【中谷彰宏】中谷本,中谷塾感想,個人コンサル評判11
公式サイトの感想欄には書けない、正直な感想をお待ちしています。
高額なバックエンド商品のクレーム、他作家の評判を含む自己啓発業界への話題も可。
過去に中谷信者、中谷彰宏事務所関係者が、パワハラ、セクハラ、猥褻な言葉等を書き込みました。荒らしはスルーでお願いします。
【過去スレからのまとめ】
○セミナー受講者限定と宣伝したイベントを数週間後には一般公募に変更して再募集
○女性受講者に9センチのヒールを履くように強要する
○旅行業務法違反の疑い「遠足塾(現・体験塾)」開催
○中谷彰宏事務所に都合の悪いクレームは「一流はクレームを言いません」と無視or隠蔽
○東大卒、医師が参加すると広告塔としてサイトで本人許可なく自慢
○「借金をしてでも高額セミナーを受けよう」と誘導
○他作家の本から無断借用したコピーをセミナーで配布
○他作家のアイデアを中谷の作品として発表
○セミナーにて異性の受講者といきなりダンスを強制
○中谷彰宏と提携のシャツ店や高級テーラーで服を作らないと本やセミナーでディスる
○不倫セクハラを肯定しないとセミナーで笑い者
○ミスインターで貧乏な家の候補は選ばないよう主催者に指示したとセミナーで自慢
○セミナー受講者の個人情報を本、サイトに無断掲載
○中谷彰宏事務所60代男性秘書が匿名掲示板にて猥褻コメントを連投
○中谷彰宏事務所60代男性秘書が塾生女性へ執拗なストーカー行為
○中谷彰宏事務所60代男性秘書が偽物の中谷彰宏になり匿名掲示板にて中谷塾へ勧誘
【中谷塾パーティートラブル商法問題】
セレブ主催のパーティーに、服だけは最高級の低〜中所得の塾生を参加させる。
事前に、中谷彰宏事務所特製の職業を消した名刺を持たせ、富裕層に近づくようにワークショップやセミナー等で指導。 塾生がトラブルを起こすと、公式サイトにて「僕のセミナーやワークショップ、個人レッスンを受けないと一流人脈に入れません」と宣伝。 「反省会をします」と参加者全員に高額セミナーの参加を促す。
*トラブルが起きたパーティー主催者にはトラブルを隠蔽。
過去スレ
【中谷彰宏】中谷本,中谷塾,個人コンサル評判10
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1594041601/l50 「怒っている人は、優しい人だと思えばいい。」(中谷彰宏)
人の怒りは、こちらにも感染しかねません。
でも、それでは怒りの連鎖。いいことは何一つありません。
「怒っている人は、自分勝手なわけではない。
人のために怒っている利他の人。
正義感の強い、優しい人だと思えばいい。」と中谷さん。
本当に、正義の人か利他な人なのかはわかりません。
でも、そう思うことで、自分はゴキゲンでいられるのです。 「渦中でも、日常をキープしよう。」(中谷彰宏)
アクシデントでは、臨機応変な行動が求められます。
あたふたしては「ゾンビ」の餌食になってしまいます。
「新幹線でもデスクワーク。いつも通り仕事をする。
車掌さんの言動、ムードメーカーの関西人。
天候や街の様子。いつも通り、つぶさに観察をする。
渦中でも、日常をキープしよう。」と中谷さん。
日常を維持することで、平常心が維持できるのですね。 「行動すれば、ご機嫌でいられる。」(中谷彰宏)
「アクシデントでは、受け身の気持ちになる。
受け身になると、不機嫌になる。だから、行動する。
寝るのも積極的な行動。睡眠中はご機嫌でいられるし、
いざという時、手伝える体力を蓄えられる。」と中谷さん。
じっとしていると、心が迷走したり暴走してしまいます。
