「とうとう私は結婚した」と思っていたら………..

ゲイト「(実験)するんじゃなかったか………」
Y・Aカイ「なんですって?!今さら…….」

気がつくとそこは華やかな王宮ではなく陰気を絵に描いたような場所だった………..

ゲイト「ん?」
両者「……………………………….」
Y・Aカイ「いっや〜!!ゲイトの亡霊!!女神イシターの御名において迷わず成仏….」
ゲイト「私は生きてるぞ。」
Y・Aカイ「…..どこよ?ここ?何であなた生きてるの?」
ゲイト「ここはガル・オーン・アデムだ。そして…..なんで生きてるのかって言われてもな….」
Y・Aカイ「うら若き花嫁かっさらうなんて何よ?ゲームの悪役じゃあるまいし。」
ゲイト「悪役だよ。悪役が悪いことして何か悪いことがあるのかね?」
Y・Aカイ「悪いっ!!」
ゲイト「(くそっ!扱いにくくなりおった。)」
Y・Aカイ「で?私をドルアーガの生贄にでもする気?残念だけど私、巫女は引退したのよ?」
ゲイト「そのつもりはない。これは事故だ。貴様には用はなかった。」
Y・Aカイ「ふ・ざ・け・な・い・で・YO!」ベシっベシっベシっベシっベシっベシっベシっ!!←バラのブーケで頭を叩く音。
ゲイト「……どう抗おうがお前は所詮私の掌で踊るしかない存在なのだ!」(すでに頭から血が出てる。)
Y・Aカイ「じゃあ、手を出しなさいよ!私今、ピンヒールなんだけど遠慮はしないわよ?」(とっくに頭に血が昇っている。)
ゲイト「少々年は重ねたようだが、口は減らないようだな………..」
Y・Aカイ「なんの失敗かは知らないけど私を素直にバビリムに返す気はないんでしょ?」
ゲイト「それを知ってまだ逆らうか…だが悲しいかなその行為、例えるならば、「奥さんの前のハンドバッグ」ただ利用されるだけに存在にする。」

ずいぶんと言ってくれるわね。
つづく