違いは、-DwxUSE_BASE の部分で、
 MONOLITHIC = 0 の場合 : -DwxUSE_BASE=0  // #define wxUSE_BASE 0
 MONOLITHIC = 1 の場合 : -DwxUSE_BASE=1  // #define wxUSE_BASE 1
となっている。

例えば、/xxx/src/msw/dc.cpp は、同じソースに対し make に渡すオプションに応じて
以下の2種類の *.o ファイルが作成される。
1つ目は、MONOLITHIC=0の時に作られ、2つ目は、MONOLITHIC=1の時に作られる。

ifeq ($(USE_GUI),1)
$(OBJS)\corelib_dc.o: ../../src/msw/dc.cpp
  $(CXX) -c -o $@ $(CORELIB_CXXFLAGS) $(CPPDEPS) $<
endif

ifeq ($(USE_GUI),1)
$(OBJS)\monolib_dc.o: ../../src/msw/dc.cpp
  $(CXX) -c -o $@ $(MONOLIB_CXXFLAGS) $(CPPDEPS) $<
endif

ソースを見ると、wxUSE_BASE の値に応じて場合分けされている箇所が多数ある。
つまり、MONOLITHIC の 0 と 1 の違いは単に *.o ファイルの集め方の問題では無い。
コンパイル時点のソース自体が変更されるのである。故にリンク後の*.exe のサイズ
が変わって来ても不思議は無い。これは驚くべきことである。