X



モニタなにつかってる?
0001名無しさん@お腹いっぱい。垢版2006/12/28(木) 09:25:01ID:YEsvJvOz
CG板の住人は?
0694名無しさん@お腹いっぱい。垢版2017/11/18(土) 00:10:10.89ID:6jOidx/N
上記ヒアリング 追加情報 NHK・JEITAブース
ご回答者様 8Kモニター展示コーナー技術説明員

局内すべてのモニターは技術局員が調整を行う
サブ運用スタッフや各編集室オペレーターが独断で調整する事は無い

キャリブレーターは、コニカミノルタ製CA-310などの業務用を必ず使う
x-rite製i1 Pro、i1 Display Proなどの半民生品を使うことはあり得ない

白表示時の輝度設定は、モニター設置ルームの照明環境を考慮して決める
室内照明器具は、局舎全体でなるべく同じ機種に統一する方針
局舎が巨大なので、部屋ごとに異なる照明器具を使われると故障交換時に調達が困難になるため

色温度については6500kに統一した、9300k設定機は存在させない方針
0695名無しさん@お腹いっぱい。垢版2017/11/18(土) 00:11:44.64ID:6jOidx/N
上記ヒアリング 追加情報 TBSブース
ご回答者様 スケルトンオペレーションルーム技術説明員

白表示時の輝度設定、ガンマ値については記憶が確かでなく即答しかねる
色温度の設定基本方針は9300kである
ただし、私(本件のご回答者様)は技術作業の一線から退いており
現時点の基本方針や最新情報を確約するわけでは無い
0696名無しさん@お腹いっぱい。垢版2017/11/18(土) 00:13:14.76ID:6jOidx/N
ソニー、NHKは担当スタッフが現役技術者らしく自信もって回答していた
TBSは現場から足を洗ったシニアエンジニアのようで、何かと明言を避ける様子が見られた
不用意な発言で言質を取られることを警戒していた模様
悪意は無く、キー局運用実態の把握が目的だったので、この場を借りてお詫び申し上げたい
0697名無しさん@お腹いっぱい。垢版2017/12/13(水) 02:47:46.83ID:mi/CEBkC
HDRコンテンツ制作の輝度レンジについて規格策定各社の見解 1/3
ドルビージャパン(株)ディレクター・真野克己氏 (記事 2015年3月)

> ドルビーが500人以上の被験者を対象に行ったテストによると、
> 84%の人が自然に近く、好ましい映像と感じるのが、
> 最大10,000Nitsまで表示できるディスプレイ。
> 一方で下限については0.005Nitsあれば、
> ”艶やかな黒”として受け入れられるという検証結果が出た。

https://www.phileweb.com/review/article/201503/17/1558.html
0698名無しさん@お腹いっぱい。垢版2017/12/13(水) 02:50:01.72ID:mi/CEBkC
HDRコンテンツ制作の輝度レンジについて規格策定各社の見解 2/3
パナソニック(株)AVCネットワーク社 技術本部 小塚雅之氏 (記事 2015年1月)

> 「まず、消費電力や安全性などの問題もあり、
> 家庭用では1,000NIT程度までが適当であると考えています。
> ただし、この絶対的な明るさについては映画スタジオさんによって考え方が異なっており、
> あるスタジオでは4,000NITくらいでマスタリングしたい、
> あるスタジオは1,000NITでいいけど、将来的に使うかもしれないから
> 規格としては10,000NITまで入れたいといった要望があり、
> 上限として10,000NITとしました」

https://www.phileweb.com/news/d-av/201501/08/36191_4.html
0699名無しさん@お腹いっぱい。垢版2017/12/13(水) 02:51:57.88ID:mi/CEBkC
HDRコンテンツ制作の輝度レンジについて規格策定各社の見解 3/3
パナソニック(株)AVCネットワーク社 技術本部 小塚雅之氏
パナソニック(株)アプライアンス社 技術本部 森美裕氏 (記事 2015年8月)

> オーサリングガイドラインでは
> 1,000nitを超える領域は小さな面積の鏡面反射のような部分に限定すること
> 平均が400nitを超えないこと

https://www.phileweb.com/news/d-av/201508/18/37210.html
https://www.phileweb.com/news/photo/d-av/372/37210/hdr10.jpg
0700名無しさん@お腹いっぱい。垢版2017/12/13(水) 22:14:57.50ID:mi/CEBkC
ヒトの目が輝度を認知するとき起こる現象についてはひとまず筆を置き
次は色相と彩度について調べていきます

ヒトの視覚認知は以下の傾向を持っているようです

輝度 かなり細かく判別できる
色相 そこそこ細かく判別できる
彩度 おおざっぱな判別になってしまう

詳細は後日
0701名無しさん@お腹いっぱい。垢版2017/12/30(土) 18:09:07.91ID:Hp7G0Fs4
誰でも簡単にネットで稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『半藤のブブイウイウレレ』 というサイトで見ることができます。

グーグル検索⇒『半藤のブブイウイウレレ』

T2XYA4BHV7
0702名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/09/10(月) 15:20:41.85ID:EM6gsxvk
HDR輝度モニターの設定を論じるWebサイトは多いが
そもそも、これまでのSDR輝度モニター規定値はいくらだったのか?
を記述したWebサイトが見当たらない
ここにまとめる

