司馬遼太郎をあれこれ語る 37巻目
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自分の字がどうこうってどっかで見た覚えがあるなーって思ってぐぐってみたら
URLはれないけど「桐野利秋、人物評3」でぐぐったら出てくる桐野の人物評を
扱ったサイトの、「※註:桐野の”文盲”について」という箇所で、
「司馬氏は初期の頃は「やっと自分の名前が書ける程」、後文盲とは書かなくなったけれど」
という記述があるんだけどこれ翔ぶが如く内に書いてたっけ?
それとも対談か他の幕末物? 桂とか副島みたいな学のある人と比べたらないって
意味だろうな。
東郷の本を読むと坂本龍馬よりはある感じだな。 自称「文盲」だからな桐野の場合は
それを真に受けたと思われる
要するに系統だった学問を受ける機会があまりなかったとか
あったけど遊びまくってて学ばなかったとか謙遜というか卑下
自分をそう言ってるだけだったらあのインテリ小栗や長谷川平蔵や徳川吉宗もそうだし
そういや司馬の書いた桐野って若い時に橋の上から何度も突き落とされて
虐められたみたいな描写あったけどありゃなんでだっけ?
司馬の小説だと郷士ってことになってたんだっけ? 薩摩藩で蘭学や兵法、英語などを教えていた学者が赤松小三郎で、桐野は門弟の一人
で、ある時伏見から帰る赤松を目撃して幕府のスパイと疑った桐野が
(上からの指示という説もある)
仲間たち数名と共謀して赤松を惨殺
(桐野自身の日記に奸臣赤松を誅殺と書かれている)
その後、桐野が周囲に「赤松が来る、赤松が自分を狙っている」と妄想のように語っていたという
つまり、桐野は「無学」ではないが、事件が元で精神を病んでいた可能性が高い 司馬遼太郎が絡んでそうなったのかは定かじゃないが
テレビドラマの新選組血風録でも燃えよ剣で何故か島田塊が戊辰戦争時に死んでいた
前者は戊辰戦争で戦死、後者は無人の屯所に忍び込んだ長州の浪人の悪だくみを阻止するために
明治維新を生き延びて72歳まで天命を全うした人をここで勝手に殺すなと思った 70年代に見た「十一番目の志士」の広告(単行本の竜馬が行くに掲載)では、主人公の出自を
「非人の子供」としていたが、最近(21世紀になってから)原作を確かめたら
貧しい百姓(先祖は武士だったが没落して農村の最底辺の身分)になっていた。
もしかしたら、元々は「非人」だったけれど、クレームが来て、
百姓に変えたのかもしれない。
上で話題になってる桐野=郷士もほかのドラマやNHKの番組とかでもいまだに言われてる
でも全部創作モノの影響で実際とは違う
罪深いっちゃ罪深いよな >>919
アフリカにヒトくい人種を発見した!みたいなのをノンフィクションと称して映画化してた
「モンド映画」というジャンルのエンタメがあったけど、あれなんだよな、司馬の作品って
実際にはありもしないことを「ノンフィクションだ」と称して売るようなやり方
ただの創作エンタメとして出したらつまらんから売れないが
さも史実であるかのようにうたって売れば売れる、そう言う手法のもの ノンフィクション創作としても、松本清張や半藤一利よりも質が落ちる気がするが
るろうに剣心の作者とかはいまだにファンなのか 九七式中戦車チハと三式中戦車チヌのヤスリがけの件は未だにネタにされるしなぁ
実際はどっちもヤスリはかかる訳で 年齢を重ねて読み返すとあまり優れた作家とは思えなくなる 清張も結構問題ある人だぞ
基本的にルサンチマンの人だから陰謀史観バリバリだし
芭蕉=忍者説を唱えたのも清張が最初の一人だったはず
司馬も最初の頃は史家じゃなく小説家だって意識は強かったと思う
「龍」馬じゃなくて敢えて「竜」馬ってタイトル付けてたわけだし
それが歳と共に自己肥大して、厚顔無恥になって行った
司馬世代の作家ってそういう夜郎自大な作家が多いんだよ
司馬は読者が多くて影響力あるから取り沙汰されることが多いだけ もう新しい読者は獲得できていないと思う
団塊の世代と共に消えていく作家でしょう 仮に亀山社中を坂本が作ったなら、近藤長次郎が切腹させられたのをみると
随分ケツの穴の小さい奴だなあって思うね。
小松が英国に行かせてやる、長州は藩主に合わせてる。
さすが薩長。それに比べて土佐の連中ときたら。 清張は芥川賞受賞するレベルの文章力がある陰謀史観だけの作家じゃないからね
未来永劫とまでいかないでも司馬遼太郎よりは長く作品が残るよ 戦国や幕末の歴史を知りたい
