エドガー・アラン・ポー
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお んー 文学史的にポーは詩人>評論家>小説家でしょ で、その小説の中にミステリー的なのがいくつかあった程度って感じ 文学板に立てた方がよかったかもよ 怪談として読めば、生きてる必要はないニャ。 サイコものとして読めば、声が聞こえたり、生きてたのいう認識は、奴の脳内 のことだニャー。 その場合、警官がアレを見つけたのは、あそこで奴が錯乱したからだニャン。 >8 観察から分析して、脱出をはかるあたりは、ミステリ的かな。 危機設定が人工的な、「陥穽と振子」も捨てがたいけど。 2つとも機敏な状況判断がものをいう というやつでは>9 >>3 まあ、ミステリの元祖みたいな人だから、ここにあってもいいんじゃない。 安部公房はSFの元祖とも言ってるけど、「使い切った男」とかまさにSF。 >9 ねちねちと組み立て検証するというところでは メルツェルの将棋指しもたまらんと思う そうだな じゃあ大したネタじゃないかもしれんが 1990年代最高のボーカリスト、ジェフ・バックリイによる 「ウラリューム(Ulalume)」の朗読(+伴奏)を貼っとく http://www.youtube.com/watch?v=JgeaqpmqUT8 あの論旨は理解できんが、文章の密度とエネルギーに圧倒された。 文筆家としてのピークだったのかなあ。 そのあとに、肩の力が抜けたように「ランダーの別荘」を書いてて、 その軽みも捨てがたいけど。 >>21 宇宙論て推理そのものだけど ポーのは証拠不十分な上に論理もけっこう破綻してた。 けど村山某の「宇宙は何でできているか」読んだら そっくり同じような構成と結論なので唖然とした。 ポーは基本的には軽いね。雑誌編集者だし詩人だし。愛すべし。 この人、作家だけかと思ってたら結構幅広いのね 入門としては何を読んだらいい? ところで陸軍仕官学校の死ってポー好き的にはどうだったん? うっそぴょーんw 何監視しちゃってんの? 埼玉のキチガイ削除厨ちゃんwwwww メアリー・ロジャース事件とそれに関わるポーが映画化されるな。 これではポーはメアリーが堕胎して死んだのを知ってたみたいだけど。 そうなの? 短編全集が文庫で読めるなんて仕合わせだと思ってたんだけど 訳が古い=今風の言葉に直せってことじゃないだろ。 ポーの訳が、ってことじゃないけど、一般的に古い訳って間違い多いよ。 調査手段が現代より格段に乏しかったわけだし。 あと、読者側が持っているだろう知識もいまより乏しかったから 余計な補足説明が入ったり、そのままでわかるのに 無理やりな日本語に直してあったりする。結果として読みにくい。 創元推理文庫の小説全集は、資料的な面が古すぎる。 価値のある出版だったことは間違いないけど・・・改訂しないとキツイ。 >>52 そんなもんかね?随分とお世話になったんすけどね。 翻訳だからそういうことも可能になるんだな。鴎外なんかを 今風になんて出来ないしな。 訳の古さでなく訳の間違いの多さで改訂の必要を言う人って不思議だよな 訳の間違いがわかるくらい原書が読めるんだったら、日本語訳いらなくね? 自分はよくても他の人は誤解したまま それはそれで嫌なもんじゃないか 出来るだけ原作に忠実で且つ味を壊さない訳をしてほしい それを皆に読んでもらいたい ファンであればある程にそう思うものじゃないかと なるほど、俺は英語だめだからそういう指摘してくれる人はありがたい存在だね。 アマゾンのレビューで訳について書いてくれてるのとか参考にして 「高慢と偏見」を買ったりしたから。 ポオ全集のアマゾンのレビューだと訳の間違いの指摘は全然なかったから 間違いの例を具体的に教えてくれるとありがたいなあ。 原作に忠実でも内容の解釈によってかなり訳って違ってくるもんだよ 自分もポーの訳何本か大学院でやったけど 原文に忠実にしようとしすぎて不自然でカチコチした日本語になってる翻訳者もいるし。 名訳と言われてるバージョンがあっても、ある程度時間たったら新しい人がやるってのも良いと思うが。 