ITU-R BT.500-8 (1998年)
解像度を限定しない場合のテレビのピーク輝度
200 cd/m2

ITU-R BT.710-4 (1998年)
HD解像度テレビのピーク輝度
150-250 cd/m2
の間でユーザーが任意に決めてよい

ITU-R BT.1886 (2011年)
ブラウン管とフラットパネルを並べて目視する場合
性能が低いブラウン管のほうへ合わせ込むためには
100 cd/m2
まで下げてもよい

DCI Digital Cinema System Specification V1.0 (2005年)
映画館で上映する作品をスクリーンに投射する場合
画面中央に表示される白い被写体
48 cd/m2
0703名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/10/23(火) 17:26:31.74ID:aMky7sQi
SDR輝度モニター規定値については上で述べた
次に、HDR輝度モニター規定値を述べる


ITU-R BT.2408-0 (2017年)
HDR環境で映像制作する際の、暫定的な推奨値

調整の目安にする被写体 | 推奨輝度 | PQ値 | HLG値

中間の灰色(18%グレー) | 26 cd/m2  | 38% | 38%
白に近いグレー (83%)   | 162 cd/m2 | 56% | 71%
白に近いグレー (90%)   | 179 cd/m2 | 57% | 73%
光沢反射しない物体白色 | 203 cd/m2 | 58% | 75%

森林樹木         | 30-65 cd/m2  | 39-47% | 40-55%
アイススケート競技面  | 155 cd/m2    | 55%   | 71%
一般的な物体白色   | 140-425 cd/m2 | 54-66% | 69-87%
0704名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/10/23(火) 18:09:58.95ID:aMky7sQi
ITU-R BT.2408-0 (2017年) 続き
室内撮影と野外撮影では、設定輝度を変えると場所の違いを見分けやすい

室内で目安にする被写体 | 推奨輝度 | PQ値 | HLG値

中間の灰色(18%グレー)  | 17 cd/m2 | 34% | (記述無し)
光沢反射しない物体白色 | 140 cd/m2 | 54% | (記述無し)

野外で目安にする被写体 | 推奨輝度 | PQ値 | HLG値

中間の灰色(18%グレー)  | 57 cd/m2 | 45% | (記述無し)
光沢反射しない物体白色 | 425 cd/m2 | 66% | (記述無し)
0705名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/10/23(火) 19:07:00.77ID:aMky7sQi
ITU-R BT.2408-0 各値に関する注意点

注意点1.
HLGの%値は、モニター最高輝度を1000cd/m2に設定した場合の値

注意点2.
BT.709(SDR)・PQ・HLGは、波形モニターの%値が同じでも、ピクチャーモニターから実際に出る発光輝度はそれぞれ違う
PQ/HLG映像を作る時、波形モニターがBT.709モードのままだと正しく計れない

PQ映像を作る時、波形モニター設定はPQモードに切替が必要
HLG映像を作る時、波形モニター設定はHLGモードに切替が必要

注意点3.
この値は強制ではない、推奨である
映像の加工調整時、この値を基準に輝度を上げ下げすれば迷いが減る
映像制作担当者に明確な狙いがあるなら、完成品がこの値から外れていてもよい
ただし、音声にオーディオラウドネス規制が出来たように、将来は映像も輝度規制される可能性はあり得る

注意点4.
これらは2017年時点の暫定値である
今後、実験と研究が進むと、これらの値は変更される可能性がある
各自、最新情報を随時調べて頂きたい

映画・テレビの映像に関する標準規格は
SMPTEが取り決め -> ITUが採用 -> 各種民生規格に流用
この流れをたどる事が多い
0706名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/10/24(水) 03:15:51.39ID:nJo17cxi
日本におけるHDR基礎研究レポートの例

2015年 映像情報メディア学会技術報告「情報ディスプレイ」
8Kスーパーハイビジョンテレビに適した画面輝度の基礎調査結果
NHK放送技術研究所 池田善敬氏

家庭用テレビは
黒輝度 0.1〜0.3 cd/m2
ピーク輝度 500 cd/m2

が適切であろうと報告している
実験方法と結果詳細は下記URL参照
http://www.stellacorp.co.jp/media/conference_past/1507display.html
0707名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/10/24(水) 03:59:08.43ID:nJo17cxi
HDR映像の上にかぶせるテロップ・CGの輝度はいくらが適切か

テロップ文字の周りを取り囲む白い四角形を
テレビ業界では "ザブトン" と呼ぶ

最高輝度1000nitsのディスプレイで
ザブトンの白色 (8ビット時255、10ビット時1023)
を1000nitsで出してしまうと、まぶし過ぎて直視できない場合がある

そこで、ザブトンを乗せる前のベース映像の平均輝度
(APL=Average Picture Level) を計算し、
APL値ごとにザブトンの適正値を割り出す研究が行われた
いずれもHLG映像の%値である

APL / ザブトン白色
54% / 85%
40% / 80%
30% / 75%


映像情報メディア学会誌 年報2017年9月号 7/16ページから引用
http://www.ite.or.jp/contents/annual-rep/1709nenpo.pdf
0708名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/10/24(水) 05:13:01.82ID:nJo17cxi
>>702-707 内容をふまえ
CG制作者・カラーグレーディング作業者が
HDR映像を制作するときの目安となる値をまとめる
あくまで2018年時点の筆者私見である事に留意されたい