それを防ぐためには、何でもいいから行動してみる。
それが人の役に立てることなら、最高ですね。 「アクシデントで、品格が表れる。」(中谷彰宏)
「感謝できれば、協力しようという気持ちになる。
アクシデントの時、一番大切なのが一体感。
自ら率先して、その雰囲気をつくっていきたい。
車掌さんに話しかけて時間を奪わない。
寝て体力を消耗しない。すべてのことで協力していく。
アクシデントで、品格が表れる。」と中谷さん。
感謝と協力で、品格を高めていきたいですね。 「サービスサイドに立てば、感謝できる。」(中谷彰宏)
アクシデントをフルに活用する方法、それは思考実験。
「こんな時、自分が車掌さんだったら、どうするか。
べつに情報を隠しているわけじゃないのに、
そう誤解して、詰め寄る人もいる。自分ならどうするか。
極限状態を綱渡りしながら、がんばっている。
その姿を想像すると、感謝の気持ちが生まれる。
サービスサイドに立てば、感謝できる。」と中谷さん。
アクシデントで、感謝できるメンタルを培いましょう。 「情報ではなく、美学、哲学を伝えたい。」(中谷彰宏)
中谷さんの映画鑑賞「哲学」をまとめてみると、
・何度も観て、伏線を回収しよう。
・ストーリーよりも、世界観に浸ろう。
・理解を助ける教養を身につけよう。
「筋を観て、観たつもりになってはいけない。
映画情報ではない、僕は美学や哲学を伝えたい。」
映画鑑賞とは、自分の価値軸の確立行動なのですね。 「解釈とは、創作。体験から出てくる。」(中谷彰宏)
「映画の解釈とは、創作。ともすれば妄想。
すべて自分の体験の出汁から出てくる。
俳句でも、一瞬でわかるのは説明過剰のよくない句。
(あれって、こういうことじゃないか)と
あとで、じわじわと味が出てくるのがいい映画。
「ニューヨーク、アイラブユー」に登場する多様な人物。
自分がどんな人生を歩んできたかで、
解釈の仕方が変わってしまう「俳句」な作品です。 「映画は、現代アート。問いを投げかける。」(中谷彰宏)
不条理、不可解な物語に戸惑う方も少なくないことでしょう。
でも「不条理」と感じるのは、映画の観方を知らないからかも。
「映画は、現代アート。映画とは、問い。
「なんだそれ?」が大事。そして、正解もない。
雰囲気、世界観、余韻を味わおう。
映画の観方を勉強できる作品。」と中谷さん。
「ニューヨーク、アイラブユー」、観るしかありませんね。 中谷さんの映画鑑賞法は、3点にまとめられそうです。
1.何度も観て、伏線を回収しよう。
2.ストーリーよりも、世界観に浸ろう。
3.理解を助ける教養を身につけよう。
いずれも映画講義を受ける前には、なかった視点です。
「ストーリーが面白いと、それで満足してしまう。
映画情報ではない、僕は美学や哲学を伝えたい。」
今回は「ニューヨーク、アイラブユー」をご紹介。
「映画の観方を勉強できる作品。」と中谷さん。
中谷流「映画鑑賞法」に磨きをかけましょう。 「省略に、日本人の美意識が表れる。」(中谷彰宏)
「フランス映画は、省略がおしゃれ。
これは日本人の美意識に共通するところ。」と中谷さん。
「ニューヨーク、アイラブユー」はフランス・アメリカ合作映画。
フランス映画ならではの「省略」が随所に施されています。
ちなみに、この日の収録の直前、「あっ、あのシーンは!」と
中谷さん、慌てて伏線を回収してきたそうです。
何度も観ることで、気づきを楽しめるのですね。 京都の中華といっても、ピンと来ないことでしょう。
今でこそ、国内外から大勢の観光客を迎える京都ですが、
一皮めくれば、京都庶民の日常が繰り広げられています。
