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古書検索サイト「日本の古本屋」を語ろう
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
0001無名草子さん垢版2012/07/19(木) 22:42:29.33
 古書店街を一日歩いても、お目当ての本が見つからず、くたびれ果てて帰宅・・・。
そんな経験を多くの方がお持ちだと思います。
 このスレッドは、全国古書籍商組合連合会が開設している古書検索システム
「日本の古本屋」https://www.kosho.or.jp/top.do に関する、話題を取り上げます。
「日本の古本屋について」 http://www.kosho.ne.jp/sysinfo/ala.htm
活用術なり、失敗談なり、語り合いましょう。

0952無名草子さん垢版2023/10/19(木) 17:51:12.61
検索してほしい本があって、自転車で行ける範囲なら、送料がもったいないから
直接店まで買いに行くんだけど、最近は実店舗のない店が多い。で、ネットで
調べても実店舗があるのかないのかわからない店が結構ある。
こういうの困る。
0954無名草子さん垢版2023/10/25(水) 04:42:47.14
最近、相場とあってないバカ高い値段で出品してる本屋がいるな
検索で上の方に表示されるし鬱陶しいわ
Amazon系の業者が組合にはいったのか?
0955無名草子さん垢版2023/10/25(水) 11:11:50.87
貧困と野宿の日本 生田武志 著  ヤンキー弁護士になる 暴走族から弁護士に転身した金崎浩之 著 東京都北区赤羽 清野とおる B級裁判傍聴記 阿曽山大噴火 著
ヤクザが精神病棟に来た 青木ケ原樹海で会ったガチでヤバイやつら 神戸市長田区五番町の愚連隊 神戸市長田区五番町スラムを生きた野良犬たち二刀流の怪人元暴力団組長夜回り組長 生活保護 不正受給 貧困ビジネス潜入 死体専門カメラマン 裏社会ジャンボリー 元キックボクサーの用心棒 宝山力 元暴力団員がフランス外人部隊を経てウクライナの傭兵になった  アンチェイン梶 フィスキング, 立沢直也, 鎗田壮, 子原こう, 森藤麻々花, 長田龍亮, 景山ロウ, 出石大, ガバメント少年, ゐりゑ, 本郷カズヲ, 石原伸司, 清水ヨシヒロ, 沢ケツエリコ, 山崎ロイド, 河岸キョウタロウ, 影野臣直, ハヤカワ天狗, 天野太助, 櫛引圭太, 吠夢, 宮崎ねこ,新宿歌舞伎町ネゴシエーター 影野匡直 大阪市西成区のスラムと盛り場 生活保護の不正受給 万引き老人 伊藤ゆう 青木ケ原樹海の歩き方 栗原亮 父からフランス外人部隊の息子へ 駒村吉重 ヤンキー母校に生きる 義家弘介 海外ブラックロード 嵐よういち
紫の青春 中山すえこ ヤンキー記者南米を行く 吉永拓也 翻弄 仁義なき戦いの広島ヤクザと暴走族に翻弄された青春 河野博志 女という病 中村うさぎ
日本を捨てた男たち 水谷竹秀 今日ホームレスになった 増田明利 霞っこクラブ 裁判傍聴にはまった女子3人の奮闘記 裁判傍聴ルポライター 河合レン, 安野雲,タキオン, 藤崎美貴神戸市長田区五番町の愚連隊 神戸市長田区五番町スラムを生きた野良犬たち
刑務所の中 理不尽すぎる現実 ヤクザが精神病棟に来た 青木ケ原樹海で会ったガチでヤバイやつら 二刀流の怪人元暴力団組長夜回り組長 生活保護 不正受給 貧困ビジネスユニティー出発潜入 和合秀典という男 フリーライター 長田龍亮 著 死体専門カメラマン 裏社会ジャンボリー 元キックボクサーの用心棒 宝山力 長田龍亮 アンチェイン梶 未来が、怖い 著者 : 孫向文, オフィスキング, 三条友美, 上原由佳子, ムコキマッソ, 立沢直也, 鎗田壮, 子原こう
0957無名草子さん垢版2023/10/25(水) 21:48:14.69
>>956
飯島書店にしても、伝説の板橋の坂本書店にしても、まあわからんではないけど自分はなにも言われなかった(感じがいい店というつもりはないけど)ので、言われる人にはそれなりの理由があるのでは?と思わぬでもない、店側に大人気がないせいとは思うけど
0958無名草子さん垢版2023/10/26(木) 16:32:18.92
>>954
あれは本当に邪魔だよね
このショップを表示しないボタン、みたいな機能が欲しくなる
0959無名草子さん垢版2023/10/27(金) 11:48:00.78
坂本書店行ったことある。携帯電話弄ってた人に対して罵詈雑言を浴びせてた。
今時あれだけ言える人はいないので、感心したw
0960無名草子さん垢版2023/10/27(金) 11:48:45.52
