◆◇◆◇胤舜◇◆◇◆

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:27:53.83

『抱きしめたい』

言い出せなくて
ついにこの日が来て
頭を抱えている僕は

君を抱きしめたい
ただそれだけなのに
君はさよならと笑う
そんなの無いよって
泣けてきた僕は

君を抱きしめたい
ただそれだけなのに
君はもういない
こんなのありかよって
泣くしかない僕は

言い出せなくて
さよならしか言えなくて
悪い夢の中なんだよ
早く目覚めてしまえ

君を抱きしめたい
ただそれだけなのに

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:30:39.09

『雨』

どうして
二人なら何でも
乗り越えられるって
笑っていたよね
いま思えば

君の瞳の中で
降っていた雨を
はっきり受け止めて
笑いながら手を放した
ダメだね

雨なんか嫌いだよ
何もかも濡らして
風邪だってひいちゃう
虹だって嫌いだよ
見たくない

君の瞳の中で
降っていた雨を
はっきり受け止めて
笑いながら手を放した
ダメだね

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:31:49.38

『星が見える』

あの日見た星は
とても低くて沢山で
明るかった星は
とても綺麗だった

東京の夜は
星が見えなくて
昼間のように
明るい街が星を
隠していた

きっとそこにある
輝く星たちは
きっと今もある

明るさを競って
街と星たちは
きっとひとつになる

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:32:37.40

『花』

花は咲く
誰の為でもなく
花は咲く
ただそこに咲く
花は散る
今まで咲いた場所で
花はある
これからは心に咲く
もう一度咲く
散る事を恐れない
ただ咲く
ただここに咲く
ここに咲く
咲いている

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:33:43.03

『太陽』

窓際のいつもの場所
コーヒー手にして
虚ろな顏しているんだ
鏡を見なくても判る
昨日は言い過ぎたかな

ピアス触りながら
待ち続けている
ぼんやりしている
顏が見えたのに
どうしてだろう

「待った？」
そうでもないよって
２杯目のコーヒーに
手を伸ばしている

愛しているのかな？
自問自答している僕に
君は笑いながら
何か言った

今日は天気がさ
良過ぎるんだよ
太陽が頑張り過ぎて
それで何か変なんだ

愛しているのかな？
なんて思う暇があったら
君に応えよう
それで良いんだ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:34:27.17

『さようなら』

さようならが少しだけ
早く来ただけさ
君を想い出にするんだ
しなくちゃいけない

愛しているが少しだけ
足りなかっただけさ
君を想い出にするんだ
出来るはずさ

つらくても今は
綺麗な想い出にするよ
愛し合ってこれたから
つらくても今は
素敵な想い出にするよ

背伸びしていたから
元に戻すのに少しだけ
時間が必要なんだ
きっと大丈夫さ
さようなら

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:35:35.89

『電車』

電車に乗って旅に出た
僕の前の席の女の子
楽しそうに携帯見て
ニコニコ笑っている

馬鹿馬鹿しくなって
速攻で帰ってきた
虚しくて何だか泣けた
コーヒー入れて飲んだ

もう二度と
旅なんか出てやらない
もう二度と
旅なんか出てやらない

一緒に行く女の子が
出来たら行くかも
一緒に行く女の子が
出来たら行くかも

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:36:35.92

『あの空へ』

さっきからため息ばかり
言われるまで気付かなかった
もう一度だけ二人
一緒にあの空へ

まるで僕だけが悲しい
まるで君だけは新しい
もう一度だけ二人
一緒にあの空へ

感謝しているよ
いつまでもいつまでも
秘めた想いそのままで
外へ出たら雨だった

まるで僕だけが悲しい
まるで君だけは新しい
もう一度だけ二人
一緒にあの空へ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:37:34.23

『再生』

いつか傾いた花も
きっと立ち上がる
想えば想うほど
それは現実となる

いつか倒れたあなた
いつか倒れたわたし
二人力を合わせて
いつか立ち上がる

強く吹く風が
前に行くのを邪魔する
それでも進む
力を合わせて進む

いつか立ち上がって
笑い合おうよ
いつか立ち上がって
泣き合おうよ

一緒に立ち上がろうよ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:38:22.32

『ひとりベッド』

ひとりベッドで
丸まって願ったのは
まっすぐだと
届かないような
そんな気がしたからさ

手足こすり
寒さから逃げる
節電だと言い聞かせたの
今夜だけ

つまらない毎日だって
呼吸だけしている
テレビドラマに
ハマっているくせに
楽しんでいるくせに

ひとりベッドで
丸まって眠ろう
まっすぐだと
悪夢を見そうだから

ひとりベッドで
丸まって眠ろう

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:39:16.86

『誰かの言葉』

誰かの言葉
優しくて温かい
誰かの言葉
怖くて冷たい
どちらの言葉も
受け入れよう
きっと明日が見えてくる

どんな匂いも受け入れよう
優しく怖く温かく冷たく
どんな憂いも受け入れよう
そう決めたから大丈夫

理不尽な言葉
納得したふりは
もうやめようよ
冷たい言葉とは違うよ
それは違うよ

どんな匂いも受け入れよう
優しく怖く温かく冷たく
こんなに嬉しい言葉
すべてはＯＫ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:39:51.56

『向かい風』

息は出来る向かい風
涙と一緒に飛んでいく
思い出のささくれ
相槌を求めてはいない
秘め事の最後に

感じたのは君のせい？
そうかもしれないね
二人しかいないのに？
たぶんそうなんだろう

すべてを見届けて
愛に走るよ
それで良いんだろう
逢いに走るよ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:40:27.77

