失恋とはちょっと違う形だが聞いてほしい…
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勢いで書く。とにかく吐きたかった。
もれは会社員30代前半、相手は20代前半、控えめでおっとりしてて可愛かった。
多分男はほっとかないだろうなあって子だ 名前こっちにする。
新入社員としてきたその子、A子とする。
所見でA子のことを可愛いと思い、遊んでくれないかあとちょっと下心があった。
しかしA子は既婚だった。そりゃあ世の男はほっとかないよなあwと思った。
最初は元気に挨拶したり、目が合うたびに手を振ってみたり、ちょっとからかったり、
お菓子もらったりあげたりと会話を増やしていった。 会話で得たことは兄弟がおり一番下、こじゃれたものより魚が好き、
一番得意なのは料理と健気でいい子だなあと思った。仕事も真剣で
ちょっとおっとりタイプだが愛嬌があり、正直ちょっかいを出したかった。
連絡もそこそこして会うたび会話の内容もどんどんプライベートなことを話すように
なったある日、A子が泣いていた 聞いた話だと職場にお局のような人とその取り巻きがいて、
A子は既婚でありながら男に色目を使っているといちゃもんをつけていたらしい。
もちろんそんな気はないことは知っている。しかしA子は人懐っこいというか、
人との距離を分かっていないというか、女から見ればその様に見られたらしい。
そのせいで仕事の相談ができず業務が滞っていたらしく、朝から晩まで残業の毎日だった。 泣いていたこともあり、可愛かったこともあり、ちょっとかっこいいところを見せてやろう
と思い、影からサポートするからまかせろ!と言った。その言葉を聞いてA子は
ありがとうと言った。涙目で上目遣いでそのセリフ。その瞬間文字通り恋に落ちてしまった。 その日から色々仕事を手伝った。目を合わせるたびに手を振っていたわけなので目線を
合わせるだけで意思表示をするのはお手の物だった。連絡も増えて最高に楽しかった。
ありがとうといってもらうたび、この子のために頑張れると思った。ただお局たちには
ばれないようにするために基本あまり職場内で話をせず、ひそひそ声か紙で書いてやり取り
、ちょっと裏に行って数分間おしゃべりをしたりと学生の恋愛かよって思った。
でも楽しかった。くやしいのがA子の会話は途切れることがなく、お互い趣味や
行きたいところ、仕事が終わったらしたいこと、コロナが終わったら思いっきり
居酒屋で飲みまくろうと話したこと。会社は面白くないことをする所と思っていた
もれにとって、A子に会いに行くことだけが楽しみだった 最初はあわよくばホテルに行ったり?とか軽い感じで考えていた。彼女はいたことは
あったが既婚者は初めてだったから既婚者を落とす方法と
ネットでよく検索をして会話術をマスターして実戦していった。
実戦した効果もあり、旦那にちょっと不満があると愚痴をこぼしたりした。
そりゃそうだよなあ婚姻届書いて仕事の都合ですぐ別居してるんだもん。
とにかく毎日お花畑だった。実際こっそり飲みにいったりもした。最高に楽しかった。
二時間以上会話したのに全然話が尽きなかった。 夜帰るとA子と妄想デートが爆裂していた。年齢も忘れるくらいとにかく幸せな妄想を
した。いろんなところいったり、お忍びデートしたり、ディズニーランドいったり、
当然最後はホテルや自分家に行っていた。
ただ肝心の休日に遊ぶということができなかった。既婚者であるというのと
もれの経験が足りないこともあり中々切り出せれなかった。
会社でなくもっと人の目を気にしないところで二人っきりになってただおしゃべりを
するだけでもなあて思った。A子と美味しいものを食べて楽しくできたらなあって。
本当は相手もそれを望んでるんじゃないか!?とさえ思った。本当に馬鹿だった。 飲んでいたとき、ふとA子から会社で仲の良い人はいないのかと聞かれた。
正直上辺だけの仲でしか付き合いがないからあんまりいないといないなあと
答えたら「じゃあ私が始めての友達になるね!」と言われた。心臓がばくばくした。
まだ友達か…と思いつつも、悪くない気分だった。初めてっていうのが凄くうれしかった。
その後もちょくちょく人の目を盗んではおしゃべりをしていた。
いつまでもこの時間が続くといいねと言われたときはもう真剣にお付き合いしたいと
舞い上がっていた。この気持ちは久々だった。30代の男が初恋を思い出すなんて
気持ち悪い話だが本当に会社に来るのが楽しかったのとA子の笑顔が嬉しかった。
でもそう長くは続かなかった いつもどおりこそこそ話しをした。二人のときは敬語はなく、ある程度ボディタッチも
