小栗虫太郎 その3
黒死館徘徊録
ttp://www5.ocn.ne.jp/~k594k/page001.html
作品リスト
ttp://homepage3.nifty.com/DS_page/oguri/list.htm
青空文庫公開中の小栗虫太郎作品
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person125.html#sakuhin_list_1 初代スレは栄光に輝きて1000レスで殺さるべし。
2代目スレは733レスで吊るされて殺さるべし。
ワロタ
、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,
_) (_
_) ナ ゝ ナ ゝ / ナ_`` -─;ァ l7 l7 (_
_) ⊂ナヽ °°°° ⊂ナヽ /'^し / 、_ つ (__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o o (_
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!、\ \.  ̄ハゼクラ クマシロ \二-‐' // 今、図書館で教養文庫のシリーズ借りて読んでるけど、
噂に聞いてたほど読み難いとは感じないわ。
小栗の前に借りてた泉鏡花には全く歯が立たなかったけど。 幸田露伴も試せばいいよ
小栗虫太郎がすらすら読める この人は文章がいいね。
泉鏡花と肩を並べる稀代のスタイリスト。 >>12
未刊行か。特別版ですごい分厚いのにしてほしいw >>16-17
この何気ない書き込みを足し合わせると、massacre…虐殺
(((((;゚д゚)))))ガクガクブルブル >>20-21
この何気ない書き込みを足し合わせると、小五ロリ…悟り
(((((´∀`)))))ポクポクポクポク …だから語呂合わせはもういいって
そのうち「黒死館の積木唄」って作品、誰かさんに書かれるぞ。 ヤフオクで今出品されてる本人自署・識語付き黒死館の本が30万超えてて笑った。 >>25
古書の業者も入札してるんじゃない?
カタギには手の出ない世界だ・・・ 好きなミュージシャンのサイン入りLPとCDなら持っているがw ってなことでうちには乱歩と都築道夫と筒井康隆ならある
あとは小栗や まんがで読破 買ったよ。
想像以上にページ数が少ない。
内容がギュッとつまってるといいな。 黒死館はストーリーやトリックが重要なのではなく小栗虫太郎が書いた小説だからこそ価値があるんじゃないのか? あのストーリーとトリックで、乱歩が書いたらどうなってたろう? 犯人は二十面相、テレーズの中には小林少年が隠れている。
文代さんがカリルロン(?)を弾いている。
当主旗太郎は男色。
黒死館のどこかに財宝が眠っている。
…こんなもんか? 乱歩が書いたら普通に読みやすくてゾクゾクしてワクワクする長編で引き込まれそうだけどそれは既に黒死館ではない 6人中3人くらいが20面相の変装だったりするんだろうな
対抗して旗太郎が実は小林少年で。
地下で湯があふれそうになってるとこでは天井まで水位が上がる中を絶体絶命の思いをするだろう 法水先生ばんざーーーーーい、少年探偵団ばんざーーーい
なんてラストいややw 法水「●●さん、実はその銃の弾は僕がとうに抜いて置いたのですよ」
●●「ズコー(Kの字の格好でずっこける)」 その死体もじつは土葬の風習の残る墓から調達したもの。
死体損壊程度だな。 逃げる気球の垂幕に「カーテンフォール」と書いてある。 「先生!あれを見て下さい!」
「あれは……」 カーテンフォール
怪人二十面相の乗る気球に鮮やかに蛍光塗料の文字が浮かび上がっていた。「――――閉幕」 まんがで読破の黒死館殺人事件、読んだ。
いろいろ端折ってるけど、このページ数でまとめたのはなかなか関心。
ダンネベルグの光る死体のトリックが間違ってるけどな。 おー、懐かしいな
立風書房だったかな?
ノドを切られて回転しながら落ちてその遠心力で血を抜き取られて
血は屏風か掛け軸に吸収されてどうたら言うトリックや
壁にめり込んで出来た顔型に別人が顔を突っ込んで死んだ為に
違う人と勘違いされたとか
赤塚不二夫くらいしか思いつかないトリックが凄すぎたな 検索したら
まんがで読破ドグラ・マグラ のほうが気になったわw >>50
上手くまとてあったよ
チャカポコはなかったけれど >>51
チャカポコのないドグマグなど、夢野ではない! >>52
それは原作を読んだときのお楽しみ、でいいんじゃないか?
と思う おお、まんがで読破で黒死館殺人事件が出たのか
小説では小難しい考察ばかりで分かりにくかったからぜひ読んでみたいな 算哲が生まれた娘に跡を継がせようとさせなかった理由がわからん
人間栽培の実験台にしたくなかった(親心)
そのせいで
実の子なのに子と認められない事実に絶望した娘が犯行に及んだわけだね ttp://fujihara.cocolog-nifty.com/tabesima/2007/07/post_55ef.html
高知県に西洋風の城があるが、殺人事件とか似合わん雰囲気 そもそも西洋風の城みたいな場所での生活を
日本人はまともに想像できんだろう
ラブホ買い取って改築したような変な別荘で
「館」ものの(ミステリ小説世界にしかないような)連続殺人事件が起きてれば
それで十分だろう 小栗の書肆関連を研究している人たちに参考になればと、投稿します。
「女人果」が「大陸一代娘」というタイトルで『大阪朝報』に連載されていました。
私の手許にあるのは、昭和13年11月14日に発行されたもので連載22回目でした。
挿絵は中島喜美です。
旗太郎は算哲と血は繋がっていないのか
ディズクビィの「次なる男はアダムと‥」
を読んでい、算哲の第2子だと思っていた ど忘れしたので恥を忍んで聞くけど、
グレーテの死体って何で光ってたんだっけ。目欄でいいから誰か教えてください。 まあ、ネタバレしようがすまいが関係ないことだけどなw 桃源社の復刻版の澁沢解説を最初に読んで、うわぁ〜もろネタバレじゃん!と思いつつ本文読み始めたら、
そんなことはどうでもいいと夢中に読み進めた俺がいる。 あ、だからといってここでネタバレ推奨してるわけじゃないからね。
これだけは言っとかないと。 黒死館は真相やプロットより枝葉末節や雰囲気に価値があるからな
これが他作品と決定的に違うところ
トリックのダイジェストとかしても黒死館の真価にはたどりつけん トリックとよべるかどうかわからん机上の論理が多いが
机上の論理の産物を楽しむような部分もあるからな
車いすとジュウタン然り、カリルロン演奏の疲労で失神するのも然り、弩の収縮然り、水と足跡然り、
噴水と上空の気流然り
過去スレの言葉を借りれば
Rube Goldberg machine的なお遊び 1年かかって黒死館読了したけど、さっぱりわからんかった。
法水が粋に初競り!?
それはともかく、
>>79
そもそも豪勢な食事というものを特に成人になってからしたことあるのかな、あの人。
デビューするまでは赤貧子沢山で夜逃げの連続、
探偵小説家になって成功してもアホ高い本を仕入れて来る、
そうこうしてるうちに戦時体制下。
久生十蘭と比べて、こと食の知識については作品中でもそんなにひけらかしてなかった希ガス 青空文庫の小栗虫太郎作品はやけに少なくないか?
