「さて、来てもらったばかりですまないが……..」

ゲイト「お前には手っとり早く消えてもらおう…..ワンド・オブ・タイム….時よ止まれ!!」
そしてゲイトは「エイオンの杖」をY・Aカイに向かって投げつけた。
杖は喉下でピタリと止まる。
ゲイト「フッ。これをやってみたかった。」
そしてゲイトは後ろに振り向き…….
ゲイト「イシターの巫女カイ、これでお前は死んだ。5秒前、4、3、2、1、」
「ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!」
ゲイト「んが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」ゲイトは頭を抱えてしゃがみこんだ。
「エイオンの杖」を奪われ、ありったけの力で後ろからぶん殴られたのである。
Y・Aカイ「おばかねぇ〜。戦いの最中に後ろ向くなんて。」

ゲイトはもう頭から血が出てるうえ、タンコブまで出ている。
ゲイト「ば、馬鹿な、時間を止められる者にしか、時間停止空間を動けるはずがない。」
Y・Aカイ「知らないの??私、時間止められるんだけど?」
**若い人は知らんだろうが、カイはタイムストップの魔法で約8.5秒の時を止められるのだ!!(でも、タイマーと一部の敵は止まらない)
ゲイト「くっ!卑怯な!!」
Y・A「どっちが!!」
二人が罵りあいを続けていると……….
がららっ!!ドアが勢いよく開き…….

「うるせぇぞ!!なんの騒ぎだ?!….おぉ!!こっこれは!!」
それはヘルメットと鎧をつけ、両手は素手、足はサンダル履きという
話のラストの登場としては、妙に中途半端な格好のクロムナイトであった。

つづく