背伸びして小説読んでみたい中二は常に居るから需要はある 三国志演義みたいに龍馬がゆくは
日本の幕末では影響力持ってるわ。
50年後も司馬史観の坂本が大手を振ってると思う。 例えば司馬は海音寺に比べて作中台詞が多い分読者が信じたいイメージ象を具現化できるから、親しみやすいしその分一般化されやすい。西郷どんも大久保も薩摩出身の海音寺より司馬の方が一般受けするのだと思う。 >>972
ごめん、言いたい事の論旨がよく分からない。 いや、作中台詞が云々の件はロジックが回っていないのでよく分からん。 作家としての才能はあるのかもしれないが
歴史書としては原田伊織より劣る司馬 司馬の作品は彼が元々新聞社勤めということもあるのか、小説というよりもルポという風に感じるんだよなあ。 戦国時代より明治以降の作品のほうが内容酷いんだよなあ
所々に差別意識が出てるし 司馬遼太郎は作家になる前は産経新聞に勤めてるが当時の産経新聞ってどんな感じだったの
大島渚が京大首席卒でそのまま大学院に進学しようとしたけど指導教授から学者に向いてないと断られそれならと朝日新聞を受験してダメで仕方なく松竹
京大首席でも新聞社落ちてるのに司馬遼太郎は入社出来たのか しばりょーは戦争末期とはいえ少尉まで行ってるエリートやけ 司馬遼太郎の直木賞受賞の時の選評委員の評価読むとほぼ皆大絶賛なんだよね
同い年の池波正太郎は何回も候補になっては落ちて受賞した「錯乱」もこれまでの努力を買ってみたいな選評で池波の場合とにかく第39回から選評委員になった海音寺潮五郎が嫌ってるんじゃねえのかというくらい毎度ボロクソに言ってくる 1回目の候補で受賞だけど
これは間違いないっていう感じの評価だね
吉川英治
このスケールの大きな作家は今後かならず衆望にこたえて新しい領野をみせてくるに違いない
川口松太郎
作家として大成する素質を持っている人
村上元三
将来も作家として立って行ける充分な実力がある >>983
司馬遼もつまらないが、池波もある意味それ以上につまらないからね。海音寺以外の当時の審査員が誰だか知らないが、よく見てたんじゃない。 >>985
てかその審査員フォローに主観入ってるだろw 司馬と清張が審査委員に成り立ての頃は
二人並んで末席に座ってたことがあったそうな >>981
司馬遼太郎の時代によれば、産経新聞は、創刊の頃から財界の影響が
大きかったらしい。今でも、右寄りの記事が多いのはそのせいかも。
参詣の前は、新興新聞の記者をしていたから、学歴よりも
その経験を買われたと思う。
ただ、司馬の思想は、朝日でもそれほど違和感がしないから
彼が朝日の記者だったとしても、それほど違いはなかっただろう。 記者時代に禅宗のお坊さん達に対して嫌な思い出がいっぱいあったとかいってたな、そういや 極論でしかも個人的な感想だからツッコまれると思うけど
『翔ぶが如く』の西郷隆盛や『項羽と劉邦』の劉邦のように強いカリスマ性溢れる英雄は書くのが苦手だったような気がする 項羽と劉邦はともかく「翔ぶが如く」は西郷の人となりを知りたい!
っていう動機で書き始めた長編小説なのに、結論が
「西郷って劣化しまくりだけど頭打っておかしくなってたんじゃね?」
「みんな死んで長年続いてきた薩摩のよくわからん要素が消えた」
だからなぁ 西郷の魅力なんてそんなに理解できないかねぇ
残されたエピソードを聞く限り現代でも人気者になれる人たちとおんなじような立ち振る舞いをしてるけど 金銭欲や物欲はそこまで強くは無かったが人望欲があってそういうふうに振舞ってた
大人の風格はあったが好悪の感情が激しく狭量な部分もあり敵もいた
隠遁願望があり権力を捨てて帰農するという行為は大衆受けはするが関係者からすれば迷惑
そんなこんなで西郷は実際以上に高く評価され本人もその虚像の評価に気づいていた
一応作中ではここまで描き切ってたからきちんと評価はしてるんじゃね
ただ維新後から西南戦争後までの経緯を追って当初思ってた人物ではなく筆が冷えた感じ
特に司馬は将校あがりだから軍事的な無能者には冷たいし 人望欲なんて誰にでもあるだろうがほとんどの人は大して人に好かれてないからな
人望があったのは演技してたからで終わりの人は何も見えてませんよ このスレッドは1000を超えました。
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