『お願い』

ねぇ神様
そろそろ貧乏揺すりを
止めてもらえませんか？

ずっと静かに
もっと静かに
いつまでも静かに

ずっと我慢して
もっと我慢して
いつまでも我慢して

酷かもしれないけれど
もうこれ以上は
駄目だと思うんです

貧乏揺すりを止めて
お願いだから止めて
よろしくお願いします

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:41:19.08

『笑顔で』

検索すれば
すぐに判る答え

水溜まりに映った自分
直視出来なきゃ終わり

謝るだけの毎日過ごし
笑えるだけの余裕得る

僕は走れないから
歩いていくよ

このまま笑顔で
どこまでも行きたい

忘れない涙
抱えながら生きたい

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:42:12.05

『明るい夜』

真夜中でも明るい駅前
赤の信号に走ることなく
黒々とした人々に
少しも心動くことなく

光る水面に嘘はつけない
誰にも言えないから
今夜も風が冷たい
今夜も街は冷たい

いきなり誰もがすべて
変われる訳ではない
少しずつ変われるんだ
きっと誰もが待つ日々

たまにというかいつも
うまくいかないけれど
いつか来る幸せの風
精一杯の心で掴むよ

明るい夜には
明るい自分を
新しい明日には
新しい自分を

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:42:48.78

『愛すべき冬に』

唇に触れたあとで
言葉はいらないでしょう
そうして儚い時を
過ごしたのでしょう

街路樹の隙間から二人
白い空を眺めた
そうして儚い時が
すっと流れたのでしょう

愛すべき冬に二人
いられることだけで
今日を頑張れる気がする

愛すべき冬に二人
感謝して微笑んで
明日も頑張れる気がする

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:43:56.44

『新しい世界』

振り返れと願う
小さくなる背中
僕に念力は無いみたい
わかっている
さようなら

眉毛をからかうと
いつもの時間が止まる
新しい世界が始まる
よーいドン！

思い出の写真
置いて逃げました
マイクコードがあった頃
部屋のランプを割った
よーいドン！

他愛の無い毎日
妥協点を探る毎日
矛盾だらけの毎日
生かされている毎日

よーいドン！

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:44:42.84

『エアコン』

信用出来ない自動運転
棚の上にいる自分の顔
荒れた毎日に捧ぐ歌は
響かないけれど続いて

もう少し後悔したなら
今を納得出来たのかな
和を乱していたあの頃
折れた足では正座が…

必ずしなくては曇りは
晴れないから奔走する
飽きたすべてに贈る風
優しさに甘え続ける僕

光が射さなかった場所
いつか眩しくなる希望
支えたいから支えるよ
きっと大丈夫だからさ

歩く距離は大きい愛だ
立ち止まる事も必要だ
何かが背中を押すから
今日も少しずつ歩こう

痛みが消え去るまでは
バラードしか歌えない
明日の光が見えたなら
一緒に声を合わせよう

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:45:17.07

『てのひら』

表も裏も無いじゃない
その手には未来しか無い
励まし合ってここまで
みんなが笑っている

大きいだけの歌声が
耳を塞いでも聴こえる
薄く伸ばしたバター
味見はしないでおこう

無くしてしまうものは
最初からいらなかった
今あるてのひらだけが
すべてを優しく包む

あえて騙されよう
反応を楽しもう
そんな心の余裕がある
いつだって

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:46:20.90

『不幸福』

もう誰も不幸にしない
だからひとつになれない
僕はそう言って泣く
不幸って何それ？
そんなの私が決めること
君はそう言って笑う

初めてだよ
本当に良いのかい？
幸福ってここにある
胸を指差し君は笑う

泣いたことも大切
笑えることはもっと

ひとつになって行こう
広げた両手は風と遊ぶ
笑い声はいつまでも
無くならないって言える

この幸せは君と僕のもの
消えそうになったなら
また生み出せるから

この幸せは君と僕のもの
いつまでも一緒に
心は晴れ続き永遠に

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:47:33.96

『桜のあと』

雨粒を待つ僕がいる
すると匂いがする
傘に音が弾けて
地面に吸い込まれる

焦りや苛立ちを流して
凄く楽にしてくれる
音はしばらく続いて
心に吸い込まれる

川沿いの桜のあとは
また来年ねと微笑む
僕もまたねと応える
少しずつ音が消える

すべてとは言えない
でも気持ちが軽くなる
そんな日々を繰り返す
きっと悪くはない

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:48:12.82

『花火』

バケツを用意しよう
水を半分まで入れよう
映る顔はにやけている
どれからいこうか

料理下手な女の子
一生懸命のハンバーグ
お世辞は言わないよ
どれからいこうか

大袈裟に言えば
燃え上がる心の炎
どれからいったって
連なる星が消える

振り回しながら
燃え上がる心の炎
誰から聞いたって
嬉しい愛が増える

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:48:54.61

『夏至』

これからさ
まだまださ
夜は来ないから
抱き合おう
届くまで

いつまでも
明るい空は
僕らを踊らせる
抱き合おう
届くまで

悲しみをやり過ごし
不確かな未来を
終わりがあるからこそ
今を走り続ける

これからさ
明るい空は
僕らを踊らせる
抱き合おう
永遠に

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:49:35.14

『君のまつげ』

キーは
原曲のまま？
うん

眼鏡に触れる
君の長いまつげ
うん

永遠は叶わない夢
だから好きに想える
永遠が歌わせる夢
宝物が光り輝く

音符が跳ねて踊る
僕も跳ねて踊る
君も跳ねて踊る
揺れる長いまつげ

そして着地点は
お互いの心
落ち着いた長いまつげ
時間が止まった

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:50:15.87

『恋愛証明書』

今までも
これからも
時に喧嘩をし
時に愛し合い
嘘をつき
嘘をつかれ
泣いて
笑って
屁をこいて
それが臭くても
知らぬ顔をし
窓を開け
風に当たり
幸せを感じる
そんな毎日を
過ごさせてくれる
あなたに贈ります
受け取ってください
恋愛証明書
お願いだから
捨てないで

