【鮎川哲也】東京創元社新人賞【ミステリーズ!】
鮎川賞はここでいいのかな?
「探偵は学校にいない」、正直いまひとつだった。
人物造形がマンガかラノベっぽいのはまぁいいとしても、謎も真相も小粒すぎる。 第16回ミステリーズ!新人賞受賞作
床品美帆「二万人の目撃者」読了。
友人の「入水自殺」の真相をめぐり、女子高生と保健教諭がアリバイ崩しに挑む。
動画配信という道具立てから、まあ何らかのそれ系のトリックを使ったんだろうと予測はつくので、
それをどう崩すかがキモだと思うが、そこに特別感心するところや意外性はなかった。
文章はストレスなく読めるし描写も下手ではないとは思う。
選考委員の米澤が言っていたように「美しい琵琶湖畔で育った友人が淀川で入水自殺するはずがない」
という個所は、なるほどそうだろうなと頷けた。
あと登場人物も首を傾げていたが、臨時とはいえ男性が女子高の保健教諭になるってあるんだろうか。
まあ連作短篇集でもでれば、そこら辺の謎も明らかになるのかもしれないけど。 >>4
最初の応募タイトルはいかにも連作狙いだったな 自殺した女子高生がアホに思えて、読み終わっても「フーン」としか思えなかった。 >>3
砂漠のやつかなぁ。あれは完成度も高いし、ものすごく感心しました。 >>6
最近もユーチューバーがファンの女性を監禁してお金奪ったみたいな事件あったけど、
同情する気になれなかったのはなぜだろう。 今更ながらオーブランの少女読んだんだけど、これで高評価もらえるんか
時代考証を問い詰めるのは無粋なんだよね、多分
美しい雰囲気とかを楽しむ作品なんだよね
これがミステリ枠に入るなら
なんかやる気がでてきた 数年前の受賞作、佐賀の江藤新平が出てきた歴史ミステリー収録の本が、
今年のランキングで上位に来てたな。 今年の鮎川賞は良かったな
本格ミステリベスト10でも7位にランクインしたし でも最寄りの大型書店でランキング入り作品として売り出してるのは五位までだったな
創元もあまり宣伝に力入れてないっぽいし、新人には厳しい時代だね
まあ京大ミス研のコネで先輩作家たちに宣伝してもらえるから大丈夫なのかもしれないけど >>14
あれ、いまHPみたら今年は受賞作出たような・・
と思ったが、わずか3レス前なのに22年の書き込みかw >>16
ほんとだ。今年「第一回 創元ミステリ短編賞」ですね。
まあ、雑誌の『ミステリーズ!』が休刊したからしょうがないのかな。