次に、論点3「書式に従っているが既出の質問」についてだが、
これの対応をテンプレ再誘導に固定化するかどうかについては、いまだ議論が尽くされていないし、尽くしたところで結論は出ないのではないかと考える。

俺個人としてはテンプレに再誘導することもあれば、回答することもある。
前にも書いたが、CID氏などはこの場合、たいてい回答のほうなので、判断が分かれる場合もあるw
しかし、それはお互いに許容すべき程度の問題だと俺は考えている。

要するに一番大事なことは、質問者が「ワンクリとはどういうものなのか」「なぜ無視すれば良いのか」を理解できることであろう。
過去にテンプレがなく、質問者と一問一答をやっていたときにもっとも苦慮したのがその部分だった。
なにしろ、相手がそもそもインスタントな回答以外を受け取ろうとしないのだから。

質問者が書式に従っているということは「ある程度以上、こちらの言葉を聞く用意がある」という考え方ができるからだ。
過去に何度が出ているが、テンプレが作成された目的は「回答者の手間」をはぶくためではない(結果的にその効果があるにしてもだ)。
むしろ、質問者が「質問する手間」を省くためにある。
故に、たとえテンプレの内容を再度説明するだけであっても、回答者の側がその手間と暇を惜しまないのであれば、それはそれで良いのではないかと考える。