人外魔境とかもっと公開されてもいいのに。 だろうな
同じ文量の他の文の3倍くらい労力かかりそう 漢字の変換だけでも普通の入力ではムリで
その上わけわからんルビだからな。
OCRでも大変だろ。
そこまで熱意のある連中じゃないからな。 黒死館みたいな長編は大変だろうが、
短編ならそれほど労力はかからないんじゃないの? 普通の文を10ページ分やるのと、
普通の3倍の労力や手間がかかるページを3ページ分やるのでは
単純計算上の労力では後者の方が楽だが
気分的には前者の方がはるかに楽なんじゃないかな。 去年から探していた黒死館、
ようやく本の山の下から見つけ出した
黄色く変色しヨレて古文書の有り様
もう少し部屋の片付けキチンとしろよな<俺 orz 黒死館が映画になった夢を見た。
白黒で、サイレントだった。 >>90
ウラヤマシス
最近の状況みると
人によっては
日本人全員栄光に包まれて死ぬべし
とか騒いでるし; 紅殻駱駝読んだんだけど、他の小栗作品より数倍読みやすかった
尾形修平ってかなり正当派の探偵だけど、こいつのシリーズってあるの? >>92
ないんじゃないかな
ちなみに探偵としては短編「咳をする兎」の赤木万平(名前うろ覚えだけど)ってのもいたけど
作品の出来も悪いし赤木自身あんまり印象に残らない
小栗作品で人間くさい探偵役としては松山俊太郎氏同様「地虫」の左枝八郎が飛びぬけてると思う 歌人の塚本邦雄によると
虫太郎の「虫」は「蟲」ではなくマムシのことだとのこと
ババア、くたば(ry ニコニコで黒死館の朗読やってるけど
残念ながら音が悪すぎ。 結局、算哲はどうやって死んだの?
左胸を刺して自害と見せかけたけど心臓が右にあるから早期埋葬防止装置付きの棺の中で息を吹き返したが
犯人に早期埋葬防止装置を作動させる為のヒモを切られて結局棺の中で絶命で良いのかな?
色々な解説サイトを回って見たけどそもそも算哲の自害しようとした動機がわからない‥
誰か詳しい人教えてください 考えるのではない
感じるのだ
それと、自害しようとはしてないだろ 聖アレキセイ事件の解決を法水が公表しなかったので云々のくだりを何度読んだことか 頑張って読む→頭に入らない→また最初から
おそるべき黒死館ループ 思うんだが黒死館読む前に完全犯罪あたりでこんなもんだと
慣らしておいた方が幸せになれるよな。 >>105
どの程度読み流せばいいかがつかめるかどうかだろうな パテール・ホモ・スムってこの小説で覚えたな
リアルで何の役にも立たなかったけど 俺はツインピークスで
ジュ・スイ・ソリテールってのを覚えたな
伸子よ、運命の星は汝の胸に横たわる(イン・ダイネル・ブルースト・ルーエン・ダイネス・シックサルス・シュテルネ)!
っていうフレーズが好き。 おまえら黒死館をどの版で読んでんの?
おいら沖積の復刻で読んだです 最初:ポケミス(古本100円でゲット)
2回目:桃源社(古本300円でゲット)
3回目:創元推理文庫の日本探偵小説全集(古本600円でゲット)
4回目:またまたポケミス。
教養文庫は、持ってはいるが(古本100円でゲット)怖くて手を出しかねている。 創元推理文庫だな
教養文庫は勝手に書き換えられてるから気に入らん 沖積復刻 1
ポケミス 2
桃源社 1
創元 2
のべで集計 ここにいるよ>河出文庫
版によって書きかえられてたりすんの?
旧漢字なだけとかじゃなくて >>120 教養文庫は初出誌と校合して誤植を訂し、さらに小栗自身の誤記にまで手を入れている。
創元も校合した形跡あり。
他は初刊本のまま。 法水シリーズを読もうと思って二十世紀鉄仮面を買ったけど、後光で止まってる。
読みたいのに読む気が起きないのはなぜだ。 聖アレクセイ寺院の惨劇やオフェリア殺しが好きだけどね。<法水シリーズ 『黒死舘』って、最初は新潮社だっけ?
なんか、意外。 青空文庫は教養文庫が底本なんだよね。
「カペルロ・ビアンカ」ではなく「ビアンカ・カペルロ」なんだよ。 法水さん。この事件の悪霊(ベーゼルガイスト)と云うのは、とりもなおさず貴方のことだ。 創元推理文庫の日本探偵小説全集
沖積舎の「小栗虫太郎全作品3」
教養文庫
青空文庫
で読んだ。
慣れると、そんなに読みにくくもない 沖積復刻 1
沖積全集 1
ポケミス 2
桃源社 1
創元 3
河出 1
教養 1
青空文庫 2
(のべ)
初読 講談社文庫上下
再読 講談社文庫上下
以下
創元推理文庫
ポケミス
教養文庫
創元推理文庫
河出
6回読んだ
桃源社単品、桃源社全集版、復刻沖積版、河出の全集版、東都書房の全集版、高志書房版上下(帯付き)も持っているので、あと6回、合計で12回は読む 教養文庫版てどうなの?
なんか小栗虫太郎の誤用を正しているみたいだけど。 >>133
手品の種明かしを見せられたみたいで萎える。<教養文庫 その知識、衒学がその作品の「中」で間違えてることがそんなに問題なんだろうか。
以前どっかで、「黒死館」で描かれている内容に間違いがあることを知ってからは読む気が失せた〜みたいな
こと言ってるのがいたけど、その人は他の本でも作品内知識の正確さ?みたいなのを求めてるのか。
黒死館では法水(虫太郎)の言うことが絶対であって、そこは突っ込みどころではないような気もする。 黒死館を長年に渡って研究してる人がいたが
黒死館の知識はかなり正確だったはずだぞ
おそらく「現在から見れば」間違ってるってだけじゃね? まあ結局のところあのペダントリーの洪水は
ハッタリと雰囲気演出なわけだから
場合によっては興ざめになるのは事実だが
余程の偏執がないとそういう読み方はしないだろう
ものすごく精巧に作って雰囲気ができてる「映画の背景セット」を
画像拡大してみればリアルでないアラが見つかると言ってるようなもんだな
羅列された個々の知識の正誤そのものにはたいした意味はない そもそも現代とは正確な情報入手難度が桁違いだしな
それこそ資料の本に誤りがあったらどうしようもないわけで
ネットも資料も豊富にある現代の基準で判断するのはかわいそうだ 法水が言ったことがその世界の中では正しいこと、なのかな。
似たような話で、法水が言ったから黒死館の犯人は○○でなんとなくの了解は得られてるわけで、
いつだったか笠井潔なんかは昔どっかで法水の推理は自分の知識との偶然の一致で、黒死館の犯人○○は法水の全くの妄想でしかない〜
といった感じなこと言ってたみたい(ソースなくてすまない)だけど、あの笠井からどんな話の流れで黒死館の話が出てきたんだろう?
さらに余談だけど黒死館殺人事件の事件内容をアリバイ、トリック、動機云々含め本気で再検証を試みたような人って今までいなかったのかな?
ひとりくらい居そうなもんだけど。 >>139
>法水が言ったことがその世界の中では正しいこと、なのかな
どこをどう読めばそうなる?
