★▲●ミステリー界の才人:吉村達也★▲◎
【朝比奈耕作シリーズ】、【温泉殺人シリーズ】、【歴史ミステリーシリーズ】
〜サスペンス、ホラー物まで
多彩・多芸を誇る吉村達也氏
最近、この人を知ったばかりなので、情報よろしく! そこまで言われると「怪文書」欲しくなったなw
「ケータイ」はミステリとしての出来はともかく、内容は結構引き込まれて読みやすかったので
割と楽しめたという印象 怪文書は今ひとつだった
そこまでエグくないのと、容疑者が少なかったからかな
和紙のようなものが使われていて、当時は色んなチャレンジがあったな、と思い出した 所詮犯人二択だから、ああいうオチにするしかないって感じだった
全編で、この怪文書はこんなに不気味で恐ろしい影響を人心に与えますよって
しつこくアピールし続けたいたのは苦笑い。
作者も不安だったんだろうな、この怪文書にそこまで説得力があるかどうかw
「お願いだから読者さん、納得して」的な
こういう描写ではなく「説明」の繰り返しによる補強は、下手くそな作家の
常套手段やないかw 金閣寺銀閣寺なんかは事件としてのネタはチープだし普通に捜査してたらすぐ解明されると思うけど
でも裏の人間関係などはセットで読むとこう、こういうきつい関係を描くのがうまいなあと思う そのへんはホラーから転向するあたりがまさに勃興期というか勢いがあるんだよね
ミステリー教室の「賞か、紹介、有名人」なんかも
今のなろうやらモノガタリドットコムやら見てると
数字の世界を生きた人だから、先を読む能力に長けてたんだな、と
今読んでも結構唸らせる言葉が多いわ
やっぱ社会人経験ある知能の高い人はこういうところが深みがあって凄い
赤カバーの文庫本で何故鋭さが無くなっていったのか ピタゴラスの時刻表で三平方の定理になぞらえて
東京〜新潟間が333.9キロ、
東京〜米原間が445.9キロ、
だから新潟〜米原間は…というくだりは話のネタに使わせてもらってる ピタゴラスの時刻表で三平方の定理になぞらえて
東京〜新潟間が333.9キロ、
東京〜米原間が445.9キロ、
だから新潟〜米原間は…というくだりは話のネタに使わせてもらってる 亡くなる前の作品の一つ「ミステリオ」を初めて読んだ
シリーズ2作目を先に読んでいたので、チームクワトロのシリーズでは
こっちの方が面白いと思った
で、日本全土を巻き込んだパニックものなんだけど
結構被害出してるけど氏の生前には起こることも予想できなかった
「コロナの猛烈な蔓延と被害に比べれば大した被害じゃねーな」ってのが感想 それだけは仕方ない
どっちにしてもコロナほどの脅威ではないと思う それ言ったら新惨劇の村の、死んだはずの父親の名を騙る人は誰なんだよってのも
わからんままだね
シリーズは気になるのに1冊ずつの事件の内容がしょぼくて、続きが出てもどれだけ売れたかわからんが… 赤背表紙本以降はハズレだからね〜
飛鳥の怨霊の首とかあのへんはつまらなさでトラウマだわ 確か吉村氏自体が物凄いお坊ちゃん家系の出で、
一橋卒な上に少なくとも社会人時代は「超」が付くほどのエリートで
勿論肩書だけでもなく社会人としても優れていたのは昇進具合でも分かる
一冊著書でどうしても気になるのがあって
「たった3か月でTOEICテスト905点取った」というのがある
TOEICは一定以上でそれだけで会社パスできるレベルの社会的に認められた試験
それも860以上は「最高ランク」として第二ネイティブとして認められるらしい
ところがこの人専門の勉強しない最初の1か月のウォーミングアップ状態で770点台取ってる
そこから2か月勉強して905点
最初から頭の作りが違うんだよな
どうりで「英語が怖い殺人事件」なんかも臨場感がある
本当の英語ビジネスマンになれる資格がある訳だな
俺は氏のラスト2,3年の駄作は体調の影響なのではないかと思う 「ウイニングボール」で「その時ブルーリッジズは五年生が主体となっており」とあるが、
小学校で六年がエースや四番を敢えて五年に譲るってパターンは、田舎育ちの俺には聞いたこともないんだが
高校生で「三年の後半からは受験だから二年にメインを任せる」程度で
もしかして吉村氏は、物凄い中学受験が六年生の時にあって
それで当時は六年は前線に立たないのが当然だと勘違いして書いたんだろうか
俺は野球やってたけど、3月まで六年メインで、
中学の野球部でさえ冬までは三年メインだったけどな
高校ぐらいだなあ、三年が早めに二年に譲るのは
結構小学生で五年と六年の体格差って凄いからな
外野に飛ぶか飛ばないかくらいの致命的な差があると思う 色々書いたら消えた
何が言いたいかというと若い頃の吉村さん凄いイケメン 探偵役の主人公キャラはそこまで魅力的じゃないけど胸糞悪いおっさんリーマン書くのはまじで上手いな ちゃんとタイトル覚えてないけど鬼の棲む家だったか高学歴のオッサンが子供二人を押さえつけるいやな男だったな >>551
主演誰だ?