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:51:49.62

??『いつも』

あなたの事が好きだった
自分が好きだっただけ
そうとでも思わないと
涙がこぼれてしまう

一緒にいた時間はもう
額に入れてしまった
残っていた夢の塊は
飛び散って消える

もう逢えないと
わかっていたら少し
甘えたり出来たのに
流れるような嘘も
笑えただろう

いつも感じていたよ
あなたのぬくもりを

もう逢えないと
わかっていたら多分
抱きついたりして
優しいあなたを
困らせただろう

いつも信じていたよ
あなただけを

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:52:35.90

『ポケット』

何処かの誰かの言葉
拾って繋ぎ合わせて
歌いたい歌なんて無い
僕には僕の歌がある

いつかのあの日々
何かと必死に戦っていた
息切れしても走っていた
今は歩く事が怖くない

歩けるだけで幸せだ
休む事も覚えた
誰に抜かれようと
気にしたりしない

誰のどんな嫌味も
聞き流す余裕がある
誰かの良い所を
探し出す余裕がある

これまでの僕は
嘘を吐いていた
これからの僕は
嘘を摘んでいく

誰かには誰かの
本当に大切なものがある
それを認めて
歩き続けよう

僕には僕の
本当に大切なものがある
それを信じて
歌い続けよう

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:53:11.97

『大切なこと』

どんな言葉でも
その時に感じたのなら
きちんと残そう

便所の落書きとか
チラシの裏とか
色々と言われたって
気にしないでさ

自己満足で結構
凄いことだよ
見返りなんて期待しない
大切なことだよ

そうして言葉は積もる
自分の中に
芯としてしっかりと
自信になる

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:53:45.78

『忘れたいから』

ギザジュウ見つけて
喜ぶ君の可愛い顔

実は俺も嬉しかったんだ
態度に出さなかったよ

だって子どもみたいで
大人な俺を崩せなかった

今にして思えば
大人なら一緒に笑えたね

数え切れない思い出
増えていくはずだった

忘れたいから
ひとつずつ思い出す

消せるはずないのに
忘れたいから

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:54:24.55

『水曜日』

意味深な
言葉を並べて
浮かぬ顔

それならば
晴れの休日
浮かぶ雲

眺めつつ
自転車こいで
小池さん

そろそろか
何は無くても
お弁当

帰るのが
だるくなるのも
お決まりで

裏通り
いつも通りの
マイペース

ただひとつ
告白するから
聞いてくれ

この星に
巡り逢えたよ
誕生日

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:55:42.62

『君の季節』

夏に想う冬の感情
待ちきれずに走る
何処へ何処へ何処へ

許し合って話し合う
抑えきれずに走る
此処へ此処へ此処へ

愛すべきは互いの心
そこから全てが始まる
否定から生まれる肯定
動かないと始まらない

もうすぐ来ます
大好きな君の季節
絶対に忘れない
忘れない

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:56:19.64

『声を言う』

ひとりに慣れた頃
君と出逢ったんだよね
特別な感情を持たず
普通に接する事を
何回も何回も繰り返し
普通が普通でなくなった
そんな事を君に言う
特別な君に言う
僕の声を言う
伝わった瞬間は笑顔で
それからは笑顔ばかりで
僕の中の優しさを
すべて君に捧げるんだ
少しも残らないように
最後は恋を結う
君と

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:56:58.62

『 ∞ 』

雲ひとつある空水溜まりの跡

オーダーメイドガラスの靴

ひまわりの黒泣き叫ぶのは僕

愛したいんだ出来れば全て

叶わないんだ全て全て全て

残り物の福で幸せなんだ

小さければ大きくなれる

無限大愛したいんだ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:57:47.71

『気まぐれなキス』

気まぐれな君のキス
すぐに忘れてって必ず君は言うだろう
まったく酷い雨の日に
近づいたかなって思わせておいて
他の想い出と等しく大切にするからさ

小柄な君は考え方も
背伸びするように
あれこれ引き出しを開けては閉めるのさ

もうこれ以上は無理って
結論ありきの君のキス
理解出来るのが悔しい
回数の問題じゃない

小雨になったから
そろそろ走って帰るよ
君の視線は僕の背中を見ていないはず

それで良いんだ
気まぐれな君のキス
それで良いんだ
愛していた君のキス

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:58:35.06

『巣』

卵から顔を出して
周りを伺って微笑む
敵とか味方だとか
そんなものじゃない

辿り着く度に学ぶ
伝わる度に喜ぶ
そういう繰り返し
なかなか見つからない

機会を与えてくれた
様々な人々に感謝
飽きるくらいに感謝
この瞬間に感謝を

続けていきたい
生きている限り
繋がっていたい
このまま

きっと出来るはず
謙虚さを忘れずに
繋がっていたい
このまま

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:59:07.01

『場所』

何も判らなかった
人も意義も成果も
続けるっていうだけ
その難しさが刺さった

でも疑問や不安は少し
ほんの少しずつ薄く
丸くなっていった
すべての人の心が解けた

ありがとう
たぶんこれ以外の言葉は
必要無いって言えるよ
今はただありがとう

さようなら
悲しくもあり
嬉しさもあり
今はたださようなら

誰かとの距離も
誰かへの興味も
膨らんでいく
空いっぱいに

約束はこの場所にある
いつでもここにある
だから前を向いて
胸を張って生きていくよ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/08(金) 23:59:48.20

