内側に溶け込んでいき、
僕の熱く濃く重くなった血液をリフレッシュする。速く走るのに必要なのは筋肉でも技術でもない。
血だ。血こそがすべての源泉なのだ。力のみなぎる血液は運動している体を白く発光させる。
脳は成層圏の空みたいにクリアになる。ノイズは何もない。
 走る距離が長ければ長いほどいい。走れば走るほど僕は速くなる。
 市川コーチは百メートルに固執した。曰く百メートルランナーこそがアスリート中のアスリートで、
スプリンターだけがスターで歴史に残るのは百を制した者だけで(「ほかの距離を走ってても有名にしかなれないぞ」)、
そこで活躍することが僕を一番リッチにする、と繰り返し言った。市川コーチをクビにして呼んだミラーさんと
ボトムズ教官は百・二百・四百・八百・三千メートルを制した後に、
僕のせいで他の選手がやる気をなくす、と言って自ら辞めていった。
「正直言うと」とミラーさん。「世界のために君を殺すべきかを考えて、眠れない夜もあったよ」。
僕は言う。「世界のためにそれがいいと信じるんなら本当に僕を殺すべきなんじゃないの?
それがいいって考えをまだ捨てられてないんなら、僕を殺さずにおくって自分の生き方としてどうなの?」。
ボトムズ教官のため息。「君に必要なのはコーチじゃない。君を諭す親や友達だ。
あるいはいざというときに君を屠ることも厭わない調教師だな」
0025記憶喪失した男垢版2015/08/09(日) 21:49:26.07
川端康成「眠れる美女」新潮文庫収録「散りぬるを」より。

「女流作家? ──女流作家なんて一人もいやしない。」
「えらい人はでしょう?」
「えらくもえらくないも、てんっでそんなものは一人もいやしない、女の作家というのはないんです。作家があるだけなんです。」
「ほんとうにそうですわ。」
「ちがいますよ。あんたなんかもね、女流作家になりたいんなら、文学なんぞあきらめちゃって、お嫁入りするんですね。
文学なんかは、もっと人生でひどいめにあってから、はじめたがいいですよ。
文学にだまされるよりも、男にだまされた方がよっぽど女流作家ですよ。今のあなたはいかにも女流作家だ。
女の作家にはちがいないです。しかし、あんたが活字になるような小説が書け出したら、あんたはもう女の作家じゃありゃしない。
男の作家の真似をするだけですよ。女でなくなりますよ。女でない、ろくでもない女になりますよ。
文学には女のすることなんてないんですよ」というようなことを私はいたずら小僧のように
面白がってしゃべり散らしたが、滝子が帰ってから、彼女の小説を読んでみると、
さっきの言葉はまんざらでたらめでもなく、彼女の書くものの印象を語っていたことが分った。
もう一週間以上も徹夜の執筆が続き、ようやく一仕事を終えて、心身が甚だしく弱りもし、緩みもしたせいであったろうが、
私は滝子の作品にたわいのなく涙をこぼした。「女っていいものだなあ。」と、
いまさらのように気の遠くなるほどありがたくなった。
0026記憶喪失した男垢版2015/08/09(日) 22:07:05.09
まあ、女流作家を誰か出すか。人生でひどい目にまだあってなかった頃の綿矢りさにするか。
綿矢りさ「インストール」十七歳の処女の書いたもの。