黒=物体色の最低輝度
0.1 cd/m2
これより低い輝度を使って暗部階調を描画しても
一般家庭の照明環境では黒つぶれして見えない可能性がある

白=物体色の最高輝度
光沢が無い、理想的な物体白色 (ディフューズホワイト)
基本 203 cd/m2
室内 140 cd/m2
野外 425 cd/m2

テロップ・CGの白輝度
203 cd/m2 (HLG 75%)
ただし、APL値が30%越えたら映像内容に応じて上げる

鏡面反射・光沢表現 (スペキュラーハイライト)
203〜500 cd/m2の範囲を使って描画する

現時点で使うには不安がある輝度範囲
500 cd/m2以上
2018年時点で市販される民生用ディスプレイの性能を考慮すると
正しく描画されない可能性がある
0709名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/23(金) 18:47:09.55ID:mb/cgxci
ここまでの記述を読み
人間の目は、物理的な光の強弱を、絶対値として読み取れると
誤解された方がおられるかもしれないが、それは違う
以下の記述を参照されたい
0710名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/23(金) 18:58:32.57ID:mb/cgxci
米国放送機器展 NAB デジタルシネマサミット (2004年4月17日)

講演(2) The "White" Paper
Matt Cowan氏 (RealD社 元サイエンテフィックオフィサー)
Loren Nielsen氏 (Xperi社 現ヴァイスプレジデント)

> 映画製作時から上映までに用いられるホワイトには、
> 「製作時のホワイト」、
> 「エンコーディング時のホワイト」、
> 「ディスプレイにおけるホワイト」
> が存在する。
>
> この中で一番重要なのが、製作時のホワイトであり、
> ストーリーやシーンの内容によりさまざまな値が用いられている。
>
> 視 聴 時 の 感 覚 は 相 対 的 な も の で あ り、
>
> 物 理 的 な 絶 対 量 で は な い 。
>
> この相対的な感覚により、
> 実際の世界では広いレンジを必要とするホワイトでも、
> スクリーン上で表現することを可能としている。
>
> 例えば、「雪のホワイト」、「雲のホワイト」、「明るい物体のホワイト」
> などは、実際の世界では非常に広い物理的なレンジを必要とするが、
> 人間の知覚が相対値であるため、
> 限られたレンジしか表現できないスクリーン上でも表現が可能となる。

「デジタルシネマに関する調査研究」報告書 財団法人デジタルコンテンツ協会
https://hojo.keirin-autorace.or.jp/seikabutu/seika/16nx_/bhu_/it_/h16_it_digitalcontentskyoukai-8.pdf
0711名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/23(金) 19:14:07.29ID:mb/cgxci
アンセル・アダムス ゾーンシステム

モノクロ風景写真の大家、アンセル・アダムス氏が提唱したフィルム撮影技法
画像の明るさを調整するとき
黒から白まで、明暗のバランスをどのように割り当てると
多くの人に自然に見えるよう調和させられるか
11段のゾーンに分類した

美術大学・芸術大学で学んだ方はとっくにご存知で読むのも馬鹿馬鹿しいだろうが
学ぶ機会が無いままCG制作・映像制作に手を染めた者にとってはとても役立つ基礎知識なので
ここに提示する

ゾーン 0 完全な黒
ゾーン10 純白

テクスチュアル・レンジ
質感を得られ材質を認識できる範囲
ゾーン2 から
ゾーン8 まで

映画撮影で物体色の表現に使う領域
ゾーン3 から
ゾーン7 まで

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0
0712名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/23(金) 20:39:06.01ID:mb/cgxci
ゾーンシステムは、映画・テレビ業界で広く応用されているが
上記のゾーン解説内容をかたくなに守っているわけでは無い
コンテンツ内容・出力表示デバイスの違いによってアレンジしている

テレビ番組の典型例として、NHK報道オンエア映像を示す
画像下部グラフは、ビデオ編集ソフトの波形モニター
明暗の分布をパーセントで表したもので、ルミナンス値と呼ぶ

ニュース スタジオ映像 サンプル1
https://i.imgur.com/2HqxopH.png

ニュース スタジオ映像 サンプル2
https://i.imgur.com/6t6rHkH.png

ニュース 外出取材撮影 室内
https://i.imgur.com/xiJWds4.png

ニュース 外出取材撮影 野外
https://i.imgur.com/HpUZPvk.png

・ルミナンス値20%以下、ゾーン0〜2領域はほとんど使わない
・ルミナンス値50%以上、ゾーン5〜11領域に多くの被写体を収める

これは報道・バラエティ系映像の大きな特徴となっている
0713名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/23(金) 21:07:18.51ID:mb/cgxci
映像内容全体の明るさをパーセント値で平均化したものを
APL (Average PictureLevel) と呼ぶ

10年ほど前、日本のテレビ放送の実態調査が行われた
2009年7月31日〜8月7日 計1週間
総計測時間 829時間
総番組数 1211番組

番組分類  /  APL  / 放送時間に占める割合

ワイドショー/ APL 49.3% / 27%
ニュース  / APL 47.7% / 22.5%
バラエティ / APL 49.6% / 22.2%
ドラマ    / APL 36.0% / 10.5%
その他   / (APL不明) / 17.8%
映画    / (APL不明) / 10%以下

賛否は別として、我々日本人はこの状態の動画を見慣れている
この値からかけ離れた映像を作る場合、視聴者から反発を買わない工夫が必要だ

消費電力の低減と視覚疲労の軽減のためのハイビジョン液晶テレビの適正視聴条件
JEITA主催 FPDの人間工学シンポジウム
https://home.jeita.or.jp/device/lirec/symposium/fpd_2010/doc/5b_kubota.pdf
0714名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/23(金) 21:30:58.93ID:mb/cgxci
以下リンク先のJPG画像2点を参照いただきたい
現実の世界を光度測定器で計り、絶対輝度値を示した画像である

