【佐野洋の推理日記 そのU】
応援あげ
いまこそ「検察審査会の午後」を売り出すべき 似たようなエッセイってあるのかな?
東野圭吾にでも継いでほしいな〜 小一時間どころかスレ埋めるまで説教されそう
やっぱり名探偵論争のあたりがピークなのかねえ。 >>26
推理日記の10巻だかに出てた。
都筑道夫に問い合わせたらしいヨ。 >>28
名探偵時は、真珠湾攻撃を髣髴させたと書かれていたけど、
乱歩、子供のタブーetc、
結構、都筑に問い合わせていたみたいだよ そういや、和久峻三からボロクソにこき下ろされてたのがあったね。
起立、礼、の掛け声かなんかの些細なことで噛みついたヤツ。
佐野先生、虚勢を張りながらオロオロしてるのが行間に滲んでて
面白かった。和久峻さんマジでぶちきれてたもんなあ。 >>33
レスありがとう。でも、佐賀潜までこき下ろしてたわけじゃないだろ。
「佐賀潜に代筆者がいるという噂を聞いたことがあり、さては和久さんも」
という部分に和久が激怒して噛みつき、炎上したんだよ。 >>34
その後、2冊組みのではベタ誉めだったネ。 日本はテレビ局が国に支払う電波利用料が不当に安く設定されているぞ。
政府は消費税を上げる前に、電波オークション制度を導入し、税金としてテレビ局にきちんと払わせるべき。
フジテレビ テレビ朝日 日本テレビ TBS
平均年間給与 1534万円 1,213万円 1,263万円 1358万円
従業員数 1431人 1,153人 1,159人
※全テレビ局が支払う電波利用料はたったの7億円
■電波オークションとは
電波帯域の利用免許を各テレビ局や通信事業者に付与する際、一番高い買い取り額を提示した会社に割り振る方式
先進国の約2/3が導入し、問題なく運用されており、大きな税収となっている。
■反対している者たち
・各テレビ局(国民の公共の財産である電波を格安で利用し、従業員の給料等にあてているため)
・総務省(現状、電波利用料は総務省の管轄であり利権となっている。財務省の管轄として税金化してほしくないため)
読売新聞夕刊の日本語について連載している今日の文章。
友人の話ではあるが、喫茶店で「二名様で宜しいですか?」について
いちゃもんをつけている。「〜名様というのは無礼で野蛮だ」という内容は
頭おかしい。「御一方、御二方」という言葉が適切だというが、これは御三方
までしかない。4名以上で来た客はどうするつもりだ?常識知らずな発言だ。
「宜しいですか?」についても、○×クイズ型教育の悪影響だから、
「宜しくないです」と帰るらしいが、店員は客に質問しちゃいけないのか?
人数確認は客にとっても必要な事だろう。
質問する際の「宜しいですか」より相応しい日本語が逆にあるのか? 「完全犯罪研究」の中の「偽装自殺」。まつざきあけみのマンガで
ソックリなのがあるんだ。
もちろん佐野さんのが先。 >>47
ちょっと違うかもしてないけど、
ご注文は以上でよろしかったでしょうか?
と言われると、ん?と思う
12歳 銭湯 ふくらみかけ でググれ!
//: :| |:|: :l: ::イ「|:| |i | | l; liく「 i li i;「ヽ;l: l: :l: : レ ∧\
| |: : | |ハ: |: ::| | レf千;ミ i l | 斗ぇL_い: l::l: :l:: :トイ::| | .}
| |: ::| .| いハ / |゙ i:::::} }゙「::::゙iハヽ〉l:l: :l / | .|: | | i
i l; | ヽ ` .ハヽ.〔゙こソ [.i::::ソ}ノ /;;Vレ/ レv:;| l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
l:| |: :ハ .::: ̄ ゙'-''゚ ∧::|.V |:./ < お兄ちゃんほんとに
ヽ l: ::へ __'_ ..:::::../ |::| | l/ \ えっちなんだからー
_」L:: ;ト` .、 ヾ. ノ , '´ ノ|::l/ / \_________
NHKで佐野洋ヒストリー放送を知り、ソク録画予約。
帰宅してビール片手にテレビオン。
あり、なんか知らんおっさんが。
勝野洋だった。ぽわーーーーーん。
教訓
朝はね、とかくタイドだから。でもテレビ欄は真剣にチェックしよっと。 オレも、佐野洋と佐野洋子さん(同じく作家)を、本屋でよく隣り
に並べてあって面食らうことがある。 >>55
ネット書店で作家名「佐野洋」で検索すると「佐野洋子」作品まで出てくるんだよなw 漫画家に佐野妙とぃうのがいるけど確認したら「たえ」だった >>57
「たえ」以外にどう読むんだ?