 自称変わり者の寝言。
「私、毎日みんなと同じ、こんな生活続けていていいのかなあ。みんなと同じ教室で
同じ授業浮けて、毎日。だって、あたしには具体的な夢はないけど野望はあるわけ。
きっと有名になるんだ。テレビに出たいってわけじゃないけど。」
 光一にそう言い終わった後私は、これは甘ったるいなあ、とぼんやり興ざめした。
光一はそんな私を世の大人の代表として散々なじってくれた。「バカだねみんなと同じ
生活が嫌なんて一体自分をどれだけ特別だと思ってるんだ努力もせず時間だけ
そんな惜しんで、大体あんたにゃ人生の目標がない、だからそうそううだうだと
他の何百人もの人間が乗り越えてきた基本的でありきたりな悩みを引きずってるのさ・」
 眉をひそめ八重歯を唾液で光らせた光一は喋る喋る、五臓六腑に沁みる、
目をギュッとつぶって「もっと言って」とお願いしたら、光一はひゆんで口をつぐんだ。
0027記憶喪失した男垢版2015/08/09(日) 22:28:18.93
この川端の「散りぬるを」はキャバクラのおっさんの会話としては最も影響があった部分ではないだろうかと想像する。
0028吾輩は名無しである垢版2015/08/09(日) 23:15:55.82
簡潔な文章が好きなので柳広司が好き
0029吾輩は名無しである垢版2015/08/10(月) 02:04:11.90
平野啓一郎の文章ってそんないいか?
0030吾輩は名無しである垢版2015/08/10(月) 02:07:05.11
小谷野先生には劣る
0032吾輩は名無しである垢版2015/08/10(月) 07:18:11.93
現実は虚無である。今の日本には何物もない。一切の文化は喪失されてる。
だが僕等の知性人は、かかる虚妄の中に抗争しながら、未来の建設に向つて這ひあがつてくる。
僕等は絶対者の意志である。
悩みつつ、嘆きつつ、悲しみつつ、そして尚、最も絶望的に失望しながら、しかも尚前進への意志を捨てないのだ
0034吾輩は名無しである垢版2015/08/10(月) 10:52:08.23
「洗練」という語でパッと浮かんでくるのは夏目志賀芥川だな
0036吾輩は名無しである垢版2015/08/10(月) 12:31:07.21
洗練というのは必ずしもいい意味だけではないだろうな。

そういうことも含めて、昭和以降の作家でいうと吉行淳之介の文体って
すごく洗練されたものという感じがする。都会的、簡潔、スマート。
0037吾輩は名無しである垢版2015/08/10(月) 14:18:15.68
>>33
美麗であっても洗練はされていない
0038吾輩は名無しである垢版2015/08/10(月) 17:51:06.45
そこまで言うのなら洗練という言葉の定義をきちんとしないと。
仮に“sophisticated”というニュアンスなら、
何を起点として 、どの方角に向かっているのか?が明らかでないと。
0039吾輩は名無しである垢版2015/08/10(月) 18:05:38.10
事務的な文章書いてろ
0040記憶喪失した男垢版2015/08/10(月) 18:23:07.95
これらは特に名文を選んで書き出したものではなく、文章が上手だと思う小説の冒頭を書き出したものばかりなので、
川端以外はそうなので、もっと盛り上がる部分は別にある。
0041吾輩は名無しである垢版2015/08/10(月) 19:50:58.37
まーた定義厨が現れたよw
一生定義しとけよクズが
0043吾輩は名無しである垢版2015/08/12(水) 00:22:09.99
洗練は恐ろしいことだ
ある程度書き続けると洗練される
ある意味では古井由吉は洗練されてるけど一般的な意味では違う
あの人は厄介