それが濃厚に現れているのが、町中華。
「中華料理がわかれば、京都の美意識がわかる。
京都と中国はよく似ている。」と中谷さん。
両者の共通項は、時間をかけた信用構築。
「一見さん」も時間をかけながら「馴染み」になるのです。
「行きつけ」になるための作法、中谷さんから学びました。 「危機に対処するには、教育。」(中谷彰宏)
天下無双の京都。でも、何度も災厄が訪れました。
「京都は、明治維新で危機に瀕した。
御所を失った経済効果は計り知れない。
でも、京都は没落慣れしているから対応が早い。
全国に先駆けて学校を設立した。」と中谷さん。
ピンチには教育。これも京都人の叡智なのですね。 「美味しさに求めているのは、安心感。」(中谷彰宏)
「京都人は、DNAレベルで、必死感を出さない。
とくに食べ物では、かっこつけない。背伸びしない。
京都の洋食、中華は、かぎりなく家庭料理に近づいている。
目指しているのは「うん、これだよね」という安心感。
一人ひとりの記憶の奥底をくすぐる味わい。」と中谷さん。
京都人・北大路魯山人にも通じる世界ですね。 「江戸は付き味、大阪は出汁味、京都はもの味。」(中谷彰宏)
「日本料理の五法、煮る、焼く、蒸す、揚げる、そして切る。
「切る」は、日本以外にはない。せいぜい「分ける」。
江戸は付き味、大阪は出汁味、京都は、もの味。
京都は、素材の味で勝負する。ソースではなく。」と中谷さん。
素材そのままの京都と、素材を強い火力で料理する中華。
一見相容れない両者が融合したところに、京都中華。
最近人気のガチ中華と京都の町中華。食べ比べたいですね。 「信用に時間をかけるのが、京都と中国。」(中谷彰宏)
「京都といえば、一見さんお断り。でも、これは都市伝説。
時間をかけて関係を構築しようとする。排除はしない。
これが京都の流儀。信用が大事だから、時間をかける。
その点、京都と中国はよく似ている。」と中谷さん。
歴史的に見ても、たしかに京都と中国はよく似ています。
ともに都として、外からの侵入者にさらされてきました。
時間をかけることの大切さを、熟知しているのですね。 「人生は、歴史と経験とラブコメで学んだ。」(中谷彰宏)
「ロマンティック・コメディはリアルさが命。
リアルじゃないと、まったく感情移入できない。
「人生は短い。無駄にする時間はない」
これは、アルツハイマー気味のお父さんの言葉。
男の父、女の母の言葉が重く響く。」と中谷さん。
「人生は、歴史と経験とラブコメで学んだ」とディラン。
ラブコメはたんなる色恋話ではなく、人生哲学なのです。 「ヒーローだったら、どうするかを考えよう。」(中谷彰宏)
ルパン、ジェームズ・ボンド、星飛雄馬──
こんなとき、ヒーローだったら、どうするか?
追い詰められた時、中谷さんはヒーローに憑依します。
「007は、たいへんだ、困ったとは言わない。
感情を出さずに、涼しい顔をしている。
これはもちろん演技。高倉健さんは高倉健を演じている。」
素の自分だと、慌てふためき、うろたえてしまいます。
そんなときはヒーローを召喚して、余裕を取り戻しましょう。 「演じている人は、冷静。」(中谷彰宏)
映画のヒーローたちは、しょせん役者。
彼らは、演技を通じて、ファンとつながっています。
本作では、演技者とファンが異世界人によって
同じ土俵上に上がってしまうというファンタジー。
「演じている人は、冷静。自分を客観視している。
別のカメラで、自分を映しているから冷静。」と中谷さん。
自分を外から見えている人が、ヒーローなのです。 「観た映画は、実体験になっている。」(中谷彰宏)
映画を観ることによる効果とは何でしょうか?
