本当はファイナルの後にいっぱいいっぱい抱きたかった。
でもね、くっすんがよしのんといちゃいちゃしてずっと話し合ってて諦めたんだ。
だから私はりっぴーとあの後抱き合って泣いちゃったんだ。馬鹿だよね
りっぴーは『シカちゃんはいいこだよ。大丈夫だよ。』励ましてくれた。
ドームライブが終わった後私と他の皆はいつどおり仕事をし、イベントに出たりで日々が過ぎた。
仕事帰りに電話があった。よしのんからだった。
南條「おっすー。元気にしてる?明日時間あるから、どっか行かない?」
ユリカ「大丈夫だよ。よしのんが誘ってくれるのは珍しいね?」
南條「いや〜、ライブが終わって、仕事が忙しくてね〜そういやだミューズの子と会ってないな〜気がしてね」
ユリカ「ふ〜ん、ところでよしのんは今も・・・・」
南條「じゃあ、また明日。メールするから遅れんなよ!」
ユリカ「あ!ちょっと・・・・」
相変わらずだな〜、よしのんは、私が言いたいことをばさっと切って、メールの重要案件で
「それじゃあ伝えといたから。私は今からネトゲーをやるのだ。お休み('ω')ノ」
という本当に30歳かよと疑問に思えてくる。まあいいや、私はシングルPVでもらったあの服で行こうと
翌日 私は待ち合わせ場所に30分前に着いた。ミューズの中で一番高いのは私だから、よしのんもすぐ気づくだろう
ん?あのタクシーによしのんが乗ってるな。手を振ってみようかな。と思ったけどあのタクシーなんだかぎこちないな〜
ふらふらとタクシーが急に左折して急停止、大丈夫かこの車 よしのんが降りてきた。ふらふただ
南條「や、やあシカ。お待たせ。」
と言ってよしのんは開口一番そういった。