出来たし、兄貴ぶってみたり、お兄ちゃんって呼ばせてたりとマニアックなことができていた。
けど何かの話をしていた時、家を建てたいと話が出た。そして子供を産んで漫画みたいに
楽しく愉快に過ごしたいと嬉しそうな表情で話していた。その顔を見たとき、
もれはタビと道連れのワンシーンを思い出してしまった。
この笑顔は、もれには向けたことがない笑顔だった。もれは自他共に認めるくらい
空気が読める男だった。けど空気が読めても肝心の人の心を理解できなかった。
そんなもれでもこの笑顔の意味だけはわかった。A子にとって俺はただの頼りになる先輩
で終わっていたのだ。 それを知った瞬間今までの会話の記憶がぶああああって蘇ってきた。
いつもありがとうといってくれてたから実は好きなんじゃないか?ともれは
思っていたが、それは錯覚でただの感謝だったと気づいた。
さらに気づいたのは後に引けないくらいにA子にのめりこんでしまっていた。
話した内容はほぼ全て記憶し、何回ボディタッチしたとか何回頭を撫でたとか、
本当童貞かよってレベルでそれくらい記憶するくらいのめりこんでいた。
気持ちが今更引けなかった この楽しい日々もいつか終わることを知ったときからA子の目を合わせることができなく
なっていった。仕事は手伝うがちょっと会話することが遠慮がちになってしまった。
そして現実を見ることが嫌だった。いつかA子が顔を見たこともない旦那と子作りをして
子を産んで幸せな日々を送る未来が見えることが。A子の旦那に激しく嫉妬した。
絶対自分の方が幸せできるといってやりたかった。優しさなら誰にも負けないと思った。
この子は俺が相応しいといってやりたかった。 おしゃべりするたびに心地よかった。声がとても可愛いくて聞き心地がよかった。
本当に人懐っこくて何でも肯定してくれるA子は本当にいい子に育ったのだと感じていた。
今まであった彼氏はオラオラ系ばっかりだったと聞いたときはちょっとムカっとした。
俺なら優しくするのになあといつもそぶりを匂わせた。いつもいい香りだった。
残り香がわかってとても気分が良かった。いままで付き合った子にこんなにいい子はいない
と思った。仕事終わりにちょっと美味しいものでも食べようと店によって分け合いたかった
休日は家に一日中いるか散歩をしてカフェに入ってのんびりするかを決めたかった。
多分今後こんないい子は現れないだろうなあとさえ思った。最初外見だけで判断していた
のにいつの間にか内面までどっぷり好きになっていた。旦那浮気して分かれねえかなあと
毎日お願いしていた。俺に振り向いてくれねえかなあて思って動画や筋トレをしてとにかく
躍起になっていた。付き合ったら資格たくさんとって稼ぎのいいところに転職して
たくさんお金もらって幸せな家庭を築きたいと思っていた。 旦那とセックスして子作りすることを考えると頭がちりちりして
嫌になった。目がとても綺麗でいつまでも見ていたかった。来世でもまた会って
今度は幼馴染として出会いたかった。 外見ではなく、内面から見てくれる子は世界でどれだけいるのだろうと思った。
泣いたことは誰にも知られたくないといわれたとき、二人の間で秘密ができるのがとても
嬉しかった。その後も二人だけの秘密が増えるたびにワクワクしていった。
でもこの気持ちは墓までもっていこうと思った。心の奥に留めしまうことに決めた。
秘密も最後までしまっておくことにした。次会うときにはいつもどおりの頼れる先輩で
いようと思った。心から祝福しようと思った。多分会うたびに泣けてくると思うけど 以前動画でモテるためにはとか、悪い男の方が落としやすいなどの内容があり、
いざとなったら仕事や秘密で脅して無理やり…なんてことも考えたが辞めた。
結局最後まで悪い男になれなかったもれはいい人止まりの根性なしになってしまった。
もれは肝心なときにいい人止まりになってしまうのが悔しかった。でもA子といままで
おしゃべりした時間が自分でぶち壊してしまうのがとても恐ろしかった。
次回なんてないと思っているが、もしいい子がいたら絶対恋人になってやろうと思った。
A子ほどこの世にいい子がいるだなんて考えたことがなかったけど、もしいたら、
次こそ誰かのものになる前にゲットしようと思った。
でもやっぱり、飲みに行ったときのA子のいってくれた言葉と笑顔が忘れられない。
いつか転職して離れようとおもってはいるが、その間に
その顔を思い出しながら会社に行きA子を見るのがとても歯がゆくて涙が出るほど辛い
以上
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