「みょう」なんて人名があるわけないだろ 社の用からペンネームを佐野洋とつけたんだよね。
江川問題では読売の記者でありながら批判した気骨の人
というイメージがある。 >>61
そう推測して書いていた人もいるが、新聞社時代の恩人から一字ずつ貰って
組み合わせたペンネームであると自伝(?)で書かれています。
後に実の娘が「解説」を書いた際にも、「社の用」から取ったペンネームである
と書かれているぐらいで、事実として広まっていますが実際には違います。
何に書かれていたのか等、手元にないので確認できないですが。 東大を戦争のため20代の半ばで卒業してるから、新聞社には
7年くらいしか勤務してなかったんだな。でも中身が濃かった
から、その後の作家活動に大きく反映されている。 日本ミステリ歴代ベスト100を今やったら、入る作品なさそうだな。
佐野洋の推理小説で「回転途中の回転ドアが故障して女性が閉じ込められる」
っていうシーンがある小説に覚えのある人、題名ご教示願う 現物未確認、うろ覚えだけど「幽霊屋敷」(角川文庫)の中に
「回転扉」という短編があった気がする。
絶版だから図書館でも確認してみれば さすがに今は新刊本屋に行っても棚に作品がないか、あっても短編集が
1冊ってお店が多い。(田舎在住) 高村薫が意図的に幾つかの単語を自己流の変な意味で使っていると
書いたのはこの人だったっけ?
説得力があり、妙に感心した覚えがある。 イメージ的には貧相な親父だけど、会うと意外にでかい人だよ。
マサイ族風。 180近くあるらしいね。昭和3年生まれだから当時では高い。 栄養事情悪くなる前のがでかいのかもね
1910年生まれの黒澤明でも180超え
昭和20年前後生まれがもっと小さい感じ >>73
なるほどね。オレの元職場の昭和20年前後生まれの人もチビばかりで、170以上の
人いなかったわ。それより10年近く前に生まれた大鵬、柏戸、明部谷なんか190
近くあるもんね。そういえば乱歩も183くらいあって、佐野さんが自分より高か
ったって言ってた。 乱歩も大きかったんだ
ボス的存在はやはり大きい方が似合う(笑
「推理日記」1から3巻まで電子書籍になってるんだな。
本人も電子版読んでるのかな。 お元気そうだから目を通してるんだろね。タバコは健康のために辞めたのかな。
酒は元から付き合い以外は飲まないそうだけど。 久しぶりにこのスレに来ましたが、講談社文庫の推理日記の方は依然として新刊は出ていない状況でしょうか? オレも出版予定はないと思う。あったらもう経年からして出版されてるはず。 個人的には既刊も全て復刊してほしいけど・・・確かに無理だろうな 推理日記もここ10年くらいのものは読んでも昔みたいに『なるほどなあ』
とうなる回が少ないからね。出版しても新刊は売れんだろ。 突きどころがずれて、文体とか攻撃してたりね。まあ、それはそれで
文句の付けようはないんだが。 ワープロ原稿のことでイチャモンつけたのは井沢元彦にだったっけ? >>90
伴野朗にだったな。あれ読んだが伴野が反論するのも無理ないわな。
確かに手書きが時代遅れとは書いてないが、流れではそういうふう
にも相手は思うだろ。 初期の頃に和久峻三の怒りを買ったこともあったような >>91
御大も満84だからなあ。毎月連載は過酷だろ。 >>92
和久峻三の件は、ゴーストライターがいるんじゃないかということだったから怒りをかって当然だったけど、
伴野朗の件は、ワープロやファックスを使っていれば、手元に原稿が残るから、容易に修正ができたはず、
あるいは、雑誌の連載を単行本にする際に校正をしていないのかという指摘だったから、