『強み』

夢を持たない
目標を定めない
家族を作らない
己を否定する

海に行かない
山に行かない
何も見ない
何も聞かない

世界は狭い
隣の隣は知人だ
その中で暮らしていく
それでも関わらない

それが過去になり
未来になっていく
歴史になっていく
僕になっていく

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:00:28.99

『出番』

ノックされたドアの
振動が心臓に伝わる

それからが出番ですよ
心は理解している

働けるのが楽しみ
宣言は済んでいる

少しずつ
髪が伸びるように

少しずつ
爪が伸びるように

これからが出番ですよ
体も理解している

確かめる
空の青さを

認めてみる
恥の多さを

今からが出番ですよと
呼ばれている

行こうじゃないか
この道を

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:01:04.45

『恋の糸』

言われたい言葉は
必ずしも言われない
よく判っているつもり

絡み合っている
いつも以上に固く強く
言われたいけれど

恋すると熱くなる
何から何まで触れない
冷めそうにないよ

案外と太いものだね
これなら安心だね
愛している

季節は流れて繰り返す
同調していこうよ
生きている

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:01:45.95

『でも』

君の気持ちはいつも
扉を閉める音の大きさで
すべてを理解していたんだ

正確に言えばだ
理解していたつもりな訳で
何かが歯に挟まっていて苦い

新しいルール
君には符合しやしない
古いルールがまだくすぶっている

でも
合わさった日を妄想する僕
でも
ダメだった時に暴走する僕

誰にも止められやしない
スピードメーターが吹っ飛んで
爆発したのは歴史のせい
君の考えならば許されるのかい？

残された僕の残骸を
引き受けられるのは何処の国？
もういいや
扉は開かないや

でも
愛し合っていたのは確か
でも
離れていくのも確か

でも

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:02:24.51

『何なんだろう』

生まれてから
今日この日まで
いっぱい触れた愛の形
どれもこれも
僕にはしっくりこないんだ

守るべき存在が出来た時さえ
これって何なんだろうって
まともに受け入れられなかった
それって振り返れば
ごっこ

全ての愛にある共通項は
大切に想うこと
結局そこに行き着くんだよ
わざわざ回り道したい気持ちも
責任感に押し潰されそうになるのも
みんな同じなんだよ

って言い放ち
今はひとりで考えたりするんだ
本物って何なんだろうって
あの日は受け入れられなかった
それって
ごっこ

いつかは見つかるかもね
けれども残された時間はあるようで無い
本能で見つけたいのかすら
ちんぷんかんぷん
ごっこ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:03:05.19

『君の部屋にある絵』

今夜の君は少し優しい
いつもなら僕の愚痴は浮いたまま
君が見つけてくれた着地点
甘えたりしたら苦しい

何度目かのデート
心では叫んでいたよ
その口の横の米粒を取れよ
話はそれからだ

慣れたら何でもありなのは
何人と付き合っても同じ
変わり映えしない日々に
何を求めて生きているんだろう

言い合いも含めて
全部で全部なんだよね
判り始めた日から
ずれていった二人

最後の日
玄関へ向かう途中
横目で観た何かの絵
今も思い出せない

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:03:43.28

『歩いていこう』

面倒臭いって言う口癖
それ自体は別に構わない
いざという時に君が動くのを
僕は知っているから
そうだろう？

一度でも川のせせらぎを聞いたなら
また聞きたくなるはずさ
一度でも百日紅を愛でたなら
また触れたくなるはずさ

歩ける人よ
歩けない人よ
一緒に行けないなんて
誰が決めたんだ

歩いていこう
ゆっくりと
歩いていこう
背中を押させてくれよ

距離は任せるよ
そんなのは重要じゃないから
一緒に行くことが
本当に大切なことなんだよ

歩かない人よ
さようなら

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:04:20.20

『愛していると言えた』

君と逢えて
君と話せて
君と手を繋げて
君と腕を組んで
君と歩けて
君と走れて
君と止まって
君と空を見て
君と笑って
君と泣いて
君と抱き合って
君と暮らして
君と年老いて
そして
愛していると言えた

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:04:51.96

『生きてくれ』

車を降りたら水溜まり
世界が終わったような気になるけれど
生きてくれ

階段を使わなくなったなって
思うだけで使いやしないけれど
生きてくれ

電車内で足を踏まれる
睨んだら凄く綺麗な人だけれど
生きてくれ

何もかもが嫌になったって
頭痛がする程の夢を見るけれど
生きてくれ

こんな俺から言われたくないって
怒りがこみ上げてくるだろうけれど
生きてくれ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:05:20.87

『槍』

僕は持ちたい
他人が持ちたがらないもの
他人が気づかずにいるもの
人それぞれの大きさ
人それぞれの優しさ
僕が持ちたいものは
思いやり

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:05:54.37

『微笑み』

上から見ている
ナンパはもう出来ないな

彼らを微笑んで
昔を思い出している

必死になって追ったのに
結末はいつも同じ

勢いってさ
凄く大事だし大切なこと

いつまでも
持ってはいたいよね

凄く大事だし大切なこと

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:06:28.43

『三枚の写真』

二人を抱き上げて微笑んでいる
すぐに戻るつもりだったから
バカだよね

腰までしか身長が無かったけれど
現在はどれくらいになっているんだろう
わからない

軽く抱えていたけれど
現在はどれくらいになっているんだろう
わからない

出張へ行くんだよ
大嘘を吐いて歩きながら
こみ上げてきた

行ってきます
永遠にただいまの無い
行ってきます
手を振った

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:07:02.66

『鏡』

歯並びの悪さを気にするよりも
心の汚れを少しは気にしろよ

置いてきた言い訳は
必ず追いかけてくるんだ

春の訪れに滅入るならば
どんなハードルも超えられないだろう

愛を口にする後ろめたさ
変わる気があれば変われるさ

まだ間に合うよ
誰にも聞こえないように

まだ間に合うよ
呟いてみる

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:07:42.34

『笑われたい』

生まれてきた意味なんて
本当は知りたくもないのに
誰かのフィルターを通した言葉
聞かされ続けて生きている

そんな自分がいつも思うのは
この年齢まで生きて知ってきた
数え切れない事柄を分解したい休日
与えられないまま歩いている

世界を一周したとしても
世界を知ったことにはならない
近所のおっさんに挨拶が出来なくて
悩んでいるなら尚更だ

笑われたい
それが一番楽だから
今までそうして考えていた
でも違うのかなって

音楽番組を観て
伝えたいことと伝わることの
大きな隔たりを感じて
黙っていられなかったんだ

笑われたい
それを許さない人もいるだろう
理由ならば聞く準備が整っているよ
ほら違うならって

選んだ答えは
いつだって自分に応えた結果だから
誰のせいでもない
手を振るよ

笑われたい
楽でもないしつらくもない
生きていくこと
簡単だよ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:10:06.53

