自分は日中戦争と三号同盟を擁護出来ないから、対米戦も擁護出来ない。
この3つは切っても切れない。
日本がどう出ようが奥州で第二次世界大戦は起きた、そうなったら日本
もどちらかにいずれは付かざる得ない、これは第一次世界大戦と一緒だ。
しかし満州事変から日中戦争と進んで、アメリカと決定的に仲違いした
状態で、しかもドイツと同盟組んだ状態で第二次世界大戦と進めば、
日本はドイツ側に付かざる得ない。ただ後知恵で見て、この選択肢は
決定的に間違ってる。

満州事変から日中戦争へと進まない道はあった。
満州経営は独り占めを狙わないで欧米資本の参入も拒まなければ
国際的に容認された(又は見逃された)可能性はあったのだ。
そうして満州を安定させ、日中戦争に踏み込まず、中国共産党と戦う
国民党の蒋介石を支援してやれば、アメリカと敵対はせずm禁輸政策の
発動もなかった、むろん三国同盟もしない。
この状態で第二次世界大戦を迎えれば日本には別の選択肢もあったのだ。

第二次世界大戦でアメリカに開戦せざる得ない状況に日本は追い込まれた
かもしれないが、その状況を作ったのはの日本の指導者達のそれまでの
数々の決断の結果でもあるのだ。アメリカだけが悪い訳では無い。