自分はブックオフより坂本書店の方が好きだよw
0961無名草子さん垢版2023/10/28(土) 16:46:04.58
糞転売屋が棚から1冊づつ取り出しては価格チェック
本が擦れて傷むリスクがあるから怒鳴りたくもなるわな
0962無名草子さん垢版2023/10/30(月) 10:38:16.88
しかし売れんなぁ
0963無名草子さん垢版2023/10/30(月) 15:28:35.54
一年で一番売れる(学参除く)この時期に売れないのはヤバいよ
0964無名草子さん垢版2023/10/30(月) 22:28:56.89
だって本を読む人居ないもん実際問題
みんなスマホいじくってばかりで
0965無名草子さん垢版2023/10/31(火) 11:12:22.43
晴れると無闇に暑いし、突然のにわか雨があったりして、秋らしい時期が無くなってきているからね。
なかなか読書の秋という落ち着いた気分にならない。

おとといなど、晴れ間が出ているのに突然のにわか雨で雹が降ったりして驚かされた。
0966無名草子さん垢版2023/11/01(水) 11:36:58.96
(9(9
0967無名草子さん垢版2023/11/01(水) 15:49:36.20
クロネコヤマトとか日本郵便の荷物出荷量がもう何ヶ月も続けて減ってるんだってな
売れてないのはウチだけじゃないんだな
0968無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:34:10.63
古書検索サイト「日本の古本屋」を語ろう
0969無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:54:03.94
私はつねに「これ以上、晋室をヨイショしたら、冥府で北地王に顔向けができなくなる」という、ギリギリのラインで、言葉を選んでいる。生き延びるための手段として、晋室をヨイショするが、本心までは売り渡さない。
私の著作は、つねに二重の意味を秘める。ふつうのレベルの解釈では、晋室を尊ぶ。だが、ふかいレベルの解釈では、晋室を貶める。私のつくる『三国志』も同じである。つねに読み手が、真意を読み落とすように書いてある。
0970無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:54:25.33
魏家に本紀を立ててあるから、(魏家に禅譲を受けた)晋家を尊重したように見える。だが『蜀書』を読めば、先主と後主という敬称をつかい、『蜀書』に皇后伝を立ててある。『三国志』を読んだ人は、私の意図をはかりかねるだろう。魏家を重んじたのか、漢家を重んじたのか、おおいに議論してほしい。
なぜ議論が生まれるか。そう仕向けるように書いたからだ。
0971無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:54:37.76
前ページで私は、譙周を批判した。
魏家と漢家を、同一の戦場に連れてきてはいけない。魏家と漢家を、おなじ度量衡で測定することが、測定する発想それ自体が、漢家を滅ぼした。そう言った。
どうだろうか。分かりやすかったか。
0972無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:54:58.44
多くの人は「分かりにくい」「詭弁くさい」「負け惜しみだ」という感想を持ったことだと思う。この不可解さもまた、漢家から晋家に降った私ゆえの、トリッキーな論法なのだ。分かりにくくなくては、意味がない。
もう私は、二度と漢家に仕えることができない。そんな漢家は、晋家の人々が、どう逆立ちしても捉えることができない、「比較考量できない何か」であるべきだ。
「すんなり理解させて、たまるか!」と、旧魏臣どもに言ってやりたい。私の祖国を、魏家の領土の延長として、捉えさせてはならない。ただの益州という土地として、戸数や収穫量というデータとして、捉えさせてはならない。
0973無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:55:11.09
漢家を「見殺し」にした、やましさ
私は、ケ艾や鍾会と戦っていない。私は譙周の派閥として扱われ、鍾会に監禁されたが、命を失わなかった。 だが、成都の混乱で、おおくの知人を失った。
0974無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:55:31.80
鍾会と姜維が敗れたとき、巻きこまれなかった。漢家の滅亡にあたり、私は被害者ではないが、勝利者でもない。微妙な立場におかれた。
確固たる唯一の正統性にもとづいて、行動できなかった。辛うじて私の立場を名づけるならば「生き残り」である。
