【不正ランキング操作問題】新・小説家になろう8600【相互評価クラスタ・複垢ポイント水増し】

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0001この名無しがすごい! 2022/01/13(木) 09:30:49.40
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前スレ
【不正ランキング操作問題】新・小説家になろう8599【相互評価クラスタ・複垢ポイント水増し】
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1641959983/
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0952この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:10:53.87
>>949
ふつうにその建物ごと閉鎖なんだが

0953この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:11:34.19
>>947
日本語おかしいのは韓国系だから

0954この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:12:51.16
終わりが近い

0955この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:23:23.52
もうすぐ名古屋

0956この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:23:48.63
【不正ランキング操作問題】新・小説家になろう8601【相互評価クラスタ・複垢ポイント水増し】
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1642130593/

0957この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:26:32.10
終わりが近い製作委員会

0958この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:27:15.36
なろうブームも終わりね

0959この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:39:49.50
勇者ナローシュ訣別の辞


戦局遂に最後の関頭に直面せり
十七日夜半を期し我自ら陣頭に立ち、人類王国の必勝と安泰とを祈念しつ、全員壮烈なる総攻撃を敢行す

魔族来攻以来想像に余る物量的魔法的優勢を以て陸海空よりする魔族の攻撃に対し克く健闘を続けた事は我の聊か自ら悦びとする所にして部下将兵の勇戦は真に鬼神をも哭かしむるものあり

然れども執拗なる魔族の猛攻に将兵相次いで斃れ為に御期待に反し、この王都を魔族の手に委ねるのやむなきに至れるは誠に恐懼に堪へず、幾重にも御詫び申し上ぐ
特に王都を奪還せざる限り王土永遠に安からざるを思ひ、たとひ魂魄となるも誓つて王国軍の捲土重来の魁たらんことを期す、今や魔力尽き水涸れ戦い残れる者全員いよいよ最期の敢闘を行はんとするに方り熟々王恩の忝さを思ひ粉骨砕身亦悔ゆる所にあらず
茲に将兵一同と共に謹んで聖寿の万歳を奉唱しつつ永へ御別れ申上ぐ

0960この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:41:13.62
総員死に方用意!

魔族の猛攻を受け敗色濃厚の人類軍兵士にマイン王女が命じた言葉!
マイン王女の言葉に歓喜した兵士は奮戦するも玉砕相次いだが、
マイン王女が城塞都市マツシロで魔族軍との最期の血戦に臨む貴重な時間を稼ぎ出した。

0961この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:44:00.50
>>949
消毒だ〜!

0962この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:45:06.79
地球は滅ぶ

0963この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:45:34.34
絶対国防圏

絶対国防圏とは、魔族の人類大陸侵攻において、劣勢に立たされた人類連合軍が本土防衛上確保及び戦争継続のために必要不可欠である領土・地点を定め、防衛を命じた地点・地域である。

人類守備隊の倍の兵力をもってサーパン島をはじめとしたマリアーナ諸島を侵攻する魔族軍に対し、装備や食料も不十分だった人類軍兵士は最後まで死闘を繰り広げて徹底抗戦を行ったが、既に制空権、制海権を失っており、マリアーナ沖海戦とサーパンの戦いをはじめとするマリアーナ・パラーオ諸島の戦いで大敗を喫してマリアーナ諸島を失ったことによって、人類は防戦一方となった。

絶対国防圏が破られたことによって、人類絶滅はほぼ時間の問題となり、異世界暦1944年7月18日、マイン王女はその責任を取り防衛大臣を辞職。同時にマイン王女は防衛大臣就任以前から務めていた対魔族総司令も続けて辞職した。以後、サーパン島に隣接するテニーアン島を主な出撃地とするドラゴン編隊による本土空襲が開始される。

0964この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:46:12.10
この寒さっていつまで続くの?

