ただじっと眺め続けるなんて できやしない この胸に溢れる金への想いが もどかしい
好景気の波が じわじわと近づいて どこかでバブルが 一斉に膨らんだ お札が一瞬 微笑んだ気がした 複雑に見える金融業界は 単純なシステムで動いている
最初に土地を持ったのは いつだろう？ 大人はみんな土地を 転がしすぎて忘れてる 通りすがる人は 僕に語りかける もう少ししたら インフレが来る
世界には金しかない（信じるのはそれだけだ） 今すぐ僕は 土地を探しに行こう 誰に反対されても（僕の決意は変えられない） それが（それが）僕の（僕の） アイデンティティー
日本はまだ明るいのに 突然株価が下がった 僕は汗だくになりながら 不動産屋を回った
夕立も 予測できない株価暴落も 嫌いじゃない
最後に大人に謝ったのは いつだろう 土地を売ること強要されたあの日 だったか？ アスファルトの上で 僕が土下座してる 非が無くたって 謝るべき日もある
未来には負債しかない（空はやがて晴れるんだ） 悲しみなんて そのときの 空模様 涙に色があったら（人はもっと優しくなる） それが（それが）僕の（僕の） リアリティー
取り立て屋に会った瞬間 何か思い出したように 僕らの上空に 靄がかかった
世界には金しかない（信じるのはそれだけだ） 今すぐ僕は 金を集めに行こう 誰に反対されても（僕の思いは変えられない） それが（それが）僕の（僕の） アイデンティティー
全力で逃げたせいで 息がまだ弾んでた 借金取りから逃げるって かなり難しい 僕は信じてる 世界には金しかないんだ