黒死館の基本構造は
法水「これこれこういう故事に照らし合わせてみても、真相はこうで犯人はAにちがいない」
(このタイミングで衒学羅列)
熊城「ふーんそうなのか」
刑事「大変です、Aが殺されました」
法水の推理ハズレ
の繰り返しじゃね? 初めて売っているトコ見た。
ttp://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k139052938 最近黒死館botが日に2、3回「黒死館〜」の中のセリフを呟いてくれるのがたまらない これできなかったら再読してこい
レヴェズの台詞より。
「天空の虹は( ア )、露滴の水は( イ )です。ですから、虹が( ウ )でない限り、伸子は儂の懐に飛び込んでは来ないのですよ」
(a) 楕円形
(b) 双曲線
(c) 抛物線
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
. i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/
i .:::ト、  ̄ ´ l、_/::|
! |: |
ヽ ー‐==:ニニニ⊃ !:: ト、
放物線とは「)」のことだ。そして双曲線は「<」。
そこに楕円形「0」を持ってきてくっつけてみるんだ。
すると「)<0」、つまり「KO」になる
KOといえば俺にはおもいあたるものがあった。
地精(Kobold)の頭文字がなんとKOなんだよ!!
冷静になってみると>>146の箇所の法水は、リアルキバヤシないしは真正のキチ●イにしか見えないなあ
貶めてるわけじゃなくて、好きなんだけれどもw 黒死館の法水はもっともらしい迷走をしてナンボだからな。
迷路にたとえてみると、
通常のミステリが「迷路を抜ける道をさがすこと」を目的としてるとすれば
黒死館は「迷路のすべての道をくまなく通ること」を目的としてるような感じ
法水はもっともらしい理屈をつけて、正解でないルートに読者を誘導して
奥の奥の行き止まりまで行ってくることを課せられたキャラといっていい。
┏━┯━┯ こんな迷路があったとしたら、
┃─┤|├ 普通なら行かずにすます左の方も理屈をつけて踏み込む
┠─|└ それが黒死館クオリティ
┃─┼─
┠─|┌
┃─┤|
┠─├┴
┃─┘─
┗━┓┏
↑
スタート そういえば読んでる途中、法水ってほんとに有名探偵か?偉そうなこといってマチガイすぎじゃねアホに見えてくると思っていた 短編の名探偵法月に親しんできたリアルタイムの読者は黒死館で電波野郎に変貌しててビビっただろうな 熊倉ひとりに任しとけば、最初の殺人の後すぐに真犯人を逮捕してたかもと思ったのは、自分だけ?
いや、あのぺダントリーは、高校時代の夏休みまるまる潰して読み返したほど、好きなんだけど。 逆に法水が電波すぎて犯人とぐるな気がしてきたよね
っていうか、法水自体何でもありな存在だからそれこそ算哲の落とし胤とか有り得るし >>152
熊城・支倉が合体しとるぞw
たしかにあの2人が本編の調子で強硬な尋問を続けていれば案外××はゲロってたかも
そういう目で読み返してみると、やけに法水は××を意図的に庇ってる風にも読めるから楽しい じつは××は自殺したのではなく、やはり他殺だったのでは?
真犯人はもちろん法水
動機はそれまで翻弄され続けてきた憎しみが一気に膨らみその腹いせに…
最後の科白「それは、一口に云えば遊戯的感情 ―― 一種の生理的洗滌(カタルシス)さ。・・・」
なんて、まさしく自身の犯行の動機を告白しているようにも聞こえる。
688 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2009/11/19(木) 04:36:55 ID:FfrDYLZZ [1/2]
序章に過去の事件などが書かれてるからよーし年表にまとめようと思ったんですよ。
ところが西暦表記と元号表記が混在しててわかりにくいわけです。
1868=M1
1912=M45=T1
1926=T15=S1
1989=S64=H1
2009=H21
などを調べて、対応させようと思った矢先、
「1852年 6/4の記事」で医学生・鯉吉(算哲)が追放されたことが報じられてることになっている。
これ明治以前、それどころかペリーが来日する前ですよね。
そんな頃から日本はドイツへの留学生なんて送ってたんですかね。
算哲の経歴など考えると、1870年代が合ってそうですし
日本の対外交流を考えても1870年代以降だと思うんですよ。
689 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2009/11/19(木) 04:53:27 ID:FfrDYLZZ [2/2]
ためしに青空文庫で調べてみたら1872になってました。
創元推理文庫の虫太郎集が間違ってたようです。 >>159-160
それは最初からずっとどの社の分でも間違ってて、教養文庫で直されたとこ。
だから >>128 みたいに言われるんだけど。 『黒死館』の世界では1852年なんだよ。
カペルロ・ビアンカなんだよ。 >>159-161
「どの社の分でも間違ってて」って小栗虫太郎が間違えてたのを
松山俊太郎が直したって理屈はおかしいだろう。いったい誰が作者なんだよ。
むしろ「改竄」「校閲のさかしら」というべし。
河出が1852だとしたらむしろ校訂者の不遜を改めたという点で評価できる。
単に教養文庫より前のテキストを使っただけかもしれないが。 >>162
>>159の引用元でも書いたけど
カペルロ・ビアンカ(ビアンカ・カペルロ)と交流があったのは
遣欧使節の4人の中では千々石ミゲルじゃなく伊東マンショだし
千々石の子孫が神聖家族の降矢木一族ってことになってるけど
遣欧使節の中で早々に棄教したのが千々石ミゲルなんだよな
細かいところを本気で突っ込めば知識も設定も穴は多い
そんな穴を気にせず身をゆだねる方が面白い >>163
もし誤植でなく虫太郎のミスなら
【※編註…1872の間違いか?算哲の生年から見るとどうたらこうたら、また日本人学生の西洋留学が始まったのはどうたらこうたら】
とでも注釈つけるにとどめるべきだろうな 法水じゃないんだから
わかったふうな口きいて噂をでっちあげたりしちゃいかん 『黒死館』の生原稿は世田谷文学館にあるから、元がなんだったかは確認できるはず。 シャビエル上人の手って結局どんなトリックとして使われたっけ?
あとやたら法水が倍音の謎を強調してたが実際どんな真相だっけか。 iPhoneのアプリでこの人の作品無料で読めるね
なんとか文庫ってやつ >>172
青空文庫か
もともとネットにはあるよ
著作権切れてるから
でも黒死館打ち込んだ人すごいよな
頭へんになるよぜったい 変にはならんだろうけど労力は他作品の数倍かかりそうだな
旧字体で打ち込む大変さとはまた別のめんどくささがありそう >>173
逆に考えるんだ。
頭が変だから黒死館を(ry てゆーか、今までずっとチュータロウだと思ってた。
1か月ほどROMります。 「ちゅうたろう」っていうのは、自筆の手紙とかに書かれていたのか? ↑
間違えた (;・∀・)
「むしたろう」っていうのは、自筆の手紙とかに書かれていたのか?