テクトロニクス社提供 HDR映像サンプル 一般的な室内

天井の照明 5,000nits
窓から入る日光 500,000nts以上
https://i.imgur.com/xOdziAV.jpg

ドルビー社&ソニー社提供 HDR映像サンプル 昼の野外駐車場

路面 2,100nits
草木 3,600nits
自動車の側面 330,000nits
https://i.imgur.com/pdiy9hL.jpg

しかし、表示デバイスは2018年現在、そこまでの高輝度を出せない
ソニーが開発製造するCrystal LEDディスプレイシステムを展示会でご覧になり
高輝度に驚かれた方もおられると思うが、それでも物理的には1000nitsしか出ていない

ディスプレイユニット ZRD-2
輝度 最大 約1,000cd/m2
https://www.sony.jp/products/catalog/SPC_ZRD-2.pdf

つまり「光量の物理測定的な正しさ」は再現できていないのだ
0715名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/23(金) 21:57:18.16ID:mb/cgxci
物理的にはまったく不足なのに、なぜ高輝度と感じるのか
それは >>710 で述べた

> 視 聴 時 の 感 覚 は 相 対 的 な も の で あ り、
>
> 物 理 的 な 絶 対 量 で は な い 。

事が理由だ。

・カメラRAWデータ現像
・3D-CG作画
・実写とCGの合成
・カラーグレーディング

これらの作業で色を加工・変化させる際
絶対量ではなく、相対量を動かしているという認識で

>>703 に述べた値 (18%グレー PQ, HLG, いずれも38%)

を中心に、上へ浮かせる率、下へ沈める率を伸縮させる
ただ、解釈や把握の価値観は人によって異なるので、個々人で考えること

Photoshopなどのヒストグラム表示ではルミナンス値の正確な把握が難しい

・波形モニター専用機
・ビデオ編集ソフトの波形・ベクトル表示

などを活用すればわかりやすくなる
0716名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/26(月) 08:59:56.34ID:i5Q823Y3
HDR解説グラフでPQガンマカーブを描いたものは多いが
HLGガンマカーブを描いたものはWeb検索でも少ない。

そこで海外資料を査読し
BT1886、PQ、HLG、各ガンマカーブの比較をグラフにまとめた。

全図
https://i.imgur.com/WTn9wP8.png

比較 BT1886 と HLG
https://i.imgur.com/mw3RYiP.png

比較 PQ 10ビット と HLG
https://i.imgur.com/JYVICC7.png

比較 PQ 12ビット と HLG
https://i.imgur.com/b17f0Dp.png

比較 BT1886 10ビット、PQ 10ビット、HLG 10ビット
https://i.imgur.com/Xl4URMf.png

注目すべき点は、次の投稿で述べる。
0717名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/26(月) 09:01:59.10ID:i5Q823Y3
HLGガンマカーブのユニークな形状には、以下の特徴がある。

・20 〜 110 cd/m2間は、 PQカーブの下へ潜る
・45 cd/m2付近で、Barten曲線にほぼ近づく

18%グレー 〜 スキントーン 間はテレビ番組において多用されるが
この領域の明暗階調をきめ細かく刻むという点では、HLGのほう優位だ。

スキントーン (人間の皮膚の色) は誤差や劣化が少しでも生じると
多くの人に違和感を持たれてしまう。
この領域をきめ細かく刻むことは、テレビ業界にとって合理的である。

ただ、技術的制約からやむを得ずこの形状になったのか
意図的に狙ってこの領域にピークを作ったのか、現時点では不明。
来年、NHK技研公開を訪れる機会があれば、質疑応答してみたい。
0718名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/26(月) 09:03:34.91ID:i5Q823Y3
本図、第三者の引用は制約しないが、内容の正確さについては免責とする。
資料作成に引用した資料URLを紹介するので
疑義をお持ちの際は、原典を査読し、各自でご確認いただきたい。

SMPTE
Perceptual Signal Coding for More Efficient Usage of Bit Codes (2012)
https://www.smpte.org/sites/default/files/23-1615-TS7-2-IProc02-Miller.pdf

BBC
A “Display Independent”High Dynamic Range Television System (2015)
https://www.bbc.co.uk/rd/publications/whitepaper309

Dolby
RRERENCE LEVEL GUIDELINES FOR PQ(BT.2100) (2016)
https://www.dolby.com/us/en/technologies/dolby-vision/operational-guidelines-for-pq.pdf

grass valley
HDR A Guide to High Dynamic Range Operation for Live Broadcast Applications (2018)
https://www.grassvalley.com/docs/WhitePapers/broadcast/technology/hdr/GVB-1-0676A-EN-WP_HDR_Live_Guide.pdf
0719名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/26(月) 10:57:46.05ID:i5Q823Y3
スキントーン処理の優劣は、画質評価に極めて大きな影響を与える
重大な問題をはらんでいるので、関連情報を紹介する

> 2015年12月11日の情通審放送システム委員会・同HDR作業班合同会合において、
> HLG方式とPQ方式の映像比較デモを行った。
>
> 1.目的
> HDR放送の2つの映像方式(HLG方式及びPQ方式)を
> HEVC Main10によって符号化する場合の画質を確認する。
>
> 3.2 ΔEによる客観評価
> ΔEは映像信号の視覚的な劣化量を示すため、
> 値が小さいほど原画と符号化映像が視覚的に近いことを意味する。
> 図4-2(a)に示すように、
>
> HLG方式がPQ方式に比べΔEが小さい結果となった。