また片岡・浅利・小泉かな?
大歓迎だぜ 氷室想介の事件簿・・・小泉孝太郎って書いてあるけど
氷室役を小泉ってことかな
まあどっちにせよ大歓迎だ すみません、どなたかご存知でしたら教えていただきたいのですが
とある短編小説が吉村達也の作だったように思いまして
概要 ヒューマンドラマみたいな短編、ホラーでもなんでもありません
主人公の男性A(独身30代くらい?プレイボーイ?)が友人男性Bの婚約の話を聞く。
Bも同年代で、Aから見てもとてもモテて多くの女性と浮名を流す(二股とかはなし、とっかえひっかえ)男だったので
ようやく年貢を納めたのか、と思った。ただAから見てBはとても別れ方が上手く、後がもつれるようなことが一切なかったので、羨ましいやら感心するやら。
その後Bと呑みに行き、スケコマシのBを射止めた女性はどんな人だ?とか話してたら意外な事実が。
実はBは別れ方が上手いというわけではなく……
(ネタバレっぽくなるのでいったん切ります。この先があったほうが見つけやすいようならまた書きますが)
といった感じの話です。もしご存知でしたら題名教えてもらえないでしょうか? ごめんほぼ全巻読んで大体捨てちゃってるからわからないけど
内容聞くと結構名作頻発してた頃のだと思う
「私の遠藤くん」とかが出てた頃だろうし、
背表紙は白っぽい薄紫色のページ数少な目のやつじゃないかな 氷室見たけど、丁度いい感じに小泉孝太郎が歳を食ったところを狙ってて今回も良い演技だったな
相方の女体化田丸と同級生って設定だけど、この女優がすごい老け顔でビックリした
だいたい氷室は44〜46歳ってイメージだった
定番の指ペロがトリックなのはすぐ分かったけど、結構犯人が手が込んでいて面白かった
全体的に昭和を思い起こさせるような空気感で、やっぱり発刊時に時代設定に合わせてるから、最新機器は使えないんだな
ごちそうさまでした
氷室京介さんも観ていてくれてるといいね
あの世の吉村先生へ あっ
ドラマ化するっていってたっけ、みるの忘れてた グリーンアイズ読んだ
最初主人公に物件案内してくれる不動産屋の男なんてモブかと思ったけど生い立ちと短い生涯が悲しい重要なキーパーソンだった
夫の愛人の子と自分の子をすりかえられ知らずに育てた健介母の名前が育代って皮肉な漢字だなあ
あとテレビ番組に出る霊能者の浜口、うさんくさと思ったけど意外にちゃんとした倫理観と正義感の持ち主だった 初期の頃のは本当構成しっかりしてるよ
この人は物書きの中でも特に頭脳派で頭の回転半端ないから グリーンアイズは女の霊?が地下室から何とかく~~~んって呼んでくるシーンでこわくて読むのやめた >>552
Dの変身の男もクズ夫だった
>>553
自分の名前に「優」がついてて息子に「良」娘に「可」の入った名前つけた親父の話だっけ 今のキラキラネームからすりゃ大したことねえ
母親がディズニーすきで娘が「美樹子」とか
普通だろと感じる
今はカオス過ぎる 志垣と和久井コンビが好きで10冊以上読んだけど、まだ読めてないのが探しても中々無いなあ。
前はブックオフで簡単に見つかったけどな。 宝島の惨劇を読了。
後半一気に殺人が続々と起きて正に惨劇ってタイトルらしい展開でしたが、犯人がえっ?こいつかよ?って感じで少し拍子抜けしたかな。 マタンゴ
誰も救われなかった....
