【天上界から】平井和正★13【またくるね】
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前々スレ
【天上界から】平井和正★11【ごきげんよう】 [無断転載禁止]©2ch.net
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【天上界から】平井和正★12【またあした】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1516000255/ 石神井のトイレとか、ハルマゲドン改題の話を聞きたい? NHKの石ノ森章太郎番組で幻魔大戦の話題が出てましたな。 幻魔大戦でこんなにバズるの久々だな。
もしかしたら、ケーブルテレビのアニマックスとかで角川映画版を放映する以上のバズり具合だった。
NHKは流石に違うね。 1980年代の話だけど、
平井和正は石神井に昔住んでた。
近所の公衆トイレには赤い字で平井和正に対する落書きがびっしりと書かれていた。
ひどいらしいと噂が聞こえてきて、徳間の編集者は写真を撮ってこいと言われて撮りに行った。
まあ、それだけの話。
平井和正を偲ぶエピソードを語り合おうよ。 ネタならあるよ。ガダラの豚とかの話をダラダラしていたので書けなかった。 魔法大戦第一回などの平井和正肉筆原稿発見。
石森プロの早瀬マサトが魔法大戦第一回の原稿を発見した。
しかし、石森章太郎はそれをほとんど使わずに自分でストーリーを作成して
幻魔大戦連載第一回を書いたと発言。
幻魔大戦 Rebirth 2のスレでは微妙に異論が出ている。
http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/ymag/1521667262/ 角川春樹が幻魔大戦のアニメ映画化を決めた理由。
そもそもの動機としては、劇場版銀河鉄道999をみてりんたろうに出版社主導のアニメい映画を作らせようだった。
幻魔大戦を選んだ理由は霊感とかではなかった。 >>11
スマソ。アニメ映画ね。
桂千穂から幻魔大戦を映画化しないのかという意見を受けていたこともあるが、
もう一つの大きな理由は友達の堤清二の息子の堤 康二が当時、幻魔大戦のファンだったから。
実は、西武グループに対するご機嫌取りという面もあった。
西武が良品計画という子会社を作って、無印良品やMUJIブランドを展開したことと
野性時代版幻魔大戦が後に無印幻魔大戦と呼ばれることは全然関係ないとは思う。 1979年の幻魔大戦シリーズは、言い出しっぺは石森章太郎。
石森章太郎と平井和正で話し合い、別々に幻魔大戦を書くことで合意。
石森章太郎は徳間のアニメージュ増刊誌リュウで、独自の幻魔大戦の連載を開始し、
平井和正は徳間のSFアドベンチャーで真・幻魔大戦の連載を開始し、
最初の頃は仲良くやっていた。 平井和正は真・幻魔大戦の執筆中に自分が昔書いた少年マガジン版幻魔大戦の原稿を引っ張り出した。
それを読んで、真幻魔大戦の内容を補完するために、
角川書店の野性時代でノベライズ版の幻魔大戦の飛び石連載を開始する。
これがトラブルの種だった。 石森章太郎はリュウで連載していた幻魔大戦の髑髏都市の章で
松平右留平という作家を登場させていて、
途中で無印幻魔大戦を宗教小説にしてしまっていた平井和正を揶揄するようなシーンを書いている。
実は、石森章太郎は平井和正が少年マガジン版のストーリーをノベライズすることに関して
良くは思っていなかった。 少年マガジン版のストーリーは平井和正が単独で考えたものではなく、
自分がレビューしたり独自で作ったストーリーの部分があったから。
野球部の部室のシーンやその辺は石森章太郎が考えたというのは確からしく、
早瀬マサトも石巻の石ノ森萬画館のイベントでもそこは述べているし、
