良くないことをしてしまうもさ。

>377氏のように、判らないことがあるときに他人に質問するのではなく挑発的な暴言を吐き、
すでに紹介済みの文献を読むことさえしないような人物に物事を教えるのは良くないこともさ。


さてエアスピードメーターはピトー圧Pと、静圧pの差圧すなわち動圧から飛行速度を逆算する装置もさね。

動圧≒0.5×標準大気密度×指示速度^2(1+0.25×マッハ数^2)で、低いマッハ数では第2項は無視して
動圧≒0.5×標準大気密度×指示速度^2として表示するもさね。

当時の飛行機のほとんどがこの表示もさ。今日でも軽飛行機ではこの式で表示するもさ。

さて指示速度に密度比の平方根、すなわちSQRT(標準大気密度/その高度での大気密度)を乗じて真速度とするもさが、
「指示速度を得る段階で第2項(0.25×マッハ数^2)を得ているかどうか」これを論じているもさよ。

特に、当時の飛行機が高亜音速飛行を行えた飛行条件と、当時の鈍頭ピトー管では第2項の影響が大きくなるもさ。
問題の機体に第2項を計る計器が装備されていたか、あるいはそもそもパイロットが第2項について知っていたかどうかも大きな問題もさ。
WW2航空史を書くに際して証言や記録を参照するとき、念頭に置くべきこともさ。

しかし21世紀になっても第2項が考慮されていない記事を書くプロの航空歴史家さんが居て、しかもその人はドイツ機研究の大家でもあることも大問題もさ。

>377
ベルX-1には第2項を計り、マッハ数を表示する計器が備えられていたもさ。また、ピトー管は鋭頭タイプを装備していたもさ。




>371氏によって必要な文献がすでに紹介されているもさから、モサのこの書き込みは余計なお世話でもあるもさね。
こういうことは今回を最後とするもさから、諸姉諸兄にはどうかお許しいただきたいもさ。