G7サミット閉幕、関税下げ宣言 トランプ氏「承認せず」

先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)は9日午後(日本時間10日未明)、カナダ東部シャルルボワでの2日目の討議を終え、
首脳宣言を採択して閉幕した。
宣言は議長国カナダが発表し、自由で公正な貿易の実現に向け「関税の引き下げに努力する」と指摘した。
しかし、トランプ米大統領は閉幕後、カナダのトルドー首相の発言に反発し、
首脳宣言を承認しないように指示したとツイッターで表明した。
米国が発動した鉄鋼などの輸入制限に反対する日本など6カ国は、トランプ氏の主張を反映したが、G7の崩壊の危機は脱せなかった。