読みやすい訳やら新訳出りゃ読者だって増えるし、新しい側面見えるかもしんねえじゃん。 基本的に自分が訳した分では間違いってほどのは覚えがないが気付いてない可能性大。 語訳のない翻訳なんてねえよ絶対。 海外在住経験ありゃ翻訳なれるもんでもねえし 訳読み比べたのなんて罪と罰ぐらいで、たしかに江川卓の新訳は読みやすく 明解だったけど、米川正夫の荘重なのもいいので、時々両方読み返してる。 幼年期の終わりも新訳文庫買ったけど、これは創元の旧訳の方が全然良かったなあ。 あ、ロリータも大久保訳と若島訳と両方読んだけど、これも旧の大久保のが良かった。 どれも新旧どっちが正しいのかは全然わからんけど。 ポオの新訳出るのは歓迎だが、現全集の古めかしいのも味だから、絶版しないでほしいな 英語もロシア語も原書で読めるんだったら、こんなとこにいねえよ 59は典型的な英語できないのにただ文句つけたいだけの人 原書で読んだけど古い英語って本当に難しいから大変だったし。 ただ英語がわからないと気付かない箇所はたくさんあるだろうな。 文字の並びに色々暗喩されてたりするし。 英語が古いっていうか、そもそもポーの書く文章が凝っていて難しいような気もする 英米人にとっては名文なんだろうけど、俺には読めなかったw じゃあ、創元の訳は原文の雰囲気が出てるってことだ 読みやすくするばかりが能じゃないからいいんじゃないか ネイティブにとっては名文だけど、外国人には読みにくい、ってことであって ネイティブにとっても読みにくいってのはまた違うんじゃないかw 原文の雰囲気っていうのは「英語が古い」に対してのことでね、 原文が古い英語なら、訳文も古めかしい日本語てのは仲々いいんじゃないか 新訳出すのは翻訳家の失業対策だろwww 旧訳中の誤りを訂正するだけで済むのに、全て新訳するとか無駄でしかない 余程売れる見込みがなければ改訂版みたいなのは出ないだろうな ポーじゃないが昔読んだ翻訳もので 「uh‐huh」を「うふう」と音訳してたのがあったが うふう、うふう連発されて失笑した 訳が異常に古かったのか単に珍訳だったのか まあ、ポーの小説が文庫で全部で読めるっていうのはありがたいことだから創元には絶版しないでもらいたいが、 それとは別にもっと大きい版大きい活字でしっかりした装丁の全集が出てほしいな。 創元か国書刊行会あたりで。 訳は新訳でも今のままでもいいが、できればハリー・クラークの挿画をたっぷりお願いしたい。 ポーってアメルネの中で唯一子供も読んでるよね 小学生の時もわりとみんな読んでたし まぁどこまで理解してるかは別として >>54 って自分さえ良ければ他人はどうでも良いって言う考えの コミュニケーション能力障害者なんだろうね 54 :名無しのオプ:2012/02/05(日) 17:11:58.99 ID:X60OwVqK 訳の古さでなく訳の間違いの多さで改訂の必要を言う人って不思議だよな 訳の間違いがわかるくらい原書が読めるんだったら、日本語訳いらなくね? まだ訳の話かよw >>56 が本音で具体的に教えてくれってことだろ。 あの訳は間違ってるって言われても英語読めないヤツは嫌な気になるだけで どうしようもないからな。原書で読めの方がよっぽどコミュ障害だろ。 口先だけの奴はほっとけよ ほんとに英語ができて愛他精神にあふれてるんだったら、翻訳してネットに上げてくれるよ 実際ギリシャ悲劇とか現代語に翻訳して載っけてるサイトとかあるけど、読みやすくて重宝してるよ ポーの文章は読みにくいって、マークト・ウェインも言ってるよね NHKラジオ第2 放送(木)20:30〜21:00 再放送(金)10:00〜10:30 エドガー・アラン・ポー 文学の冒険家(全13回) 講師:巽 孝之(慶應義塾大学教授) http://www.nhk.or.jp/r2bunka/ch04/index.html >>75 聞いたこと無いおっさんのラジオでの解説なんか頼りにせずに 自分で原書で読め >>73 小説って読みやすけりゃいいってもんじゃない。 読みやすさを良しとするのは、部数売る必要のある 大衆小説だけ。 