『彼女』

隣にいるのが彼女だって
未だに私は理解出来ていなくって
嫌な女になりつつあるんだよ

すべてを言い合ってきたね
良いことも悪いことも
それで信頼関係ってものが築けると
信じていたから

言わなくても良いことがあるっていうこと
離れてから気がついたんだ
それは嘘とは違うもの
愛っていうもの

あとからあとから
続けて飛び出してくるよ
アイデアやタイミング
愛っていうもの

今でももちろん好きだよ
嫌いになる必要なんて何も無いから
どうして過ごしているのかな
幸せっていう幻みたいなものを
掴んでいて欲しいな

心の底から思うよ
幸せっていう幻みたいなものを
掴んでいて欲しいな
ありがとう

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:10:42.23

『誰かの落としもの』

大丈夫
まだ何も成し得ていないから
これからが楽しみなんだ

得意技
忘れてしまうこと
心を預けた人の顔も

先へ進むこと
役目を果たすこと
静かに息を吐く

ふと見ると
転がっていた
誰かの落としもの

明け方に
思い出す大切なこと
微笑んだ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:11:24.58

『風鈴』

夕方になると
ふと思い出すんだ
君の仕草

心を少しずつ
削っていたんだ
お互いに

愛なんて
生易しい響きを嫌い
疑っていた

見上げた空には
大きな満月
とりあえず撮った

何かで埋められたなら
今もきっと側に居てくれたんだろう
君の声と共に

遠くで
ちりんちりんと
鳴ったような気がした

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:12:05.37

『幸せ者』

関節を鳴らしている時の顔が怖い
そんなことを言われたって困るよ

忘れられない思い出よりも
忘れたくないこれからが楽しみ

久しぶりに手を繋ごうよ
言い出したのは僕の決心

涙もろいところが似ているよね
笑うポイントはズレているけれど

愛しているよ
今までも言い続けたこと

これから何回も言うのだろう
言わせて欲しい

幸せ者だよね
お互いに幸せ者だよね

顔を合わせる度に言うよ
愛しています

愛させてください

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:12:47.38

『アルバム』

君は捨てると言った
僕は受け取った

ある日の出来事
とても大切なもの

覚悟は後から付いてくる
そんな風に思っていた

身体よりも心が欲しい
半分は本当で半分は嘘

そこに在りさえすれば
いつでもめくれるじゃない

消えるまで見届けたい
先に消えたとしても

進めるはずだよ
ゆっくりと

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:13:37.72

『想い出という名の記憶』

古いスニーカーを捨てられずにいた
笑顔しか出てこない夢の中
矛盾点が合格点だったでしょ
二人して

胸の谷間を覗いていた
怒りながら笑っていた夢の中
流行語大賞に背を向けたよね
二人して

ナスカの地上絵は
人間が描いた夢のため
信じられるものひとつ
それだけで

あからさまな嘘を
受け入れてくれた君の覚悟
甘えていた

悲しいことなんて
何ひとつ無いよ
それもこれもあれも
愛していた

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:14:11.37

『左手の薬指』

生きている意味って何だろう
なんてことを考えられる人は素敵だ
呼吸している瞬間の連続なのさ

生かされているのだと思えば
何も考える必要は無いよ
そのままで良いのだからさ

太宰を読みながら悦に入るのも
たぶん必要不可欠な時間なのだろう
誰にでもある背伸びの時間

ふと触れる薬指の付け根
もう既に指輪の跡は消えているよ
でも消せないものもある

薬の数は増えるけれど
指の数は変わらない

ふと触れる心の片隅
もう今にも爆発しそうなんだよ
でもくすぶり続けるのだろう

必要なのは勇気なんかじゃないんだ
僕の経験から言わせてもらえれば勢いなんだよ
それさえあれば

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:14:56.67

『 Conductor 』

二人もいらない
なのにね
我を張っていたのかなあ

忘れもしない
かなりね
我慢していたのかなあ

夏のせいにして
動かなかったのは俺のわがまま
冬のせいにして
動けなかった君は
俺のストライクゾーン

愛なんて何だか今でも判りはしないけれど
好きになれたなら
やっぱりそれはそれで尊重をしたいよなあ
好きなんだから

抱いたときに感じた想い
生涯忘れないと思うよ
たぶん

どちらかが譲れたなら
二人でも良かったのかもしれないね
たぶん

ひとりでは限界があること
今だから理解してもがいているんだよ
このまま

凄い勢いで過ぎていく
心は求めているのに
ずっと

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:15:46.21

『不便』

出来ない
出来なくても
出来ないから
知ることもある

いつだって
出来ないのを前提に考えられたなら
きっと優しくなれる

インターネット
必要不可欠なのは認めよう
しかし無いのなら無いで過ごせる

あまりにも何もかも便利で
素敵で光っていて動き続けているから
ついていくしかない

悲しくても
嬉しくても
それはそれで誰も困らない

例えば馬の背に乗って
風になって浮いて飛ばされても
違わない

揃っているものからしか
選べないというのなら選ぶけれど
僕は作りたい

作って失敗して
もみくちゃにしてみれば
気づけるような気がするんだ

それからだろう
きっとそれからだろう
やれる

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:16:27.60

『今日』

反戦の歌は誰かがきっと
歌うだろうから任せて
俺はスタン・ハンセンを観る

帰りの分の燃料をたっぷり入れて
俺は飛び出して行きたいんだ
それが人を愛することに繋がるから

毎年だろう
この時期しか考えられない
バカやろう共よ

腑抜けた面して
腰を動かすしか脳のない
バカやろう共よ

腰を動かせる今日を
少しでも良いから感謝しろ
昨日を思え

大空を舞いながら
大海原へ吸い込まれて行った
愛する人を

大義名分に絡まれて
ただ救いたいから行った
愛する人を

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:17:11.74