0965この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:47:27.38
春が来るまで

0966この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:49:07.98
マイン王女「異世界暦1967年、オキーナワ島住民が、暗黒大陸から襲来した人型生命体との接触を報告した後、住民全員が消息を絶ったサクロボスコ事変。これが人類(人族・エルフ・ドワーフ・獣人)史上初めての暗黒大陸の知的生命体との直接接触……そして人類史上初の暗黒大陸の人型生命体を敵とした戦争の始まりってわけ…」

ナローシュ「……」

マイン王女「…即ちこれが、人類側の呼称魔族といわれる…私たちの敵…」

ナローシュ「魔族?」

マイン王女「魔族とは魔法に長けた人型生命体ってところかしら?ふふふ…まあ聞きなさい…異世界暦1973年には魔族はとうとう人類大陸に到達」

ナローシュ「!?」

マイン王女「獣人部族連合の領土と、その翌年にはエルフ首長国連邦領土に魔族の大侵略軍団が上陸を開始」

ナローシュ「獣人部族連合はどうなったんですか?」

マイン王女「ここはこの世の地獄だ!」

ナローシュ「え……?」

マイン王女「壊滅した獣人部族連合軍の総司令の有名な言葉よ」

ナローシュ「じゃあ獣人部族連合は……」

マイン王女「獣人部族連合は単独で魔族軍に立ち向かい、敗北に次ぐ敗北を重ねたあげく国土は灰燼に帰し、続いて侵略を受けたドワーフ帝国に助けを求め、ドワーフ帝国との連合軍が魔術師10万人の命を生贄に、戦術核魔法による焦土作戦を展開」

ナローシュ「えっ……核魔法って…?」

マイン王女「人類には魔族とまともに遣り合えるだけの戦力と兵器がなさすぎたってことね、獣人部族連合とドワーフ帝国は滅んだわ。エルフ首長国連邦に上陸した方は、獣人部族連合とドワーフ帝国の教訓を生かして、魔族軍上陸直後にエルフの精霊術師30万人の命と引き換えに、戦略核魔法の集中運用で何とか片付けたわ」

ナローシュ「エルフは勝ったんですか?」

マイン王女「エルフ首長国連邦の国土の8割が人類の住めない土地になったことを勝ったというならそうね。そして異世界暦1998年に、かつての獣人部族連合の国土に気付かれたハイブ、魔族の人類大陸侵攻基地をそう呼ぶんだけど、そこから東進してきた魔族が、ついに人族王国の領土へ侵攻。人族王国軍と住民は一体となって激しく抵抗するも、侵攻して来た魔族軍は1週間もしないうちに、キューシュー、シコーク、チューゴク地方を蹂躙。ちなみにね、この地方には多数の人族と少数ながらエルフ・ドワーフ・獣人すべてを合わせると人口は当時6億人いたの…わかる?」

ナローシュ「は、はい……」

マイン王女「そこに住む約6億人の人々は………どうなったと思う?」

ナローシュ「……さ、さあ」

マイン王女「犠牲者5億9400万人。ざっと当時の人族王国の人口の60パーセントね」

ナローシュ「……」

マイン王女「あなたの元いた世界でそれだけの人が1週間で死んだと想像してみなさい。まあこの時点で人類大陸の90パーセント以上が死んでいるんだから、それぐらい誰も驚きはしなかったんだけどね」

ナローシュ「えっ?」

マイン王女「でも魔族の侵攻は止まらない。魔族は人類なんて目じゃないの…強いて言うなら目的は人類大陸の資源そのものなのよ」

ナローシュ「……」

マイン王女「魔族の通った後には、本当に人は1人も生きてない、人族王国も例外じゃなく人が根絶やしにされるのは時間の問題」

ナローシュ「……」

マイン王女「貴方はね…召喚された貴方は人類に残された最後の希望なのよ…絶滅寸前に追い詰められた人類に垂らされたか細いクモの糸なのよ」

0967この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:50:09.41
>>964
しょうがねえなおっちゃんがあっためてやる