横溝とか生前付き合ってた連中が「むしたろう」っていうてるやん 今、黒死館よんでるのだが‥‥すっげーおもしろいのに、なぜかページが進まん 面白ければその気持ちを推進力にけっこう進めるからな
面白いと思えるくらいまで滑り出せばしめたもの
そこまで至らない場合は巻頭ループ地獄にハマる
読むの10度目だがまだボスフォラス以東あたりを読んでるみたいな まー黒死館は読み進んで行くと犯人誰かとかどうでもよくなるし。
小栗自身がもうわけわかんなくなってる小説だよね。 >>188
いや、かなりシンプルだろ
枝葉末節部分が膨大すぎてそっちがメインになってるだけで。 >>189
「まんがで読破」シリーズね
黒死館とかドグラマグラがあるよ
検索してみ 結局は法水が薀蓄語って捜査を脱線させまくってるだけだからね。
熊城も支倉も、わざわざあんなの呼ばなきゃいいのにw / ̄ ̄\ ←法水麟太郎
/ _ノ \ ____
| /゚ヽ/゚ヽ / \ ←熊城卓吉
| (__人__) ブビッマジパネェ /ノ \ u. \
| |'|`⌒´ノ ヴビビッ!! ビイビィヒヒ /(●) (●) \
. |. U } ...| (__人__) u. | なんだこいつ・・・マジやべぇ。
. ヽ } \ u.` ⌒´ / 呼ぶ探偵間違えたかな・・・・。
ヽ ノ ノ \
/ く >>148-153
基本的にこんな感じで見られてるもんな、法水w 何回も擦り切れるくらい読み返した
いわゆる黒い水脈といわれる作品はどれも好きだけれど
黒死館はのめりこんだ 日本ミステリの最高峰だね。
教養文庫持ってるが、今や絶版? ウチにも社会思想社の教養文庫版があるが、なんか読みにくいのでこの間河出文庫で買い直した。
読みにくい原因は文字の大きさやフォントではなかったw 小栗は黒死館以外は割に読みやすいんだけどな。
人外魔境サイコー。ミステリじゃないけど。 できれば初出時の旧字旧仮名遣いで読んでみたいな。
読みにくいのは百も承知。
たぶんネットの古本屋とか検索すれば入手できるんだろうけど、できれば自分の足で
手に入れたくて、その筋の充実してる古本屋に行ったときには探してしまう。
いくらくらいするんだろ? >>205
評判悪いの?俺も持ってるけどさ。解説以外読んでないなあ。
読むのは創元推理文庫の日本探偵小説全集6「小栗虫太郎集」だなあ。挿絵もあるし。
>>204
初出ってまさか当時の「新青年」探してるんじゃあるまいなw
沖積社の覆刻本だったら尼マケプレやオクで半額の4000円位だねえ。 沖積社の復刻で予算4000円位って決めてた方がいいね
すんごいぼったくりの金額ふっかけるとこもあるから 創元推理文庫版の初版持ってるんだけど
195ページ12行目の「たま」で大笑いしたなあ 復刻版出てたんだ。
沖積社は全9刊の全作品集は持ってるんだけど、よく見てみれば帯に復刻版の事も書いてあるな。
別に当時の本そのものが欲しいわけでもないから(極端な話、青空文庫で旧字旧仮名遣いでアップ
されてればそれでいい)、こっちの線で探してみるか。 黒死館の初版15万で売ってた。高いのか安いのかワカラン。 ハコガついていれば激安とまでは言わないまでもかなり安い。
とはいえ、ここ数年値崩れしているから、そんなもんかもしれん。 まんがで読破読んだ
意外と面白いけど、大半の蘊蓄はカットされてるな まぁ当然っちゃ当然だがw 魔界人人間界ツアー異変に魔理沙が解決を公表しなかったので、そろそろ迷宮入りの噂が立ちはじめた十日目のこと、
その日から魔界の神は、民間の旅行会社への口出しを放棄しなければならなくなった。
と云うのは、五百年の昔から纏綿としていて、魔界万魔殿(パンデモニウム)以来の悪魔家族と云われるスカーレットの館に、
突如真赤い月みたいな吸血鬼の彷徨が始まったからであった。
その、通称紅魔館と呼ばれるスカーレットの館には、いつか必ずこういう不思議な異変が起らずにはいまいと噂されていた。
勿論そういう臆測を生むについては、博麗神社以西にただ一つしかないと云われるスカーレット家の建物が、明らかに重大な理由の一つとなっているのだった。
その豪壮を極めたトランシルヴァニア・ゴシック式の城館を見慣れた今日でさえも、
時計塔や櫓楼の量線からくる奇異な感覚――まるで大図書館の古めかしい魔術書の插画でも見るような感じは、いつになっても変らないのである。
けれども、今日では、建物も人も、ちょうどドロワの変色が、染み黄ばんだ斑を作りながら布を蝕んでゆくように、
いつとはなく、この館を包みはじめた紅霧のようなものがあった。
そうして、やがては館全体を朧気な秘密の塊としか見せなくなったのであるが、
その妖気のようなものと云うのは、実を云うと、館の内部に積り重なっていった謎の数々にあったので、
勿論あの華人小娘が門を守っている、周囲の壁廓ではなかったのだ。
事実、侵入以来三度にわたって、瀟洒な弾幕の連鎖を思わせる動機不明のスペカ勝負があり、
それに加えて、当主レミリア以外の家族の中に、門外不出の四体分身(フォーオブアカインド)を形成している四人の異国人がいて、
その人達が、揺籃の頃から四百九十五年もの永い間、館から外へは一歩も出ずにいると云ったら……、
そういう伝え聞きの尾に鰭(ひれ)が附いて、それが紅魔館の本体の前で、血の色をした蒸気の壁のように立ちはだかってしまうのだった。
まったく、人も建物も腐朽しきっていて、それが大きな癌のような形で覗かれたのかもしれない。
それであるからして、そういった史学上珍重すべき家系を、遺伝学の見地から見たとすれば、
あるいは魔法の森にある蕈(きのこ)のように見えもするだろうし、
また、主人レミリア・スカーレット嬢のカリスマ的な性格から推して、現在の異様な家族関係を考えると、
今度は不気味な寝棺のようにも思われてくるのだった。 「小栗虫太郎の夢」の元管理人です。
「私家版 小栗虫太郎拾遺集」の販売を予定しています。
興味があるというご奇特な方は
http://d.hatena.ne.jp/kara_oguri/20121209/1355052214
を参照してくださいまし。 >>218
お名前の「元」が気になるんですが・・・。 旧字旧仮名で「黒死館」読むんなら、ポケミスがいいですよ 今年一度も書き込みないのかよw
黒死館の事件はちょうどこの時期だよね じゃあ俺は富貴の英町旗と信仰の弥撒旗入れ替えとくよ みなさまのお蔭で、無事「小栗虫太郎拾遺集」が完売致しました。
現在、新青年(旧字旧かな)版「黒死館殺人事件」の製本化の作業を行っています。
此方のほうも順調に捗っておりますので、販売の際はまたご挨拶に伺わさせて頂きます。 漫画版の法水ウザすぎるwwwwwww
ミサとエーカー続けて読むとマッサーカー、虐殺になる!!!(ドヤァ
だっておwwwwwww やぁ〜きいもぉ〜
やきいもぉ〜
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_(・)>∬ ピィィィィ
[焼イモ]-□
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|L ̄」| ̄ ̄ |」三三三三]
[O≡O]_r=ュ|___r=ュ」
ヽニノ ヽニノ~ ̄ ̄ヽニノ 地方在住だけど、昨日、本屋に行ったら、永山則夫の無知の涙があった。
ちょっと読んでみたけど、悲しすぎて買えないと感じて、
同じ河出のコーナーで、黒死館をみつけて買っていま読んでる。
たぶん3度目。 読了2回で読むの三度目なのか
数ページで挫折2回で読むのにトライするの三度目なのか
黒死館の場合後者のほうがありえるんだよな 読了はしたよ。
細部までしっかりわかったかどうかはべつだけど。 >>236
2度読了したぐらいでは、しっかりはわからないよね。
細部が押し寄せて渦を巻いて本筋がどこかへ行ってしまう。
テレーズとか絨毯の皺とか噴水の虹とか宝石の変色とか。 細部も、よく言われるペダントリーというより、
言葉のファンタジーみたいによんでるかも。 黒死館
30ページで挫折
館の中に入ってから情景が全く想像できん 黒死館、半分くらいまで読んだ。
人外魔境とか、タイトルはゲームのもとねたなんだろうけど、
黒死館読んでると、展開の仕方が、なにかアドベンチャーゲームに似てる気がした。 読了した。
あいかわらずこまかいとこはよくわからなかったけど、
楽団の四人の出自がわかるとことかは、もりあがった。
アドベンチャーゲームが一万円ちかくするのに、
これを900円で読めるというのは、安いと思った。 アドベンチャーゲームとの比較って、褒めてんだか貶してんだかわからんな 黒死館で演奏された音楽聞いてみたい
(暗い気分になるんだろうけど) けっこう楽しいんじゃね?
