現在再稼働中のPWRがBWRよりトリチウムを大量に放出する理由は、一言でいうと、
PWRでは
https://atomica.jaea.go.jp/data/detail/dat_detail_02-02-03-05.html
>反応度制御のためのほう酸の注入は一次冷却材を酸性にするので水酸化リチウム(LiOH)
>を添加してpH管理することにより、腐食生成物の発生を低く抑えている。
という事を行っており、
https://www.yepc.co.jp/products/nuclear/
を注意して読むと、水酸化リチウム(LiOH)でpH管理を行う理由は、7Liで構成される
水酸化リチウムが、中性子を吸収する事によって7Liが、4Heと3Hに核分裂して中性子を
再放出する為、pH管理による中性子の損失を防げるからではないかという様に、
バカでも推理できるよね

で、何故、PWRで反応度制御のためにホウ酸を使用しているのかというと、制御棒だけで
反応度制御を行うと、燃料棒の上から下まで均等に燃焼出来ないからではないのかな・・・
ホウ酸を一次冷却水に注入すれば、制御棒を大幅に引き抜いた状態で燃料棒を上から下まで
核分裂させて運転させる事が出来るよね
因みに、BWRは格納容器の圧力が低く為、冷却水の再循環によって気泡制御ができるから、
ホウ酸を注入しなくてもPWRと同様な事が行えるよね

でで、PWRのトリチウムによる健康被害については、
http://ikishinpou.com/news/%E9%AB%98%E3%81%84%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E7%8E%87%E3%80%81%E7%8E%84%E6%B5%B7%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%81%8B/
を読んでみ