0975無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:55:54.40
私は、自分が生き残ったことの意味と、その無意味について、うまく語ることが出来ない。理由がわからない。
0976無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:55:54.77
私には「北地王に代わりに生き残り、これを達成する」という信念がない。ゆえに「生き残った理由が分からない」という、根拠のなさに耐えている。
0977無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:56:17.36
生死の境界でウロウロする私にできるのは、死者を弔うことだ。この死者とは、親族ではない。ケ艾や鍾会に殺された同朋や北地王だけでなく、漢家という王朝もまた、私が弔うべき「死者」であると思う。
親族を弔うなら、その親族の生前に、私は愛情や援助を惜しまなかったか、と反省すればよい。だが「死者」たる漢家を弔うのであれば、親族を弔う方法とは、異なる。
私は、漢家が滅びたことにより生じた、天下の欠如を、最小化せねばならない。生き残った者は、死者が背負うはずだった分の責務を、引き受けるべきだ。
生き残りに「選ばれた」のは、幸運な特権ではなく、受苦に耐える義務を負ったということだ。
漢家の滅亡に、直接に手を下していないが(むしろ私は漢家の永続を願っていた)、私は「関係ない」などと、開き直れない。むしろ「有責なのは、私1人です!」と、名乗りをあげたい気持ちだ。
0978無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:56:50.26
私は、漢家の滅亡という事態を、私1人で引き受けるため、歴史書を編纂することにした。これには少なくとも2つの困難が待ち受ける。
1つは、膨大な労力。これは、漢家を弔う心で、切り抜けよう。
2つは、筆禍。歴史を記すということは、毀誉褒貶のサイクルに、自ら飛びこむことだ。身に危険が迫るだろう。だが私は、漢家を滅ぼした責任のもとに、このリスクから逃げてはいけない。
せめてもの自己防衛のため、分かりにくい構成とする。本来は『漢書』『東観記』に続くものを編みたい。例えば『季漢書』がよい。だが、これでは魏家の正統、ひいては晋家の正統を全否定することになる。三国を並記する、本紀と列伝を3系統ならべる、という、特異な構成をとることで、批判を逃れようと思う。
0979無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:57:11.22
私と同じ耳目をもつ「他我」
私は『三国志』を、死者に献じたい。孝霊皇帝の黄巾に始まり、逆賊の董卓、逆賊の曹操(おっと魏武帝と言うべきだった)に殺された、あらゆる漢臣の何百万人のために献じたい。
0980無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:57:23.38
私が死者を弔うために、どうするか。
漢家の歴史を、魏家や晋家と同じような語り口で記さない。
0981無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:57:38.52
重要であり、難しいことなので、丁寧にお話する。
私は、滅亡した漢家を「死者」の比喩で捉えている。だから、私が漢家について記すとき、「死」についての記すのと、同じ語り口になる。
「死」の語り口とはなにか。
「死」を語るとき、2つの方法がある。はじめに、私が「死」=漢家の滅亡を語るとき、採用したくないほうの考え方をご紹介する。
0982無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:58:01.48
考え方1=私が採用したくない「死」の語り口
ある人はいう。死ぬことは、存在しなくなることでない。死は、存在の一部分である。確かに死ねば、一見したところ、存在しなくなる。だが「死」とは、存在する誰かが、「死んだな」と看取ってくれないと、「死」という表現にならない。こういう意味で「死」とは、「存在」の一部分である。
例えば「私の死」という言葉がある。私が死んだら、私は自分が死んだことを確認できない。ゆえに「私の死」という言い方は、無意味であるはずだ。だが現に「私の死」という言い方がある。これは、私の死を看取ってくれる誰かが、存在し続けていることを、当然の前提としている。
0983無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:58:16.56
