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🔴「事件性はなく、自殺である」木原誠二氏妻の元夫“怪死事件”で、警察が虚偽の疑い…“伝説の取調官”が指摘する大塚署のありえない捜査
『ホンボシ 木原事件と俺の捜査秘録』より #7  
佐藤 誠  2024/07/10


                〜一部抜粋させて頂きます/続きです〜 



——ここまでは🔵「変死事案」の対処ルールに則った流れ🔵だ。
🔵都内で発生した「変死事案」については、
🔵それが病死であっても自殺であっても、
🔴通信指令本部から同報として必ず捜査一課の宿直に報告されるのである。

 🔴変死事案の指令を受けた大塚署の刑事課の宿直員は、その後、事件発生現場に臨場する。
🔴大塚署の署員によって
🔴「事件性の有無」「状況」「捜査一課への臨場要請」などを
🔴捜査一課に対し、
🔴連絡しなければならないことになっているからだ。

 つまり、
🔴種雄さんの父親からの110番通報の内容は、
🔴4月10日時点で大塚署だけではなく捜査一課も認知していた、ということになる。

 それからの流れは次の通りだ。

 大塚署の宿直員は臨場を終えた後、事案の詳細を書類にまとめ、「死体観察」の詳細を捜査一課に宛ててファックスで送る。さらに、事案について「事件性あり・なし」といった判断を行い、
捜査一課と鑑識課(検視官含む)による臨場の必要性の有無を判断して報告しなければならない。

 だが、ここで疑問が生じる。