0968この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:51:04.35
魔王「はーはっはっは、ここまでは敵ながらあっぱれ、良くやったと誉めてやろう!だがもはや魔力も残っていまい、次はどうする?ナローシュよ?」


マイン王女「全魔導師自爆攻撃魔砲準備!目標!魔王軍移動要塞!自爆魔砲撃準備!ペガサス特攻隊発進準備!自爆魔砲撃と同時に攻撃を開始せよ!」

ナローシュ「わかりました!ペガサス特攻隊発進準備!魔導師隊の自爆魔砲撃と同時に攻撃態勢に入れ!」

特攻飛空隊員「ペガサス特攻隊発進準備完了!」

ナローシュ「発進!」

観測員「魔王軍移動要塞まで距離6.5キロ!」

ナローシュ「エルフ魔砲隊、精霊自爆魔砲魔術回路開け!」

ナローシュ「第一、第二魔導師隊!自爆魔砲撃用意!目標!魔王軍移動要塞!」

ナローシュ「続いて予備役魔導師隊!自爆魔砲同時攻撃用意!」

エルフ魔砲隊「精霊自爆魔砲発射準備完了!」

魔導師隊「自爆魔砲発射準備完了!」

ナローシュ「我もグリフォンで出撃する!」

ナローシュ「グリフォン特攻隊発進せよ!発進!我に続け!」

0969この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:52:07.24
>>967
くっさ!

0970この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:52:12.10
一人十殺

一人十殺とは、文字通り「一人で十人の魔族を殺す事」である。

この言葉を最初に使ったのは、マイン王女と言われている。
圧倒的な戦力を誇る魔族軍の人類大陸侵攻に対し、すぐ万歳突撃をするのが人類軍の主戦法であったが、マイン王女は「これでは魔族軍を喜ばせるだけだ」と部下を諌めた。
そして万歳突撃を厳禁し、「一人十殺」を合言葉に定めた。一人で十人の魔族兵士を殺すまで死ぬ事は許さないという意味である。
但し、平均的な魔族兵士一名に対し人類兵士十名でようやく互角という実情を鑑みれば、これは「一人百殺」に等しい絶望的な戦力差である。
また王都防衛戦を前に、マイン王女は「軍の指導を理屈なしに素直に受け入れ、全王都民が兵隊になる事。即ち一人十殺の闘魂をもって魔族を撃破する」「王都決戦の合言葉は一人十殺、これでいけ」と語っている。
王都防衛戦が敗色濃厚になるとマイン王女は「まだ勝てる。以後一人十殺は一人五十殺に訂正する。一人五十殺、これなら勝てる」と王都民を鼓舞したという。
この訓示は直ちに各部隊王都民へ伝えられ、すさまじい闘志を持って魔族軍に出血を強い、王都民1000万は全員玉砕した。

0971この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:53:01.94
つり革を握った手で亀頭オナニーして感染したやつもいるんだっけ?

0972この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:53:24.87
この変なコピペわざわざ書いたんか

0973この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:54:01.60
コピペおじさんなの

0974この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:55:14.77
マイン王女シリーズを保管している

0975この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:56:02.28
鉄血護郷隊

魔族の人類大陸侵攻に対し、人類は必死の抵抗を試みるも、敗北に次ぐ敗北により、国土は荒廃し、遂に王都トーキョーまで押し込まれる。

鉄血護郷隊は、マイン王女の提唱により、王都防衛戦に動員された人類軍史上初の4〜6歳の幼児による幼年兵部隊である。

その役目は、王都防衛軍(第32軍)が壊滅してもなお、王都で遊撃戦を続けることで、マツシロ城塞都市における最終決戦までの時間を稼ぐという、捨て石の延長をねらったものだった。

ゆえに第32軍ウシージマ司令官に「魔族が侵攻し王都防衛軍が玉砕した場合に、ぼくたちが最後まで魔族の後方を撹乱し、マツシロ血戦までの時間を稼ぎます」と任務を説明した際に、チョー参謀は笑いながら「我々の骨を拾ってくれるのか」と感心した。