私の死後も、世界が存続すること。これは自明でない。「当たり前じゃないか」と言う人がいたら、彼は「そういう世界観を受け入れる」という手続を、1つ踏んでいるのだ。厳密に考えると、そうだよなあ。この手続を言語化するのが、いかにも哲学。
0984無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:58:38.66
死とは存在しなくなること(死者は消滅する)のはずだが、死は存在の一部分(存在する生者に看取ってもらう)である。この意味で、死は「存在の支配」を受けている。逆説である。
この逆説は、浮華の徒・傅去が唱えた「他我」を思い出させる。
0985無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:58:42.57
「他我」とは、私と同じような耳目をもった人である。
私と同じような耳目をもった人は、天下に溢れている。彼らは、私が聞こえない音、見えない映像を、私と同じように聞いているはずだ。この瞬間、私は天下の全てを聞き、全てを見ることはできない。しかし私が移動すれば、彼らの聞いている音や映像を、同じように受信できるだろう。
0986無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:58:52.40
たとえば、ここに銅貨がある。私から見ると、銅貨の表の刻印しか見えない。では私は「この銅貨には、表のみ刻印され、裏には刻印がない」と主張するか。しない。私と同じような誰かが、同時に裏から覗きこめば、裏の刻印を見るだろう。そういう前提に基づいて、「裏にも刻印がある」と考える。
と思ったら、董卓が濫造した銅貨で、裏に刻印がなかった!
というオチがついたら、申し訳ない。ともあれ「他我」とは、私と同じような耳目を持った人のことである。
「他」人でありながら、「我」と同じ耳目を持つから「他我」である。
0987無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:59:13.79
私の死を確認してくれるのは、この「他我」である。
私は死ぬから、私は私の死を確認できない。だが、私と同じような耳目をもつ人「他我」が、私の死を看取ってくれる。
0988無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:59:31.18
さらに先にゆこう。
「他我」というのは、あくまで想定である。目の前に存在する誰かでなくてもよい。
どういうことか。比喩で考える。
たとえば、疫病が流行り、天下の人間が、私を除いて全滅したとする(晋家の政治が悪かったのだ)。そんな状況でも、私は「世界は存在する」という確証がゆらがない。そして、私が寿命で倒れたとしても、天下は存在し続けると考える。
0989無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:59:41.82
私の死を看取る人間が、1人も存在しないにも関わらず、私の「死」は存在すると考えてしまう。
他我という発想を受け入れている内は、死は存在の一部でしかない。死は、存在に搦め捕られている。存在の支配を受けている。「死」というイベントは、生者にとって理解可能、把握可能なものである。
0990無名草子さん垢版2023/11/01(水) 21:59:56.09
考え方1への反論
もし漢家の滅亡を、他我のモデルで捉えたら、どうなるか。
漢家は、滅亡してなお、魏家や晋家の支配を受け続けることになる。魏家や晋家は、自分(簒奪によって成立した王朝)と同じ性質を、漢家に貼り付けて、理解した気になるだろう。「相手も自分と同じ」という想定が、「他我」なのだから。
漢家もまた、簒奪した王朝だと見なされる。
そんなこと、あってよいはずがない!
0991無名草子さん垢版2023/11/01(水) 22:00:07.10
前に私は譙周を批判した。譙周が天下を論じるととき、生産力、人口、面積の大小という、共通の度量衡を採用して、魏家と漢家を比較した。つまり、漢家と魏家を同じようなもの、と想定して比較した。これも「他我」の発想である。あたかも、
「漢家と魏家の正統性は同じレベルであり、ただ都の位置が異なるだけだ」
と決めつけているに等しい。許されて良いはずがない。
0992無名草子さん垢版2023/11/01(水) 22:00:21.68
言葉を換えて、もう一度いう。
漢家の歴史を、魏家や晋家と地続きに記せば、どうなるか。魏家や晋家の人は、「強ければ栄え、弱ければ衰える」という、自分たちの歴史に対する浅はかな理解を、聖なる漢家の歴史にも適用するだろう。馬鹿な!