徳間の編集者も石森章太郎のマネージャーの言い分の中にそれがあったことは記憶していた。 角川映画の幻魔大戦のシナリオ第1稿は少年マガジン版(当時は秋田書店版と呼称)に忠実に作られていた。
シナリオライターは、秋田書店版の漫画が原作だと思い込んでいた。
実は、その時点で、角川春樹も秋田書店版の原作者は平井和正であって、
石森章太郎はそのシナリオで漫画を描いた絵師に過ぎないから関係がないと思っていた。 角川が作っている幻魔大戦のアニメ映画は、角川文庫が原作と言いながら
角川文庫の話ではなく、秋田書店の漫画を原作とした映画だという噂が業界に広まる。 実はTVアニメ業界(はっきりいってしまうと東映動画)の関係者は、
角川春樹がパトロンになって、りんたろうや丸山正雄にアニメ映画を作らせていることを
面白く思っていなかった。
そういう背景があって、映画版幻魔大戦のスタッフはTVアニメの仕事を干される覚悟で
参加しており、りんたろうはそこを配慮し、
干されてもしばらくは食っていけるようにスタッフを高給待遇していた。 角川映画の幻魔大戦の原作は実質的に秋田書店サンデーコミックという話が
石森章太郎の耳に入る。
そこで石森章太郎の加藤マネージャーが角川春樹と平井和正への抗議に動いた。 角川春樹は、石森章太郎に一銭も払う気は当初なかった。
角川映画のお題目は角川書店の本を映画にすることだからである。
加藤マネージャーの抗議に対して、石森章太郎の別の作品で映画を作らせてあげるとか
交換条件を提示したが、加藤マネージャーは引かなかった。 なんだ?幻魔大戦Rスレのコピペ?いや、面白いからいいけど。 角川春樹は一時期、幻魔大戦の映画化が頓挫するかもしれないことを覚悟はしていた。
とはいえ、1983年3月の東宝東和を角川春樹は押さえていたため何かを臨時でつくらなければいけない。
りんたろうに石森章太郎との最後の交渉がまとまらなかったら
殺人狂時代ユリエの実写映画の監督をするように言っていた。 ご存知のように角川映画に関する交渉はまとまる。
交換条件として、石森章太郎は原作者と製作にクレジットされた。
ちなみに、りんたろうと丸山正雄に、「角川映画の幻魔大戦の原作は、結局、秋田書店の漫画の方ですよね」というと
全力で「角川映画版幻魔大戦の原作は誰が何と言おうと角川文庫版だ」と否定してきて、
なんか無理のある理由をつけて原作は角川文庫版なのだと言い張る。 加藤マネージャーは平井和正にも抗議していて
結局、角川文庫20巻分の原稿料と印税の半分を途中から石森章太郎に支払うことになる。
幻魔大戦の題名を使わなければ、21巻以降の話は折版は不要と、
石森章太郎と平井和正の間で話がまとまり、
平井和正は当初の構想を変更し、新たにルシフェル伝の構想を練って、
21巻以降をハルマゲドンと改題する。 「石森章太郎と折半していた」という噂はあったが、
実はこういうことだったらしい。
石森章太郎との共同原作を了解も取らず勝手にノベライズしている平井和正もおかしいし、
秋田書店版の原作者にクレジットされているいずみあすかが何者かを調べない角川春樹も脇が甘いし、
それを当初放置していた癖に映画化が決まったとたんに、無印幻魔大戦の4巻-20巻の印税の配分を要求する石森章太郎も微妙である。
石森章太郎は当時作家としてはポンコツ気味で、昨日の100分de石ノ森で言われたように
コンセプターと化していた。
平井和正も無印を読む限り、観念的な話ばかりでストーリーが一向に進まない状態だった。
1979年の徳間角川幻魔大戦が実質未完で終わったのは
ポンコツ作家と化した原作者たちが足を引っ張りあっていたということが
一因かもしれない。
以上。 >>22
コピペだよ。
でも面白いからいいだろ。
ガダラの豚の話で盛り上がってたら、このスレに書き込めなかったんだ。 なかなか生臭い話でイイねえ。改めて見直すと、イヤイヤ、お金の話は天上界もなんも他人事じゃないもんだwww >>26
原作は漫画版も小説版も当時は全部決着なんてついていないんだから、
