「いささかやりすぎたかもしれない。」と思う私スパパン三世(自称)

まさかドアに頭をめり込ますなんて...............何でドアごとぶち抜いてくれなかったのかしら。

現状を説明すると猿股警部は昔やってた某柔道TVドラマ状態でぶっ飛んだあげく、
前のめりでドアに激突、頭だけが向こうに出ている状態である。(o|rz←こんな感じ)
当然、気絶状態。
まぁ常人なら気絶では済まないが、彼は変.....もとい、超人である。要するに普通ではないということだ。それはさておき...........

ここのドアは引く方向だからこの人をどかさないと開けらんないわね。それにしても.................
お尻をこっちに突き出して恥ずかしくないのかしら!
まぁいいか早いとこどかそう。
スパ「う〜ん!」抜けない。アゴでも引っ掛かっているのかしら。
スパ「ふんっ!」抜けない。もうちょっと力を入れてみよう。
猿股「.....うぅ猿股死すとも自由は死せず。」ギ○チンに掛けられる夢でも見てるのかしら。
スパ「ふんにゃ〜っ!!」←最上級の気合
抜けない。どうやっても頭が抜けない。カブを抜くみたいにお爺さんとお婆さん、犬と猫を連れて来なきゃダメなのかな。
猿股「...夢か......危うく首が飛ぶところだった...って状況変わってねえ!」
スパ「目覚めた?天国へ急いでる所悪いんだけど、そこどいてくれない?」
猿股「何が天国だ!........むっ!むっ!くそぅ!抜けん!!これではコップに頭に突っ込んでもがいてる猫ではないか!」
スパ「やっぱりダメ?中身の方は抜けてるのにね。」
猿股「やかましい!棒かなにかで、ここの隙間を開けてくれ。」
スパ「棒...棒.....この物干しの短いので.......」

その時入り口側から入ってくる人物がいた。
この状況......あらぬ誤解を招きそうだ..........
つづく