俺は、伴野朗の反論の趣旨がずれてると思ってたよ。 素人による歯の治療ってなんだよ、ってツッコミがでてくるのはどの作家に対してでしたっけ。 中町の画家の作品完成過程の時間にもケチつけてたなあ。なるほどとは思った。 ありがとう。文庫4巻に入ってる部分でした。
ここ見て思い出して読み返したくなったので助かりました。 >>99
でも、その中町の作品(奥只見温泉郷殺人事件)は面白く読んだと書いてあった。
中町信の作品に出てくる変わった病気には興味があったらしい。 佐野氏が中町作品取り上げたのはその1作だけだったね。初期の作品なんか
もっと評論してもよかった気がする。 >>95
あれは単に伴野は手書きで原稿仕上げていると推理しただけで
そのことを批判したわけじゃなかったからな。
佐野洋自身当惑していたみたいだ。 この人今までどれくらいの本読んだのかなあ。新聞記者時代は
貸本で1日2冊読んでたと書いてるし。1万冊以上だろなあ。 創価死ね
創価死ね
創価死ね
創価死ね
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小説推理今月号で、佐野御大自身が書かれているのだが、
佐野さん、「アルツハイマー型認知症」と診断されたらしい。
それが連載終了の一因なんだって。
寂しいよね。 まあ年齢も年齢だが、、、そのへんのじいさんより格段に頭は使ってるだろうが
それでもアルツハイマーになってしまうのか、、、 鉄の女、マダム・サッチャーでさえ今そうだからなあ。 未文庫分をドカッと文庫にしてくれい
文庫は全部もってるんだが・・ >>123
俺も読みたいなあ。文庫に収録されていないってのは、
個人攻撃とか過激な内容だったんだろ。 ↑
なるほど。
自分なんか、文庫第一巻で短編の締切に遅れたため印刷会社で
寝ずに執筆したっての読んで驚いたなあ。 進歩史観に反する新本格から目をそむけ続け、他人の小説が理解できない時は「似たもの同士」に電話をして、「僕もそう思います」を引き出す
人間としては、大したものではなかったな >>113
図書館で小松左京について書いたところ読んだら、
昭和38年ごろ小松に南極について聞かれた
(俺: ああ、「復活の日」のことか)
数ヵ月後「日本沈没」が出た
(俺: ええっ!?) 推理小説界の重鎮、短編の名手…佐野洋さん死去
読売新聞 4月28日(日)0時8分配信
短編の名手でコラム「推理日記」でも知られた推理小説界の重鎮、
佐野洋(さの・よう、本名・丸山一郎=まるやま・いちろう)さんが
27日午後9時25分、川崎市内の病院で肺炎のため死去した。
84歳だった。
故人の遺志で葬儀は行わない。後日、お別れの会を開く。
東京都生まれ。東大在学中に、日野啓三さん、大岡信さんらと
同人雑誌「現代文学」を創刊。読売新聞地方部時代の1958年、
「宝石」「週刊朝日」共同募集の懸賞探偵小説で「銅婚式」が2位入選。
59年、長編第1作「一本の鉛」で作家専業に。日本推理作家協会賞の
「華麗なる醜聞」など、スマートで技巧的な推理小説で、人気作家となった。
作品は短編だけでも1000作を超える。
73〜79年に日本推理作家協会理事長を務めたほか、「小説推理」誌で
73年から2012年まで39年間、474回にわたって名物批評コラム
「推理日記」を連載。現役作家による推理文壇批評として親しまれ、
09年には菊池寛賞を受賞した。死刑廃止運動や辰野事件、布川事件などの
冤罪(えんざい)事件にも積極的に関わった。1997年に第1回
日本ミステリー文学大賞。 南無
果たして氏の追悼文を書いてくれる推理作家って誰が残ってるんだろうか
ところで今の出版市況じゃ全集刊行とか無理だろうな えーこれはビックリ!!