結末についてはその状態で制作した春樹の問題だと思うがねえ。
春樹はラジオの宣伝番組で、平井和正は私をモデルに東丈を造形した
とか怪しいことを言い出すぐらいだから、思い入れはあったんだろうがな。
アニメ制作者側は精々知恵を絞ったんだろうけど、
平井先生には、幻魔スピリットの何たるかが分かっていないとダメ出しされる始末。
そこまで言うなら、分かってる本人がアイデア出ししてやれよ、とは思った。 >>30
「東丈は自分がモデル」って、角川春樹、超テキトー。流石、薬物中毒者だけのことはある。
平井和正自身は否定しているけど、
結局のところ、小説の東丈は高橋信次と高橋佳子の親子がモデルだろ(容姿の瞳が高橋佳子で、霊的な部分が高橋信次)
丸山正雄は、平井和正に批判されたことに関して、「自分たちは当時精一杯やったのに」と残念がってはいた。
また、一見の観客の評価と平井和正の原作のファンの評価が真っ二つに分かれたことも残念がっていた。
一見さんの評価は高い一方で、平井ファンは批判的だった事に関して、
自分たちのプロジェクトは映像的には斬新な映像を生み出すことはできたが、
本音を言うと、文芸的には失敗だったのではないかと反省はあったようだ。
生臭い話をすると、りんたろうと丸山正雄に預けられた予算は2億5千万円。
最終的な収支は1150円の黒字でまさにトントンだった。
ただ、映画自体の配給収入は10億6000万円なので、
プロジェクトとしては成功だったようだ。
当時、出版社主導のアニメ映画という例がなく、
幻魔大戦がその成功例として口火を切ることになり、
徳間書店もアニメ映画製作に参入してくる。
もし角川映画幻魔大戦がなかったならば、名作 風の谷のナウシカは存在しえなかったのかもしれない。 幻魔大戦は読んだけど、真は終わりが見えなくて手を出さなかった。
というか、角川に取り込まれの、アニメとタイアップしてリメイク始めので
銭に走った様にしか見えなくて引いていた。着地点も方向も見えなかったし。
どちらかというとSFというよりもアニメ作品のみが神輿に担ぎ上げられて
それをアニメ業界・アニメ好きが持て囃している感じだった。
それが為かSF好きの間では、
「グイン100まで、幻魔99まで。共にまるペの終わるまで。」
なんて言い回しも(揶揄気味に)されていた。
個人的にはウルフガイの方が好きだったので
「はよ幻魔終わらせてニューヨークの続き書かんかい! 青鹿先生どうすんの?」
なんて思っていた。
以上、一ファンの遠い思い出でした。 >>32
「まるペ」って何?
なんか当時のアニメファン曰く、1983年3月の公開前までは
アニメ雑誌はクラッシャー・ジョウの特集が多くて、
幻魔大戦の情報はあまり掲載されていなかったらしい。
公開直前に映画のシナリオが出版されて、
角川文庫というより秋田書店の漫画のストーリーになっていて、
小説の読者は驚いたらしい。
ちなみに七月鏡一によると、平井和正はGLAに失望してしまったために
アダルトウルフガイは続編を書けなくなってしまった。
だから、最後の作品は若き狼の肖像らしい。
ヤングウルフガイはご存知の通り、映画公開の翌年に高橋留美子にチヤホヤされて
ラムが虎4に似ているという変な理由で真幻魔大戦第三部を丸投げ放置で終わらせて
黄金の少女を再開させることになりましたね。 もちろんお金はとっても大事なんだけど、
当時の平井先生の動きには別の意味もあったんじゃないか。
平井先生としては世紀末の滅びをある程度は信じていたんだろ。
それをそらしたくて、春樹とか教祖とかを煽って、間接的に世に働きかけをしていたのではないかと。
どう働いたらいいかまでは分からないから、結局は相手任せなんだけどね。
これもだんだんしょぼくなって、自称狼男(逃げた)とか、ビタミン本とかに続くが。
まあ当たり前のことだが、作家なら作品で勝負しろということかな。 >>33
SF界隈では有名なペリー・ローダンシリーズだろ。
原作で2600巻以上、日本語訳で500巻以上出てるとか。
