いま、仕事がインターバルで図書館通ってる。
中年三人組、面白いな。
第一冊はちょっと試行錯誤っぽい筆致だったけど、どんどんこなれてきてたな。
全巻揃ってないのが残念。
スレで話題になってた、くらみ谷の話を読んでみたいな。

最終巻で、那須さんが筆を置いた心境についても読んだ。
俺は保守に属する人間だから共鳴はしないけど、心情は理解できる。
広島でこの世の地獄を見た少年がああいう思想を持つに至っても不思議じゃない。
むしろ、作品の中においてはけして思想を押し付けようとしてないよね。

いいものは、決して何かを押し付けない。