反社会的集団を利用してきた自民党の裏面史
安倍晋三は統一教会票の割り振り権を有していた
安倍元首相と統一教会の関係についての密接な関係についての証拠がここにもある。
「宮島喜文。長野から出てる。これを前回(2016年の参院選)で『どうだろう?』と安倍さんが聞いて、
『統一教会に頼んでちょっと票が足りないんだウチが』と言ったら、
『わかりました、そしたらちょっと頼んで支援しましょう』ということで」
「今回(今年7月の参院選)は安倍さんは『悪いけど勘弁してくれ』と。
『井上(義行氏)をアレ(支援)するんだ』という話になって、宮島は辞退したんですよ」
伊達氏が同じ臨床検査技師出身であることから肩入れした全国比例候補、宮島喜文氏(前参院議員)への統一教会票の割り振りをめぐる、安倍元首相との生々しいやり取りである。
どうやら、安倍氏に頼めば教会票を動かせると伊達氏は認識していたようだ。
16年の参院選では、安倍氏が教会票を回してくれたので宮島氏が当選、今年の選挙ではその分を井上義行氏に割り振ることになったため、宮島氏は出馬を断念したということらしい。
安倍氏の意向しだいで票の行き先を変えられるというのは、どうみても尋常な関係ではない。
安倍事務所には、統一教会の関係者が出入りしていたとも聞く。