検査結果項目説明
・全検査
全ての検査を見て出したIQ
あまりに低い(70以下くらい)と知的障害で手帳がもらえるし、知的障害の支援は充実している
低いけど手帳がもらえないレベルが一番大変
IQの平均値は100
85–115の間に約68%の人が収まり、70–130の間に約95%の人が収まる

・言語性(VIQ)と動作性(PIQ)
検査を2つに分けてそれぞれ出したIQ
これを比べて差が激しいと発達障害と前は言われていたが、
最新の研究では言語性と動作性を比べることには意味がないということになっている
比べる意味が無くなったことで、測定する意味も無いので計測結果を記載しないことも

・群指数
検査を4つに分けて出したIQ
言語理解(VC)、知覚統合(PO)、作動記憶(WM)、処理速度(PS)の4つ
知覚統合と処理速度が動作性、
言語理解と作動記憶が言語性の指標になる
それぞれの差が激しい(差が15以上)とディスクレパンシー(有意差)があるということになって、
発達障害の指標の1つになる

・下位検査
1つ1つの検査の結果で14種類
検査結果の平均は10
ここにあまりにバラツキがある場合は、群指数で比較しない方がいいこともあるらしい
絵画配列、理解、組合せは、群指数には使用されない
wiscは現在使われてる4で既に言語性と動作性IQ出さない
waisもアメリカでは既に4が出てるけどやっぱり無くなった
動作性と言語性に2分して合算するのはあまり意味がなさそうということなので
群指数をメインに見ると良いよ