まあ幻魔大戦もSF長編界隈では小物だよな。 >>35
解説ありがとうございます。
>>33
説明不足でごめんなさい。
>>35が書いて下さった通り「ペ」はペリー・ローダンのペです。
150巻までは間違いなく読んだ覚えがありますが200は読んでないんですよね。
それが今や500巻以上ですか、すげー!としか…。 >>35
ありがとう。SFファンの隠語はいつの世も独特だね。
正直、長編SF界隈をよくわかっていないため、
比較の仕方がわからない。
>>34
SFアドベンチャー1982年3月号を読むと
座談会で世の中良くするために幻魔大戦を書いているとは言ってるね・・・
平井和正って、だまされやすくて思い込みの激しい人じゃなかったら、
筒井康隆のようにドライで合理的なものの考え方をする人だったら・・・
いや、無いものねだりをするのはやめよう。 >>35
まぁ、幻魔大戦シリーズは、基本平井和正一人で書き続けた小説だったのに対し
ペリー・ローダンは作者が何人もいるわけだからね、同列に語るのはどうかと思うけどね。
>>33
丸投げ放置を全て言霊のせいにしてたんだから、当時の担当さんの苦労を思うと感涙を禁じ得ないよ。
先生、それはあんたが趣味の女に弱いだけだろうがよ、と、血を吐くような叫びが聞こえてきそうだwww >>38
ギネスレコード的には個人とチームで意義は違うが、文章の絶対量にはラスボスと四天王程度の差はあるだろう。
日本語訳の近刊は読者の老眼対策として文字が大きい、とあるから少々不安はあるが。
チームと言えば、例えばデビルマン(作者は存命だが)ならコラボ企画に多数の漫画家が揃うが、
幻魔でそれをやろうとしてもなかなか揃わんよな。
昔の徳間ムックに永井豪や吾妻ひでおが企画物を書いていたぐらいか。
あとは弟子筋のRebirthか。 久々に古参ならではの深い書き込みが並んでるな。
マルぺなんで何十年ぶりに目にしたぞ(^^;) 推測の域を出ないものばかりだからデマかもしれんが
いつぞや早瀬氏がアップしていたアニメ幻魔の初期脚本が漫画版に忠実なものだったあたり
なんらかのトラブルがあったことだけは確かなんだろうなあ 面白い話がいっぱい聞けてよかった
ありがとう
俺は平井作品が好きなだけでそういった裏話はさっぱり知らなかった
こういうの聞くと、幻魔やウルフガイが迷走した理由や状況がなんとなくわかってくるね
俺は当時はさっぱり進まない状況にただイライラして、ひらりん真面目に仕事せーや!って思ってただけだったわ 宗教団体や教祖の悪口言えた立場じゃないね。
自分だって充分汚い。 >>41
一応、りんたろうに第1稿の話は聞いた。
「第1稿は角川春樹の指示ではなく自分が没にした。
秋田書店版に準拠して作成されていて、読んだ時にこれは東映動画がやればよいと思った
(角川映画幻魔大戦は東映動画でできないことをやろうと思っていた)。」
第1稿のシグをカフーにしたのは角川春樹の指示?
「シグをカフーにしたのは角川春樹の指示ではなく、
大友克洋と試行錯誤しているときに
永井荷風が面白いということになり、
永井荷風をモチーフにしたカフーにした」 >>44
汚いのはどの辺が?
まあ無印幻魔の著作権処理は平井先生がいい加減だなと思う。
他の例、キャンディキャンディは裁判までこじれた上に、
原作(小説形式の脚本)と漫画を比較して、
この事例に限れば漫画は原作の二次創作という判決だった。
しかし漫画幻魔では明らかに石ノ森が脚本側にも(変名で)入っているからな。
ミチ子のモデルの話もあるし。
でも、石ノ森先生も名誉の問題というなら、映画の原作料の臭いがする前に言わんとな。
平井先生はなんだかんだで返上したんだっけ。
返上したから文句言い放題という訳でもないが。 >>44
やはり、小説やそのあとがきでは天上界やら天使やら宇宙意識と言ったところでさ、
人間霞を食べて生きていけるわけでなく、実際にお金を稼いで生活してかなきゃならないわけじゃない?