それは「経験値」が高まることにあるようです。
「観た映画が、実人生になっている。
だから、映画を観ることには、意味がある。
あしたのジョー、巨人の星、トップガン──
ヒーローたちの体験は、自分の体験になる。」と中谷さん。
余裕や度胸は、場数次第。映画を見た数が場数。
たくさん映画を観て「人生経験」を増やしましょう。 知っているようで知らない「源氏物語」。
プレイボーイ光源氏をめぐる恋バナの数々。
その程度の認識では、もったいなさすぎます。
「源氏物語の読者は女性。少女マンガの原点。
あらゆる女性の類型が登場してくる。
源氏物語の主人公は、女性。」と中谷さん。
高飛車で、光源氏に上から目線の正妻・葵の上。
押しに弱い藤壺。小悪魔的魅力の夕顔。
恋一途、ついには生霊と化してしまう六条御息所。
学校が教えない源氏物語、中谷さんから教わりました。 「源氏物語は、少女マンガの原点。」(中谷彰宏)
「源氏物語の読者は女性。少女マンガの原点。
平安貴族にかしずく宮廷の女性たちが読者層。
ゴシップをフィクションに仕立て上げた物語は、
お女中さんたちのオカズだった。」と中谷さん。
いつの時代もセレブのゴシップは、女性の楽しみ。
紫式部が描いた平安絵巻は、いまで言えばSNS。
宮廷の女性たちの日常に潤いを与えていたのですね。 「光源氏は、狂言回し。」(中谷彰宏)
正妻・紫の上が亡くなると、光源氏の人生に陰りが。
つぎに正妻として迎えたのが女三の宮。
彼女は、柏木という青年と密通し、子供を宿すことに。
この事件を通じて、光源氏は自分の過ちを省みるようになります。
過ちとは、継母・藤壺との密通して、子をなしたこと。
「サレた側の気持ちがわかることで、精神的に成長していく。
光源氏は、じっさいは狂言回しだった。」と中谷さん。
多種多様な女心が、源氏物語の「主人公」だったのですね。 「筋がわからないから、より表現を味わえる。」(中谷彰宏)
「最初から観なければならないのは、情報。
途中から観ても「表現」は味わえる。
むしろ筋がわからないほうが、より表現が味わえる。
ゴダールは、映画館をはしごする。」と中谷さん。
映画の醍醐味は「表現」にある。これは斬新な切り口。
何を言うかよりも、どんなふうに言うか。
中谷さんのセリフ好きも、ここに理由があるのでしょうね。 「日本のドラマツルギーは、組織のしがらみ。」(中谷彰宏)
1本目の映画は「超高速!参勤交代 リターンズ」。
「この映画は、時代劇を新たにした。
日本のドラマツルギーは、組織のしがらみ。
主人公は、義理と人情の間で挟まれる。」と中谷さん。
お殿様とはいっても、幕府の顔色を伺いながら胡麻をすり、
一方で、民の支持に一喜一憂する中小企業の経営者。
行動力と工夫で生き延びる組織のあるじの物語です。 「裏をかかれる快感が、映画の醍醐味。」(中谷彰宏)
ラーメンは味、映画はストーリー──この認識は、
ひょっとしたら表層的なものかもしれません。
「ラーメンは、味ではなく世界観。異文化との交流。
ご主人の生き様や人生哲学、そして世界観にふれる。
世界観で裏をかかれる。その快感が、映画の醍醐味。
面白いかどうかは、世界観次第。」と中谷さん。
世界観を味わうために不可欠なのは、自分の世界観。
すべての学びは、自分の世界観に通じるのですね。 「出会いは、感じのよさ次第。」(中谷彰宏)
「超高速!参勤交代」、中谷さんの印象に残ったセリフ、
それは、幕府の実力者の「しょせん人間は生まれよ」。
それに対して、殿様は「違うなあ。誰に出会ったかだなあ」。
「出会いは、受け身ではない。会いに行く。
出会うためには、教養、服装や身なりは大切。
出会えるかどうかは、感じのよさ。」と中谷さん。
おしゃれは、出会いのための前段階だったのですね。 「モテる男は、手を抜かない。」(中谷彰宏)
2本目の映画は「50回目のファーストキス」。
事故による記憶障害のため、記憶が1日で消え去るルーシー。
彼女に恋をしたヘンリーは、毎日「ナンパ」に精を出します。
彼女の現れるダイナーで、絵を書いたり、ぼろぼろ泣いたり、
エンストや強盗に遭ったように偽装したりと、あの手この手。