推理日記辞めて、張り合いがなくなってしまったのではないのか!?
哀悼の意を表します むかし札幌医大で日本最初の心臓移植手術があった。(和田教授)
その疑惑を取材したのが当時読売新聞の札幌支局記者の佐野洋(後に推理作家84歳没)。
取材に協力した結果、病院に居づらくなった医者がいた。
その医者は佐野洋のアドバイスで作家に転進した。
彼の名は「失楽園」の渡辺淳一。 うおお悲しい。
もうあのねちっこい考察が読めないのか、、、
推理日記、全部文庫化・電子化してくれ。 ちひろっこ ?@787Rainbow
佐野洋子さん ご冥福をお祈りします。彼女の作品『おじさんの傘』読みたくなりました。素晴らしい作品ばかりでした。
2013年4月28日 - 12:20
ちひろっこ ?@787Rainbow 8分
100万回いきた猫
http://www.youtube.com/watch?v=x6aldhcxpT0&sns=em …
笑えるwwwwwwwwww
この人佐野洋子になんか興味ないだろう?
もう数年前に亡くなっているしw
佐野洋と佐野洋子を間違えて自信満々ツイート乙w ご冥福を、お祈りします。
「透明受胎」がSFかどうか、弟と論争した頃を思い出しました。 東野圭吾入会まで、推理作家協会で一番の長身だったんだっけ?
推理日記は何度も読みかえしました。ご冥福をお祈りします。 長編だと「轢き逃げ」「蜜の巣」「二人で殺人を」なんか好きだな 推理日記は読んだことあるけど、小説のほうは読んだことないんだよね。
作品数1000くらいあるらしいし、どれから読めばいいのかわからん。
まあ、ご冥福をお祈りします。 http://web.archive.org/web/20030829071607/http://home.s00.itscom.net/acier/special/sano/b-sano.html 「死ぬまで連載やって、亡くなって終了。」
みたいな事態は本人の性格的にも不本意だったろうから
まだ分別のあるうちに、終わったつーのがせめてもの幸いだった、のかなー >>153と同じで、小説読んだことないんですが、
試しに何冊か読んでみるなら、何という作品がいいんでしょうか。
あるいはまた、いわゆる「代表作」と言えるのはどれなんでしょう。 密会の宿シリーズなんかも好きだなぁ
短編集なら、自薦集なんかもいいよね
野球やゴルフをネタにしているのも好き 光文社文庫から自選傑作選「千の謎から」が出てる。
やっぱり短編がよかったと思うのでこのあたりからではどうかな。 あと推理作家協会年鑑に収録された短編だけの短編集もあったが
今は品切れかなあ。
Kindleにも少しある。自作解説つきでオススメ。 長編は特に「代表作」っていうのがないと思う
どれも「佐野洋」って感じでブレがない、そこがいいんだけど
まあたまにSFっぽいのとかでビミョウなのはあるけどw 細かい描写の人称の揺れとか知識のミスとかを突っ込んでたりしてたのって
実際作者側からの釈明とか反論とかがどうだったのかって全部知りたいよね
今となってはわからないままの話が多いけど
作者側からの反応が次回に載ってたりする回もあるがねー 不謹慎かもしれないが
追悼としていろいろ復刊してほしいよ。 でもコレっていう作品がなあ
推理日記完全版だったら買うけどw どっかの出版社が
短篇傑作選でも文庫5冊くらいでやってくれたら
買う
でもそれやるような酔狂なとこは無いかなー 昔々文庫が安かった時代、よく買っていたよ。
たぶん、一番買った作家だと思う。
天使の連作短編週とかも面白い。
寝る前にちょっと読みたいときなんかにピッタリ。 >>166
創元。やるとしたら創元推理文庫しかない。
そして、言われてみるといかにもやりそうな企画だ。 小説推理出してるし双葉文庫あたりで全集出してくれんかねえ それなら推理日記がまず入手しにくいのを何とかしてくれ
講談社文庫版もずっと出てないし この作家ヘビースモーカーの割には長生きだったんじゃないの?