その意味じゃ、たとえ生臭くあろうとそう感じようと、あの作家先生にだって、
こういう事実があったんじゃないか、なんて話を知れたのは良かったけどな。 >>46
>平井先生はなんだかんだで返上したんだっけ。
1982年秋は刊行されたムック「平井和正の幻魔宇宙」の
平井和正氏を囲む読者代表特別座談会 最新の心境を語る アニメ版”幻魔大戦”について語ろう
というコーナーのP50で、
「アニメ版に自分はコミットできないから原作料を含めてアニメ化に関する諸権利を一切放棄したんです。」と発言している。
ただ、P51で「石森章太郎さんと話し合いまして、それぞれ自分の書きたい”幻魔大戦”を書こう、
われわれだけでなく、本当にやりたい人がいたら"幻魔大戦"をやってもらおうじゃないかという
約束になっているんです。」と発言している。
この座談会は1982年8月4日で、この発言の時点でおそらく石森サイドとの話がまとまっていたはず。
この約束自体は1979年のリュウVol2の永井豪司会の対談に出てくる話なのだが、
アニメ化の諸権利放棄というのは、
もしかしたらという私の憶測にすぎないが、「ああいう約束したのに、なんで、こんな仕打ちを俺にするんだ!」という
石森サイドへの抗議の気持ちを形にした行為だったりするのだろうか・・・ そうそう。
お互いに幻魔を書いていきましょうということで、平井和正は無印幻魔と真幻魔を書き、石ノ森章太郎は神話前夜の章をそれぞれ書き出した。著作権関係もそれで片がついたと勝手に信じてました。違ったということですね。 お互いの幻魔大戦を…の頃には、角川が初のアニメ映画を作るなんて話はなかったしね、
まさかそこまで小説がヒットするとは、誰も思ってなかったでしょ。現に石森章太郎のマンガの方は
さして人気が出るわけでもなく、数年で打ち切られてるわけだし。
で、アニメ化される、大ヒットが見込まれるとなりゃ、そりゃ色々と動き出すのが現実ですよwww 幻魔の話題が続いているところに申し訳ありませんが、アダルト・ウルフガイの質問をさせて下さい。
祥伝社から新書版で10冊位発売されましたが、ニューヨーク(?)のエピソードで切れたままで
その直接の続きは発表されてないままですよね? >>52
即レスありがとうございます。
>>33も読んでおりますが、文末を「らしい」で締めくくっておられまして
それで確定情報が知りたくおたずね致しました。
ではアダルト・ウルフガイは未完のまま終わっている、という事なのですね。
今更ではありますが残念としか… >だから、最後の作品は若き狼の肖像らしい。
というのは、七月鏡一のトークライブで聞いた話だから、ついそういう口調になってしまった。
自分がリアルタイムの人間じゃないというのもある。
上記の騒動の記載は自分が推理したものもある(推理のプロセスは端折った)。
でも、今年妙に開かれた平井和正関連のトークショーに行って怒られるのを覚悟で質問はした。
りんたろうと丸山正雄は、加藤マネージャーの話したら、「映画の幻魔大戦にそもそも石森章太郎は関係がないから聞くな」という風を吹かされた。
徳間書店の元編集者のおじいちゃんは、こっちが聞いていないことなのに、
「これを教えてやったらコイツは喜ぶだろうな」という感じでネタをどんどんPushしてきてくれた。あれは貴重だった。
そのおじいちゃんに教えてもらうまで折半の噂はガセだと思ってたけど、どうも本当らしいというのがわかり、実はショックだった。
ただ、その後、石巻の石ノ森萬画館のプロジェクターに映し出された魔法大戦第一回の原稿を実際見てみて、
石森章太郎のマネージャーが文句言いに来るのは仕方がないと思った。
まあもはや36年前の話だから、よく考えると、こんな話、嘘でも本当でもどっちでもよい気はする。
ただ、1979年に始まる徳間角川幻魔大戦の変な盛り上がり方と尻すぼみ方は、上記のような事情があったと思うとストンと腑に落ちるのじゃないかと思う。 あと、そのおじいちゃんに聞いてみた。
真幻魔大戦を2年休むと言って、黄金の少女を書いて、
それ終わってから幻魔大戦書かずに地球樹の女神を始めた時、どう思いました。
って
「その頃の平井和正は昔の話の使いまわしばかりで作家として枯渇していました。」
という回答だった。
聞いたときは、仕事仲間なのにひどいことを言うなぁ。と思ったけど、
あとでその言葉をかみしめると、確かにそう考えると、結局、その通りで、
不自然なことがない気がした。 インプットがないんだから枯渇するのはあたりまえ。
やはりK子先生から離れたのが失敗。
他にタダでインプットしてくれた人はいない。
恩知らずの×。 平井先生のプロットの使い回しは昔からだがなあ。
8マンやスパイダーマンからウルフガイへ、とかな。
Gのネタは無印で吐き出した訳で、その後の作品とはあまり関係ない。 >>57
いやぁ、そこら辺は(敬)愛するK子先生のために彼女名義でゴーストに徹して真創世記を三冊も書いてあげてんだから、
その意味ではマジで持ちつ持たれつの間柄だったわけでしょ、なら一概に恩知らずってわけでもなかろ?
