山口瞳スレ 復活
大昔に、山口瞳スレがありました。そこで良く書いていた291です。上手くスレが立つでしょうか。 >>191
悲憤慷慨に駆られたのではないかと想像します。
その時の首相が誰であってもそう思ったでしょうが、
特に安倍氏に対しては、日本語を丁寧に使えない人間として、
また菅氏に対しては、日本語での対話を蔑ろにする人間として、批判したと思います。 何だか変なレスになっていました。
サントリーに対して悲憤慷慨したでしょう。
その一方で、安倍・菅両氏に対して、批判的だったはずです。
違う次元のことをまとめて書いてしまいました。失礼。 いやはや、暑いですね。皆様お元気でしょうか。
山口は、総じて夏の過ごし方は老人の方が上手、と書いていましたが、今年はなかなか大変そうです。 大変な事件が起こってしまいました。山口ならどのようにコメントしたかな。
反安倍だった(はず)にせよ、もちろん強く非難はしただろう。
それ以上に何を言ったかは、ちょっと思いつかない。 護憲の人だった山口氏は、改憲の安倍元首相を認めるはずはない。
しかし今回の銃撃殺人は、容疑者の母親の宗教狂いによる家庭の経済的破綻が動機と判明したのだから、憲法をテーマに語ることはなかっただろうと思います。 >>196
その通りかと思います。
それと、向田邦子が田中角栄より先に死にたくない、と言ったことについて、良い印象を受けなかったと書いていたように、
好き嫌いと生死は別と考えていたようですから、やはり今回の事件は安倍氏の政治とは切り離して、犯人を非難したでしょうね。 それにしても、国葬はやめて欲しい。自民党葬にすれば良い。 >>198
ホントですね。
統一協会の意向でしょうかね。 今回の事件で、自民党政治、いや戦後日本の政治の暗部に光が当たることになった。
こういう時は『週刊新潮』の反権力の姿勢が頼もしい。統一教会と自民党の関係をどんどん暴露して欲しい。
それにしても、政治家は恥知らずでないと務まらないな。 里見香奈さんが頑張っています。
山口は、男と女は生殖面だけでなく精神性においても本質的に違うと考えていた人間。
その根拠の一つには、本人は明言していないが、女性の将棋棋士がいないことがあったのではないか。
「女は、自分の王が責められているときに我慢ができない」との男性棋士の言に深く共感していた。 しかし、里見さんがはれて4段となれば、この見方も修正が必要となる。どうなるかな。 昨今の、香川某やENEOSの会長の振る舞いは、山口氏から見たら言語道断だろうな。
女性への暴行は論外だし、田舎者じみた、金さえ払えば何やってもいいみたいな態度は心底嫌ってたから 若くて鬱屈していた頃に、寿司屋で洒落にならないことをやった(言った)というやんちゃ告白もありましたが、基本的にはお店は使わせてもらうところというスタンスでしたね。 >>203
全くおっしゃるとおりでしょうね。
どのエッセイだったかな、クラス会の後に酒場に行って、同級生が隣の女性にこいつは小説家だと言うが、嘘でしょうと言われたという話がありました。
「だって小説家というのは触るのよ」との理由。 >>204
飲食店に対する山口の低姿勢/遠慮しいしいを、治子夫人はお好きではなかったそうですね。
夫婦喧嘩の原因の大半はそれだったとか。 >>206
そう書いていました。
『礼儀作法入門』だったか、『私流 頑固主義』だったか忘れましたけど、
庶民とは他人に気兼ねするもの、という話と併せて述べていました。
まあ、本当に「大半」だったのかは、多少誇張があるのでしょう。 ただし、100%の低姿勢だったのではないかもしれません。
本人は、飲食店には「お世話になります」と言う気持ちで行く、と書いていたものの、常盤新平さん(?)は、
山口さんは酒場に行くと、少し意地悪な目つきをする、とどこかで書いていました。
それこそ、駆け出しのママさんなら縮み上がってしまうような目付き、と。
これは、酒場での場数を踏んだ山口ならのことでしょうね。 里見さん、残念でした。もう一度挑戦されるのかな。
女性と将棋で思い出したこと。女の子と将棋を指す話が『男性自身』にあった。
将棋の強いという触れ込みの小学生の子(姪だったかな)を本式の差し回しで負かしてしまう。
終わった後に相手の子は「私たち、遊んでいたのよ」と悔し紛れに言う。
この話を初めて読んだときは、小生意気な子を大人が負かしてやった、ということで痛快に感じた。
しかし、今は違う。これは大人げない。
山口にとっては将棋≒礼法だったのだろうし、それをわきまえない(この女の子の振る舞いにカチンと来ていたのかも知れない)子どもに躾けをしたのかも知れないが。
そして、正介さんも書いていたが、初心者にものを教えるのが上手ではなかった、と言う気がする。 今年もあと少しで終わり。今年亡くなった人として、山口と因縁のあったのが石原慎太郎。
「季節」という言葉を使うなんて神経を疑う、と言ったところ、決闘を申し込まれたらしい。 まあ、売り言葉に買い言葉なのだろうが、自分からすると、石原氏はあまり愉快な人物ではない。