「モテる男は、手を抜かない。」と中谷さん。
彼の一途な思いと行動力は、次第に状況を変えていきます。 「光源氏のモデルは、源融。」(中谷彰宏)
源融は、皇位継承権を持つ、嵯峨天皇の皇子でした。
「源融は権力欲が乏しかった。文芸が好き。
あの時代の権力闘争のぐちゃぐちゃが嫌になった。
政治をあえて捨てて、文化に行った。」と中谷さん。
権力闘争に破れて、須磨に流されていた光源氏。
その後、復権した光源氏ですが、心境には大きな変化が。
しだいに内省的になり、出家を志すに至ります。 「紫式部は、フォロワー数を取りにいった。」(中谷彰宏)
「紫式部は、下級貴族の出身。お勉強の家だった。
頭が良くて、美貌もあったが、女性だから出世はできない。
そこで、フォロワー数を取りにいった。
みんなが何を求めているか、考え抜いた。」と中谷さん。
古風と新しいタイプ、一途と移り気。権高と控えめ。
さまざまなタイプの女性を登場させて、
感情移入できる推しキャラを、物語に散りばめる技巧。
「源氏物語」で、紫式部の才能にふれましょう。 「源氏物語は、フランス映画。」(中谷彰宏)
「源氏物語は、展開が速い。1話でかなり進む。
責任を感じて入水自殺しようとした浮舟は、
その後、出家して尼寺に入る。
それを聴いた匂宮は、人をやって確かめると、
浮舟は「一尼でございます」。ふわっと、これで終わり。
長編ものには、変な完結はいらない。
源氏物語は、フランス映画。」と中谷さん。
源氏物語で味わうのも「余韻」だったのですね。 決して、へこたれることのない脱走職人。
シワ一つないスーツで乱闘を制する腕利きスパイ。
彼らの「強さ」は、どこから生まれてくるのでしょうか。
「不屈の男たちは、何があっても、へこたれない。
僕の人生のテーマは、漂流と脱走。」と中谷さん。
取り乱さず、礼儀正しい。余裕とユーモアを忘れない。
目先の利害にとらわれずに、職務を淡々と遂行する。
不撓不屈の精神力の体得法、中谷さんから伺いました。 「僕の人生のテーマは、漂流と脱走。」(中谷彰宏)
今回ご紹介の「大脱走」は、戦闘シーンのない戦争映画。
「僕の人生のテーマは、漂流と脱走。
何があっても、へこたれない不屈の男たち。」と中谷さん。
脱走の常習犯ばかり集められた、ドイツの捕虜収容所。
一癖も二癖もある、脱走職人たちは油断も隙もありません。
へこたれない男たちの物語をご堪能ください。 「捕虜になっても、紳士的にふるまおう。」(中谷彰宏)
この映画で意外だったことは、捕虜たちの暮らしぶり。
スポーツをしたり、農作業をしたり、さらにはお祭りまで。
信じられないくらいの自由さに驚かされました。
中谷さんは、次のような指摘をされています。
「敵であっても、将校同士敬意をはらっている。
だから捕虜になっても、貴族的にふるまわないといけない。」
極限状況下だからこそ、双方に紳士性が試されるのですね。 「手を上げても、シワができないのが良いスーツ。」(中谷彰宏)
パブで、チンピラに囲まれたキングスマン・ハリー。
「ハリーはまず、傘でドアの鍵をかけた。
これは、他のお客さんの迷惑にならないようにという配慮。
このとき背中を見せた。手を上げても、背中にシワ一つない。
これは良いスーツであることの証明。厳しい美学。」と中谷さん。
これは「お約束のカット」ということですが、初耳でした。
お洒落視点を備えると、映画の観方がより深まりますね。 「スパイに必要なのは、礼儀。」(中谷彰宏)
世界の平和のために戦うスパイ組織、キングスマン。
上流階級でなければならないと考える上層部に対して、
ハリーは「マナーは後天的。教えればいいんです。
可能性ある若者を育てましょう」と反論しました。
「マナーズ・メイクス・マン。複数形なのにSがつくって変でしょ。
ここでいう「メイクス」は古語。sでなくthの発音。」と中谷さん。
こんな小さなことに意識が向いているとは、心底驚きました。
この域に達するために、別ナカ修行を積みたいですね。 決して、へこたれることのない脱走職人。
シワ一つないスーツで乱闘を制する腕利きスパイ。
彼らの「強さ」は、どこから生まれてくるのでしょうか。