漱石はあり得ない
あの人はいろんな文体を使い分けた人
猫も坊ちゃんも夢十夜もこころも違う文体で書いている
谷崎はゴツゴツした硬い系の文体だと評していてそれはもちろん正しいが漱石が猫からスタートしたのを忘れてはいけない
トリストラム・シャンディをあの時代に読んでいたらしいし
0044吾輩は名無しである垢版2015/08/12(水) 01:12:28.22
>>43
何だか洗練を理解してそうなんで、見本として何か洗練された文章を書いてみてくれないか?
誰かの引用ではなく、あなたが創った文章を。
0046吾輩は名無しである垢版2015/08/12(水) 01:34:39.63
洗練は形而上学さ。即ち天の性。人の才じゃない。古井? おいおい。あはははは。
0047吾輩は名無しである垢版2015/08/12(水) 02:23:03.51
例えば都会的洗練といった場合、それは「マナー」だ。
見られてもっとも美しく見える形ってことで、あまりに古い例でなんだが、ブルボン朝のラシーヌ悲劇の登場人物の立ち居振る舞いがそれ。
そういった「在り様」であるものが、しかし芸術で、ということになれば規範が宮廷のそれとは無関係で自由律になる。
「べえべえ方言の田舎語」で洗練された文学が書けるんだよ。
モーツアルトの音楽は洗練以外の何物でもないが、黒人奴隷のゴスペルだって洗練されている。
芸術家はミューズと会話しているのだから、ミューズと自由律で語っているのであり人の洗練で語ってはいない。
それがソフィスティケイティッドだよ。天の性であり人の才じゃない。
洗練はべえべえ方言の田舎語さ。
文体文体と死ぬまで言ってるボケジジイは解らなくていいからリハビリパンツつけて早く寝な。介護士さんに面倒かけるなさ。(笑
0048吾輩は名無しである垢版2015/08/12(水) 03:12:59.53
え?
いやいやいや・・・
むしろラシーヌは芸術だから規律があるんだよ
つまりラシーヌがやるのは古代ギリシア悲劇の模倣だから
つまり芸術とは自然の模倣であるが、
しかし古代ギリシアが最高のもの模倣の型をすでに作っているのだから、
古代ギリシア芸術を模倣するべきだというのがラシーヌの考え方でしょ
そんなマナーだからどうとかいう低いレベルだとしたら
ラシーヌはこれほど尊敬されてないと思うが
0049吾輩は名無しである垢版2015/08/12(水) 10:13:43.10
洗練されてないなあ。(笑
あの劇中の登場人物のマナーを言ってるんで戯曲文学としての「古典劇的作法」を言ってるんじゃない。
女奴隷にしてるんだからどうセックスにつき合わせても男主人の勝手でつき合わせられるだろ?
そうじゃなくアホなことを言って女奴隷に紳士的に寝てくれと頼むその現実性の無い「マナー」だよ。(笑
0050吾輩は名無しである垢版2015/08/12(水) 16:54:26.34
もうちょっと論理的に書いてくれなきゃよくわかんないんだけど
日記帳じゃないからねここ
ちゃんと他人にわかるように書かなきゃ
0053吾輩は名無しである垢版2015/08/12(水) 21:43:07.05
>>49
こういう文章を洗練されていない文章って言うんだろうね。読みにくいことこの上なし
0055吾輩は名無しである垢版2015/08/12(水) 22:22:46.40
糞スレだな
書き込んでる奴らのレベルが低すぎる
お気に入り外したわ
じゃあなお前ら
0061吾輩は名無しである垢版2015/08/14(金) 15:37:32.89
本読まないんだな
0063吾輩は名無しである垢版2015/08/30(日) 10:01:35.54
>>26

眉をひそめ八重歯を唾液で光らせた光一は喋る喋る、五臓六腑に沁みる、
目をギュッとつぶって「もっと言って」とお願いしたら、光一はひるんで口をつぐんだ。



太宰の影響は強いと思うけど、ここまでリズム感ある文体は当時は他に舞城くらいか

芥川賞受賞後の「夢をあたえる」では、この文体の良さが全く無くなっててガッカリしたな
母親の言いなりになってきた売れっ子アイドルが騙されてハメ撮り流出して芸能人としては完全終了するが、それでやっと自我に目覚めるみたいな物語自体は良かったんで
文体で魅せて欲しかった
評論家と編集者に潰された感じだな
0065記憶喪失した男(愛知県)垢版2015/10/31(土) 14:26:25.60
山本文緒は、文章は抜群に美味いと思う。
0067吾輩は名無しである垢版2015/12/29(火) 11:27:21.28
>>43
ある意味
あり得ない

