兵庫）灘五郷ひやおろしをブランド認定 日本酒業界攻勢
滝坪潤一
2020/9/6 9:30
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GI灘五郷のブランドで売り出すひやおろしの発表会。鏡開きで祝った=神戸市中央区新港町の神戸みなと温泉蓮（れん）
GI灘五郷のブランドで売り出すひやおろしの発表会。鏡開きで祝った=神戸市中央区新港町の神戸みなと温泉蓮（れん）
地域固有のブランド「GI灘五郷」に認定された日本酒につけるロゴ
秋に出荷される日本酒「ひやおろし」。日本有数の酒どころ、灘五郷（なだごごう）から出荷される「ひやおろし」が、新たにブランドに加わった。
新型コロナウイルスの流行で売り上げが減る中、ブランド価値を前面に出し、攻勢をかけている。
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「灘の酒は秋においしくなると言われてきた。品質と価値の高いひやおろしを提供して、食への欲求を満たしていきたい」。
灘五郷酒造組合の嘉納健二理事長は5日、神戸市内の温泉施設で開かれた大阪国税局主催の発表会で話した。
ひやおろしは、寒造りによりできた新酒を火入れ（加熱）した後、ひと夏涼しい酒蔵で熟成させ、秋に取り出して出荷するもの。蔵から出して二度目の火入れをせずに卸すことから、この名がついた。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASN956SZCN94PIHB020.html