0993無名草子さん垢版2023/11/01(水) 22:00:39.11
考え方2=私が採用したい「死」の語り口へ
「死」というものを、「存在」とは別の仕方で表現する。「存在」に搦め捕られないように、「存在」に支配されないように、もっと別の仕方で表現する。
これを達成せねば、漢家の正統を、記すことはできないのだ。
どうやって記すか。ある種の逸脱、乱調、あるいは「息切れ」というかたちでしか、存在する者が牛耳る天下(西晋)のもとで、表現することができない。そういう方法を選ばざるを得ない。
0994無名草子さん垢版2023/11/01(水) 22:01:06.77
死者をちゃんと死なせてあげろ
「死」を「存在」から切りはなす。つまり、死者を、ちゃんと死なせてあげる。生者からのアクセスを遮断する。そういう語り口を模索する。
0995無名草子さん垢版2023/11/01(水) 22:01:10.93
考え方1の弊害
最悪の死者とは、「死ぬ」ことを拒絶され、死なせてもらえない死者である。肉刑を受けて、のたうち回る人のことではない。生物学的には死んでいるが、生者たちが手放してくれないことを言う。
0996無名草子さん垢版2023/11/01(水) 22:01:37.61
郷邑の父老に聞いた話を、もう1つ。
ある若者が「今日、母が死んだ。昨日かも知れない。私には分からない」と語り出したという。彼はいう。「墓をたて、涙ぐみ、服喪のルールに従う。すると母は、世間が決めたところの死者として、祭られる存在になる」と。
0997無名草子さん垢版2023/11/01(水) 22:01:52.24
若者は、服喪のルールを拒絶した。
「礼教の規則で母を弔いたくない。礼教により、死者として登録された母は、いつでも生者が呼び出せる状態となる。きちんと死ぬことができず、生者に待たされ続ける。礼教はそれを強いるが、母が可愛そうだ」と。
0998無名草子さん垢版2023/11/01(水) 22:02:09.42
父老がこれを語るとき、若者を責める口調だった。礼教のルールを守れと。
だが私は、この逸話の若者に、共感してしまう。もし礼教の規則どおりに葬れば、若者の母は、存在する生者たちが定めた「死者」として登録される。死んだのに、生者に搦め捕られる。
この機能のうち、最たるものが、天子の廟である。天子は死後も、天下を祝福する。天子ともなれば、死後も、生者の世界に関わりを持ちたいのかも知れない。しかし私は、自分の父母にまで、同じことをさせなくない。
だから私は、母が「郷里に葬らないでくれ」と遺言したから、郷里に葬らなかったのだ。ゆえに私は、故郷の誹謗を受けた。郷里の人々は、死して後まで、母を生者の世界(郷里)に縛り付ける気だったようだ。あんまりだ。
0999無名草子さん垢版2023/11/01(水) 22:02:29.07
生者によって「登録」された死者は、生者の都合で、呼び出される。生者が「自分の政治的な正しさ」を証言したいとき、「歴史の法廷」に証人喚問される。証人喚問する生者は、心からの善意であり、死者を哀悼する気持ちを持っているだろう。だが、死者を道具のように利用している。自覚はなくても。
例えば孝霊皇帝のとき、党錮が行われ、士大夫が死んだ。党人に「代わって」魏晋士族が良い政治を行い、党人の「同朋として」天下を善導する。この語り口が使われるとき、粛正や排外主義が起きやすい。
党人とされた士大夫は、魏晋士族の「政治的な正しさ」を証言するために、今日も「歴史の法廷」に立たされ続けている。私には、そう見える。
朝廷の内外で、民族対立、宗教対立、迫害と差別、テロルと報復が行われ、連鎖するとき、どちらも「死者の身内」として「死者の代理」として、攻撃行動をとっている。死ねない死者たちが、さらに死者を増やす。最悪だ。
1000無名草子さん垢版2023/11/01(水) 22:02:53.41
この比喩を、王朝にあてはめても同じだ。
晋家は「漢家の後継として天下を治めよう」「漢家の代理として天下を治めよう」と、都合よく漢家を引き合いに出さないでほしい。漢家を、「自分と同じような王朝」「利用可能な前例」程度にスポイルして、漢家を理解した気になってはいけない。漢家を改良して晋家が成立した、なんて不遜な発想を持ってはいけない。
晋家を説明する材料として、漢家をスタンバイさせるな。
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