詳細を次の投稿に記載する
0720名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/26(月) 11:00:55.15ID:i5Q823Y3
情通審放送システム委員会・同HDR作業班 報告 (続き)

> 4.4:2:0符号化のための信号処理の影響
>
> HLG方式とPQ方式の原画像をそれぞれ
> Y?C?BC?R 4:2:2からY?C?BC?R 4:2:0へ変換し、再び
> Y?C?BC?R 4:2:0からY?C?BC?R 4:2:2へ変換し、
>
> 原画像と信号変換後の画像について
> ΔEを比較することで信号変換のみの視覚的な劣化を算出した。
>
> その結果、
> HLG方式ではフレーム内平均ΔEが2.69であったのに対し、
> PQ方式ではΔEが3.71であり、
> PQ方式がHLG方式に比べ視覚的な色の劣化がΔEで1以上高かった。
>
> 画面内のΔEの分布を確認すると、特に彩度の高いインコの赤い胴体部分においてPQ方式のΔEが顕著に高く、
> 彩度の高い32×32画素領域を切り出しΔEを測定すると、HLG方式に比べ4以上高くなっていた。
>
> この結果は、[4]で報告されたPQ方式の色劣化を定量的に裏付けるものであり、
> 彩度の高い映像においては、PQ方式の信号処理に起因する視覚的な劣化が現れることが示された。


総務省 情報通信審議会 情報通信技術分科会
放送システム委員会 HDR作業班 平成28年3月報告
http://www.soumu.go.jp/main_content/000417995.pdf
0721名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/26(月) 11:03:47.30ID:i5Q823Y3
PQ方式は、強い圧縮をかけると赤色系の劣化が多めに出る問題を抱えている
強い圧縮をかけるネット配信が主流となった現在、これは深刻だ

PQ方式を推す映画業界は
劇場は画質が良く、自宅は画質が悪い状態でも差し支えない
劇場へ足を運ぶよう訴え、観客動員につなげられるからだ

テレビとネットは、そうはいかない

・電波も通信網も、帯域逼迫にあえいでいる
・少しでも強く圧縮をかけ、データを小さくしたい
・圧縮のせいで
 赤色系の劣化が多い=スキントーンの劣化が生じると
 視聴者クレーム増加の危険性が増える

画質にも、電気製品にも、全く興味が無い層の消費者であっても
画面に映った人の顔色が不自然だとさすがに気付く

放送業界がHLG方式を選んだ理由は
赤色系=スキントーン品質の優先も含まれているだろう
0722名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/26(月) 22:24:15.17ID:GQ7yQ9a2
>>721
実際に見比べるとHLGのNHK8KってSONYのHDRに比べて明らかに劣るけどね。
それなりにまともな視聴環境用意してUHD BDやギガ回線で視聴するならHDRが圧倒的に優位。
ただ偽HDRテレビで4Kがやっとな回線だとHLGの方が良いかもしれんね
0723名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/26(月) 22:25:50.23ID:GQ7yQ9a2
ちなみにSONYの技術者と話したついでにHLGのメリットってなんかあるの?って話をしたんだが
HDR10にすりゃいいのにね、画質って意味じゃメリット無いよ、ってな感じだった。
0724名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/11/28(水) 22:26:56.80ID:09GqzuT+
> PQカーブは絶対値方式なので
> (中略)
> 一方、HLGカーブは相対値方式なので
> (中略)
> このように、これら2つのHDR用伝達関数は
> 根本的に異なる性質を持っているので、
>
> ど ち ら が 優 れ て い る の か
>
> と い う 比 較 は 意 味 を 持 た ず、
>
> 目的に応じて正しく使い分ける必要がある。


ソニービジュアルプロダクツ株式会社
TV事業部 技術戦略室 主幹技師
小倉 敏之氏
https://www.ituaj.jp/wp-content/uploads/2017/05/2017_05-04-Spot-HDR.pdf
0725名無しさん@お腹いっぱい。垢版2018/12/31(月) 04:44:03.04ID:NX49qV1D
予言しといてやるよ。
おまえら正月三が日も延々とここにクレーム書き続けてる。
それが「正義」とかなにか意味のある立派な行為と信じてなw 
正月過ぎてもずーっと今のまんま虫みたいな低い知能で延々クレーマーしてるだけw 
まさにゴミだな。2019年もせいぜい惨めな人生を極めてくれw
0727名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/04/28(日) 04:25:09.73ID:k5zkjnl3
>>686-690 で紹介した

ARIB TR-B28
マスターモニター要求条件
が発表されたのは2006年だが、この資料を下敷きにITU-R BT規格書が作られ、2009年に発行された。

ITU-R BT.2129
User requirements for a Flat Panel Display (FPD) as a Master monitor in an HDTV programme production environment
HDTV番組制作環境におけるマスターモニターとしてのフラットパネルディスプレイ(FPD)のユーザー要件

ARIB TR-B28の内容から、日本固有の状況説明などを省き、2006年以降に判明した事柄を追加しているようだ。
だが、大筋の内容は同じである。
TR-B28は有償なのですぐに閲覧できない。
BT.2129は無償公開なので、取り急ぎ確認に迫られた場合は便利であろう。

https://www.itu.int/dms_pub/itu-r/opb/rep/R-REP-BT.2129-2008-PDF-E.pdf
0728名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/21(金) 21:53:37.86ID:VUS4XtpX
ITU (国際電気通信連合) について