実際に王都防衛軍(第32軍)1000万が玉砕後、残された鉄血護郷隊10万は遊撃戦で奮戦し、部隊の99.999%が戦死した。

0976この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:58:16.45
圧倒的な戦力の魔族軍を迎え撃つため
マイン王女は王都中を張り巡らせた地下要塞の構築を進めて
魔族軍の侵攻に備えるのだった。


そしてついに魔族軍との決戦の時は来た。

マイン王女「祖国のため、我々は最後の一兵になろうとも、この王都で魔族軍を食い止めることが責務である!」
マイン王女「生きて…再び祖国の地を踏めること無きものと覚悟せよ!」

0977この名無しがすごい!2022/01/14(金) 12:59:38.01
>>975
よく考えてみると一人しか生き残ってないやんけ?

0978この名無しがすごい!2022/01/14(金) 13:10:52.96
3歳無双の良さがようやくわかってきたようだなお前ら

0979この名無しがすごい!2022/01/14(金) 13:18:05.69
魔族軍(浮遊大陸の軍隊)の秘密兵器・人工太陽の真の目的は、南極と北極の氷を溶かすことであった(=人類大陸を水没させて全滅させること)。

人類連合(人類大陸防衛軍)は、魔族の戦略の意図を全く予測できなかったために、まんまと人工太陽によって南極と北極の氷を全て溶かされてしまう。

まさに最悪の事態となって、南極と北極の氷が溶けたことによって発生した巨大津波は人類大陸を覆い尽くしていく。

人類大陸は巨大な津波と、恐ろしいほどの大雨で、どんどん水没していく。かろうじてマイン王女は生き残こる。

人類大陸に生き残っている人類を完全に全滅させることを目的に、魔族軍が最終攻撃を仕掛けてくる。

マイン王女と勇者ナローシュは、魔族軍との最終決戦に臨む。

津波に大雨の水地獄は2週間続き、人類大陸の人類の35億人が亡くなった。

魔族軍とマイン王女および勇者ナローシュ率いる人類連合の生き残り部隊の最終決戦。

勇者ナローシュの勇敢な特攻により魔族の魔王は相討ちなったが、戦争の最終目的である空に浮かぶ魔族の本拠地である浮遊大陸は依然として健在である。

0980この名無しがすごい!2022/01/14(金) 13:19:05.19
さはら

0981この名無しがすごい!2022/01/14(金) 13:34:41.63
なろうしゅ「俺のミルクは半端じゃないぜ!」

なろうしゅ「そんじょそこらのミルクじゃないぜ!」

超絶濃厚! ぶっちぎり!

なろうしゅ「俺の、俺の、俺のミルク!」


奴隷ちゃん「このミルクを毎日飲まされるのは私……(ノД`)シクシク」

0982この名無しがすごい!2022/01/14(金) 13:37:28.56
なんで売国アニメの話題をしないんだお前ら?
くっそおもしろいアニメやんけw

0983この名無しがすごい!2022/01/14(金) 13:40:12.95
>>982
なんか頭の切れる綺麗な戦闘員6号みたいな感じで特に語るものが無い

0984この名無しがすごい!2022/01/14(金) 13:43:33.88
漫画は読んでるけどアニメは見てないな
よくあるなろうの、全部なろーしゅの思い通り、ぷちピンチ風のなにかっぽいのも全部チャンスで大勝利
みたいな典型だから盛り上がりようがないよね

0985この名無しがすごい!2022/01/14(金) 13:47:04.87
この種の嫌われるなろう作品がランキングに載って、皆でディスってたころがなつかしい
今は誰も日間読んでないからディスれもしない

0986この名無しがすごい!2022/01/14(金) 13:57:32.61
魔王軍の人類大陸侵攻で始まった絶滅戦争を凄惨かつリアルに描いた異世界ファンタジー小説。