もっとも、全然ゴーストライターになってなかったけどねwww文体からバレバレだったしwww K子先生も後に続編?3部作出したけどスッキリして読みやすかったな。
真創世記のくどい文体とは違ってでもかぶるところもあって。
阿弥陀院?の話面白かった。 いつだか知らないけれど、志水一夫がブレーンから外れた事も、インプット先という意味では重要だったのではないかな? >>58
だからネタの供給が絶えてその後の作品は微妙なんだろ。 だから、さっさとdeepトルテックを出せと言っておろうが、関係ないけど SFは読まない読書好きと話していて
「知ってるよ。狼男物を書いている作家さんだよね
ひらいわ ただし さんって」
と言われたのは遠い思い出… >>62
Gネタで書いた無印幻魔が、玉置山ネタの地球樹や
カスタネダネタのdeepやトルテックより特に優れていたとは思えない。
ただし文章の緊密さは後ほど緩んでいる気がする。これは歳のせいかな。
無印幻魔のGENKEN組織のグダグダには、本人が言うとおりS会ネタや、
本人は言わないが何回か作って潰したファン組織のネタもおそらくは
入っているのでは、と想像している。 >>64
輸血での能力転移、大滝雷太、不可視の虎の襲撃に関しては、エピソード丸ごと流用としか見えないがね。
ファン向けには、ヒーローものの総集編がウルフガイだから、とか言っておけば済むのかもしれんがな。 >>66
>文章の緊密さが後ほど緩む、歳…
何というか無印とそれ以降では熱量、パッションが違う、低下している。 無印はなんていうか実体験を綴りまくった私小説みたいなものだから自然と文章にも熱が入ったのだろうなあ ってか、何十年もネタの使い回し無く常に新鮮な作品提供し続けた作家なんているか?
変化球開発に命かけた筒井康隆でもギリだろ >>70
推理系の横溝正史、森村誠一なんか新鮮だったよ(森村は現役) >>65
田辺聖子が狼男のファンで津村節子に勧めたらバカバカしいと涙流して笑われたとか
書いていたのを読んだことがある。 >>72
そりゃ、その津村節子に面白さを解する能力が無かっただけだな。 >>71
シリーズものの推理小説なんて偉大なるマンネリズムの最たるものだろ >>70 >>74
いくら量産作家でも、主人公以外は全く同じエピソードまではあんまり書かんだろ。
輸血超人の話とかはそういうレベルだから。
例えば推理作家なら、トリックは流用しても、プロットは変えるんじゃないのかな。
平井先生の敬愛する大藪春彦は晩年、ほぼ同一プロットで連作したらしいが、
あれはさすがに一般の例じゃないだろう。 筒井康隆が晩年の大藪春彦をパロったダンシングヴァニティをいうのを書いてたな も〜う、荒れるからガダラの話は止めろや、せっかく平井和正本人の話が続いてたんだから。 平井和正こぼれ話
1982年秋に徳間より出版された「平井和正の幻魔宇宙」
P86の正雪戦記の文筆は平井和正による書き下ろし。
挿絵も用意し、ダミーの雑誌を特別に作って正雪戦記のページが開いている写真を撮影した。 P83-P85の「幻魔の標的」やP87の「救世主映画 太陽の戦士」も同様。
虚構だとわからずに、
「この本はいつ出るのですか」
「この映画の公開はいつですか」
という問い合わせの電話が徳間書店の編集部に結構掛かってきた。 半村良って、平井和正宅へ酒飲みに行って泊めてもらう程度の付き合いはあったんだな
少し意外 もしEテレで100分de平井和正という特番をやるとしたら誰に何を論評してほしい?