トウェインはアメリカ初口語を小説の文体にした パイオニアだからそういう事を言ったんじゃね? ポーのいくつかの作品は、あの文体が面白さをスポイルしている。 原書で読むと、>>80 みたいなことがわかるんだろう 日本で暮らしてて原書をちゃんと読めるレベルならすごいけど、 海外経験がある程度あったら当たり前だよ それでもポーの文章は難しいよ。 ネイティブでも州立大学レベルの学生だと、投げ出すでしょう。 >>90 はポーを英語で読んだのを一生、自慢するんだろうな ヘンリー・ジェイムズを読んだことも自慢です。 The Sacred Fount”の後半は、二人の人間による推理合戦になります。 >>92 そういう自慢にならないことばかり自慢ばっかりしてるからバカにされるんだよ、君は。 うちの高校じゃ英文科のやつは、ポーやヘンリー・ジェイムズくらいみんな読んでたぞ >>99 つ って言うな、ボケ。うざいんじゃ なんか、おもろいとおもってんのんか! 今度、公開される「推理作家ポー最期の5日間」原作の日本語訳、 読んだ人いる? もう、絶版になったみたいなんだけど、面白いか教えてください。 それから、ラさんまたいつか出題してね。 >>105 出題? 出題したことはないです。僕はいつも推理する側です。 映画はちょっと見てみたい思いますね。 「早すぎる埋葬」読みました 短編だが、映画にして欲しい 映画観たよ ポーが探偵役で警視正を相棒にした シリーズ化できそうなのに勿体ないなあ 新潮で読んでるがモルグ街の話に入るまで長々と薀蓄を語るのは 当時の常識なのだろうか。教養なんかミステリには求めてないんだけどなw ん、ポーのモルグ街の殺人のことかい? その頃はミステリというジャンル自体がまだないw ポーって人は飲んだくれで、変わり者で、おまけにロリコンというイメージなんだが 今やってる映画の主人公はもちろんそれとは違って、立派にヒーローを演じてるんだろうね? ただ、それだとポーの名前を借りただけの別人の映画ってことになるし 飲んだくれの変わり者のロリコンがヒーローになる話だよ アホ発見! 118 :名無しのオプ:2012/10/22(月) 20:27:06.31 ID:duUfgWPT 新潮で読んでるがモルグ街の話に入るまで長々と薀蓄を語るのは 当時の常識なのだろうか。教養なんかミステリには求めてないんだけどなw >118 おまえが求めてるのはラノベ。 探偵と助手のキャラクターや関係性から発生する「萌え」とか、 いかにも探偵小説的なアナクロな世界観のデザインとか、気の利いたアイテムの見せ方とか。 そういう「アニメ設定」みたいなもんでもありゃ喜ぶんだろ。 >>125 死ぬ。 122じゃないけど。 面白かったが、NHKのラジオ講座聞いた後なので、イメージが違った。 ところで、原作の日本語訳読んだ人いる? つーか>>118 みたいな奴が小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」読んだら発狂するだろ。 >>115 純文学なんて括りがあるのは日本だけ(´・ω・`) 英語だとなんだ? ピュアリテラチュアとかピュアなんとかという言葉はないよな アートとエンターテインメントとかそんな感じか 英米でもliteratureとpulp fictionには越えられない隔たりがあるんじゃないかね たしかに「文学」と「読み物」の違いはあるな でも逆方向に「純」文学と括った概念はあるのかな? 純文学(じゅんぶんがく)は、大衆小説に対して「娯楽性」よりも「芸術性」に重きを置いている小説を総称する、日本文学における用語。 日本にしかないカテゴライズね。 この板的には、海外には「本格」と「社会派」の区別が無いことの方が重要。 傾向の違い自体は存在するけど、明確な区分が無い。 