さらに若い時はよく徹夜して執筆してたそうだし。オレなんか75歳以上
生きてたのに驚いている。特に推理作家は75前で亡くなってる人多い
からね。乱歩も71くらいだったろ。笹沢が72、山村美佐が65か。 天城一が88歳
島田一男が89歳
土屋髟vが94歳 山沢晴雄が88歳
鮎川哲也が83歳
松本清張が82歳 草野唯雄はまだ生きてて今年98歳
推理作家ではおそらくこの人が歴代最長寿だろ >>178
イーデル・フィルポッツが享年98の記録に並んだか 講談社文庫の初期自選短編集
光文社文庫の年鑑収録作による年一代表作集
文春文庫のテーマ別自選短編集
ここらへんを復刊・新装して追悼BOXとか出してほしい 確かに。
短編は絶品が多いけど正直長編はあまり面白くないような… 推理日記は読みたいけど
小説は正直どうでもいいやw というか評論家でも実作者でも
現在あのレベルの突っ込んだ評論できる人いるのかな?
かつては推理日記では名探偵論争とか
作品の記述に関する作者との論争とかあったけど
今はそういうのないよな
かつての新本格論争とか容疑者X論争とかも若干レベル低いよな 読書量や教養が今の人と昔の人とじゃ全く違うもん。
昔の人はものすごく幅広いけど、今の人は狭いもんね。 作者も読者も似たようなものじゃない?
古典を知らない人多すぎる。まあ、仕方ないのか… >>189
オレも長編はクイーン、ヴァンダインは読んだことないなあ。時間が
あれば読むけどあの年代はドイルとクリステイあたり読んどけばいいや
という気持ちもある。 本格ミステリに興味があるならクイーンは基本だと思うぞw >>192
ご意見の通りクイーンは最低でも長編5冊は読んどくべきだろう。 短編の名手と言われた頃の作品はどれも上手いと感じたが、なぜか記憶に残らないんだな。
推協の年刊アンソロジーの連続記録保持者だと思うんだけど… >>198
うまいんだけど、パターンが似てるのが多いんだよね。
都会の中年エリートサラリーマンの浮気が妙に発展してとか、
過去の男女関係が事件の遠因になってるのとか、色がらみの
作品が大部分じゃないの。1度読むとオレも内容忘れてしまう
のいが多いわ。 週刊誌で流し読むには丁度いいが短編集買って読むほどのもんでもない
個人的にはこの人の短編集で新刊で買って読んだのは競馬物だけだな 阿刀田さんなんかにも言えることかもしれない。
短編量産型の作家はどうしても同工異曲になるんだな。自己模倣と言うか… >>199
あれだけパターン化を否定してた人なのに皮肉。 確かに何作も読んでいると終わりが読めるのもあったけれど
私は一番好きな推理小説家でした >>202
同意
そして、いま読むと、とにかく人物造形が古いわ
つまるところ「当時の人間を描いてた」ってことだろうけど、人間の表層だったんだな オール読物に大沢さんと北方さんと逢坂さんによる佐野さん追悼の鼎談がのっているそうだけど、
読んだ人います? 「二人で殺人を」を読んだんだけど、あんまり感心しなかった。
かなりご都合主義に感じた。
佐野洋の小説は探偵役の設定が不自然なのが多いね。
素直に警察に捜査させればいいのにと思う。 光文社辺りで長編2本で1冊で5冊くらいの選集出してクレイ 「終の希み」の、作中人物のセリフに含まれたオチってなんなのでしょうか?