悪の化身みたいな官房長官の高笑いが聞こえてくる.... >>566
謎の中毒性あるよなあのコンビ
朝比奈シリーズよりこっちがドラマ化多いのも納得できる 「邪宗門の惨劇」を読んだけど、朝比奈たち3人を監禁するにしても、あそこまでする必要があるとは思えない。
どこかに呼び出して、屋形船が出発する時間まで軟禁しておけば済む話じゃない? 結構無駄なS登場人物に多いよな
やっぱ病魔以外には無敵だった吉村先生は能力が常人離れしてるから他がアホに見えるのかもな 邪宗門は読んでて怖かったし落ちもやりきれない感じがすごい
でもほんと、そこまでするかというのはある…設定の過剰さを重視したのかな いやな奴、異常な奴を描かせたら天下一品ではあったな。
この前、横浜で元子役の女の子がストーカーに殺される痛ましい事件があったけど、ああいう恋愛感情が高じて暴走するストーカー男とか、
吉村作品によく出てきて、読んでいるだけで腹立った覚えがあるよw
「天城大滝温泉殺人事件」の犯人とか。 文通初恋先生
初期角川ホラーがまさに異常人物でイイ 言っちゃ悪いけど、頭使わずに読めるところがいいんだよな、吉村ミステリー。
大層な密室やアリバイトリックが出てくるわけでもなく、人間のよくある思い込みとか勘違いを逆手に取ったようなネタが多いから、解決編に辿り着く前に犯人を当てようという気にもならない。
警察が推理作家や精神分析医に捜査事情をペラペラ喋り、おおっぴらに協力を仰ぐのでリアリティも皆無。
西村京太郎までいくと登場人物もストーリーも無味乾燥で、昔の無声映画みたいなもんだが、吉村ミステリーはある意味「フルカラーの無声映画」ってところ(褒めてます)。 たまたま図書館で黒白の十字架を手に取って読んだけど、これ面白いな。
クロスワードパズルがなんとも不気味。ラストも気が利いている。 昔(確か厨房の頃)途中まで読んでなんじゃこりゃとなって放り出した「孤独」を、20年の時を経て読了した。やっぱりなんじゃこりゃな読後感だけど、吉村さんのやりたかったことはなんとなくわかった。
ただ、新潮社からは結局これ以降本を出していないわけだから、いまいちだったんかな。 ドラマ見たこと無いけどやはり志垣が和久井の頭をパカーンとはたくというお約束は有るのかな? 回転寿司殺人事件を久々に再読したら、回転寿司を食いに行きたくなった。 図書館で借りてきた「金田一温泉殺人事件」を読了。緑風荘に泊まってみたくなった。
ノベルス版だったんだけど、人名に誤字が多くて、京極夏彦の邪魅の雫のノベルス版みたいに、実は叙述なのかと疑ってしまった。
八木夏江(誤)→八木夏絵(正)はまぁいいとして、串木野敬吾が何ヶ所も串木野敬吉だったりして、実は敬吉が親父で敬吾が息子なんじゃないかと思うくらい(実際はそんなことない)。文庫版ではちゃんと直したのだと信じたい。
・「神田川に架かる両国橋」というツカミは面白い。吉村さんのはこの手の豆知識ネタが多いな、「日本国」とか。
・片平威雄の顎鬚だけ残して頭髪を全て剃り、口紅を塗った動機がいまいち弱い気がした。
・旅館「奥座敷」の座敷童子を犯人が怪しんだとしても、実際にそれをトリックに使うまで持っていけるかはちょっと無理があると思う。串木野がしらばっくれればそれまでなんだし。
・最後のオチは良い。 冒頭で提示される謎は魅力的なのに、種明かしをされるとショボいなと思ってしまいがちなのが吉村ミステリー。
猫魔温泉の白スーツで葬式に現れた男とか。 >>582
最初の魔界百物語も広げすぎた大風呂敷をうまいこと畳めなくて、QAZの正体が明かされても拍子抜けしていたかも知れないな。
新・惨劇の村も完結はしなかったんだっけ?
志垣と高木が葬式で悔しがる場面が最初に出てきて朝比奈の死が暗示されていたけど、本当に朝比奈死なせてシリーズ終わらせる気だったのかな。 朝比奈が死んだようにみせかけて実は異母弟を殺してなりかわっていた…なんて
探偵役が犯人エンドとか予想してみたり
でも真相はわからんな >>584
朝比奈が必死で助けようとしていた事件関係者が奔走の甲斐なく殺されてその葬式、とかいうショボいオチだった可能性も否定しきれない。
作中でキャラ愛を炸裂させすぎる吉村センセが易々と朝比奈を殺すとも思えないし、草薙葉子ですら殺しそうにない。 角川ホラー文庫の「文通」で重大な鍵を握るメ欄が昨日をもって廃止されてしまったんだな。