こういう言葉遣う奴信用出来ない
0068吾輩は名無しである垢版2016/03/20(日) 23:03:14.61
昔の人だが、永井龍男。

ひと昔前の教科書には「黒い御飯」「胡桃割り」などの作品が載っていた。
俳句で鍛えた人だけあって、簡素で余韻に富む表現が魅力。
もっとも、思想性はほとんどない。文藝であっても文学ではない。
そこが読み継がれない所以か。
0069吾輩は名無しである垢版2016/03/20(日) 23:22:29.89
記憶さんは、絡新婦の理のはじめの文章にえらく心酔しているようだが、笑止だな。あの箇所はあの小説でいちばん不味いところだ。あんなものを書いてしまうのが、京極の限界だという事がわからないのか。あんな手品に目を眩ませるやつはたいした事ないな。
0070吾輩は名無しである垢版2016/06/12(日) 11:39:13.27
楊逸

「ワンちゃん」(『文學界』平成19年/2007年12月号)

池澤夏樹
「問題作。国境を越え、言語の境界を越えて新鮮なストーリーを日本語文学にもたらしたことは高く評価する。」
「この賞を出すにはもう何歩か洗練された日本語の文体が求められる。」


「時が滲む 朝」(『文學界』平成20年/2008年6月号)

池澤夏樹
「授賞は、この人が書くものを我々はもっと読みたいという意思の表明である。」
「その意味で、今回の候補作の中で最も授賞に値する」
「巧拙を問うならば、これは最も完成度の高い作品ではなかったかもしれない。」
「しかし、ここには書きたいという意欲がある。」
「この二十年ほどの中国の庶民史を日本語で語ることに魅力があって、この人の書くものをもっと読みたいと思わせる。」
0071吾輩は名無しである垢版2016/06/23(木) 02:16:43.47
中野好夫
中野重治
石川淳
山崎正和
渡辺一夫
加藤周一
三浦哲郎
群ようこ
向田邦子
荒川洋治
金田一春彦
浅田次郎
大庭みな子
矢口高雄
手塚治虫
横山隆一

この人たちは、日本語の使い方が抜群にうまいね。
0072吾輩は名無しである垢版2016/06/23(木) 02:37:15.65
>>71からみた安部公房の文体ってどうなんだろうって興味がある
0073吾輩は名無しである垢版2016/06/23(木) 03:26:34.32
どう考えても村上龍
0074吾輩は名無しである垢版2016/06/23(木) 05:04:19.55
>>63
綿谷りさってけっこう語るに値する作家だよね
0076吾輩は名無しである垢版2016/07/14(木) 06:40:07.06
洗練された日本語という枠限定なら、個人的には志賀直哉だと思う
いや、志賀直哉というより『城崎にて』の文章かな
出だしの過去形連弾は読むたびに感動する
途中でヒラヒラとかそわそわとか擬態語を多用するあたりは、間違いなく考えられてるなって思う。
何度も読むほどに味のある文章
0078吾輩は名無しである垢版2016/12/18(日) 17:12:54.84ID:Ti6JOBuB
現代作家で誰かいる?
0080吾輩は名無しである垢版2016/12/21(水) 19:48:23.11ID:vydukMLp
最近だと滝口悠生とか上手いよね
会話文もコーマックマッカーシーと同じ手法を、失敗しないように使ってる
0081吾輩は名無しである垢版2016/12/21(水) 19:50:32.79ID:vydukMLp
>>69
(あの)
(あんな)の多用が鼻につく文章だぁ。きもい。
0082吾輩は名無しである垢版2016/12/30(金) 08:35:38.26ID:t40A2Kj7
>>80
サンクス。読んでみるわ
0083吾輩は名無しである垢版2017/06/10(土) 18:11:46.34ID:41PX1Rtu
>大阪府三島郡島本町のイジメはいじめられた本人が悪い
>みんなそう思ってる
>誰も同情しない
>うんこ食っとけ!
>はよ死ねクズ
        ↑
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いじめの加害者を擁護し被害者を非難するスレを公然と立てる
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