私は、それに気づかない、半分の読者っぽいです。 推理日記も読んでいて明らかに取り上げている作家を小馬鹿にしたような
表現が時々出てくるので後味悪い場合があるなあ。特に伴野朗の回なんか。 >>226
反応が欲しくて、ケンカ売ってるんでしょうね >>227
佐野はワープロで書かないのは時代遅れだとは一切言ってないと主張していたが、
前の文章からは言外にそう取れ易い。伴野が佐野のトラップに引っかかっていい恥
さらしたように思えた。 鉛筆数十本に自分で縦横升目の数を決めた執筆用紙だったなあ。
しかし同じ元新聞記者でも伴野の方がずっと若く死んじゃった。 「推理日記3」を読み直してるんだけど、
和久俊三の「佐野洋氏へ答える」の文章が妙にとげとげしいな。
佐野洋は、「廷吏が『起立』、『礼』、『着席』なんていうのは聞いたことがない」と書いただけなのに。
(代作の件は次の回で、「佐野洋氏へ答える」と同時に掲載されてる。)
>この作品の作者は、現職の弁護士でもある和久氏である。
>専門家なら、いくら筆が走ったとしても、こんなふうには書かないのではないか。
というような、代作者やゴーストライターをにおわせるような文章はあるけどね。 e-honとかで本の検索かけるとき
佐野洋子まで一緒に出てくるのが困るんだよな。 「白く重い血」と「検察審査会の午後」を読んだ。
「白く重い血」は駄作。
各章の終わりにある「B」の文章のために、途中でストーリーがわかっちゃうのがダメだ。
叙述トリックになってるのかと思ったら、そうじゃなかったし。
「検察審査会の午後」はおもしろいテーマだけど、
登場人物が全員マジメすぎて、リアリティーがない。
佐野洋って、細かいことを気にする人なんで、
小説にもその考え方が反映されてるから、会話や物語の進め方が不自然に感じることがある。 多作家だったから中身の薄い作品も結構あるねこの人。 というか基本的に薄いものばっかりでしょ
特に長編は イラストレーターで収入が少ないからと30代後半で漫画家になろうとする、ひきこもりのバカ発見。
足立区に住んでいるそうだ
http://inumenken.blog.jp/archives/7002197.html やっぱ短編の傑作は銅婚式だろなあ。ツイストが強烈だった。 推理日記だけは1からファイナルまできちんと読めるようにしてほしい。
文庫でいいから。 未収録作は、本当にクズの山だぞ
晩年に書いてたのは、商品価値ゼロの愚作ばかりで見るに忍びなかった 確かに晩年は息切れしてた感じだね。ただ、どうでもいいことに変に
こだわるのは相変わらずだった。 最近推理日記の1を国会図書館に通い詰めて読了した
やっぱり始めのほうの文章は読み応えがあるね
どっかで佐野洋全集とか企画してくれないかな初期作品がこれっぽっちも手に入らないから >>254
今は知らないが、15年くらい前は推理日記の文庫本も含めて初期作品は
結構ブックオフで手に入ってた。105円コーナーで30冊以上買った。 「新推理日記」を読んだんだが、名探偵論争は論争になってないね。
名探偵を好きじゃない佐野洋が、好きな都筑道夫に対してネチネチ言ってるだけ。
同じ探偵が出てる区小説を書き続けてるとマンネリになるというのはわかるけど。
都筑道夫は返答してるけど、文章には仕方なくって感じがにじみ出てるし。
片岡千恵蔵が出てきて、
「ある時は片目の運転手、またあるときは謎の中国人・・・しかしてその実体は・・・正義と真実の使徒、藤村大造だ!」
って言ったとき、「よっ!待ってました!大統領!」っていうのが都筑道夫で、
「下らねえ。いつも同じパターン。マンネリ。」っていうのが、佐野洋って感じかな。 >>258
それはまた別。part7は木谷恭介相手のやりとり。
佐野先生にとって推理小説は 論理性>エンターテイメント性 で一貫しているから、
そういう立場では、確かにシリーズ探偵は要らんはずだ。 佐野がシリーズ探偵を否定してるのは登場人物は物語の要求に従って生まれるという考え方だからだよ
それを逆に登場人物ありきから始めると物語作りが制限されたり物語に必要性のない人物まで書かなきゃならなくなる
新たなものを生み出す創造性こそ作家の喜びなのにわざわざそんな制限して同じようなもの書いて何が面白いのという考え方 確かに名探偵が活躍できるような事件が近辺に次から次に発生したら、