What should be the line between serious literature and trash literature? (純文学とゴミ文学の線引きはどこにあるのでしょうか?) http://www.enotes.com/lit/discuss/what-should-line-between-serious-literature-t-120076 正確には「文学とゴミ文学」だね >>143 の言うとおり「純」文学というのは英語にはないですな 最近モルグ街を読んだんだが (メール欄)なのが納得できない 映画をみた 映像がポーらしくてよかったな 結末に関してはなんとも 実際はただのうわ言だったとしか思えん モルグ街は結構面白かった なんたらの樽はだからなんなんだよって感想しかない超つまらん 実は欧米には○○は無い!って論調で騙したり騙されたりする奴って、現代でもまだ居るんだな。明治時代じゃないぜ 世界名作劇場で「ナンタケット島のピムの冒険」みたいな タイトルでポーさんの名作をアニメで見てみたいなあ 「アッシャー・ファミリー物語」とか「メロンタ・タウタ物語」とか 可愛らしくして 『子供が読んでます』だとかレビューにあるから丁寧に作ればうけそうですな なんかポーってアメリカの作家なのに やけにフランス好きだよね デュパンもフランス人だし、 落とし穴と振り子でも最後助けに来るのフランスの将軍だし 容姿もラテンぽいし苗字もフランス系と思われ。 綴りは違うが南仏にポー(Pau)という都市がある。 http://www.gutenberg21.co.jp/images/vidocq1.jpg ポーのデュパンが、『ヴィドック回想録』から影響受けてるとはよく言われるけど、 実際、読んでみたんでそれらしいシーンを抜き出してみた。 ヴィドック(1775〜1857)はポー(1809〜1849)より年上だけど、 ポーより長生きした。 冒頭、家出したヴィドック少年は、見世物一座に加わった。 その一座の一号の檻で『オランウータン』が飼われてた様子がある。 http://tapo.xii.jp/ascii2d/src/1417270638385.jpg ちなみにヴィドック自身も、のちに水夫になった事がある。 http://tapo.xii.jp/ascii2d/src/1417270754767.jpg 『マリ・ロジェ』みたいな安楽椅子探偵は、 (話を聞いただけで、すぐさま犯人や真相をあてるミステリのお約束) ヴィドックの時点で確立してた。 (↓「現場に行く」とも書いてあるけど。例でみると、依頼人に 即座に犯人名指ししてたりするんで実質的な安楽椅子探偵だと思う) http://tapo.xii.jp/ascii2d/src/1417270825247.jpg 『盗まれた手紙』の、「隠しものはどこに隠すか」のオチは、 おそらくヴィドックのこの(読者への)助言からきてる。 http://tapo.xii.jp/ascii2d/src/1417265375135.jpg ……あと、他にこれはちょっとホームズの赤毛連盟っぽい http://tapo.xii.jp/ascii2d/src/1417272473838.jpg http://www.aozora.gr.jp/cards/000009/files/8_31220.html ポーとショパンは(ショパンの生年月日には諸説あるが)同じ年に生まれて同じ年に死んでる 双方とも1809年生まれで1849年に死亡 しかも死んだのが十日違い(ポーは10月7日、ショパンは10月17日) まあ、あんま関係ない話だけどさ 創元のポオ全集の購入を検討してるんだけど訳はどんな感じ? ポーの小説はミステリとは違う気がする 多少なりともミステリ要素があるのはモルグ街くらい >>165 複数で翻訳してるよ。試し読み出来たほうがいいかも。文学板にどうぞ。 モルグ街の殺人 探偵小説の祖ということで楽しみに読んだけどあの推理どうなん?w 冒頭は面白いのに… ポーはミステリ作家ではないよ。ゴーゴリ系の幻想怪奇系の作家 デュパンは公私問わず探偵ではなく、ただの落ちぶれた元貴族で、人間嫌いの隠遁生活者と書かれている ドイルがホームズものを書き始めたときにデュパンに触れ、さらに意図に反して ホームズ物が大人気を博したせいで、何となく同じ探偵小説にカテゴライズされただけ >>168 ポーは色んなジャンルをかく作家で、探偵物の推理小説を初めて書いた。