情報通信分野の国際標準規格を取りまとめる機関
世界中の企業、業界団体、研究機関などが作成したレポートや規格を元に
国際標準規格をまとめ、世界中に告知することが目的

ITU内部組織 3部門
ITU-R 無線通信部門
ITU-T 電気通信標準化部門
ITU-D 電気通信開発部門

ITU-Rが発行する規格書の分類
BO 衛星配信
BR コンテンツ制作の記録、保存と送出; テレビ用フィルム
BS 放送 (音声)
BT 放送 (テレビ)
F  固定サービス
M  携帯、無線測位、アマチュアおよび関連衛星サービス
P  電波伝搬
RA 電波天文学
RS リモートセンシングシステム
S  固定衛星サービス
SA 宇宙応用と気象学
SF 固定衛星と固定サービスシステム間の周波数共有と調整
SM スペクトル管理

ITU-R BT規格書のうち、テレビ導入機種選考、画質評価、カラーマネージメントなどに関わりそうなもの
下記22点について、投稿を分割しながら簡単に紹介していく。
500 / 601 / 709 / 710 / 814 / 815 / 1127 / 1128 / 1129 / 1210 / 1846 / 1886 / 2020 / 2022 / 2035 / 2087 / 2095 / 2100 / 2129 / 2246 / 2390 / 2408
0729名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/21(金) 22:05:39.87ID:VUS4XtpX
BT.500
Methodology for the subjective assessment of the quality of television pictures
テレビ画像品質を主観的評価するための方法論

映像機器の画質評価にはさまざまなテスト方法、設定条件がある。
その基礎と位置付けられる規格書が、IRU-R BT.500だ。
初版発行は1974年だが、最新13版は2012年1月。時代の変化に合わせ、改訂を13回も行っている。
テスト条件を加えたり、条件を絞り込む場合は、他のBT規格書も併用する。

・映像機器を人間が目視し、主観的な印象で画質に5段階評価をつける
 (実際には複数の評価方法があるので、規格書の精読が必要)

・以下2パターンを見比べ、優劣をつける
 1. 映像ソース -> テレビ直結
 2. 映像ソース -> 検査対象の映像機器 -> テレビ直結

・評価用映像ソースは、かつては35mmフィルムスライドスキャナーを想定していた
・テレビ設定値と室内照明は、以下二通り、それぞれ条件設定されている
 (1)研究所実験室 (2)一般家庭に準じる環境

・観察者は、最低でも15人以上そろえる
・評価集計レポートには、観察者の属性を書き添える
 (例 映像機器専門家 or 非専門家, 映像制作関係者 or 無関係, 学生 or 社会人, など)

・観察者の目視作業時間は、1人当り30分以内にする
・観察者全員の評価記入シートを集め、指定された計算式を使い、スコアを出す

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.500
0730名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/21(金) 22:16:26.11ID:VUS4XtpX
BT.601
Studio encoding parameters of digital television for standard 4:3 and wide screen 16:9 aspect ratios
標準4:3およびワイドスクリーン16:9のアスペクト比に対するデジタルテレビのスタジオエンコーディングパラメータ

SD解像度時代のテレビ規格、色空間を定義したもの。
HD解像度向けのBT-709とは、白色点の位置が違う。
編集ソフトによっては、白色点の自動合わせ込み機能が誤動作する可能性もある。
古いSD素材を、HD解像度プロジェクトへインポートする際は注意が必要。

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.601/en


BT.709
Parameter values for the HDTV standards for production and international programme exchange
番組制作および国際番組交換用のHDTV規格パラメータ値

HD解像度のために定義された色空間。
ブラウン管を前提としており、液晶やプラズマなどフラットパネルを考慮していなかった。
ブラウン管互換のガンマカーブをフラットパネルへ当て込むため、
のちにBT.1886が策定されることになる。

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.709/en
0731名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/21(金) 22:28:45.70ID:VUS4XtpX
BT.710
Subjective assessment methods for image quality in high-definition television
HD解像度テレビの画質に対する主観評価法

観察者が目視するテレビ設定値を述べたもの。
画面上のピーク輝度 150-250cd/m2 、画面色温度D65、などの記述がある。

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.710/en

BT.814
Specifications of PLUGE test signals and alignment procedures for setting of brightness and contrast of displays
PLUGEテスト信号仕様、ディスプレイの明るさ、コントラスト設定の調整手順

テレビ調整時に表示させる、単純な図形映像(プルージ)の取り決め。
以下の記載が見られる。

・ピクチャモニタに表示された状態
・波形モニタに表示された状態
・各図形のルミナンス値

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.814/en

BT.815
Specification of a signal for measurement of the contrast ratio of displays
ディスプレイのコントラスト比を測定するための信号仕様

テレビ調整時のコントラスト測定用、単純な図形映像の取り決め。
50%グレー(126/235)を背景に、ブラック(16/235と、ホワイト(235/235)の四角形が表示される。

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.815/en
0732名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/21(金) 22:39:19.89ID:VUS4XtpX
BT.1127
Relative quality requirements of television broadcast systems
テレビ放送システムの相対品質要件

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.1127/en

BT.1128
Subjective assessment of conventional television systems
従来のテレビシステムの主観評価法

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.1128/en

BT.1129
Subjective assessment of standard definition digital television (SDTV) systems
SD解像度テレビの画質に対する主観評価法

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.1129/en

BT.1210
Test materials to be used in assessment of picture quality
画質評価に使用する試験素材

画質評価のときに流す映像素材に必要な条件を述べている。
しかし抽象的な文言が多く、具体的な素材映像名は挙げていない。

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.1210/en

映像情報メディア学会 テストチャート
BT.1210などに適合する実物として作成された映像素材サンプル。有償頒布。

https://www.ite.or.jp/content/chart/
0733名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/21(金) 22:51:02.48ID:VUS4XtpX
BT.1846
Notations for video systems
解像度/フレームレート/階調の表記方法

実際の記述例がある。(1920×1080/50/I 1080/30/PsF など)

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.1846/en


BT.1886
Reference electro-optical transfer function for flat panel displays used in HDTV studio production
HDTVスタジオ制作で使うフラットパネルディスプレイのEOTF

ブラウン管に近い表示をフラットパネルにさせるためのガンマカーブ(=EOTF)
詳しい内容は過去の投稿 >>673-678 に記載済み。

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.1886/en


BT.2020
Parameter values for ultra-high definition television systems for production and international programme exchange
番組制作および国際番組交換用のUHDTV規格パラメータ値

SD解像度の色空間 BT.601、HD解像度の色空間 BT.709
これらの規格に続き、4k/8k解像度の色空間として定義されたもの。
最新版は2015年10月発行、第2版となっている。

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.2020/en
0734名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/21(金) 23:02:07.93ID:VUS4XtpX
BT.2022
General viewing conditions for subjective assessment of quality of SDTV and HDTV television pictures on flat panel displays
フラットパネルディスプレイでSD解像度/HD解像度テレビ画像品質を主観的評価するための一般的な視聴条件

研究所の実験室と、一般的な家庭の視聴環境では、規定値が異なっている。

実験室環境
部屋の照明: 低いこと
背景の色度: 分光分布 6500k
ピーク輝度: 70-250 cd/m2
モニターコントラスト比: 0.02以下
画像のピーク輝度に対する背景画像の輝度の比: 0.15

家庭環境
スクリーンの環境照度: 200 ルクス
ピーク輝度: 70-500 cd/m2
非アクティブ画面の輝度とピーク輝度モニタのコントラスト比:0.02以下

(注) スクリーン上に落ちる環境からの入射光は、スクリーンに対して垂直に測定する必要がある
(注) ピーク輝度は部屋の照明に合わせて調整する必要がある

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.2022/en
0735名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/21(金) 23:12:55.31ID:VUS4XtpX
BT.2035
A reference viewing environment for evaluation of HDTV program material or completed programmes
HDTV番組素材または完成番組を評価するときの参照視聴環境

ピーク輝度値に要注意。前述のBT.2022と異なる。
BT.2022ではかなり幅を持たせていたが、BT.2035は100cd/m2の固定値。
どちらの規格書に従うかは、内容精読の上、個々の状況に応じて選んで頂きたい。

・基準白および基準黒基準白 (値940)
 100cd/m2に対応させること

・基準黒 (値64)
 0.01cd/m2未満にすること

・白色点
 D65にすること

・ガンマカーブ(EOTF)
 BT.1886に従うこと

・その他
 BT.2129に従うこと

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.2035/en
0736名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/21(金) 23:24:26.96ID:VUS4XtpX
BT.2087
Colour conversion from Recommendation ITU-R BT.709 to Recommendation ITU-R BT.2020
ITU-R BT.709からITU-R BT.2020への色変換

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.2087/en


BT.2095
Subjective assessment of video quality using Expert Viewing Protocol
専門家による視聴手順を用いたビデオ品質の主観評価

BT.500で求められる観察者は最低15人。
用意すべき機材も考えると、実施はかなりの負担になる。
少人数・小規模で評価テストを行いたいという要求に応えて決められたのが
このBT.2095のようだ。
映像関係の専門家、最低9人から実施可能とされている。

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.2095/en
0737名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/21(金) 23:35:12.44ID:VUS4XtpX
BT.2100
Image parameter values for high dynamic range television for use in production and international programme exchange
番組制作および国際番組交換に使うHDRテレビの画像パラメータ値

言及される事が多い規格書だが、原本は下記URLからダウンロードできる。
最新の第2版は、2018年7月発行。

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.2100


BT.2129
User requirements for a Flat Panel Display (FPD) as a Master monitor in an HDTV programme production environment
HDTV番組制作環境におけるマスターモニターとしてのフラットパネルディスプレイ(FPD)のユーザー要件

>>686-690 >>727 で紹介したもの。
自分の手で実際に業務用モニターを調整するとき、
印刷して手元に置けばチェックシート代わりにできるだろう。

https://www.itu.int/pub/R-REP-BT.2129
0738名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/21(金) 23:46:11.39ID:VUS4XtpX
BT.2246
The present state of ultra-high definition television
超高精細テレビの現状

世界各国の基礎研究を包括的にまとめた内容。第6版発行は2017年。
実際の機材を運用するときのガイドブックにはならないが、さまざまな機関の研究成果が垣間見える。
考察レベルではなく、反証作業などを終えた確定レベルの情報も多い。
表示デバイスの先端研究成果を知ることができる、貴重な一次情報引用元として覚えておきたい。

http://www.itu.int/pub/R-REP-BT.2246


BT.2390
High dynamic rangetelevision for production and international programme exchange
番組制作および国際番組交換に使うHDRテレビ