ご都合主義なのは否めない。 山ほど書いてる割には、印象に残ってる作品が
片手で数えられる程度の佐野が言っても正直説得力無い 探偵小説なんて娯楽っていうか、現実離れした大人の童話なんだから、ご都合主義だろうが
何だろうが良いんだよ(笑) 星新一がシリーズ・キャラクター物を編集者から書くことを勧められて
結局書けなかったという話と似たものを感じる。 シリーズ探偵を出す最大のメリットはやっぱり「売り上げ」だろうな。
しかし論争でそんなこと言い出す訳にはいかない。
論争になったら不要論のほうが断然有利なわけだ。 推理日記を読み直してたら、本岡類のことが書かれてたけど、
本岡類の小説が文庫化されないのはなぜだろう? 和久峻三と噂の真相の裁判に興味を持っていろいろ調べてみたのだけど、
噂の真相の神林デスクの最終意見陳述によると、
噂の真相に「和久の作品はスタッフの代作」とかかれたことについての検察の主張は、
「和久が他人に著作等の代作をさせていたかどうかとか江戸川乱歩賞の候補作品を読んだかどうかは和久の個人的な事柄に過ぎず」
「誰が書こうが、最終的に和久がチエックしているのだからゴーストにはあたらず、下書きにしか過ぎない。だから和久の文章」
というもので、「下書き」を書いてるって人がいるってことは認めてるんだな。
推理日記でも和久ともめたことがあったけど、
おそらく、代作の話しが佐野洋の耳に入ったんで、あえて書いたんだろう。 私兵刑事読んだが、実際にこういう谷町の付いてる警官少しはいるんだろうなあ。 私兵刑事は商売女性が献身的過ぎて、実際こんな人いるのかな?と思った。 >>273
ダントツで日本一。次点は誰か? ナポレオン狂の作者か、赤川か笹沢か。 江戸川乱歩賞受賞作を、余り取り上げなくなったが、佐野洋的に突っ込みどころ
が多過ぎたんだろなあ。なんせ、受賞者は佐野から見たらひよっこだからなあ。 この人の小説、たまたま病院の待合室の雑誌で、短篇1本だけ読んだことがある。
「わざわざの鎖」というタイトルだと記憶しているが、すごく薄味の推理小説だったような。
このスレ見ると、結構大御所だったんだな。 傑作はないけど、コンスタントに量産できたから、出版社には重宝されてたね。 娯楽ミステリの枠内で書くのは案外窮屈だったのかもしれんな フェア、アンフェアや視点についての考察なんかは、今でも勉強になる
っていうか今こそ必要
まあ、いまの漫画や映画、ドラマ的な作品には興味を持たなかったも知れないが
このひとがいなければ、日本人作家、ましてや新書の類は手に取ることもなかったかな
正岡容なんかもそうだけれど、生きているときから評論家的な扱いをされちゃうと、
小説家としては不幸だよね。ましてや死後は作品はまったく読まれなくなってしまう 浅学につき、恥ずかしながらこの方のことを全く存じていないのですが
このスレを見て興味を持ちました(論理性を重視する旨のレスを読んだのがきっかけです)
そこでお聞きしたいのですが、まず一冊、手に取って読むならばどの作品がお勧めですか? まったく書き込みがないというのが・・・
好きなのを手に取ればいい
現在読む価値があるかというと正直微妙
音楽やファッションは、時代が一周して、古かったものも新鮮に感じたり、
乱歩や横溝なんてのはこれ以上古くなりようもないから、
これからも新しい読者層を獲得するのだろうけれど、佐野作品はなあ・・・・
あなたの好きな作家を推理日記ではどう取り上げたのだろうかとか
そういう接し方が適しているような
評論やエッセイにしても、都筑のほうが読まれ続けるように思います ブックオフで買った『大密室』
佐野さんが密室物をどう料理するのかなと思って買ってはみたものの、
まだ読んでない >>283
佐野さんで密室なら大密室より七つの密室がオススメ
大密室は高校生の時に読んだけどあまり記憶に残ってないなぁ >>284
七つの密室て七色の密室のことかな?
だったら私の本にも収録されてます
『大密室 佐野洋 密室ミステリー傑作集』(ハルキ文庫) この人、江戸川乱歩賞受賞作は毎回は取り上げなかったね。
熟達したプロの目から見ると、アラが多過ぎて取り上げるに値しかった
受賞作もあったのだろう。取り上げられても痛いところ突かれた作品が
少なからずあったからなあ。