人類の奴隷か絶滅かを迫る魔王軍の要求を人類王国が拒否。
魔王軍の侵攻に備え、異世界地球から勇者ナローシュが召喚されるが、武器は乏しく満足な装備もなかった。
老人と子供の兵士もいるほど切迫した人類王国軍が、魔王軍を相手に壮絶な攻防を繰り広げる。
強大な兵力と軍事力を誇る魔王軍が人類大陸に上陸してくると、人類王国軍は厳しい戦いを強いられ……。

勇者ナローシュ「ここは死守せねばならない」
老人兵士「しかし兵はわずかだ」
子供兵士「最後の一人が消えるまで戦います」

人類王国の意地を見せてやる。

マイン王女「みんな死んじゃう」

魔王軍100万人に立ち向かった人類王国兵士たちの儚い命の物語。

0987この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:02:38.38
このスレにひたすらマイン王女とかいうのが出てくる小説みたいなの書いてる奴はなんなん?
マイン王女とか言われても盾のイメージあって糞ビッチがとしか思わないんだけど

0988この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:08:56.88
このスレは自分が書いた胸くそ小説をひたすら貼ってるのいるから
適当な単語でNGしとけ
あと5年は貼り続けるから

0989この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:11:35.33
普通マイン王女と言ったら本好きじゃないの? 盾のほうなの?

0990この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:14:24.16
そして、ミリアはユウリの倒れる場所を見た。

「ユウリ……」
「ミ、リアか」

 か細い。本当に小さな呻きだった。ミリアは即座に叫ぶ。

「生きてる! 生きてるのよ! すぐに治療の魔法を! 早く!」

 その時、ミリアの腕をユウリが掴んだ。それは掴んだと言うにはあまりにも弱々しく、むしろ手を添えたと言った方がいいくらいだった。

「いいんだ。もう、どうあっても、蘇生できはしない」
「諦めないで! まだ、あなたは息がある」
「魔力を、見ろ」

 ユウリの言葉で、ミリアはユウリの魔力を見ようとした。だが、そこでミリアは口を覆う。
 ユウリの身体に魔力が流れていない。魔核があろう場所からも魔力を感じなかった。

「俺は、もう、とっくに死んでいる。今、話せているのが、不思議なくらいだ」

 ユウリはずっと天井を見つめる。ミリアへ見向きもしない。だから、ミリアは気づいた。

「ユウリ、目が」
「ああ。最後に、ミリアの姿を見れなくて残念だな」
「やめてよ!」

 ミリアの悲痛な叫びが木霊する。彼女の頬を涙が伝う。

「もう、誰かが死ぬのは嫌なのよ。大切な人がこれ以上いなくなるのは嫌なのよ」
「すまないな」
「だめよ。お願いよ。あなたと私、とっても息が合ってた。いいパートナーだった。私たちはこれからよ。これから二人で悪い奴らをやっつける。そうでしょ?」
「俺は、人間を殺しすぎた。ミリアの隣に立つ資格なんてない」
「ユウリが勝手に決めないで! それは私が決める事よ」
「相変わらず。お前は強情だ」
「ええそうよ。だから、あなたが死ぬ事を私は許さない!」

 ミリアの瞳から涙が流れ出る。それがユウリの胸にぼたぼたと落下していく。

0991この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:14:32.91
「俺は復讐者だ」
「いいえ、あなたは勇者よ。誰よりも強い意志をもった勇者」
「俺は外道だ」
「いいえ、あなたは優しい人よ。他人の事を思って行動できる心の豊かな人」
「俺は悪鬼だ」
「いいえ、あなたは正義の味方よ。どんな絶望にも屈しない、自分の正しさを貫く人」
「ふっ」

