【Dの未来は】Quest of D 妄想スレ9【ここにある】
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彼等は薄笑いを浮かべ仲間達を次々と倒してくる
必死に抵抗するも奴らは湧き水の如く沸いて出てくる
「オラ疲れた」
「弱音を吐くな」
「だんどん」
「我々の居場所に侵入し金物を根こそぎ奪っていく奴等だぞ、ここで食い止めなくては更に被害が出るのだぞ」
「…」
「お前の隠してある坪の肉まで奪う連中だぞ」
「うおおお」
地響きする遠吠えが木霊する
「ゆ、許さん、オラの肉は誰も渡さん」
全身が黄金のオーラを纏い猛スピードで侵入者に向かって移動
「今回はいけるかもしれん」
怒り狂う奴を追う
「あん、雑魚かよ」
一人の侵入者が残念に吐き捨てる
だが
今日の奴は何時もとは違う
食い物の恨みを全身に発し侵入者に襲いかかる
侵入者は剣を突き立てるも奴は怯むことなく両手斧を振り降ろし反撃する
モロに攻撃を受けた侵入者は吹き飛んでしまう
「調子にのるな!」
侵入者の魔法使いが炎の塊をぶつけ
撫で回すかのように炎が奴にぶつかってくるも
お構いなしに侵入者魔法使いに激しく体当たり
「うわっ」
魔法使いは吹き飛んでいく
「今、回復飛ばすわよ」 一瞬の煌めきが脳裏に浮かぶ
ここだ
走りながら侵入者僧侶に向かい体の体重を右足に乗せ反動を利用し槍を突き立てる
僧侶はくの字に曲がりながら倒れ込む
何時もなら勝利の雄叫びをするのだが殺気が右方向し素早くカード姿勢をとる
二刀流の侵入者は左剣を斬り上げその反動で両手に持つ剣を上から叩きつけてきた
頭から爪先まで電流が流れ体が倒れそうになるも
姿勢を素早く整え槍の柄を相手腹に突き槍先を地面に突き刺し、体重を後方もっていき
勢いをつけて蹴り込む
「何っ」
驚きと苦痛の顔を見せる侵入者
このまま押せば勝てると確信した時
侵入者魔法使いが奴と俺の間に割って入ってくる
これは、危険だ
回避行動に移るも
薄笑いを浮かべる魔法使い
「遅いよ」
湖に投げ入れた小石を中心に円の波が広がる如く
魔法使い中心に冷気が広がり奴と俺を包み込み体を氷で凍結してしまう
「雑魚のくせに」
「よくもやったな」
「私の顔に泥を塗ってくれたね」
「終わりだ」
侵入者は悪鬼の如く襲いかかる
意識が遠のく中
俺は誓う
次こそ侵入者、人間共に勝つ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
