静岡のみならず、東京(町田)や川崎の工事区域の住民も不安だそうな
関東ローム層は柔いからな(棒


リニアのトンネル「調査掘進」を年度内開始 川崎・町田の計3カ所でJR東海 沿線住民は不安募らせる
2023年2月1日 06時00分

地下40メートル超の大深度地下を掘り進めるリニア中央新幹線の第1首都圏トンネル工事について、
JR東海が川崎市と東京都町田市の計3カ所で、地上の振動や地盤への影響などを調べる調査掘進を
2022年度中に始めることが同社への取材で分かった。計3基のシールドマシン(掘削機)で半年ほどかけて掘った後、
今秋以降に本格的な掘進に移行する予定。調査結果は周辺住民に報告するという。

◆地下40メートル超に直径14メートルのトンネル
東京都調布市の東京外郭環状道路(外環道)の大深度地下トンネル工事で2020年10月以降、陥没事故などが発生しており、
リニア沿線住民からも不安の声が上がっていた。

第1首都圏トンネルは品川駅-神奈川県駅(仮称、相模原市緑区)を結ぶ37キロのうち33キロが大深度地下を通る。
JR東海によると、調査掘進は、梶ケ谷非常口(川崎市宮前区)と東百合丘非常口(同市麻生区)、小野路非常口(町田市)で実施。
いずれも直径14メートルのトンネルを名古屋方面へ150~350メートルにわたって掘り進めながら周辺への影響を調べる。

その後、梶ケ谷と小野路では秋以降、東百合丘では23年度末に本格的な工事に移り、毎月200~400メートルほど掘進する。
梶ケ谷からは品川方面へも本格的な掘進を始める。

JR東海は、調布の陥没事故を受けて調査掘進の実施を決定し、21年10月に北品川非常口(東京都品川区)で開始。
しかし掘削機の故障により、300メートル掘る予定が50メートルで中断した。

名古屋市に近い別の大深度トンネルの坂下非常口(愛知県春日井市)からの調査掘進は昨年7月、
準備作業中に掘削機の刃が欠けるトラブルが発生し、現在も進んでいない。

リニア中央新幹線は品川-名古屋間(285.6キロ)を約40分で結ぶ計画。
環境への悪影響を懸念する沿線の静岡県との対立が解消せず、目標の27年開業延期は不可避となっている。