例えば
氷川竜介 8マン
藤田和日郎 ウルフガイ
大槻ケンヂ 死霊狩り
永井豪 幻魔大戦
高橋留美子 スパイダーマン
etc... 豪ちゃん 最初の漫画の背景を手伝っていたからな。
小説版の世界観が幸福の科学のルーツの神様だなんてEテレで言えないからな。
企画で書いても没になる。視聴率以前にテレビに出せない。 2002/06/17の平井和正自身による日記「21世紀幻魔大戦」
http://www.wolfguy.com/cgi-bin/diaryto/upboard.cgi?action=next&next=136
2002年時点では未だ真幻魔大戦の書く意欲はあったらしいけど、
2003年か2004年に石森プロでの会議に呼ばれて、七月鏡一に任せるといったあたりで、
幻魔大戦の全ての伏線を自分で回収して完結させられないと悟ってはいたんだろうな。
2006年に執筆したトルテックのラストで少年ミスティの正体がシグだったことが明かされる。
砲台山/deepからラスボス・シグの影(3歳児の丈/斉天大聖)はちらついていた訳だが、
ハルマゲドン改題騒動のことを考えると、無印幻魔大戦にそのうちシグ出すつもりだったのかもしれない。
無印の18巻の話が全然進まないのは、石森章太郎の加藤マネージャーともめている真っ最中で、
何を書いて良いのかよくわからず、ああなったのだろうか。
1982年に権利関係で揉めていなければ、
野性時代の連載は1983年3月で中断せずにしばらく続いたのだろうか。
(仮にそうだったとしたら、ハルマゲドンの少女は書かれなかったかもしれない。)
2002年の時点で小説版のシグの登場というのが書きたかった念願のネタだったかもしれない。
トルテックのラストでシグを幻影城に封印するというのは、2006年の平井和正が出来る精一杯の終わらせ方だったのかもしれない。 その真幻魔大戦の続編ってのがdeepだろ
「深」幻魔大戦なんだから >>91
真幻魔大戦の伏線を全然回収していない。
最初の動機は新→真→深(deep)だったのかもしれないけど、
ある一点に深堀りしすぎていて真幻魔大戦の続編と言えるかは微妙だと思う。 幻魔大戦のタイトルを使っているので、deepも石森プロに金を払っているのだろうか? >>94
払っていない。
1982年に揉め事で加藤マネージャーが主張したのは、
角川版の無印のストーリーは、
少年マガジン連載時に石森章太郎が考えた部分も多いということ。
幻魔大戦の作者の知名度としては石森章太郎の方が大きいこと(1978年までは確かに。ただ009に比べると全然ヒットしていないマニアックな作品)。
平井和正自身も加藤マネージャーも無印の1−3巻までが娯楽小説として面白いから、4巻以降も売れているという認識はあったのだと思う。
加藤マネージャーの狙いとしては、角川映画で促進される角川文庫版幻魔大戦の印税を石森章太郎が受け取る資格があるということ。
加藤マネージャーのタイトルを変えれば良いというのは、その時、加藤マネージャーが思いついた妥協案にすぎない。
>>13
1979年の時点で、幻魔大戦のタイトルで、リュウ掲載版と真幻魔大戦を別々に書こうと
話がついていた為、deepも同じ理屈で別の幻魔大戦(建前上は真幻魔大戦の続編なので)
払う必要はない。 >>96
>>97
もしかして、石森章太郎の事、嫌いだったりする? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています