ワインの話 〜ことの顛末〜

当日、ちょっとした料理が振る舞われました。食物アレルギーを心配して主は声をかけていた人に好き嫌いとかダメなものをあらかじめ聞いていたのですが
彼には何も声がかからなかったようでした。グレープフルーツチューハイなどがあり、飲むものがないと不機嫌でした。

魚料理になったのは、釣りが趣味な方がいらして釣ってきた魚だったからです。
もちろん、アレルギーに配慮もされて他の料理もありました。
今で言うインスタ映えできる料理でどこかの誰かの生煮えとは大違いです。

飲み物で不満を言ったのがぶるつりだけ。ミネラルウォーターならあるよ?と声をかけられましたが、水なんてと吐いて捨てるような暴言を言い、午後ティーを飲み始めました。

料理を作ってくれた主の友人にはベタベタとセクハラをして、勘弁してーと主の友人は言って外へ。
ずっと我慢していたタバコを吸わずにはいられないほどストレスだったとのこと。

そこに空気を変えるべく出されたのがあのワインでした。安価だし、おつまみレシピもあるから言ってくれたらLINEで流すよ!との話からワインを持ってきてくれた方には人が集まり、彼は完全放置となりました。

ひととおりLINEの交換をしたのち振り替えるとトイレに閉じ籠るぶるつり。しかも出てくると家主が嫌がっていた便座をあげて用を足して汚している始末。

家主の不機嫌な状態をみんな感じるとささっと掃除してくれる方がいたりと人柄が伺えることに。
当然、彼は邪魔な存在に。

残飯漁りに出たのもここからでした。
勝手に冷蔵庫を開け、ソフトドリンクをらっぱ飲みし、誰にも飲ませないと言う行動をし、家主は追い出しました。

そして、ワインを持ってきた方と家主と残った有志で仕切り直しに街に出ました。バルサンを焚いて。

呼ばなきゃよかったのに、との声に家主は勝手に押し掛けてきたんだもん追い返せないでしょ?と。

乞食根性は何年たっても抜けてないんですね。