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きなこテュヌスのスレ
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0001はじめまして名無しさん垢版2018/08/17(金) 13:32:57.89ID:YxtjeX7w0
VIPの高校生コテハン
きなこテュヌスのスレです★
0002はじめまして名無しさん垢版2018/08/17(金) 13:34:18.13ID:YxtjeX7w0
ツイッターアカウント
@DQQVqONTzQJ6VU6
なくなってる
悲しい
0004はじめまして名無しさん垢版2018/08/17(金) 13:41:31.81ID:YxtjeX7w0
2017/11/09(木) 以降の酉
◆Nightmare.
それ以前の酉
◆khAB87mOfY

過去ログ参照用にどうぞ!
0005はじめまして名無しさん垢版2018/08/17(金) 13:42:02.27ID:YxtjeX7w0
>>3
ねー悲しいよねー
0006はじめまして名無しさん垢版2018/08/22(水) 21:07:20.98ID:6XRugU980
小説家志望の高校生なんだぜ
0007はじめまして名無しさん垢版2018/08/25(土) 10:07:13.29ID:aO7BnZXa0
42 :きなこテュヌス ◆khAB87mOfY [悠久の時をかけるおはぎage]:2015/12/01(火) 03:54:45.112 ID:meAbo8RJM
最初はただの違和感だった。
何かおかしいと思いたったのが先週末の夜、そして週明けの今日、その正体に気付いた。
どれだけ鈍感な人間も、(たとえ、左右の靴下が異なっていることを、一日の終わりにようやく認める有様であろうと)
自分の部屋から本棚が消えれば、さすがに面食らう。

しかし、その時ぼくがまず思いを馳せたのは、読みかけの小説の続きだった。
ちょうど物語が佳境に入るところだったのに。
探偵役の主人公がコートをひるがえしている様を思い浮かべ、
自室のクローゼットが消失していることを知る。

なんということだ。
いくらファッションに頓着が無いとはいえ、本棚が消えて初めてそこに気付くとは。

それから僕の部屋漁りが始まった。
置き鏡、ウェットティッシュ、DVD(未開封)、スタンドライト、
エアコンのリモコン(まぁこれは僕が無くしただけかもしれないが)、加湿器。

これだけの物が部屋から消えていた。

”彼ら”は”誰”の手によって、”どこへ”行ったのだろう?

……そんなことを考えていたが、無駄だと悟った。
きっと、”彼ら”は必要とされていなかったのだ。

そう思い、ベッドに潜り込む。
――明日になって、ベッドが消えていたら嫌だな。

そんな心配は杞憂に終わった。
だって、次に消えたのは、僕だったから。
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