すべてのDVD記録フォーマットに対応したDVDドライブ「GSA-4040B」を6月より出荷開始する。
OEMのみに出荷され、店頭での実売価格はDVDマルチドライブと同程度の見込み。
従来のDVDマルチドライブ規格のほか、DVD+R/RW規格に対応したのが特徴。
書き込み速度は、DVD-Rが4倍速、DVD-RWが2倍速、DVD-RAMが3倍速、
DVD+Rが4倍速、DVD+RWが2.4倍速、CD-Rが24倍速、CD-RWが16倍速。
読み込み速度はDVD±R/RWが10倍速、DVD-RAMが3倍速、DVD-ROMが12倍速、CD-ROMが32倍速。
DVD系とCD系それぞれに、専用のレーザーおよびディテクターを搭載した
小型/軽量のピックアップを採用した。これにより、各々の最適化が図られている。
また、すべてのフォーマットを処理するDSPを新開発し、
従来の3チップ構成から2チップ構成へと削減されている。
インターフェイスはATAPIを備える。バッファは2MB内蔵し、
バッファアンダーラン防止機能も搭載する。
また、DVD-R/RW時のマルチボーダーやクイックフォーマット機能のほか、
DVD+R/RW時のマルチセッションやバックグラウンドフォーマット機能などにも対応する。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0401/hitachi.htm