カリルロンとか四重奏とか アクセサリーの色が変わっても自分なら
「ああやっぱり、安物だった」で終るんだろうな・・・ ディグスビイの鎮魂曲を弦楽四重奏で演奏しているのにちかいのは
モーツァルト:レクイエム(弦楽四重奏版)
http://www.youtube.com/watch?v=eR5vU_zR9Fg
カリルロンの演奏風景に近しいのは
Sarabande Haendel-Carillon Castelnaudary 35 cloches
http://www.youtube.com/watch?v=R2XqmbGMMRM
※ なるほどこれだと疲れて失神しそう。
Carillon - Prelude (Barnes), Salut d'Amour (Elgar),
http://www.youtube.com/watch?v=DdqMIgJfL60
Carol of the Bells for carillon 8 hands
http://www.youtube.com/watch?v=NsNWMvqUa48
ハープと2つのヴァイオリンとヴィオラのための曲はたぶん存在しない。 >>246
鈴鳴器ってこんなんなのか
確かにこれは疲れるわw >>246
たまにはこのスレも覗いてみるもんだな。
いいモンを見せてもらってありがとう。
久しぶりに伸子の失神シーンだけでも再読してみるかなw カリルロン(カリロンまたはカリヨンが正式名)の構造がわかる動画。
Carillon 85th Anniversary - Mayo Clinic
http://www.youtube.com/watch?v=oZOXNSW1jV4
das Erfurter Carillon
http://www.youtube.com/watch?v=yEEc8viFKeI
※ 後半で「チューブラー・ベルズ(エクソシストのテーマ)」を演奏
What is a carillon? "A Carillon Is..." (2nd edition)
http://www.youtube.com/watch?v=0K_f9nAJcHo
UT Carillon
http://www.youtube.com/watch?v=p5fhHiUdvsE
100個くらいの鐘をつるすから、石造の高層建築に必要で、
ロープ、鍵盤(?)他のメンテナンスもいるから、
教会でないと設置できないのでしょう。
それを明治時代に個人で建設した降矢木算哲はすごい。というか
どういう狂気があったのだか(降霊術に使ったのかね)。 >>250
無理やり合理的な動機を考えてみると、
音楽を仕込んだ4人の養子が館の外へ出たがらないように、
ちょっとよそにないような珍しい楽器も備え付けた、とか。
見張りとかで外出を制限できたにしても、彼らが
「あー、親父が死んだら、無一文でもいいからこの邸を出たい。流しをやっても食えるだろ」
とか考えたら、彼の目的に沿わないわけだし。 >>147
死ぬほど笑ったw
法水の電波度が最大に高まったのってここかな
もっと面白いセリフがあったら教えて欲しいw 746 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:04/05/30(日) 04:12 ID:uPBU05AD [1/4]
三十年戦争を勉強したので黒死館が懐かしくなった。
747 名前:ノリミズ[sage] 投稿日:04/05/30(日) 04:22 ID:uPBU05AD [2/4]
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
. i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/
i .:::ト、  ̄ ´ l、_/::|
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ヽ ー‐==:ニニニ⊃ !:: ト、
『ブラーエは彼の狙撃の的となりし者を指摘した。
曰く、ベルトルト・ヴァルスタイン伯、フルダ公兼大修院長バッヘンハイム、
デイトリヒシュタイン公ダンネベルグ、アマルティ公領司令官セレナ、
フライベルヒ法官レヴェズ……』
ダンネベルグ、セレナ、レヴェズ!なんと黒死館の4人の外人のうち3人の名が
三十年戦争の記録に出て来る人名と一致するんだよ! 748 名前:ノリミズ[sage] 投稿日:04/05/30(日) 04:30 ID:uPBU05AD [3/4]
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
. i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
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ヽ ー‐==:ニニニ⊃ !:: ト、
では軽騎兵ブラーエとは何者なのか。そこで俺は調査してみた。
プロシア王フレデリック二世の伝記者タヴァはこう証言しているんだ。
ブラーエの本名は、ルリエ・クロフマク・『クリヴォフ』!!
つまり4人の外人の残り一人・クリヴォフこそが犯人だったんだ!!
749 名前:熊代[sage] 投稿日:04/05/30(日) 13:09 ID:dJsnnAuX
クリヴォフは犯人じゃないよ 750 名前:ノリミズ[sage] 投稿日:04/05/30(日) 23:10 ID:uPBU05AD [4/4]
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐' ヽ:::::::/ ゝ‐;----// ヾ.、
[ }二 |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l リ ̄ヽ |l:::::::::::!ニ! !⌒ //
. i ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ':::::::::::::::::ゞ)ノ./
` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ :::::::::::::::::i/‐'/
i::::::::::::: .:::ト、  ̄ ´ ::::::::∪::::::l、_/::|
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ヽ::::::::::: --───-- :::::::::::::::::: !::::::::::::ト、 あなたは算哲のことを「ハートの王様」といったね。
カルタのハートのキングを見ると、上下の胴体が左削ぎの斜めの線で
切り取られている。
隠された心臓は、右側の上端に絵印になっておかれている。
すなわち、算哲は右側に心臓を持っているんだよ! >>257
> すなわち、算哲は右側に心臓を持っているんだよ!
実際にそういう人はいるそうですな。 第21回 桑野塾
日 時 2014年1月25日(土) 午後3時〜6時
会 場 早稲田大学 早稲田キャンパス 16号館820号室
【早稲田大学Webサイトのキャンパス地図&交通アクセス】
内 容 小栗虫太郎の世界
●「虫太郎周辺の人々とサーカス」大島幹雄
●「ケルト・ルネサンス――虫太郎の創った世界」山口雄也 小倉虫太郎なんて人がいるんだね。
ペンネームだけど。 人外魔境読み始めた
法水物より読みやすくてびっくり 俺が前に古本屋で買った人外魔境は乱丁本だった
まあおかしい部分は青空文庫で補完したけど 旧角川文庫版の乱丁本はけっこう出回っているみたいだね。 >>270
理解の無い遺族の存在を信じてブックオフ巡りしよう グレーテは栄光に輝きて殺さるべしとか書き込んで欲しいのですか 作品社から新青年掲載版「黒死館」が出る計画があるそうな この間古い新聞記事を調べていた時
「オール読物」昭和14年4月特別号の広告に目が止まった。
この号では「探偵作家コンクール」という小企画があったようで、作品名にまず
「?(問題提出)……小栗虫太郎」というのが載っている。
以下、横溝正史、海野十三、久生十蘭、木々高太郎、甲賀三郎、大下宇陀児の各氏の作品名。
虫太郎がお題を出して、それをテーマにした作品を各氏が書いたんだろうか。
機会があったら調べてみたい気がする。 作品社はッやーくっ!!。でも粗悪品は嫌だから、決して急がないで!! どこかで読んだような話・・・・・
【F1】バトン夫妻(妻はモデルの道端ジェシカ)、休暇中に昏睡盗難被害! 婚約指輪など5800万円相当(c)2ch.net
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1438926705/ 就寝中に瓦斯灯の火だけを消して云々というネタは読んだ気もするが
オグムシだっけ? テレビで視覚トリックに関する番組やってて、その中で2つ同時に点滅しているランプが背景色によって、
交互に点滅しているように見える、あと別に二色の光源が上下に並んで左から右に同じ速度で移動しているのに、
背景に白黒の縦縞模様を配するだけで、2つの光源が交互に進んでるように見える。
これ見たとき思わず小栗の作品に出てきそうなトリックだなと思ってしまった。 明文化した人はいないが、錯視ネタは非常に多い。
小ネタで印象的なのがひとつ。
「白蟻」の木のうろが女性器に見えると云うのは理解できても、
「絶景万国博覧会」で老女の顔が女性器に見えると云われて驚愕した。 若い頃、童貞卒業した時に 道行く女の顔が女性器に見えた事はあった。 旗太郎は人間栽培において何の実験だったの?