お手伝いさんを怒鳴りつけたりするような老人などまっぴら。 >>213
伸晃さんか良純さんのどちらかが言っていましたね。最後まで偉そうだったと。
知らぬ間に年が明けていました。謹賀新年。 2022年の逝去者について、書き残したこと。
アントニオ猪木が都知事選の出馬を取り消した際、普段大言壮語する人間に限っていざとなると意気地がない、と批判していた。
さらに、猪木を説得して辞退させた自民党に対しては、随分阿漕なことをする、と非難していた。
これ、素直に読むと、実は山口は猪木知事に少なくとも幾分かを期待していたことになる。何だか可笑しい。 サントリーの広告で柳原良平の絵は未だに使われてるが山口瞳の文章は使われないのはやっぱり古いのかねえ
諸君!この人生大変なんだ!もう知ってるよね 成人の日の新聞広告、
エールってこういうのだなあと思って
読んでた。 >>217
今はまず成人が紙の新聞読まないだろうなあ
ちなみに30年前の成人おれも酒は若いんだから立って飲めとかうぜえなあと思ってました 「若いんだから立って飲め」は、私も印象に残っています。
あの成人の日のエッセイは、実に語数が短かったけどどれもパンチがあった。
山口は本当に短文の名手でしたね。 正介氏の変奇館の連載が終わってしまった。
ナニがあったのか知らないがさみしい。 >>221 そうだったのですか。寂しいです。
WBCで日本代表快進撃。前にも書いたけど、山口がいたら大谷をどう見るか、関心がありますね。 今日の朝日新聞に先崎学9段が寄稿している。これは羽生名人についての心のこもった名文。
山口も先崎氏について、「この人、文才がある」と言っていた。 今日の朝日新聞でも、天声人語に山口瞳登場。「品行は少しぐらい悪くとも良いが、品性は良くないといけない」。
これは本来山口の言葉ではないが、わざわざ名前を出してくれるところはファンとして嬉しいこと。
ただし、このおなじみの言葉、毎度耳が痛い。 彼の愛読者の物書きといえば松村雄策だけど彼も死んだ
若い読者獲得してんのかな
あまりに昭和過ぎて無理かな >>225
昨年松村雄策氏が亡くなったとき、
ネットではかなり報じられましたよね
氏を知らなかった人が著作を手に取り、
そこから山口瞳にたどり着いた人も
結構いるのでは? 藤井くん、史上最年少名人。おめでとう。ありきたりだが、山口のコメントが読みたかった。
ところで、藤井くんは羽生さんと谷川さんの最年少記録を更新したが、A級昇格と名人戦挑戦の加藤一二三さんの記録は敗れなかった。
ご存じのように、この二つは山口が『血涙』で絶体に更新不可能としていたもの。 藤井くんはどのくらい強いのであろうか。到底自分には見当かつかない。 藤井くん八冠、そして大谷は大リーグでホームラン王。昭和は遠くになった。 もう一つ。
宝塚のゴタゴタ。『華麗な生活』からは、山口は団員と付き合いがあったように見える。
『自己弁護』でも、団員の飲みっぷりや、「乱れ」ることがあることを書いていた。 しかし、今回のことはそれどころではない。
山口の時からこんな陰湿な世界だったのだろうか。
だとすると、彼が「公平に見て、世界の物笑いの一つ」と書いていたことが、
別な意味で裏付けられてしまう。 そうして、今度は野球界でのイジメ。こちらも昭和の遺物。 陸上自衛隊でのハラスメント事件、五ノ井さんは本当に頑張った。まことに頭が下がる。
今回のことを有耶無耶にしなかった自衛隊と司法を見ると、この国はまだまだ捨てたものではない、と思える。 と同時に、一部の自衛官の下劣さに呆れる。ここで山口を思い出してしまう。
「敵はアメリカ軍ではなく日本軍だった」。「天皇の軍隊ときたら、ひどいもんだった」。 ひどい年始めになってしまいました。これから少しでも良いことがありますように。 楽天が経営不振か。一時は長者ぶりを誇ったのに。
阪急・南海が身売りした際、時代の流れを感じると言っていた山口が聞いたら、なんと言っただろう。 『自己弁護』で、正介さんと酒を飲んだとしたら、との話を書いていた。
自分が盛んに飲んでいた頃、将来息子と飲めたらどんなに楽しいか、と思っていたが、
いざ実際に正介さんが成年になってみると、照れくさくて出来ない、と言う話。 観察していると、演劇をやっていて仲間とワイワイやっているようで、まことにうらやましいが、しかし蒼い顔をして帰ってきている様子を見ると、滑稽でも気の毒でもある、とも書いていた。 観察していると、演劇をやっていて仲間とワイワイやっているようで、まことにうらやましいが、しかし蒼い顔をして帰ってきている様子を見ると、滑稽でも気の毒でもある、とも書いていた。 2重投稿してしまった。
何が言いたいかというと、昨晩小生は、自分の息子に初めて酒を飲ませた、ということ。 驚いたことに、今日の「天声人語」は吉行淳之介がテーマ。フェミニストから苦情が出るのではないか。
山口がここまで大きく取り上げらる日は来るだろうか。 曙逝去。若貴の敵役だった。若貴任期絶頂の頃、山口は二人について「品格がない」、と喝破していた。