切れ者探偵と相棒の解説者、兼引き立て役のスタイルもそう。トリックに関しては、多々意見があるけれど、推理小説の分野が拡がる切っ掛けにはなった。 推理、トリックの質はともかく探偵小説の基本的な枠組みはモルグ街に全部出てますね。 アメリカ人という感じじゃないんだよなあ 北方型の要素を感じないというのか 夢想で始めても夢精に終わるような物質主義・肉欲的なフランス型の感覚は、日本人にはあまり合わないんだよな >>171 そうだね。トリックは確かに気になるところもある。青空文庫に、作家がポーについて書いたものが、いくつかあって面白かったよ。 「悪魔の紋章」によると、明智小五郎は、朝鮮独立運動の弾圧に荷担していた疑いがあります。 はじめのうち、ちっとも明智は出てきません。まるで宗像博士が主人公みたいです。 なぜ出てこないか理由が述べられています。 「さる重大な国事犯の追跡を政府から依頼され、朝鮮に出張中であった」 これは朝鮮独立運動に決まっているではないか。 明智小五郎は日帝の走狗だったのだ! >>171 ドイルは正直丸パクリしてホームズを生み出したと非難されてもしょうがないよね まあシェークスピアとかも過去の物語の模倣だし、パクリは新しいものを生み出すのに繋がるから、必ずしも悪いことではないんだけど ポーがモルグ街とか書いてるときはミステリというジャンルの概念自体がないだろうな 今はなんでもパクリというのが流行りのようだが、今のような使い方だとパクリじゃない作品なんてこの世にないなw みんな聖書や神話のパクリだ パクっても生み出したものが新しければ(新しい要素があったり、語り口が違ったり、変形してたり)それはパクリじゃないと思うな ようつべでドキュメンタリー見たけど最後は極貧の中でボルチモアで飲んだくれてジ・エンドか >>176 当時は最後は煙になって犯人が消えたみたいな幻想小説が普通だった所に 具体的な説明が付く落ちを用意したのが読者にとって衝撃だったそうだよ ポー自身は反響の大きさに戸惑って、そこまでいいものじゃないみたいな事を言ってたと思う 推理小説方面にも注力してるポーのオススメの解説本とか無い? デュパンと私が出てくるのはたった三作なのにあのインパクトはスゴい。 狂言回し警部のキャラやデュパンの存在感も後世の所謂探偵推理小説の完全原型にしてある意味オールタイムの超一級品。 信託財産で暮らすデュパンは没落貴族で古い屋敷に昼間から鎧戸下ろして書物に囲まれて住んで海泡石のパイプで、、 答えは出ないけど思考過程を見せてゆくようなマリーロジェの謎とかたまらん。 ネバーモア 先週までNHKのBSでジャングルスクールというオランウータンを保護して野生に返すプロジェクトをやってたけど 90kgもある巨体のオランウータンが襲ってきたシーンは怖かったなあ 飼育員の人たちもあわてて川に逃げ込んでた(オランウータンは泳げない) あんなのにナイフ持たせちゃいかんよ モルグ街は死体の凄惨さ不可解さ、手がかりの奇妙さ、事件自体のスキャンダラスさ怪奇さ、犯人の意外性とおぞましさ、探偵役の個性と魅力、世界初の作品にしてもう最新のサイコホラーサスペンスが狙う要素すら全て持ってる。 もう驚異的すぎて簡単に賞賛すらできない。 まあトリック構造はアレだけどトリックより作品としてのトータルなムードやクオリティーこそ大切と訴えているような買いかぶりすらしてしまう。 安楽椅子探偵、密室もの、暗号解読、検死捜査等々、いくつもあるのが驚く 他の短編でもメルツェルの将棋指しとか、推理に近いものがまだある、ポーの性癖だろな 最近YouTubeで200年目の疑惑って古いNHKドキュみたけど、新しい見解は無いもののかなり面白かったよ ユリイカ自体が壮大な哲学的推理小説みたいなもんだからな。 何書いてあるのかよくわからんけどw 200年目の疑惑見た。 生前の評価が特に低かったわけでもないのにあの報われなさ。 その原因こそ知りたかったが結局わからなかった。 社会自体が今と全然構造的に違うのかも。 価値観とかも。 >>185 あの時代のアメリカならではじゃないかな?ヨーロッパコンプレックスみたいな感じ ポーは少年時代イギリスで寄宿学校入れられたみたいだし、見る人が見たらわかる程度に洗練されてたんじゃないかと思う 死因は選挙キャンペーンに巻き込まれたを推したいです アメリカ社会で中の下の収入がやっとなんて。 しかも亡くなったら知り合いが著作権者を偽って搾取するような価値があったりかなりちぐはぐで不可解。 当時の中の下って極端に貧富の差がある社会では上流のなかで中の下みたいにイメージするべきなのか。 亡くなった1849年と言えば日本では明治維新の20年前。 侍の中で中の下みたいな感じ? 封建社会では無いけれど。 伝記が狂気や悲劇性を煽りすぎていたというのはありそう。 >>179 遅いレスだけど、推理解説になるかわからないが、江戸川乱歩「探偵作家としてのエドガー・ポー」ガチファンからの評論 ネットになければ創元推理文庫全集4巻立ち読み出来る分量 >>187 後世で評価された作家は多いから全ては作品だと思う グリスウォルドが関わった伝記は悪意しか感じない マリーロジェみたいな不遇な可愛い娘が普通にいる時代だからな。 今もキャンギャルふぜいは恵まれないとは言え選択肢のゆとりが全く違う。 ポーの奥さんもたとえ金持ちでも助からなかったのだろう。 防寒も出来ずに猫を抱かせてたなんて言うエピが悪意によるものだと何となくわかってきた。 ポーのイメージ変わってきたわ。 お金持ちだったら、空気のいいとこに保養、栄養がとれるくらいかな 寿命は伸びたかもしれないが当時じゃ助からないだろうね 14歳での結婚がよく話題にあがるけど、結核じゃ性生活は無理だろうし、叔母とその娘の面倒をみるのが主だったんじゃないかと思いたい 上流の行く寄宿学校をドロップアウトした辛口人気の文芸評論家兼編集者。 ディケンズなどの有名作家をもボロクソに批判し、しかも内容は的を得ている。 創作ものも画期的に面白いだけでなくその芸術性はボードレールを始めとするフランスの著名作家たちもその死後には魅了。 五千部の雑誌を四万部にも伸ばしたのに敢えてその職を棄ててニューヨークへ。 野心は自分の雑誌を持つこと。 ルックスもイケてて几帳面でお洒落。 収入が低めであることや職が不安定であることはマイナスだが、他の要素は充分イケてるややスノッブで自信家の先端知識人にしか見えなくなってきた。 まああの文章を書く人が自信家でないわけがないが、独善的で自業自得的な運命のキ○ガイのアル中と言うイメージとは全然違う。 考えてみれば単なる無頼の作家ではなく優秀な編集者でもあったのだからキ○ガイに勤まるわけはない。 モルグ街の殺人読んだよ。スタインベックとかコナンドイルより難しい モルグ街は10歳のときに児童書バージョンを読んで衝撃を受けた 推理小説ってこんなに面白いものなのかって あれがミステリー目覚めるきっかけだった 赤き死の仮面と画像検索するとタイガーマスクの悪役プロレスラーが出てくるんだが。 デュパンの推理には感心したけど、 警察の無能さにあきれたな>モルグ街 「赤き死の仮面」はこのご時世紹介されてもいい作品 プロスぺロ公はさしずめ安倍晋三か。 >>196 モルグ街の影響でミステリーにおける警官=無能という公式が出来上がってしまった ポオ小説全集 3 (創元推理文庫)でも読もうかな? モルグ街はずっこけたよ。あれを傑作呼ばわりはどうなんだろう。乱暴じゃない? アッシャー、黒猫は傑作だと思うけど。黄金虫も面白いけと名作かなあ でもポーの小説に漂う独特の雰囲気は大好き 60前にして、初めて「アモンティラードの樽」を読んだけど、怖い話だね… >>204 モルグ街は、犯人のしゃべっていた言語が証人よってバラバラだったり、殺人現場が過剰なまでに凄惨だったりといった奇妙な謎からロジカルな推理によって意外な真相を浮かび上がらせるという推理小説のスタイルを確立させたことが評価されているんじゃないか 現代人が読むと論理性もいい加減でバカミスに見えるかもしれんが、歴史的価値は計り知れない 本格ミステリの基本スタイルがこの一作に凝縮されているという恐るべき作品なんだよ >>208 デュパンシリーズの場合、詰みと思ったらまず前提条件(報告や推測)疑えってパターンの感じがする。 