伸子が実子で可哀想だから実験台にはしないけど遺産もやらないのに
実験台4人と旗太郎には遺産をやるっつー話がイミフ 設定ミス?違うな。
小栗自身も何を書いているのかわからなくなってただけだ。 旗太郎も言ってるが、遺産をカタに実験台を家に縛り付けておくためだろ 後光、アレキセイ、夢殿、失楽園を読み終わって準備万端
これで黒死舘だって怖くないぜ
このシリーズは話の舞台がすこぶるいいね
廃墟の教会や、ちょっと変わった寺や、実験場とか
失楽園なんて長編でもいいぐらいの内容だった 小栗のペダントリーは強烈なスパイスだが
饒舌過ぎる諧謔でもある事を忘れずに楽しんでくれ。 黒死館以外じゃ、法水は出ないけど魔童子が好き。
第一篇から終篇まで四章立てなのにもそそられるものがある。 「黒死館」読み終わった
奇書っていうから身構えたけどすげえ面白かったよ
途中から無茶な衒学が快楽にすらなってきた
ネットのない時代によくぞここまで無駄知識を詰め込んだもんだ
「ヘイムスクリングラ」なんて名前出したのこの人しか見たことない 「悠くりしようよ>>302君、あの日本で一番不思議な作家を気
に入ったのだとしたら、どうせ一、ニ年間は、予備智識に費る
ものと思わなきゃならんよ。
ようこそ、小栗ワールドへ。 なんか welcome to underground を彷彿とさせるレスだな イーグルスのホテル・カリフォルニアかザ・フーのトミー思い出したわ
welcome! Wwwwwwwwwwwwelcome to this crazy NOVEL!!
このイカれた館へようこそ
Keep you burning 駆け抜けて
この逆説と暗喩と博識(嘘あり)のまっただ中 >>305
後者だと降矢木家門外不出の弦楽四重奏団は毎回演奏が終わると楽器を叩っ壊すし
テレーズ人形はティナ・ターナーがモデルになっちゃう。 館の見取り図が欲しかったな
ググってもどこにも無くてビビった
あと人形が扉を開けるのとオルゴール使って扉を開く
ピタゴラ装置みたいなトリックは図がないとどう頑張っても理解不能 >館の見取り図が欲しかったな
法水も「全館のを要求する」ってセリフを言ってたけど間違いなく小栗は建築構造を端から考えてない。
断片的な見取り図はあるがあれは小説の装飾的なもので、どこまで読者の役に立ってるのか・・・。
社会思想社現代教養文庫「小栗虫太郎傑作選・紅毛傾城」巻末の付録インタビュー(九鬼紫郎「負傷したコサック騎兵」)で
連載時既に作者自身がそういう読者の批判の手紙を受け取ったと言って特に反論もしてないし
同じ教養文庫の広告に一緒に掲載されていた
やまぐちかつやという小栗虫太郎研究してる人の小文中でも建築構造について「ありえるはずがない」とコメント
(どこがどうありえるはずがないのか書いてもらえればもっとよかったんだけども)。
沖積舎「小栗虫太郎ワンダーランド」での松山俊太郎(上の傑作選編者でもある)と紀田順一郎の対談でもそれで意見が一致。 遺産に関係ない易介はなんで殺されたんですか?
そもそも何故自分から鎧に入ったんですか 給仕長の易介って作者から結構不憫な扱われ方しているように思う
>>310
読み込みが甘くて間違ってるかも知れないけど
メール欄の1、2 かな? テレビで校閲ガールってドラマやってるけど、石原さとみに黒死館の校閲やらせてみたいな
小栗虫太郎に付箋付けまくりで原稿突っ返したりしてw
校閲娘〜戦前探偵小説篇 小栗虫太郎が純文学を書かなかったのは、本当に悔やまれる。 小栗虫太郎が黒死館殺人事件を残してくれたことには感謝する。
今まで生きてて良かった、と感じる事の一つに数え上げられる。 4〜5年に一回は読みたくなるな
読み出すと何とか最後までたどり着く 河出文庫で読んだけど
初出の時にはルビ振ってなくて
あとから同じ言葉が出てくるときにルビ振ってあるいやらしさはなんなの 河出文庫、今度は『二十世紀鉄仮面』だとか。
扶桑社文庫には入ってたけど、初刊本の復刻からは漏れていたので、
テキストは初刊本をまんま使ってくれると有難い。 桃源社の復刻版の「二十世紀鉄仮面」が、保管が悪くてボロボロになり廃棄したのが痛かった 黒死館を読むなら創元の日本探偵小説全集版一択だよな
あの挿絵は素晴らしい 楽器は普通に構えていますが、実は左利きというヴァイオリニストとしては、
千住真理子さんや古澤巌さんが有名です。
(コピペ) ただし例外はいるらしい
前に池辺さん時代のN響アワーで検証していましたよ!
なんとかしてNHKが見つけてきた海外のオケの古い映像に2ndバイオリンの中に1人いました。
肩当てなども逆についていました。
(コピペ) これ青空のをKindleで読んだ
残りページを非表示にしてるからものすごく長く感じた
それにしても見取り図欲しいな 小栗さんは元祖中二病者という歴史に名を残す凄い御方なのですか?