OOTF, OETF, EOTFの定義、PQ<->HLG相互変換方法、各方式の概要などがまとめられている。

https://www.itu.int/pub/R-REP-BT.2390
0739名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/21(金) 23:57:46.70ID:VUS4XtpX
BT.2408
Guidance for operational practices in HDR television production
HDR映像制作における運用方法のガイダンス

>>703-705 で紹介したが、撮影/編集を職業とする方は必読。
今後、HDRコンテンツ制作時に指標と成りえる、ルミナンス値が記載されている。
主要な被写体のルミナンス値が書かれた TABLE2 は、第0版(2017年10月)と第1版(2018年4月)で、内容が変わった。

第0版 物体 | cd/m2値 | PQ値  | HLG値
ーーーーーー|ーーーーー|ーーーーー|ーーーーー
 肌色   | 地域によって異なる (値は未記入)
      |     |     |
森林樹木  | 30-65 | 39-47 | 40-55
氷の表面  | 155  | 55   | 71
放散白色  | 140-425 | 54-66  | 69-87


第1版 物体 | cd/m2値 | PQ値  | HLG値
ーーーーーー|ーーーーー|ーーーーー|ーーーーー
明るい肌色 | 65-110 | 45-55 | 55-65
中間の肌色 | 40-85 | 40-50 | 45-60
暗い肌色  | 10-40 | 30-40 | 25-45
      |     |     |
森林樹木  | 30-65 | 40-45 | 40-55

最新版は、2019年4月発行の第2版。ページ数は 19->35->41 と増える一方だ。
改版は、ページを増やすだけではない。内容の一部が書き換えられる場合もある。要注意。
油断せず、こまめな再チェックをおすすめする。

https://www.itu.int/pub/R-REP-BT.2408
0740名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/06/22(土) 00:08:53.98ID:/Toh9YO0
公共空間で多数の人間が集団視聴する大型表示デバイスについても、ITU-Rは規格書を出している。

BT.2000
Use of large screen digital imagery Recommendations in video information systems applications
大画面デジタル映像(LDSI)を使う、ビデオ情報システム(VIS)を運用するときの推奨事項

BT.2000規格書自体は、あまり詳細を述べていない。
参照すべきほかの規格書番号を紹介し、振り分けている。
(BT.1662〜1666, 1679, 1680, 1686〜1690, 1694, 1721, 1727, 1734)

https://www.itu.int/rec/R-REC-BT.2000/en


ITU-R BT規格書、主要なものを見つけやすいようURLがまとめられた一覧ページはこちら。

https://www.itu.int/pub/R-REP-BT/en

規格書紹介はここで一区切りし、終了する。
後日、注意喚起が必要と思われる事柄が見つかれば、随時投稿する。
0741名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/07/13(土) 13:41:24.50ID:DP4Cxl+j
ITU-R BT.2245
HDTV and UHDTV including HDR-TV test materials for assessment of picture quality
画質評価用のHDR-TVテスト素材 (HDTVとUHDTVも含む)

>>732 で述べた、BT.1210 (画質評価に使用する試験素材) の具体例提示。

映像機器のテストで使う指定映像素材が、サムネール静止画付きで示されている。
サムネールのうちいくつかは、CIE1931色度図内の色分布グラフも併記。

https://www.itu.int/pub/R-REP-BT.2245

指定映像はおそらく有償頒布、用途も制限されている。
入手方法は、下記団体いずれかに問い合わせたほうがよいだろう。

日本ITU協会
https://www.ituaj.jp/

映像情報メディア学会
https://www.ite.or.jp/
0742名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/07/13(土) 13:46:01.04ID:DP4Cxl+j
ITU-R BT.2245 指定映像 使用制限

映像設備構築業者は、システム調整時や障害調査時、共通映像素材を必要とする事がある。
メーカー・輸入代理店・販売店は、技術セミナーや販売促進展示会をひんぱんに行う。

これらの状況で、前述の指定映像を使えるか否かの基準は、BT.2245規格書 Annex3項に書かれている。

許される使い方

a) 技術的評価
- 機器及びシステムの、研究開発
- 開発及び製造工程中の、機器試験
- 放送及び電気通信のための、伝送条件試験
- 機器のメンテナンス

b) 技術的デモ
- 技術会議やワークショップでの発表
- 展示会で、機器の性能と機能の発表

禁じられる使い方

商用制約
- 販売商品に同梱
- 販売商品の宣伝用デモンストレーション

コピーの配布

著作権者、あるいは許可された頒布者にのみ許される
0743名無しさん@お腹いっぱい。垢版2019/07/13(土) 13:52:26.23ID:DP4Cxl+j
ITU-R BT.2245-6 (2019年4月発行) 指定映像 撮影使用機材

解像度 1920×1080

カメラ: ソニー製 HDC-1500 / SRW-9000 / HDC-F950 / HDW-750P
ARRI製 D21
RedDigital製 RED ONE

レンズ: シネレンズ各種 (キヤノン製 or フジノン製)

レコーダ: アストロデザイン製 HR-7401
JiuHeCheng製 非圧縮HDレコーダ

解像度 3840×2160

カメラ: ソニー製 PMW-F55
レンズ: ARRI/ZEISS製 マスタープライム
レコーダ: ソニー製 AXS-R5

解像度 7680×4320

カメラ: ハッセルブラッド製 H4D-200MS
 センサー種類 CCD
 センサーサイズ 49.1×36.7mm
 デモザイク後ピクセル数 8176×6132 pixel
 色階調 16ビット

レンズ: 不明
レコーダ: カメラ挿入メモリカードにRAW記録
レスを投稿する


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