架空請求業者ハンター列伝@ ヴェル 〜孤高なる論鋒〜

むてきんぐと双璧を成す知名な架空戦士。本名・藤原。偽名・吉田誠。
正義感と自尊心と警戒心が強い傑物であり、冷徹な硬論激論で詐欺師を弁駁。
高学力なインテリジェンスを誇り、訴訟法、弁護士法、出資法、債権法、通信法、契約法、WEB基礎知識に通暁しており
理路整然たる達弁な論理力を有すが、業者達からは「気持悪い」「陰湿」「オタク」等の悪評を博す。
かの大進戦でメジャーデビュー。メガヒットした"山田大祭"を皮切りに、ヤクザやチンピラ(架空業者)の祭神化に成功。
詐欺師との戦績勝率は6.5割。
舌鋒鋭い常勝論法で幾多の電子詐欺師を論難説破しつつ、着実に対戦者の能力を吸収。
(住所を秘匿する詐欺師へ"びびってんのか"連呼、浅識で強弁する詐欺師へ"弱い浅知恵"と愚弄)
平時は謹直な反面、対戦者の暴言や虚言によっては感情的に赫怒し苛烈に痛罵(ドキュン、バカ、ドアホ、クソガキ、シャバ憎)
同氏独特な常套論法の概容は二段階に解説し得る。
1stステップは、有料サイトを利用した仮定に依拠した上で返済意思の伝達ならびに契約日時の照会。詐欺師の警戒を抑止する布石。
2ndステップは、振込先口座名義、利用明細、債権回収会社および担当弁護士の照会。
これらの問答に対し詐欺師は憮然と厳戒し出すが、守秘し様が虚偽報告し様が襤褸が露呈する為、
該博な法律や情報を援用しつつ矛盾点や相違点を畳み掛ける様に質疑し毅然と論破して行く。
尚、論敵に職責放棄(説明責任の拒否や、委細についての知らん振り)された場合は上司との電話交換を要求。
又、論外な幼児退行や理外の威喝で応答された場合は、論駁を中断し悪し様な罵声を浴びせ挑発。
同氏にとって、業者の弁舌から具体的な徴収手段(拉致や拷問)を吐露させる誘導尋問が最終目標(この言質によって起訴し得る)。
又、住所の照会も次善策(不特定多数のリスナー有志達による音声ファイル無限転載および怪聞流布によって業務妨害し得る)。
同氏に対しては謹厳な心証も窺えるが、架空請求業者を相手に軽佻なギャル男や柔弱なヤサ男をいみじく好演したり、
果はネトラジ司会やアニソン歌唱で溌剌とハッスルしたりとユーモラスなエンターテイナーとしての側面も。
現在汎用されてる山田ボイスは同氏と論戦した業者の音声から簡抜されている。