『 Apart 』

あなたを愛したって
りんごより梨だって
がんばったよねって
とんでもないねって
うれしくないねって

あしたが来ないって
りんごも良いねって
がたがた言うなって
とても暗いんだって
うそに決ってるって

あさがお見た？って
りんりん聞いたって
がんばるなよ！って
とうとう来たかって
うれし過ぎる日って

あなたと呼べたって
りんごも赤いねって
がんばったね！って
とにもかくにもって
うちの口癖だよって

伝えたかった

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:17:45.42

『 Fault 』

届かぬと思い
伸ばした指先に
触れた過ち
今まだ続く

戻らぬと誓い
交わした温もりに
腫れた痛みも
今まだ続く

通らぬと塞ぐ
正気の世間には
通せと言わず
許せと言わず

離れぬと叫ぶ
闇夜の二人には
朝日の当たる
道は無くとも

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:18:20.90

『 Folding fan 』

かたかたと
拡げて扇げば
蒸し暑い夜も
月の光に風が輝き

僕の心の隅々まで
愛が吹いてくる

扇子を使う僕のセンス
自画自賛だよ
今夜もひとりだよ

今夜「は」って
必ず言えるように

誰に届けたくて
思い付いたんだろう
僕的に素晴らしい
愛のメッセージ

誰もいないよ
仕方ないから
抱いて眠るよ

からからと
転がる空き缶
蒸し暑い夜の
最悪な夢の途中で

僕の心の隅々まで
愛が吹いてくる

愛が吹いてくる

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:19:12.18

『 Curt 』

いつだったか
思い出そうとして
何もかも無い事に
気付きもせず君は
つっけんどん

僕が悪いの？って
私に聞くの？って

君は笑っている
そんなこんなで
今日も真夏日

風が強く吹いたら
君の手を握ろう

愛している
君の不可解な所も
そのうち判るから

自信は無いけれど
そのうち判るから

愛している
僕の不器用な所も
そのうち判るはず

期待はふわふわと
そのうち実るはず

君と溢れる雲は
ソフトクリームだ

どうか溶けないで

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:19:46.27

『 Divorce 』

酔って書く離婚届
くしゃくしゃ
捨てたはずなのに
空港にいる

何か言葉交わし
手を振っている

夢なら早く醒めろ
冗談じゃないよ
がんがん涙が出る
冗談じゃないんだ

書いたのは俺だ
怒ったのは君だ

宇宙遊泳してくる
ってな感じで笑顔

ありえない
軽装備の飛行士だ

ばいばい
ばいばい
ばいばい

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:22:06.84

『ミックスピザ』

君に伝えてきた
つもりの言葉たち
今もまだここに

飛んでいけ
ひとつ残らずに
忘れないで
何もかもミックスピザ

走り抜け
一生に一度くらい
後悔しろよ
よく考えてみなよ

音楽や映画や小説
感動の種はある
だけれど君の言葉が
花を咲かせるんだ

滑り込め
ギリギリで快感倍増
忘れるな生かされている事

生かされて
生かされて
気付いたならOK

ありがとう

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:23:02.96

『 Pity 』

あれから三年
少しは人らしくなったんだろうな

たぶん

駄目なら残念
少しは人らしく
なったんだろうな

ざぶんと

飛び込むなら
その前にしようばんばんしよう
連中巻き込んでさ

足腰立ちません
言わせようぜ
なあ

夜空を見る余裕も
無いなんて馬鹿か
可愛い奴だよ

早歩きでも
駆け足でも
自分自身の本当の
ペースでいこう

たった一人でも
引きずりながら
いこう

さあ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:23:42.28

『 Permission 』

君は許すと言って
ペダルをこぎ始めた
ゆっくりゆっくり
景色を絵に額に

やわらかな曲がり道
人生に喩えたがる

僕の方が楽天家さ
君は聞いていない

毎日顔を合わせて
めっきり減って
不満を表に出す
君は変化も上手い

明日も必ず逢える
そんな保証は無い

逢えるから逢う
逢いたいから逢う

離れたくないんだ

ずっと一瞬を共に　
ずっと苦楽を共に
ずっと笑顔を共に

明日も必ず逢える
生かされているよ

光は届くから

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:24:15.94

『 Traveler 』

大した事無い
関係は微妙だ
吊り橋から見た
沈む夕陽を僕は
君に贈り物

過去も未来も
うだうだ言うな
丸太橋から見た
川の流れを僕は
君に贈り物

二度と来なくても
そこに僕はいた
二度と来なくても
そこに君はいた

この現在だけを
拠り所にしてさ
みんな歩いている

二度もあるもんか
だから好きになる
二度もあるもんか
だから好きになる

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:24:53.64

『 Dress 』

こんな僕でも
結婚出来ました

こんな僕でも
家族が出来ました

こんな僕だから
離婚されました

こんな僕だから
家族は消えて

無くなっていない

でも逢えない
もう逢えない

もし逢えたとして

何をするんだ？
何と言えるんだ？
何が出来るんだ？

何も出来なくても

逢いたいんです
着飾りの言葉とは

縁のない泥臭い
本当を捧げたい

逢いたいんです
着飾った人の後ろ

遠慮せず泥臭い
本当を捧げたい

捧げたい

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:25:31.23

『 Sunflower 』

向日葵のように
微笑みながら
手を振った
君の名前を
僕は知らない

それはともかく
「他人」って言葉
僕は大嫌いです

手を振り合った人
冗談を言い合った人
後ろ姿を見送った人

「おめでとう」
「ありがとう」

ただひとつの言葉で
自分とそれ以外を
すっぱり分けるには??
「他人」って言葉が
しっくりくるのは

判っちゃいるんだーー

だけれど
大嫌いなのは仕方無い
他人行儀は認めちゃう

ひねくれ者の僕なのさ
大好きなのは君なのさ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:26:34.36