物語構成ではなく文体についてです 既知のものに置き換えたがるのは、感性が鈍化している状態にある証拠 埴谷雄高の「死霊」と「ドグラ・マグラ」の類似性が良く語られていたけど
実際には文体といい雰囲気といい「黒死館殺人事件」の方が近いんじゃないの 首猛夫や津田夫人なんかのセリフやキャラはドグラマグラ似だと思うけど、
全体的雰囲気は俺も黒死館ぽいと思う ところでおまえら的には「二十世紀鉄仮面」ってどうよ
黒死館の陰に隠れて目立たないが、なかなかどうしていけてる活劇じゃないかい 冒険小説として読めば小栗にしては読みやすいし面白い
ミステリとして読めばうーん…ほとんど推理しないし
人間くさい法水が新鮮だった ポチった。
ちなみに手元には9種類の黒死館がある。 [新青年版] 、「ニーチェ」とか「ト書き」にも注釈がついてるけど、
そこまで知的レベルが低い人はこの本を手に取らないと思う 刷り渋る時代なんだな。
勘違いして、法水シリーズ残り9篇もあり得るのか? 注釈者の山口たんがその気にならんかぎりは出るまいよ おかんに黒死館見せたら「おぐりちゅうたろう」って読んだ >>216
>それに加えて、当主レミリア以外の家族の中に、門外不出の四体分身(フォーオブアカインド)を形成している四人の異国人がいて、
>その人達が、揺籃の頃から四百九十五年もの永い間、館から外へは一歩も出ずにいると云ったら……、
まさかあの外人集団がフランちゃんになるとはな 「スガさん」とは呼ばれずに、なぜか「スガシカオさん」とフルネームで呼ばれると
以前スガシカオがラジオでぼやいていた >>63
『女人果』の転載他紙については、横溝正史の『雪割草』「解題」にも情報があるが、他にも、
「秋田魁新報」夕刊・昭和13年7月19日〜14年4月29日、
「海南新聞」昭和13年5月10日〜12月29日にも掲載されていた。 >>343
野地氏のそのツイートはどうとも感じんが現在新刊で売られている書籍を逐一ブックオフで100円で買ったと報告することは著者や出版社に対して失礼だとは思わんのかな
いろんな作家さんとも懇意なはずなのに 今月末に創元から出る「帝都探偵大戦」に法水がでてくるらしいので一応報告
作者は芦辺拓 >>360
(・o ・)ほぉ! (でも売れそうな予感がしない) >>360
>>361と同じく売れるとは思えないが俺は買うぞ 黒死館って去年7000円の注釈すごい版が出てたんだな
そっちで読めば良かった 長編って黒死館と二十世紀鉄仮面とあとなにかあったっけ
法水ものは全部読めるようになるのかな 少女達と無敵の人による或る秘めやかな「性的儀式」
無敵の人3.0 POST HUMAN SEXと
量子的シンギュラリティに関する最終報告
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n3344fs/ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be20a4887bc3d3353f527d3636c44e3) 戦後の仙歌紙本(高志書房とか)は、戦前の伏せ字を無理矢理埋めてるので、逆の意味で貴重。 いまさらながら初めて黒死館を読み始めたのだけど
10ページぐらいでもう辛い (´;ω;`)
ちゃかぽこと虚無はなんとか読破したけど... 黒死館くらい読めないようではミステリファンとはいえない
わくわくしながら何度も完読している >>372
ドグラ・マグラはチャカポコを乗り越えれば読破できる。 >>373
流れは面白いのだけど読めない漢字が多すぎる(´・ω・`) ストーリーは大して面白くないだろ、グリーン家や僧正まんまなんだし
あれは文体や描写、設定のトンデモを楽しむもんだよ
ミステリというよりSFや純文学だと思って読むべき 二週間以上かかってようやく黒死館を読破
他書では味わえないこの達成感に感無量
もっと法水さんの超絶推理を味わいたくて短編集もポチリますた 黒死館を映像化したら法水役はセリフ覚えるので死にそう
堺雅人あたりが適役か
天才的な作品
https://www.youtube.com/watch?v=SRVPRVVgl8w ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは女人果を読んでいたと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにか完全犯罪を読んでいた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 駄作だとか乱丁だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… 昔、新聞のコラムで文学者がこの小説を絶賛していた
そこで犯人の名前を書いていたのにはびっくりした
今、こういうことをやれば批判が殺到するだろう
ネタバレにうるさくなってきているから
ただ『黒死館』は犯人が分かっていても楽しめる
小説であることは間違いない 青空文庫でちょくちょく読んでるけど、幻想文学、怪奇文学の才能も非常に豊かな人だと思う
短篇・中編の佳作をもっと文庫化して欲しい 昼は図書館、碁会所、散歩 夜は勉学してたみたい
散歩は競歩に近く5、6キロ往復してた 日本にマンガアニメゲームとかにつながる西洋っぽいのをもってきたのは小栗? 追記。手塚治虫の虫は小栗虫太郎の虫でもあるそうだし。 探偵小説家の小栗虫太郎 作家像の見直しも 家庭小説を確認
ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20210302/k10012892441000.html
昭和初期に活躍した探偵小説家で「黒死館殺人事件」などの作品で知られる小栗虫太郎が、
昭和16年にほかの作品とは作風が全く異なる家庭小説を発表していたことが確認されました。
検閲が強まる中、探偵小説の代わりに創作したと考えられ、調査に当たった専門家は
「これまでの作家像の見直しが迫られる発見だ」と指摘しています。
小栗虫太郎は、横溝正史などとともに昭和初期に活躍した探偵小説家で、名探偵 法水麟太郎が登場する
「後光殺人事件」や「黒死館殺人事件」などの作品で知られています。
二松学舎大学の山口直孝教授が作品の調査を進めたところ、「亜細亜の旗」というタイトルの
新聞連載が新たに見つかり、著作目録に記録がない長編小説と確認されました。
山口教授によりますと、この作品は太平洋戦争が始まる昭和16年から翌年にかけて、
九州などの地方新聞に連載され、主人公の青年医師をめぐる恋愛や人間関係が描かれています。
これまでに知られている難解なことばを駆使した幻想的・怪奇的な作品とは作風が全く異なる家庭小説で、
検閲が強まる中で発表が難しくなっていた探偵小説の代わりに創作したと考えられるということです。
山口教授は「小栗は探偵小説、冒険小説と時期によって作風が変わりますが、これだけ違ったものはなく、
これまでの作家像の見直しが迫られることになるのではないか」と指摘しています。
「亜細亜の旗」は今月、単行本として出版される予定です。 黒死館読み始めたけど読めない漢字とか知らない物事が多かったり
建物の構造や室内の様子とかがいまいち想像できないせいでだいぶしんどい…
ドグラマグラなんかはそこまで苦にならなかったけどこれはきついかもしれない (1)ノリミズがもっともらしい珍説をぶちあげる
↓
(2)文献から得られた膨大な情報で裏付けをする
↓
(3) 、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,
_) (_
_) ナ ゝ ナ ゝ / ナ_`` -─;ァ l7 l7 (_
_) ⊂ナヽ °°°° ⊂ナヽ /'^し / 、_ つ (__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o o (_
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/ `''.v'ν Σ´ `、_,.-'""`´""ヽ
i' / ̄""''--i 7 | ,.イi,i,i,、 、,、 Σ ヽ
. !ヘ /‐- 、u. |' |ノ-、 ' ` `,_` | /i'i^iヘ、 ,、、 |
|'' !゙ i.oニ'ー'〈ュニ! iiヽ~oj.`'<_o.7 !'.__ ' ' ``_,,....、 .|
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_,,..-<:::::\ (二> / ! _`-っ / | 7  ̄ u |i'/
. |、 \:::::\ '' / \ '' /〃.ヽ `''⊃ , 'v>、
!、\ \.  ̄ハゼクラ クマシロ \二-‐' //
↓
(4)違った。
このくり返しだと思えば気が楽です >>389
館の地図などは何度か出てくるけど
位置関係を覚えてないと味わえないトリックや謎解きはあまりないので
分からないこと、その場で消化できないことが多くても
とりあえず何かが起きるところまで半ば読み流しながらでも読み進めるといいと思う
じゃないと毎回挫折しては
>>186みたいに序盤だけ何度も読み返してる状態になりやすい 肩肘張らないで気軽に読むといいよ
寝る前に少しずつ読むとか 少しずつだと
意味がわからないまま→記憶に残らない→また読み直し
になりがち 少しずつだと
うさんくさい生理学→うさんくさい心理学→無茶な連想
の連続でめげるから一気に読んだ方がいい 桃源社の「悪霊」って後期の作品集を前に買って、ちょっと読んでたけど、
愛を基調とした大東亜共栄圏、みたいなセリフがあって、
小栗は完全に天皇にだまされてたような感じなんだな、と思った。
遺作は社会主義探偵小説という「悪霊」だけど、
それが遺作で未完だというのを思うと、なんか… >>397
創元推理文庫の日本探偵小説全集に息子が書いてたけど、
虫太郎は熱狂的な天皇崇拝者だったそうな
終戦直後に息子が共産党を支持するようになって父子で殴り合いの喧嘩したとか書いてあった
そんな虫太郎が「社会主義探偵小説」なるものを書こうと思い至ったのは息子に感化された部分があったのだろうか >>398
小栗虫太郎は何か完全にコントロールされて生まれてきたような子どもだたんじゃないか、とか思ったりしてしまう。
ただ、本人がいい人だった、というか、 小栗宣治の「小伝・小栗虫太郎」ね。
昭和天皇と同い年でファンだったと書いてある。
「徴用」と「懲用」の間違いでも話題になった文章。 幸田露伴が小栗虫太郎に注目していたという話のソースをご存知のかたいらっしゃいますか?