 そこでユウリは笑った。それはミリアが初めて見た、ユウリの笑顔だった。

「変わった奴だ。だが、お前に会えてよかったよ」
「また会えるわよ。これが最後なんて言い回し、しないでよ!」

 そして、ユウリは目を瞑る。ミリアは咄嗟に、震える手でユウリの手を握った。

「ユウリ! ごめんなさい! 私がもっとしっかりしてたら、もっと強かったら……あなたが死ぬこともなかった」
「お前はよく、やってくれた。レイドを倒せたのはお前のおかげだ」
「違うわ! 私、何にもしてない。何にもできてない。ユウリを救えなかった! 助けられなかった!」
「いいや、十分救われたさ」
「そんなの気休めよぉ」
「いや、そうでもないさ。今、俺はとても晴れやかな気分なんだ。これもきっと、ミリアのおかげだ」

 その言葉を体言するように、彼の顔はとても幸せそうだった。

「ユウリ。私、強くなる。もっともっと強くなって、この世界を変えてみせる。ユウリやお姉ちゃんが幸せに生きれるような、理不尽のない幸せな世界にしてみせる」
「ああ、それは素晴らしいなぁ」

 そしてユウリは最後に告げた。

「ありがとう、ミリア」

 そして彼の僅かに動いていた唇が止まった。
 ミリアは全身を震るわせる。ユウリのその様はバグラムの時と同じだった。だから、彼の命が消える瞬間をミリアは明確に分かった。

「ユウリ! あぁぁぁ嫌よ! ユウリ! ユウリ……」

 ミリアは崩れるようにユウリの胸に顔をうずめた。そして、しばらくずっとユウリの胸の上で泣き続けた。

0992この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:16:50.96
人類壊滅

魔王率いる魔族の人類大陸侵攻は、人類(ヒト族・エルフ・ドワーフ・獣人)の生存をかけた絶滅戦争へと発展していった。

必死に抵抗する人類連合軍は、魔族軍の凄まじいミサイル魔法攻撃や、高性能を誇るドラゴンの大編隊と激しく渡り合う。

しかし、圧倒的な魔族軍の軍事力の前に、エルフとドワーフと獣人の国は滅ぼされ、人類王国の大都市や軍事城塞も木っ端微塵に破壊されて……。

絶滅寸前まで追い詰められた人類王国は、藁にも縋る思いで、ついに巫女神官10万人の命を生贄に、禁断の勇者召喚の秘儀を行うが……。

0993この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:20:11.88
マイン王女発令『本土決戦令』

【動員兵数】
陸軍3000万人
海軍150万人
国民義勇戦隊2億8000万人

【作戦概要】
1 まず魔族軍の上陸船団を支援する機動部隊に対して、航空戦力(ペガサス隊・グリフォン隊・フェアリー隊)による昼夜を問わない特攻
2 人類大陸湾岸周辺に潜伏していた人類王国海軍の残存駆逐艦も水上特攻
3 30km以内に近づいたところで航空攻撃を加え、残存潜水艦や特殊潜航艇などによって魔族軍の戦力を削り、さらに沿岸部まで近づくと回天や震洋による特攻
4 上陸してきた魔族軍上陸部隊に対しては、攻撃陣地に待機していた師団および国民義勇戦闘隊(根こそぎ動員して集めた肉壁2億8000万)が橋頭堡への逆襲を開始し、混戦状態に持ち込む
5 その機に乗じて内陸部の陣地に隠匿していた近衛決戦師団を戦場に投入
6 また各種の「斬り込み隊」による浸透戦術を昼夜の別なく繰り出し魔族軍部隊に損害を強要する

【追記】
今作戦における決まりごと
・決戦間には傷病者の後送を行わない
・戦闘中の部隊の後退を禁ずる
・全兵種を戦闘部隊とし、補給、衛生などを担う支援部隊であっても命令があれば突撃に参加する
・魔族が住民を盾にして前進してきた場合には躊躇無く住民ごと魔族を攻撃する

0994この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:21:59.26
「伝令! 伝令!! 公爵領都より緊急通信でございます」