「不屈の男たちは、何があっても、へこたれない。
僕の人生のテーマは、漂流と脱走。」と中谷さん。
取り乱さず、礼儀正しい。余裕とユーモアを忘れない。
目先の利害にとらわれずに、職務を淡々と遂行する。
不撓不屈の精神力の体得法、中谷さんから伺いました。 「東風」は菅原道真の「東風吹かば──」の歌に由来。
「飛び梅」も菅原道真の逸話、「竜田」は大和の竜田川、
「初ちぎり」は江戸期の俳人・加賀千代女の句に由来。
「和菓子には、菓銘がある。菓銘は、短歌や俳句、花鳥風月、
歴史や名所旧跡に由来している。風景を味わう。」と中谷さん。
和菓子を味わうためには、教養が不可欠です。
教養があれば、和菓子をもっと味わえます。
教養を身につける方法、中谷さんから教わりました。 「追い詰められたとき、発明が生まれる。」(中谷彰宏)
江戸の街を悩ましたのが、洪水でした。
将軍・徳川吉宗は、堤防に桜の木を植えました。
多くの人が訪れて、踏み固めてくれるからです。
悩みは落ち葉。でも、それを生かしたのが山本新六。
塩漬けにした桜の葉で、餅をくるんで「桜もち」に。
「追い詰められたとき、発明が生まれる。」と中谷さん。
吉宗と山本新六、二人のアイディアは秀逸ですね。 「菓子は、果物。田道間守が持ち帰った。」(中谷彰宏)
垂仁天皇の命を受けた田道間守は、「常世の国」にある、
不老長寿をもたらす「非時香菓」を探す旅に出ました。
10年かけて発見した「非時香菓」は、今でいうところの橘。
橘とは、みかんの原種。最上級の「菓子」とされていました。
「今でも、果物を水菓子というように、大昔、菓子とは、
果物のことだった。田道間守は、菓祖となった。」と中谷さん。
果物と菓子は、同じカテゴリーだったとは驚きですね。 「空海が、どら焼きを発明した。」(中谷彰宏)
「お坊さんは、お腹が空く。主食が少ないし、重労働。
アスリートレベル。そこで発案されたのがどら焼き。
どら焼きを発明したのが空海。「どら」とは銅鑼。
お茶を持ち帰った栄西は、饅頭も持ち帰った。
甘酒を足すと発酵して、甘くなることがわかった。
これで、革命的スイーツブームが起こった。」と中谷さん。
お寺は、お菓子のイノベーションセンターだったのですね。 「奈良の自由さが、奈良饅頭を生み出した。」(中谷彰宏)
中国の禅僧・林浄因は室町時代、饅頭をもたらしました。
饅頭の祖・林浄因が住み着いたのは、奈良。
「当時の奈良は、政治闘争から一線をおいていた。
商工業も盛んで、中国人や朝鮮人も多かった。
奈良の自由さが、奈良饅頭を生み出した。」と中谷さん。
饅頭「まんとう」が饅頭「まんじゅう」に。
イノベーションには、自由な気風が必要なのですね。 「御用達は有料、献上は無料。」(中谷彰宏)
「宮内庁御用達」で検索してみると、食品だけでも、
味噌、醤油、酢、饂飩、カステラ、海苔、蒲鉾、
緑茶、コーヒー、日本酒といった品々が見つかりました。
お菓子ジャンルには、とらやの「竹皮包羊羹 夜の梅」が。
調べてみると、とらやは室町時代後期に京都で創業。
以来、皇室とのつながりを保ちながら、現在に至りました。
和菓子の歴史を通じて、日本の歴史を学びましょう。 「和菓子は、菓銘がある。風景を味わおう。」(中谷彰宏)
和菓子には、味わい深いネーミングのものが多々あります。
「東風」は菅原道真の「東風吹かば──」の歌に由来。
「飛び梅」も菅原道真の逸話、「竜田」は大和の竜田川、
「初ちぎり」は江戸期の俳人・加賀千代女の句に由来。
「和菓子には、菓銘がある。菓銘は、短歌や俳句、花鳥風月、
歴史や名所旧跡に由来している。風景を味わう。」と中谷さん。
和菓子は、教養で味わうものなのですね。 「東風」は菅原道真の「東風吹かば──」の歌に由来。
「飛び梅」も菅原道真の逸話、「竜田」は大和の竜田川、
「初ちぎり」は江戸期の俳人・加賀千代女の句に由来。
「和菓子には、菓銘がある。菓銘は、短歌や俳句、花鳥風月、
歴史や名所旧跡に由来している。風景を味わう。」と中谷さん。
和菓子を味わうためには、教養が不可欠です。
教養があれば、和菓子をもっと味わえます。
教養を身につける方法、中谷さんから教わりました。