露伴全集にはありませんでした。 >>401
どこかで読んだ。どこで読んだのかまでは記憶にない。 幸田文が小気味良い語り口で繰り出す父・露伴との思い出話(「幸田露伴と探偵小説」)が楽しい。
露伴が『新青年』をわざわざ買ってきて一家で読んでいたというエピソード、
小栗虫太郎が好きだったという意外な話も披露され、
ぐぐったらヒットしますたw >>402-404
娘の証言でしたか。
ありがとうございます。
どうりで全集には無いはずだ。 黒死館の犯人、神谷伸子は、おそらく小栗の娘の栄子さん。
ただ変には考えないで欲しい。
小栗と栄子さんの写った写真があるけど、ふたりはあまり似てない。
おそらく小栗は栄子さんのために、黒死館を書いた。たぶん。 夭折した小栗栄子さんは童謡「おばけ峠」の作者だそうな 夢の野にすむ獏ならぬ九州(くす)男 大舌(おほした)吐きてえど川を干すらん
虫太郎が夢野におくったこれ、大下宇陀児かな。長野出身で九大卒なら。 盟友海野十三が、貧乏で腹を減らせた小栗の所に
「小栗さぁーん」と言って、たい焼きだか回転焼きだかを
持って行ったりしてたというエピソード好き
管鮑みたいにも思っちゃう それと、島尾敏雄さん、小栗のこと、ちょっとだけ書いてたなあ 黒死館の話題が全くなくて寂しい
【長崎】千々石ミゲルの墓「確定」、諫早に 天正遣欧少年使節 民間調査 [七波羅探題★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1650758060/ 1585当時
ビアンカ・カペッロ37歳
夫フランチェスコ・メディチ44歳
伊東16歳
千々石16歳
中浦17歳
原16歳 虫太郎は生粋の東京人だろ。
東京大空襲で、なにかあたまが変になるようなこととかあったのかな?とか考えた。
そういや、種村季弘は焼け野原になった池袋出身だな。
一皮剥けば地面なんだな、みたいに対談かで言ってたけど。 虫太郎、最期は酷かったとか噂を
家族にだまされていた、とか
天皇みたいに言うなよなー
黒死館、日本文学長編部門1位! 栄次郎の栄は、栄の国の佐賀?
熊楠の熊は竜造寺隆信で、楠は佐賀の木 あのへんでマンガつくってんだよな
ぬえ(野方)とか 聖アレクセイを20年ぶりに再読したけど、物理的な情景があまたにうかんでこん(´・ω・`)
国士舘再読はパスしておくか >>424
昭和ミステリ秘宝の二十世紀鉄仮面の思わぬ有能ぶりで出しづらくなっちゃったんだと思うの ゆうべのひととき、とかいうのを、小栗はやったのか?
たぶん、猫を殺すようなやつ。しかし小栗は、かなりそれを悔いていたのでは。 映画も小栗虫太郎らしいよ
映画よろしく、東京をマントを翻すような感じで
闊歩してたりしたとか 小栗先生の真似をして、探偵小説を確か50くらい書きました。 小栗虫太郎は探偵小説で世界を救えると思ったんだよッ!!! 日下三蔵はミソジニストのゴミみたいな引用RTばかりリツイートしてないで早く虫太郎エッセイ集成出せよ 日下三蔵はトランプアイコンをRTしてるのを見たときフォローを外した 1945年、広島に原子爆弾投下
小栗虫太郎、新宿で斬殺される
そして昭和天皇裕仁が世界の皇帝になった そして手塚治虫
あいつがなにをしているか具体的に言うと
小栗虫太郎ってよくないよ、って言っているんだよ
殺しなさい、って言っている 手塚の漫画はおもしろいけど、なぜそういうふうにすすむのかの意味がわからない
ムカついたから殺す、とかいうところだけはわかる
だんだん進行の意味はわかるようになったそうだが そして1970年くらいまで、小栗虫太郎を読んでいたのかな
1970年におそらく小栗をあまり好かなかった三島由紀夫が死んだ感じ
そして同年、日本ではじめての原子力発電所ができる
ゴミの蓮實が言っていたが、そこで時代が変わったのだろう 手塚治虫の虫は、小栗虫太郎の虫
手塚の1967年の「火の鳥 未来編」だったかな
主人公が宇宙の根源に迫っていくシーンがあるけど
原子とかの素粒子のさらにミクロなところが
虫のようになっているのは、虫太郎の虫か
タイムトラベルとかでいわれたりするワームホールとかのワームも同様なのか? マレー・ゲルマンは、クォークという言葉を
ジェイムズ・ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」からとったそう
「フィネガンズ・ウェイク」は、riverrunという言葉ではじまる
これは川を流れるウンコのこと
芥川龍之介の芥川はゴミの川、という意味 小栗先生、けっこうモテた感じでもあったと思うし
ずっとポジティヴな感じで仕事にとりくめたと思うけど
絶対、大変
だいたい飯食えなかったって書いてあるだろ 小栗さんはけっこうはじめの時期に
天皇を嫌いになったのかも、と思った はりきってつくってたんだぜ、と言っていた小栗さん。
あんな最期、許されるわけないよ。 小栗虫太郎はA級戦犯の大島浩の感じの人だろう。
大島浩の歴史観は、おそらく戦争に基づくものだと思う。
小栗さんは、おそらく大島浩の戦後戦略を、止めようとしたのだと思う。 短いなかでは夢殿殺人事件がいちばん好きです。あまり話題にならなくて寂しい おれが高校生くらいの時にみせられた、小栗虫太郎が新宿駅近くで惨殺される江木(スプラッター)の映像、あれ、なにか上半身だけで動いているのは、大人の大きさではなく、子どものようにも思えた。小栗もゴミだったか。そういや、前にも思ったかもな 『人外魔境』が全然読み進まない
やっぱミステリじゃないと・・・ 今さら急いで買う必要もないと思ってなんとなく放置していた角川文庫の黒死館殺人事件・完全犯罪だが、もう絶版なのか、早すぎるだろw 角川文庫の黒死館、神保町の東京堂だと面陳されてるよ
返品があればAmazonの在庫も復活するだろうし、返品がなければ重版される可能性もある
そもそもが文フリとの期間限定コラボ企画なのだし >>370
『海底殺人事件』=『潜航艇「鷹の城」』も伏せ字起こし版。
桃源社の全作品が、この他者による補足版を採用したため、
以後、これが流布してしまっている。
初出誌版「鉄仮面の舌」は立風書房『新青年傑作選』第2巻で、
初刊本版は教養文庫『潜航艇「鷹の城」』で読むことが出来る。