「……話せ」

「それが、公爵閣下より御伝言が」

マイン王女が「この場で言え」と言った。

「公爵領の陥落近し、申し訳なく。

魔族軍は100万以上の大軍であり、高位魔族の魔法砲撃甚だし。予備兵力も我らの倍は控えているようである。

この状況を鑑み公爵領の守備を果たす事は不可能と判断す。

我らは悠久の大義に殉ずるべく領都にて最後の一兵まで敢闘するものなり。その間に王都の防備を固め、魔族軍との決戦に勝利する事を望む。以上です」

伝令の言葉にマイン王女が力なく床に座り込んだ。

0995この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:23:17.85
魔族軍の上陸が開始されると海岸沿いの村々の住民を初めとして悲惨な自決シーンが繰り返されていく。

登場するのは作戦も何もなく、ただ一方的に虐殺されていく人類側の住民だ。

何度か巻き返しのための総攻撃が繰り返されるがその都度全滅させられるばかり。

兵力に差がありすぎ、人類軍に勝ち目はない。

野戦病院では手術も出来ず、負傷者の手足を切り落とすばかり。

しかも撤退時には歩けない患者(その数20000人)に毒物を与えて自決させる。

とても正視に耐える状況ではない。

戦闘の終盤、魔族軍は人類側住民が逃げ込んでいる壕に火炎放射魔法を放つ。

「ひぇゃぁぁぁぁぁーーーーーー」とたくさんの悲鳴が聞こえる。

自分の子供を鎌で殺し自分も自決する男、死んだ子供の足だけを持って歩く女、
亀甲墓から飛び出し竹槍一本で魔族兵に向かい、魔族兵から嬲り殺される人、
同じく魔族軍の攻撃の中、幼い孫が自決する時間を稼ぐため歌いながら踊り狂う老婆…

もはや正気を失った地獄絵が繰り返される。

とにかく、人が死んでいく。これでもかこれでもかと死んでいく。

ラストシーン、渇きのあまり泥水を飲んで死んで逝く少女が人類の未来への絶望を感じさせる。

0996この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:24:01.77
参謀A「現時点での人類軍の損害、戦死3億、負傷6億です、民間人の死者は25億です」

マイン王女「して魔族軍に与えた損害は?」

参謀B「魔族軍の死者15万というところです、なお魔王は健在、魔族軍1億5000万が怒涛の勢いで人類王国に進撃してきます」

マイン王女「召喚勇者部隊はどうしたの?」

参謀C「第一勇者部隊総軍10万は全滅、第二勇者部隊総軍5万も壊滅、残るは特攻勇者部隊5000のみです」

マイン王女「特攻勇者部隊も出撃させよ、自爆特攻で魔族軍の頭上を火の海にせよ」

0997この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:25:05.90
王都決戦

人類王国(防衛)

王都防衛軍死者・行方不明者 4,999,908人
王都民死者・行方不明者110,122,228人
ペガサス特攻機1,895機喪失
グリフォン特攻機352機喪失

魔族(侵略)

総死者2,195人
戦傷者5,162人
ドラゴン機1機喪失
ワイバーン機33機喪失

人類王国生存者は城塞都市マツシロへ撤退

0998この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:25:30.54
人類連合の王都決戦

マイン王女「3億人の民が竹槍を持ってよく防ぎよく守る決心あらば、王女自ら指揮して契って国家を守護する」

人類(人族・エルフ・ドワーフ・獣人)連合軍
戦力
300,000,000
第一総軍(人族・国民総動員法に基づき3歳児〜120歳まで徴兵)
第二総軍(エルフ・国民総動員法に基づき3歳児〜1200歳まで徴兵)
第五方面軍(ドワーフ・民族総動員法に基づき3歳児〜600歳まで徴兵)
亜人軍(獣人全般・亜人種族総動員法に基づき3歳児〜120歳まで徴兵)
人間爆弾隊(自爆魔法を体内に仕込んだ特務隊)
グリフォン特攻隊100頭
ペガサス特攻隊500頭
稼働可能な陸海空軍全兵器