『誰に対してでもなく』

こんなことを言うのは
たぶん初めてだと思うんだ

たぶんね
もし二度目なら
笑って許してよ

この世は生きるに値する？
俺は哲学者ではないけれど
君がいるから生きていられるよ

死にたいくらいに
死のうとしてバカもしたよ

でもね

その瞬間の僕には
何も言えないし言わない

愛すること
生きること

イコールではないと
楽になった気がしているよ

誰かを好きになっても
別れのシーンを思う僕は

ありがとう
ありがとう

そして

ありがとう

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:27:09.27

『受け手』

いつも聴いている
たまに泣きながら
POPのちROCK
ジャンルって何じゃ

歌う事も出来るけれど
受け手に回ります

素晴らしい歌たちが
僕をまた泣かせて
鳥肌立たせてまた
最後に泣かすから

素晴らしく晴れた空
君が輝いて
この空を永遠にと
最後に泣かすから

のちののち
君だけを愛していたのだと
この空が

泣かせるから

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:27:55.92

『失敗は成功』

４階屋上から
すーっと落ちた
ビビりあがって
脚から落ちた

長期の入院
初めての車椅子
バリアフリーバリアフリー
頭を抱えたくなる

人間の本質は
変わりません
ただ上辺だけは
変わりました

二度と墜ちないと
自分に誓おうって
飛ぼうとしない僕

何もしない僕には
誓う事も出来ない

ただもう墜ちない

もう墜ちないよ
生かされている
その間は墜ちないよ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:28:31.14

『 No play 』

弾けないのに
大切に大切に
ディスプレイしている??
ギブソン・レスポール

金色に輝い
僕を癒やし包むんだ

弾けないけれ
何回も何回も何回も
スペシャルなフレーズが弾けた

とても嬉しかった
とても嬉しかった

ちょっと練習する気に
なっちゃったのです

ここにまた一人
ギタリストが誕生したぜ

HAPPY BIRTHDAY TO ME!

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:29:15.42

『何』

何もならない
此処にいても
何もならない
何処にいても

あいつらの笑顔
この俺の泣き顔
回数を比べるなら
いっそ…

たんまりとやるぞ
あいつらの口癖だ
聞き飽きたなんて
言うのも飽きたぜ

何もならない
此処にいても
何もならない
何処にいても

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:30:02.32

『似顔絵』

駅ひとつ分の
ダイエットウォーキング
どっと帰り着いて

まずは一杯
何処かで拾った
言葉を捨てて
まずは一杯

おかえりの声が
いつも暖かい
チャンスと切り出した

自画像を描く事
せつない作業と
思う僕に君の
似顔絵を描かせてよ

上手い下手は
関係あるけれど
心底愛しながら
描く事を誓うから

君の似顔絵を
この僕に描かせてよ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:31:01.32

『歩きたい』

朝焼けの海岸

神楽坂の裏路地

とかじゃなくて

誰かと歩きたい

もう

独りは嫌だよ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:31:46.40

『結び目』

君との思い出が
良くも悪くも多過ぎてさ
もう歩けないよ

飛び降りた先には
ベッドが待っていて
天井がどっちだか
判らない日々だった

どうしても
離れてはいけなかったんだ
今頃になって
これだけ後悔しているんだ

死ぬ前なんかは
どれだけだろう

解けたのを
そのままにしていた
解けたのを
どうすればいいのか

あの時は判らなかった
今も判らないこと

それは無いとは言えないけれど
ただあの日よりは
少しましな言葉
君に伝えられたって
誓って言える

もう遅いけれど
解けたのを
ああしてこうして
解けたのを
愛して結べるよ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:32:20.19

『一秒』

最後はこんなもの

たった一秒あるか無いか
視線が絡んでも
何かが弾けるような
何かが生まれるような
そんなものは無かった

何も無かった
短すぎたのか
一緒にいた時間よ

何も無かった
笑えるくらいに
一緒にいた時間よ

もう戻らない
二度と戻らない
一緒にいた時間よ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:32:58.82

『青空』

ブラウン管に映る
雲だらけの青空

レースのカーテン越しに
皺だらけの青空

流れていくよ
何処までも
ぐるぐるとも
言いたいくらい
流れていくよ

ブラウン管に青空
カーテン越しに青空

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:33:33.13

『どっち？』

いろんな人の
いろんな詩を
いろんな時に
ひとりぼっちで
読む度に思うのだ

いろんな人は
いろんな詩を
いろんな時に
ひとりぼっちで
描いているのか？と

二人でわいわい
三人でがやがや
四人でじゃらじゃら

描いていたりしても
何の疑問も不満も
僕には無いよ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:34:10.88

『忘れ者』

PHSってあったよね
いま病院の中で大活躍

消えてゆくもの
踏みとどまるもの

訳が判らない
わんこそば

他に例が浮かばない
古い病院には浮かぶのに

ぎゃあああああって

叫び続ければ
忘れ者にはならない
迷惑かもだけれど

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:35:04.17

『変化』

誰かの言葉を
聞かされても
変わらない

誰かの歌を
聴かされても
変わらない

自らが選んだ
言葉や歌は強い
善し悪し抜きで
強さを守るんだ

誰かの言葉を
聞いても
誰かの歌を
聴いても

それは変わらない

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:35:37.40

『後悔の航海』

今頃になってさ
よく判るんだ
判ったつもりで
毎日上を向いている

君の好きだった
CDを改めて新しく
聴いているんだ
今から逢えないかな？

馬鹿馬鹿しい
俺は馬鹿らしい

今頃になってさ
優しくしたいんだ

広い海程にね
逢えないかな？

馬鹿馬鹿しい
俺は馬鹿らしい

本当に馬鹿な俺
気付いたら孤独
泳ぎ続けなきゃだ

遠く遠く遠く遠く

俺の精一杯は
影絵にならない
きつね

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:36:05.72

『 11月9日』

留守電に入れても
消されりゃ終わり
判っているのに
だらだら女々しさ

留守電を聞いても
消されりゃ終わり
もっと必要だった優しさ

もう電話しないよ
何回も何回も
電話してから言う
自分にとどめを刺す

本当にこれっきり
とぅるるるるる

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:36:33.17

『かさぶた』

やっとだよ
やっとここまで
長い長い時間
ゆっくり過ぎたね

治りかけては
爆発して散って
もう駄目と君が言った時
一緒に頷いた僕は無しね

良かったなあ
外も明るいし暖かい
良かったなあ
他にする事が無いって
こんな幸せ駄目じゃない

良かったなあ
隣りで頷く君はあり
良かったなあ
思わず泣けてきた

しかし男は涙を見せぬもの
ハンカチ借りながら
良かったなあ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:37:05.70

『らしさ』

aiko聴いて
涙ぐむ…俺

男らしさとか
全然遠いなあ
真実だから仕方無いよなあ

夕方の切なさと
明け方のやるせなさ
いつまで続くんだろう
いつまで泣いているんだろう

男らしさとか
全然遠いなあ
真実だから仕方無いよなあ

だよなあ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:38:07.25

『気流』

僕を捨てようとした屋上
ただ欲しかったのは同情
縛り付けられる程に欲情

暇さえあれば
漁って周るんだ
迷惑という言葉
僕の周りの人の為にある言葉

明日も明後日も
僕は情を探して周るよ
明日も明後日も
僕は情を探して周るよ

形にならない気持ち
どうにもならない命の巡りを
ただただ見て周れば僕も
きっと救われるはずさ

きっと守られるはずさ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:38:45.77

『夜』

気晴らしに屋上に出て鬱になる
判っていたのに屋上に出て鬱になったんだ

だんだん暗くなってきた街並みは
更に俺を鬱にする

持って来た椎名林檎は最高なのに
今の心の状態は最悪だ

死にたいと思わなくなってから
どれくらい経つ？

なあ、どれくらい経つ？

そろそろか
そろそろか
んな訳無いって
言えないか
言えないか

言えないから
いま生きている

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:39:28.75

『自由』

銃を持つ子どもたち
血を流す子どもたち

俺らには想像もつかない
激しい戦闘の中で睨んでいる

どうして
何でなんだよ

同じ地球に生まれたはずだろう
なぜ彼らは銃を持たなくてはいけないんだ

平和という言葉が
彼らには最初から無くて

教える大人もいなくて
銃を持たなくては生きられない

そんな馬鹿げたことが世の中にある
遠い国のことじゃない

ただ子どもたちを
犠牲にしないでくれ

俺たち大人が
何とかするから

子どもたちを
楽しい世界へと

連れて行ってくれ
お願いだから

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:40:07.14

『判断』

本音を抑制して
上手に受け流す
周りにはそう見える

違うんだ
違うんだ
僕はただ臆病なだけなんだ

愛している
とても綺麗な言葉

僕はただの一度も
口にした事が無い

それでも隣りには
綺麗な君がいる

どうしてだろう
ふと涙が流れて
眼鏡を外さないとならない時があるんだ

愛している
世界中で何回も浮かんだ言葉
浮かんだままや
沈んで行ったものの

行く先は僕には判らないし
知りたくもないんだ

少しお腹が空いてきたね

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:40:45.28

『争いが消えないのなら』

僕は思う
争いが消えないのなら

僕は思う
同じように愛も消えない

僕は思う
人々が唯一して良いもの

僕は思う
それは理論武装だけだと

僕は思う
争いが消えないのなら

僕は思う
同じように愛も消えない

僕は思う
僕が消えた後に現れるもの

僕は思う
それは争いの無い世界

僕は思う
たとえ僕は見られなくても良い

僕は思う
争いが消えないのなら

僕は思う
同じように愛も消えない

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:41:20.43

『想い』

電車の座席を譲るみたいに
パッと動けないんだ
何故だろうね
まあ判っているね

電車の座席を詰めみたいに
ゆっくりとした動きで
何事も思考したら
全て上手くいくのかなあ

揺られているうちに
深い眠りに墜ちる私には
結局のところ

乗り過ごさないことが
何よりも大切なんだよなあ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:42:01.77

『君は』

君は可愛くなかった
格好良かった

君は可愛くなかった
アラニスみたいだった

他の子を見ても
何も感じさせないくらい

声も素敵だった
シェリルみたいだった

他の子は引き立て役
君が望まなくても

君は可愛くなかった
格好良かった

君は可愛くなかった

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:42:36.77

『寝起き』

君との別れを意味あるものに
するために僕は
一体何をすれば良いか
全く浮かんで来ない

その代わりに
ぷかぷかぷかと浮かぶ
君との思い出

さようならじゃなくて
出逢いを何とかさ
意味あるものには
出来ないかなあ

こっちも難しいのかも

生きているだけで
意味ばかり溢れているよ
今はそうとしか思えないよ

今夜は冷えるなあ
風邪ひくなよなあ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:43:05.72

『信頼』

どれだけの深さで
行き詰まっても
時間だけが僕を
全く裏切らない

それだけの信頼を
人に見いだせない
時間だけが僕を
全く裏切らない

黙っていても
喋っていても
流れてゆく
喋る相手はいない

明日も寝るだけだ
ゆらゆらと
流れてゆくよ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:43:38.44

『あれみたい』

何処か遠くに
置いて来たはずの
宝物を取りに行く

本当に置いたかどうかより
そこに行きたいだけ

そこにある想い出を
強く抱きしめる為に

その為に行くのだ

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:44:36.72

『棘』

毎日さ
この僕の体中に
刺さって止まった
棘を抜いている

小さな棘??
大きな棘一本一本丁寧に
抜いている

どうしても抜けなくて
途方に暮れる日もあるけれど
焦らずに諦めずに
丁寧に抜くんだ

小さな棘??
大きな棘
思い出と共に
丁寧に抜いていく

どうしても
忘れられなくて
わざと刺さったままの
この棘もそろそろ
抜かなきゃだ

焦らずに諦めずに
丁寧に抜いていく

**胤舜＠どことなく個性派** ◆tGVzZxe5mc · 2019/03/09(土) 00:45:15.13

『歩くこと』

あなたは歩く
私も歩く

あなたは走る
私は走れない

あなたは止まる
私は歩く

あなたは微笑む
私は歩く

あなたは止まる
私は歩く

あなたは止まっている
私は追いつく

あなたは手を振っている
私は歩く

あなたは手を振っている
私は振り返る

あなたは手を振っている
私は歩く

あなたは止まったまま
私は歩く

あなたは止まったまま
私は止まらない

私は歩く