高見順って今ではどんな評価の作家なのか?
高見順(1907年1月30日 - 1965年8月17日)
代表作
『如何なる星の下に』(1939年)
『樹木派』(1950年、詩集)
『いやな感じ』(1963年)
伊藤整(1905年1月16日 - 1969年11月15日)
代表作
『得能五郎の生活と意見』(1941年)
『チャタレイ夫人の恋人』(1950年、翻訳)
『氾濫』(1958年)
『変容』(1968年)
『日本文壇史』(1953年 - 1969年、評論) 評価とか順番が気になるのは
ニワトリが始終頭をつつきあってるのと同じだね 昭和八年に改造社が徳広厳城を編集長として『新潮』に対抗する『文芸』を創刊する
までは、『新潮』は唯一の権威ある文芸雑誌であり、私たち同人雑誌にいる文学青
年、特に芸術派の青年たちは、この雑誌に書くことによつてしか文士になることが
できない状態にあつた。勿論三冊の総合雑誌(『中央公論』『改造』『文芸春秋』)」のどれ
かに書くことはもつと大きな名誉ではあつたが、それ等の総合雑誌に書いた人も、
その後で『新潮』がそれを採りあげなければ、その作家は文壇的作家とはならない傾
向があつた。
伊藤整「昭和前期の『新潮』」(『新潮』1955年5月号) 高見順賞は、毎年優れた詩人に贈られる文学賞である。