魔族軍
戦力
1,500,000
戦艦24隻
航龍母艦60隻
駆逐艦450隻
補助艦艇3500隻
ドラゴン編隊100頭
ワイバーン編隊3000頭
グレーターデーモン500匹
巨人兵5000人
核魔法の随時使用
毒ガス魔法の常時使用

結果

人類軍(人族・エルフ・ドワーフ・獣人)連合軍 壊滅
戦死
299,999,000

魔族軍 圧勝
戦死
1,500

マイン王女は生き残り千人と共に城塞都市マツシロに辛くも逃れ魔族軍との最期の血戦に臨む

0999この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:26:08.33
ナローシュ「マイン王女…王都に戻りましょう」

ナローシュはグリフォンをマイン王女のペガサスに近づけると、その様子を観察した。ペガサスは全身に手ひどく魔法の直撃を受けて、かろうじて飛行している状態だ。

ナローシュ「なんとか…魔族軍のドラゴン編隊を撃退できたみたいです。後は王城に戻って次の攻撃に備えましょう」
マイン王女「…そうね、先、行ってくれる?」
ナローシュ「生き残ったのは我々2機だけ、王都民に勇者と王女はいまだ健在なりと、見せてやりましょう」
マイン王女「…ええ…そうね」

やがて王都近くになり、ナローシュはグリフォンを降下させた。立ち込めた雲が切れ、やがて眼下に王都近郊の景色が広がる。

ナローシュ「こうやって、空から王都を見下ろすのも、これで何度目でしょうね」

ナローシュが思わずそう呟いた瞬間、嫌な声が聞こえた。

マイン王女「…ウッ…」
ナローシュ「大丈夫ですか! マイン王女!」

ナローシュはグリフォンの速度を落とし、再びマイン王女のペガサスに並んだ。

ナローシュ「返事をしてください、マイン王女! やっぱり負傷してたんですね!」
マイン王女「…もう、前は王都なのね…」

苦痛を堪えながらも、微かに笑ったようなマイン王女の声が響く。

マイン王女「…ウッ…じゃ、その向こうは湖よね…」
ナローシュ「マイン王女! しっかりしてください! もう王都につきます!」

マイン王女「…ありがとう、ナローシュ…ここまで連れてきてくれて」
ナローシュ「負傷しているなら、どうしてもっと早く!」

グラッと、マイン王女のペガサスが一瞬よろめく。

マイン王女「…今日まで、一緒に戦えて嬉しかったわナローシュ…感謝してる…」
ナローシュ「降下してください! マイン王女! もう目の前です! 早く!」
マイン王女「…ダメよ…だってもう…目が…」

再び、フラフラとペガサス騎乗のマイン王女が揺れる。

マイン王女「…もう…ほとんど見えないもの…」
ナローシュ「マイン王女!」
マイン王女「…変な場所に落ちて、王都民に迷惑を掛けるわけにもいかないわ…」
ナローシュ「だったら早く緊急着陸してください」

マイン王女「…それも無理よ…フフッ…魔法の直撃を食らってお腹グシャグシャになっちゃった…中身、出ちゃってるもの…それにペガサスも全身焼かれて…どっちにしろ助からないわ…ハゥッ…」

そんな!?ここまで来て!眼下に、王都の街並みが見えた。その先には、鈍く光った湖があった。

マイン王女「…ハァ…ごめんなさいね…アッ! …君との約束、守れないわ…」
ナローシュ「いいですから! そんなの! …あとは俺が全部面倒みますから! だから!」
マイン王女「…ハァッ…ありがと…頼むわね…」

ガクッと、ペガサスからマイン王女が落ちかかる。

マイン王女「…まだ…湖…」
ナローシュ「…頑張ってください! あと少しです! マイン王女!」

声の限りに、ナローシュは叫んだ。その、ナローシュの目の前で…小さな水柱があがり、マイン王女とペガサスは、夕日に輝く湖の中へと、静かに沈んでいった。

1000この名無しがすごい!2022/01/14(金) 14:27:55.58
読み専くん埋め立て荒らしご苦労様

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