【モルグ】 ・盗難があった→ただ散らかっているだけ ・窓は内側から閉じられてて開かない→オートロック ・容疑者の言葉→勝手な推測で知らない言語と思ってただけ 【マリー】 (ほぼ全部デュパンが新聞の憶測にツッコミ入れる話なので省略) 【手紙】 ・D大臣の家は徹底的に調べました→調べ忘れあり 名探偵とワトソン役というミステリーの黄金パターンを発明したのもモルグ街の功績 個人的に未発表作品の『灯台』を読んだとき、日記形式のホラーで一番怖いと思った。 (ネタバレなのでメル欄) 「窓に!窓に!」みたいな慌てて書きなぐったり、「かゆい うま」みたいにおかしなこと書くより怖い。 適切なスレがない(これ本当にそう)からここできくけど、 M.W. CravenのCuratorを読んでて第6章に “What has Cumbria’s answer to C.Augutste Dupin got you into this time?”という文があるんだけどイマイチしっくり訳せない 翻訳「キュレーターの殺人」だとどうなってるかわかる人います? 法医学者EstelleDoyleが死体をみてるところに主役のWashington Poe と主任刑事のFlynnが来たところでDoctorが軽口めかしていうセリフ Cumbriaというのは事件の舞台及びPoeの住む地域 DupinがE A Poe作品の探偵というのはわかる 主語のCumbria’s answer to DupinはDS Poeのことでしょう? しかしふざけた登場人物名だな(Dupinという人物は今のところ出てないが) 読んだこと無いケド.. W.Poe と E.A.Poe を掛けてシャレでポーの探偵 Dupin を引き合いに出したとか..? "さて今回は、探偵デュパンに対する カンブリア (州警察?) の回答の一体何が引っかかるのかな?" 推理作家つながりなら「探偵ホームズにそれを伺いに来ました」と返したいところ ついでにWashington Poeのファーストネームは J.DeaverのLincoln Rymeシリーズにあやかってる(大統領名)と思う Cumbria’s answer to Dupin というのは近代警察捜査がDupinの問いかけ(推論の組み立て方)から始まったと大雑把に見做しての皮肉めいたセリフなんだろうな(話者は大学の研究者でPoeの指名を受けてわざわざ駆り出されてきた) カンブリア警察は今度はどんな怪事件に直面してるんだという とにかく自分でもよくわからない文だし 翻訳だとどう訳してるか気になってさ >>216 > 適切なスレがない(これ本当にそう)からここできくけど、 > M.W. CravenのCuratorを読んでて第6章に > “What has Cumbria’s answer to C.Augutste Dupin got you into this time?”という文があるんだけどイマイチしっくり訳せない > 翻訳「キュレーターの殺人」だとどうなってるかわかる人います? 自己レス audibleのサブスク枠に「キュレーターの殺人」があったので聴いてみた 引用の箇所は 「カンブリアのC. オーギュスト・デュパンは、今度はあんた(ポーの上司のフリン)を何に引きずり込んだんだい?」だった。 休職中だったポーが復帰してから面倒な事件ばかり降りかかってくるということで 原文の厳密な意味だとポー=デュパンの弟子くらいなニュアンスなんだがこの訳でもいいと思う。 というかスッキリシンプルでいい。 英語板でないので以下は蛇足だけど あとで調べてわかったことによると answer to人=(動)誰々のもとで働くという意味があって この文の主語はそれの名詞形で「デュパンの下働き」ってことだと思う read.cgi ver 07.5.0 2024/04/24 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる