千葉県松戸市五香西のアパート2階に住む男性の部屋の玄関ドアに銃弾が数カ所撃ち込まれたような痕があったことが1日、分かった。
けが人はおらず、県警は男性から話を聴くなどして詳しい状況を調べている。

 県警によると、6月30日午後4時10分ごろ、5、6月に発生した2件の拳銃発砲事件の捜査のため、警察官がこのアパートを訪れたところ、
銃弾のような痕を発見したという。現場は新京成線五香駅から南に約500メートルの住宅街。

 松戸市では5月、指定暴力団稲川会から破門処分を受けた「六代目箱屋一家」の中村豪総長ら4人が乗ったワゴン車が何者かに発砲される事件が発生。
6月には、同市岩瀬で中村総長の側近が以前に住んでいたアパートの窓ガラスに銃弾が撃ち込まれたような痕が発見された。県警は三つの事件の関連を調べる。